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339 バイト追加 、 2018年8月19日 (日) 20:32
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大戦中は多数の中継衛星を経由する事により場所、時間を問わずマイクロウェーブを受信できた為、このシステムを搭載した[[ガンダムエックス]]は実質無限の動力を持ち、サテライトキャノンとフラッシュシステムを用いた12機のビット型子機MS「[[Gビット]]」によって大戦中最強のMSであった。それを当時連邦のエースパイロットだった[[ジャミル・ニート]]が搭乗し決戦兵器として投入され多大な戦果を挙げた。
 
大戦中は多数の中継衛星を経由する事により場所、時間を問わずマイクロウェーブを受信できた為、このシステムを搭載した[[ガンダムエックス]]は実質無限の動力を持ち、サテライトキャノンとフラッシュシステムを用いた12機のビット型子機MS「[[Gビット]]」によって大戦中最強のMSであった。それを当時連邦のエースパイロットだった[[ジャミル・ニート]]が搭乗し決戦兵器として投入され多大な戦果を挙げた。
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これらが全て失われた戦後では、月面施設から一直線に射線が通っている、つまり「機体側から月が目視できる範囲内でないと受信は不可能」となった。また、システム起動からスーパーマイクロウェーブが機体に到達するまでにレーザー回線の成立などのプロセスを経る関係上数秒の時間差があるため、受信中は身動きがとれない、正確には移動すると送信座標から外れてしまい誤送信で受信されていない状態となるため無防備の移動不可状態を余儀なくされる(尤も、サテライトキャノンは戦略用途の超長距離砲の為、敵機から攻撃を受ける様な距離で使用する物ではないが)という欠点もある。だが、それを応用して自機体に送信される筈のマイクロウェーブを回避し湖にわざとマイクロウェーブを当て水蒸気爆発を起こすという使い方もなされた。兵器システムとして見ると合理的ではない部分が散見されるが、これは元々中継衛星を含めた月面太陽光発電システム自体が民間への電力供給用に建造された物でありあくまでサテライトシステム自体は軍事用に転用されたものである事が理由である。
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これらが全て失われた戦後では、月面施設から一直線に射線が通っている、つまり「機体側から月が目視できる範囲内でないと受信は不可能」となった。また、システム起動からスーパーマイクロウェーブが機体に到達するまでにレーザー回線の成立などのプロセスを経る関係上数秒の時間差があるため、受信中は身動きがとれない、正確には移動すると送信座標から外れてしまい誤送信で受信されていない状態となるため無防備の移動不可状態を余儀なくされる(尤も、サテライトキャノンは戦略用途の超長距離砲の為、敵機から攻撃を受ける様な距離で使用する物ではないが)という欠点もある。だが、それを応用して自機体に送信される筈のマイクロウェーブを回避し湖にわざとマイクロウェーブを当て水蒸気爆発を起こすという使い方もなされた。また、通常のモビルスーツではマイクロウェーブの照射範囲内にいるだけでも非常に危険なため、劇中では革命軍と新連邦の大軍をマイクロウェーブの照射範囲から退避させる事でフリーデンチームの進路を確保するという使い方をされたこともある。兵器システムとして見ると合理的ではない部分が散見されるが、これは元々中継衛星を含めた月面太陽光発電システム自体が民間への電力供給用に建造された物でありあくまでサテライトシステム自体は軍事用に転用されたものである事が理由である。
    
前述の通り、本システムは本来は機体への大規模エネルギー供給システムでありサテライトキャノンはリフレクターに貯蓄されたエネルギー使用法の内の一つに過ぎず、本来はガンダムエックスや[[ガンダムダブルエックス]]はマイクロウェーブが受信可能な状態であれば無限にエネルギーを得られるのだが、SRWでは完全にサテライトキャノンを使える機体である事を示すだけのシステムとして存在している。もっとも原作でもサテライトキャノンを使うシーン位でしか起動されていない(そもそもサテライトキャノン以外には地球圏規模の生活圏を賄うクラスの大出力を必要とする装備も無い)ので仕方がないが。
 
前述の通り、本システムは本来は機体への大規模エネルギー供給システムでありサテライトキャノンはリフレクターに貯蓄されたエネルギー使用法の内の一つに過ぎず、本来はガンダムエックスや[[ガンダムダブルエックス]]はマイクロウェーブが受信可能な状態であれば無限にエネルギーを得られるのだが、SRWでは完全にサテライトキャノンを使える機体である事を示すだけのシステムとして存在している。もっとも原作でもサテライトキャノンを使うシーン位でしか起動されていない(そもそもサテライトキャノン以外には地球圏規模の生活圏を賄うクラスの大出力を必要とする装備も無い)ので仕方がないが。
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