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ラ・カンをあと一歩と言うところまで追い詰めるが、[[ムラサメライガー]]を[[ハヤテライガー]]に[[エヴォルト]]させたルージによってバイオトリケラの全身を切り刻まれ、死亡する。
 
ラ・カンをあと一歩と言うところまで追い詰めるが、[[ムラサメライガー]]を[[ハヤテライガー]]に[[エヴォルト]]させたルージによってバイオトリケラの全身を切り刻まれ、死亡する。
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しかし、後に[[ナンバー]]に近い人間としての面影を殆ど失ってしまった機械の姿となって復活し、反ジーン勢力のみならず、視聴者をも驚愕させている。なおもジーンへの忠誠心とラ・カンへの敵愾心のみで戦うが、その恐るべき設定とは裏腹に、シリアスなシーンが多い終盤の展開において、そのシュールな姿は殆どお笑い担当であった。
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しかし、後に[[ナンバー]]に近い人間としての面影を殆ど失ってしまった機械の姿となって復活。この頃にはジーンへの忠誠心とラ・カンへの敵愾心が増大し、部隊の新たな指揮官となった事を疑問に思ったザイリンの部下たちを反逆者として攻撃するなど、精神にも異常が生じている。
    
最後は、ラ・カンの捨て身の一撃に敗れ、完全に死亡するが、ラ・カンは幸運にもバイオトリケラのバリアの影響で、奇跡的に生存している。
 
最後は、ラ・カンの捨て身の一撃に敗れ、完全に死亡するが、ラ・カンは幸運にもバイオトリケラのバリアの影響で、奇跡的に生存している。
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=== キャラクターの総評 ===
 
前述のように、本編における占領地での圧制の描写やディガルドへの盲目的な愛国心からの諸々の非道な行為の数々から、また登場時期の早さから視聴者にディガルド武国に対する『'''絶対悪'''』『'''極悪非道'''』といったイメージを強く刻み込むといった働きをしているキャラクターである。…尤も、[[ザイリン・ド・ザルツ|ザイリン]]を始めとするディガルド武国の軍人がジーンに反逆し、最終的に味方サイドになったのは皮肉と言うべきか。
 
前述のように、本編における占領地での圧制の描写やディガルドへの盲目的な愛国心からの諸々の非道な行為の数々から、また登場時期の早さから視聴者にディガルド武国に対する『'''絶対悪'''』『'''極悪非道'''』といったイメージを強く刻み込むといった働きをしているキャラクターである。…尤も、[[ザイリン・ド・ザルツ|ザイリン]]を始めとするディガルド武国の軍人がジーンに反逆し、最終的に味方サイドになったのは皮肉と言うべきか。
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;「に…逃がさんぞォ…ラ・カン…!」<br />「う…うぐおおおおおおおお……!!」
 
;「に…逃がさんぞォ…ラ・カン…!」<br />「う…うぐおおおおおおおお……!!」
 
:同話。[[ハヤテライガー]]に敗れ、崖下へと落ちる中での叫び。ラ・カンの最期かと思われたが…。
 
:同話。[[ハヤテライガー]]に敗れ、崖下へと落ちる中での叫び。ラ・カンの最期かと思われたが…。
;「ラ・カン!貴様ぁぁぁぁぁっ!!」
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;「私が今日から諸君らの上官となるゲオルグ少将である」
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:第47話、機械化された姿で復活。その姿にはディガルド兵から「おぞましい」と形容され、反ジーン勢力のみならず、視聴者をも驚愕させている。しかしシリアスなシーンが多い終盤の展開において、その恐るべき設定とは裏腹に'''ビヤ樽のような外見かつ首が360度回る上、ゾイドやナンバーと同じ3DCGで描かれた姿(スパロボKでも丁寧に再現されている)'''はシュールであり、思わず笑ってしまった視聴者も続出している。
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;「神の命に逆らうというのか?」<Br />ディガルド兵「いえ、逆らうわけではありません、質問を…」<br />「黙って神に従わぬ者は…反逆者と看做す!」
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:同話、突然の新上官に納得がいかないと答えたザイリンの部下を有無を言わさず反逆者へと認定。ジーンを「神」と呼ぶなど、ディガルド以上にジーンへの異常な忠誠心が前面に出ている。その意味では彼もまた[[強化人間]]や[[パーフェクトソルジャー]]と同質の存在になってしまったのだろう。
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;「ラ・カン! 貴様ぁぁぁぁぁっ!!」
 
:断末魔。ラ・カンに取り押さえられ、そのまま神の雷に飲み込まれた。
 
:断末魔。ラ・カンに取り押さえられ、そのまま神の雷に飲み込まれた。
  
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