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4,660 バイト追加 、 2022年10月20日 (木) 22:31
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Caruleum Vaull]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Caruleum Vaull]]<ref>Steam英語版にて確認。</ref>
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
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紫がかった銀髪に浅黒い肌をした青年で、[[ドライクロイツ]]の女性陣もおもわず目を奪われる程の美形。地球人と然程変わらない容姿をしているが、頭部に4本の角が生えているのが特徴。
 
紫がかった銀髪に浅黒い肌をした青年で、[[ドライクロイツ]]の女性陣もおもわず目を奪われる程の美形。地球人と然程変わらない容姿をしているが、頭部に4本の角が生えているのが特徴。
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物腰は優雅で、自信に満ち溢れた性格の持ち主。一方で、どこか素直で世間知らずな、憎めない一面を持つ。地球文明に興味を持ち、[[エッジ・セインクラウス|エッジ]]や[[アズ・セインクラウス|アズ]]達に戦いを挑む。特に[[ミツバ・グレイヴァレー|ミツバ]]に対して強い興味を示し、彼女に対して思考実験の問題を出題する。
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物腰は優雅で、自信に満ち溢れた性格の持ち主。一方で、どこか素直で世間知らずな、憎めない一面を持つ。
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ミツバに出題した実験の答えを元に、「先生」と[[師父]]達が討議を繰り返した結果、彼等の指示で地球を統べる「新たな王」に任命される。組織の指導者である「先生」の意思を絶対的な真理だと信じており、何の疑いもなく彼の出す指示に従っている。しかし、あまりにも「先生」や師父達の意思に従い過ぎる点を主人公から不審がられ、やがてカールレウム自身もそれに疑問を持ち始めるが……。
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地球文明に興味を持っており、組織の指導者である「先生」の命により部隊を率いて地球に潜入。そこで出逢った[[エッジ・セインクラウス|エッジ]]や[[アズ・セインクラウス|アズ]]達に戦いを挑む。特に[[ミツバ・グレイヴァレー|ミツバ]]に対して強い興味を示し、彼女に対して思考実験の問題を出題する。
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ミツバに出題した実験の答えを元に、「先生」と[[師父]]達が討議を繰り返した結果、彼等の指示で地球を統べる「新たな王」に任命される。「先生」の意思を絶対的な真理だと信じており、何の疑いもなく彼の出す指示に従っている。しかし、あまりにも「先生」や師父達の意思に従い過ぎる点を主人公から不審がられ、やがてカールレウム自身もそれに疑問を持ち始めるが……。
    
=== 正体 ===
 
=== 正体 ===
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なお、上述したようにカールレウムは自らを「ヴァウルーガの民」と名乗っているが、これは「先生」に造り出された際にそう名乗るよう設定された架空の存在なのか、クエスターズ本来の種族名なのかは不明。
 
なお、上述したようにカールレウムは自らを「ヴァウルーガの民」と名乗っているが、これは「先生」に造り出された際にそう名乗るよう設定された架空の存在なのか、クエスターズ本来の種族名なのかは不明。
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=== その後 ===
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最終的に死亡したかと思われていたが、エクストラチャプターにて生存が判明。今度こそ正式に自軍入りする。[[サイクラミノス]]の消滅後は[[イーリス (オリジナル)|イーリス]]と共に[[ドライストレーガー]]を封印(保管)の頼みを引き受け、神大陸フローシアへ去って行った。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:2021年12月開催の第9回制圧戦「流離の刃」のボスユニット。
 
:2021年12月開催の第9回制圧戦「流離の刃」のボスユニット。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
:初登場作品。本作のオリジナル敵キャラクターだが、抹消実行ルートでのキーシナリオ「覚醒」や「創造」では味方としてスポット参戦する。
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:初登場作品。本作のオリジナル敵キャラクターだが、抹消実行ルートでのキーシナリオ「覚醒」や「創造」では味方として[[スポット参戦]]する。
:抹消実行ルートでの「深淵への扉」で同行することを許可した場合(または1周目で主人公以外でグラヴァリンを倒した場合)は正式に自軍に加入するが、最終話で[[アルティム・フィーニ]]のHPを半分以下にすると発生するイベントで永久離脱する。
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:矯正ルートではほぼ最後まで立ち塞がるが、最後の直接戦闘後に[[クエスター]]に真意を聞くために敗走するが真実を伝えられた挙げ句自滅プログラムを起動されて一度絶命する。しかし自我に目覚めていたため蘇生し、漸く全てを理解し反逆するが一蹴されて機体毎消滅する。
:抹消実行ルートで同行を許可しなかった場合は最終話にて味方としてスポット参戦。アルティム・フィーニを一度撃墜すると[[クエスター]]を討ち、代わりに自身がアルティム・フィーニのパイロットとして[[ラスボス]]となる。
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:抹消実行ルートでの「深淵への扉」で同行することを許可した場合(または1周目で主人公以外でグラヴァリンを倒した場合)は正式に自軍に加入するが、最終話で[[アルティム・フィーニ]]のHPを半分以下にすると発生するイベントで偽りの地球を機体共々引き換えに破壊する形で永久離脱する。エクストラチャプターで復帰する都合、'''育成に使われた[[パイロットポイント|PP]]は返還されない'''ので注意。
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:抹消実行ルートで同行を許可しなかった場合は最終話手前でNPC、最終話にて味方としてスポット参戦。アルティム・フィーニを一度撃墜するとクエスターを討ち、代わりに自身がアルティム・フィーニのパイロットとして[[ラスボス]]となる。他のルートと異なり、撃墜後はドライクロイツを元の世界に送り出した後の状況が描かれていない<ref>機体を破壊された描写が無いため、本ルートがエクストラチャプターに繋がる正史と思われる。</ref>。
 +
:その後、エクストラチャプターにて奇跡の生還を果たしていたことが発覚。独自にエトランゼと戦っており、[[デトロイト]]での戦いにて正式参入する。ただし同行許可した場合でも、'''育成した能力は初期化される'''ため撃墜数を稼ぐ以外で育成しない方がいい。
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:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
スーパー系の傾向で回避以外の能力値はかなり高い水準。
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スーパー系の傾向で[[回避#回避(能力)|回避]]以外の能力値はかなり高い水準。
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ラスボス時はクエスターの技能とそれを上回る能力値を持つ、文句無しに本作最強の敵となる。
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ラスボス版はクエスターの技能とそれを上回る能力値を持ち、エクストラチャプター実装前の状態では本作最強の敵だった。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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:'''敵対時'''
 
:'''敵対時'''
 
::'''[[2回行動]]、[[底力]]L8、[[見切り]]L3、[[ガード]]L2、[[闘争心]]L2、[[気力限界突破]]L2'''
 
::'''[[2回行動]]、[[底力]]L8、[[見切り]]L3、[[ガード]]L2、[[闘争心]]L2、[[気力限界突破]]L2'''
::2回行動はキーミッション「戦いの宇宙へ」or「戦いの大地へ」、「そびえたつ光」で戦う際には「???????」表示。
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::2回行動は高レベルで開放されるため、未習得時は「???????」表示。
 
:'''敵対時(アルティム・フィーニ搭乗時)'''
 
:'''敵対時(アルティム・フィーニ搭乗時)'''
 
::'''[[3回行動]]、[[底力]]L9、[[極]]、[[プレッシャー]]L4、[[闘争心]]L3、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]'''
 
::'''[[3回行動]]、[[底力]]L9、[[極]]、[[プレッシャー]]L4、[[闘争心]]L3、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]'''
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;最終命中率・最終回避率+30%、自軍フェイズ開始時SP+10、気力+10
 
;最終命中率・最終回避率+30%、自軍フェイズ開始時SP+10、気力+10
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用、スーパーエキスパートでは敵対時でも発動する。
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用、スーパーエキスパートでは敵対時でも発動する。
:クェーサーのエースボーナスの強化版で、味方向けのSP回復も備えている。とは言え、グラヴァリンの運動性はスーパー系寄りなので、高難易度のスポット参戦ステージは決して過信しないこと。
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:クェーサーのエースボーナスの強化版で、SP回復も併せ持つため味方時ではより強力。とはいえグラヴァリンの性能はスーパー系寄りなので、命中はともかく回避には期待しにくい。
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:彼がラスボスになる抹消実行ルート(カールレウム同行拒否)時が一番効果を発揮し、殆どの効果がアルティム・フィーニと組み合った結果、高難易度ではクエスター時よりも厳しい戦いになる。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[エッジ・セインクラウス]]、[[アズ・セインクラウス]]
 
;[[エッジ・セインクラウス]]、[[アズ・セインクラウス]]
:彼等と敵対するが、戦いを通じて次第に打ち解けていく。
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:彼等と敵対するが、戦いを通じて次第に打ち解けていき、良き戦友となる。
 
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]
 
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]
 
:彼女に問答を行う。エッジやアズ同様、次第に打ち解けていく。
 
:彼女に問答を行う。エッジやアズ同様、次第に打ち解けていく。
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:実行部隊における部下達。自身や師父と同じく「先生」のクローンだが、顔は異なる。
 
:実行部隊における部下達。自身や師父と同じく「先生」のクローンだが、顔は異なる。
 
:抹消実行ルートでドライクロイツに同行した場合、彼らから裏切り者と認定され袂を分かつ。
 
:抹消実行ルートでドライクロイツに同行した場合、彼らから裏切り者と認定され袂を分かつ。
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;[[サイクラミノス]]
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:彼女を脅威に感じ、アルティム・フィーニを対抗のために修復・用意していた。
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;[[イーリス (オリジナル)|イーリス]]
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:サイクラミノスに従う彼女と敵対するが、最終的には和解し、行動を共にする。
    
== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[ゾルタン・アッカネン]]
 
;[[ゾルタン・アッカネン]]
:サイド6のヘリウム3タンク群付近で死亡したと思われた彼を密かに救出し、[[IIネオ・ジオング]]の修理も行っている。
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:サイド6のヘリウム3タンク群付近の戦闘で死亡したと思われた彼を密かに救出し、[[IIネオ・ジオング]]の修理も行っている。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
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;[[グリッドマン]]、[[響裕太]]
 
;[[グリッドマン]]、[[響裕太]]
 
:彼らと協力した際に「ヒーロー」に対して強い感銘を受け、自身もヒーローになりたいと志す。この出会いが終盤の彼の心境を変えたと言っても過言ではない。
 
:彼らと協力した際に「ヒーロー」に対して強い感銘を受け、自身もヒーローになりたいと志す。この出会いが終盤の彼の心境を変えたと言っても過言ではない。
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=== リアル系 ===
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;[[イリエ・タマキ]]
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:彼女のお眼鏡に叶うイケメンであるため、会うたびに(しまいには戦闘台詞でまで)ときめかれている。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:最終話「たどりついた答えの向こうに」の撃墜後イベントより。敵対の真意。
 
:最終話「たどりついた答えの向こうに」の撃墜後イベントより。敵対の真意。
 
;「ありがとう、ドライクロイツ…。私は本当の私となって死ねる事を嬉しく思える」<br>「この世界にある愛や夢…仲間との間にある絆や友情…未来への希望や願い…」<br>「クエスターが捨て去った心理を私は知る事が出来たんだ」
 
;「ありがとう、ドライクロイツ…。私は本当の私となって死ねる事を嬉しく思える」<br>「この世界にある愛や夢…仲間との間にある絆や友情…未来への希望や願い…」<br>「クエスターが捨て去った心理を私は知る事が出来たんだ」
:同上。ドライクロイツの面々から共に歩む事も出来たはずと言われて。この後、主人公の言葉にカールレウムは「ありがとう」と「ごめんなさい」の二つの言葉を笑顔で返すのだった。
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:同上。ドライクロイツの面々から共に歩む事も出来たはずと言われて。この後、主人公の言葉にカールレウムは「ありがとう」と「ごめんなさい」の二つの言葉を笑顔で返すのだった。そのまま死亡したと見られたカールレウムであったが…。
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;「本来ならば、陰から地球の平和を守るつもりだったが、エーオスが出てきたとなれば、仕方がない… 何者か問われれば応えよう。我こそは…」
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:エクストラキャプチャー「黒髪怨夜」にて、まさかの生還を果たした際の台詞。[[サイクラミノス]]を前に、ドライクロイツの味方として姿を現す。そして名乗り出ようとするカールレウムであったが…(続きは「迷台詞」を参照)。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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;「主人に忠実で尻尾を振る動物…。私は王になったら、大型犬を二匹と小型犬を三匹飼うつもりだ」<br/>「その可愛い犬を見苦しくも感情に溺れた、かつての神の例えに使うなど、いい気持ちではないな」
 
;「主人に忠実で尻尾を振る動物…。私は王になったら、大型犬を二匹と小型犬を三匹飼うつもりだ」<br/>「その可愛い犬を見苦しくも感情に溺れた、かつての神の例えに使うなど、いい気持ちではないな」
 
:上の続き。なお二行目は明らかにオルキダケアに対する物なので、彼女は更に激高する事になる。
 
:上の続き。なお二行目は明らかにオルキダケアに対する物なので、彼女は更に激高する事になる。
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;エッジ「カールレウム! 生きていたのか!?」 / アズ「カールレウム! 生きていたんですね!?」<br>カールレウム「エッジ / アズ…! なぜわかった!?」<br>エッジ「その偉そうな機体を見れば、誰でもわかるだろうが…」 / アズ「あれだけ自慢していた機体が出てくれば、誰でもわかると思いますけど…」<br>カールレウム「それもそうだな… だが、名乗りくらいは華麗に決めさせてもらいたかったよ」
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:「黒髪怨夜」で再登場し名乗り出ようとするも、グラヴァリンに乗って現れた為に速攻でカールレウムだと見抜かれ、ツッコミが入る。華麗に生還表明と名乗りあげをしたかったのは、やはりヒーローへの憧れからだろう。
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;「そうなのか…。イケメンならば、全て許される…というのは誤った知識だったようだ…」
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:アズルート「黒髪怨夜」クリア後、相変わらずカールレウムのアプローチに動じないアズに対して。失言したのはカールレウムの方だが、六花とカレンは「アズが照れ隠しをしている」と思って彼女をからかう。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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;[[アルティム・フィーニ]]
 
;[[アルティム・フィーニ]]
 
:抹消実行ルートでカールレウムの同行を拒否した場合、最終話にてクエスターから奪う形で搭乗。
 
:抹消実行ルートでカールレウムの同行を拒否した場合、最終話にてクエスターから奪う形で搭乗。
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:エクストラチャプターでは切り札として修復しておいたが、[[フロスデウス]]に一蹴された。
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== 関連商品 ==
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<amazon>B09R7K94LD</amazon>
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== 脚注 ==
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<references />
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<!-- == 脚注&nbsp;==
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{{バンプレストオリジナル}}
 
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{{DEFAULTSORT:かあるれうむ うあうる}}
 
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