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− | == イーグレット・イング(Eagret Ing) == | + | {{登場人物概要 |
− | *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
| + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Eagret Ing]] |
− | **[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン]] | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] |
− | **[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
| + | *{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン}} |
− | **[[スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE]] | + | *[[OGシリーズ]] |
− | *[[声優]]:岡本寛志
| + | **初登場:{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}} |
− | *種族
| + | | 声優 = {{声優|岡本寛志|SRW=Y}} |
− | **[[マシンナリー・チルドレン]](ロスト・チルドレン)
| + | | 種族 = |
− | **マシンナリー・チルドレンと[[バルシェム]]シリーズの複合(OG2nd)
| + | *[[マシンナリー・チルドレン]](ロスト・チルドレン) |
− | *性別:男
| + | *マシンナリー・チルドレンと[[バルシェム]]シリーズの複合(OG2nd) |
− | *[[年齢]]:15歳に設定
| + | | 性別 = 男 |
− | *所属:
| + | | 年齢 = 15歳に設定 |
− | **[[アンセスター]](ロスト・チルドレン)
| + | | 所属 = |
− | **[[ガイアセイバーズ (OG)]]→[[鋼龍戦隊]]([[OGシリーズ]])
| + | *[[アンセスター]](ロスト・チルドレン) |
− | *キャラクターデザイン:環望、河野さち子(リデザイン)
| + | *[[ガイアセイバーズ (OG)]]→[[鋼龍戦隊]][[PTXチーム]]([[OGシリーズ]]) |
− | | + | | 階級 = 少尉(OGシリーズ) |
| + | | キャラクターデザイン = 環望<br />河野さち子(リデザイン) |
| + | }} |
| + | '''イーグレット・イング'''は『[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン]]』の[[主人公]]。 |
| + | == 概要 == |
| [[イーグレット・フェフ]]が作り出した[[人造人間]]「[[マシンナリー・チルドレン]]」の一人。 | | [[イーグレット・フェフ]]が作り出した[[人造人間]]「[[マシンナリー・チルドレン]]」の一人。 |
| | | |
| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
− | 『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』の外伝的な漫画作品『[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン|ロスト・チルドレン]]』の[[主人公]]。生まれて間もないのか、見た目は純粋そうな幼い少年そのもの。 | + | 『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』の外伝漫画『[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン|ロスト・チルドレン]]』の[[主人公]]。生まれて間もないのか、見た目は純粋そうな幼い少年そのもの。 |
| | | |
| 頭の回転が早く、絶望的な戦力差を相手の大火力と地の利を活かして逃亡に成功する、初めて乗った[[ベルゲルミル]]の武器以外の機能を有効活用して[[ブレンパワード (兵器)|ブレンパワード]]との即席の連携攻撃をお膳立てしたりと、活躍する。また、この頃からヒュッケバイン系列の機体に搭乗している。 | | 頭の回転が早く、絶望的な戦力差を相手の大火力と地の利を活かして逃亡に成功する、初めて乗った[[ベルゲルミル]]の武器以外の機能を有効活用して[[ブレンパワード (兵器)|ブレンパワード]]との即席の連携攻撃をお膳立てしたりと、活躍する。また、この頃からヒュッケバイン系列の機体に搭乗している。 |
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| 名前の由来はルーン文字22番目の「ingwaz(環境依存のため読みで表記)」から。英雄の名前、北欧神話における豊穣神フレイなど、意味には諸説ある。 | | 名前の由来はルーン文字22番目の「ingwaz(環境依存のため読みで表記)」から。英雄の名前、北欧神話における豊穣神フレイなど、意味には諸説ある。 |
| | | |
− | 礼儀正しく大人しい性格。序盤の療養中は専ら読書をして過ごしていた。クスハ汁の効能を知るや'''自分から飲んでみたいと志願し、わざわざ頼んで作ってもらった勇者'''でもある。しかし、出自にアラドの遺伝子およびバルマーのバルシェムシリーズが入っているせいか、特に味は気にならなかった模様。バルシェムであるクォヴレーが第3次αのスペシャルシナリオでクスハ汁withミナキを飲んで倒れていたのでアラドの遺伝子のおかげと言える(ただし、スペシャルシナリオのクスハ汁はレーツェルも拒否した別次元の代物)。この時のクスハ汁はミチルが絶叫するほど苦い'''だけ'''の「スーパーマイルドバージョン」らしいので、その影響もあるかも知れないが、クリスやクリフと同レベルの甘党なので、味覚が異端なのは間違いはない。 | + | 礼儀正しく大人しい性格。序盤の療養中は専ら読書をして過ごしていた。クスハ汁の効能を知るや'''自分から飲んでみたいと志願し、わざわざ頼んで作ってもらった勇者'''でもある。しかし、出自にアラドの遺伝子およびバルマーのバルシェムシリーズが入っているせいか、特に味は気にならなかった模様。ただし、バルシェムである点についてはクォヴレーが第3次αのスペシャルシナリオでクスハ汁withミナキを飲んで倒れ、イングラムもOGシリーズではクスハ汁を飲んで倒れてかけているのでアラドの遺伝子のおかげと言える(ただし、スペシャルシナリオのクスハ汁はレーツェルも拒否した別次元の代物)。この時のクスハ汁はミチルが絶叫するほど苦い'''だけ'''の「スーパーマイルドバージョン」らしいので、その影響もあるかも知れないが、クリスやクリフと同レベルの甘党なので、味覚が異端なのは間違いはない。 |
| | | |
| なお、脱走の理由については「『鋼龍戦隊』との接触によって記憶の手がかりを得る」ことが目的であり、つまり'''当初から記憶喪失であった'''ことになる(要するに、GS時代の記憶は最初からなく、自爆で失ったのは脱走~アレスとの交戦までの僅かな期間の記憶に過ぎない)。 | | なお、脱走の理由については「『鋼龍戦隊』との接触によって記憶の手がかりを得る」ことが目的であり、つまり'''当初から記憶喪失であった'''ことになる(要するに、GS時代の記憶は最初からなく、自爆で失ったのは脱走~アレスとの交戦までの僅かな期間の記憶に過ぎない)。 |
− |
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− | ちなみに、当初は'''作成段階で[[木原マサキ|ユーゼス]][[秋津マサト|の全人格と記憶をインプットされている]]という背景が存在していた'''。初期案では、ユーゼス自身は第57話「紅の聖誕祭(後篇)」で死亡し、その後インプットされた人格に乗っ取られたイングがラスボスとなる(その時点でのイングのステータスを引き継いでボス化する)予定であったが、これをやってしまうと次の周回からイングが使われなくなる恐れが濃厚であったため、見送られると同時にこの設定も消滅、現在の背景に落ち着いた。第2次OGで2回ある乗り換えイベントでは、いずれも人格変移が発生しているが、その時の口調・性格は本来このボス化イベントの伏線として使われる予定だったらしい。
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| === [[OGシリーズ]] === | | === [[OGシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
− | :ネタバレ防止のためか、名前がイングのみでフルネームは不明になっている。設定的には本作の主人公と言えるのだが、自分のイベント以外での露出は極めて少ない。彼が[[アイドネウス島]]から脱出したところからストーリーが始まる。今回イラストが幼いイメージを残した少年からウルズ達に近い青年風に改められた。愛機は書籍で搭乗していたベルゲルミルでは無く、[[アッシュ (OG)|アッシュ]]と呼ばれる機体に。顔グラはα外伝時代のイーグレット達に近いものが採用されており、彼等マシンナリー・チルドレンの特徴の1つである髪の色はアンサズに近い青色になっている。序盤は上記のとおりハガネにいるためラ・ギアスにおいてはマサキルートで彼のストーリーが進む。 | + | :ネタバレ防止のためか、名前がイングのみでフルネームは不明になっている。設定的には本作の主人公と言えるのだが、自分のイベント以外での露出は極めて少ない。 |
| + | :今回イラストが幼いイメージを残した少年からウルズ達に近い青年風に改められた。顔グラはα外伝時代のイーグレット達に近いものが採用されており、彼等マシンナリー・チルドレンの特徴の1つである髪の色はアンサズに近い青色になっている。 |
| :アリエイル同様に台詞パターンが多く回避だけで14個、小中大の被弾がそれぞれ9~10個と破格の多さ。デフォルトパイロット以外にはほぼ存在しないプラズマホーン、ハード・ヒートホーンといったマイナー武装にすら専用台詞があり、事実上の主役格としてスタッフ側の入れ込み具合が垣間見える。また声を担当する岡本寛志氏の熱演も光る。 | | :アリエイル同様に台詞パターンが多く回避だけで14個、小中大の被弾がそれぞれ9~10個と破格の多さ。デフォルトパイロット以外にはほぼ存在しないプラズマホーン、ハード・ヒートホーンといったマイナー武装にすら専用台詞があり、事実上の主役格としてスタッフ側の入れ込み具合が垣間見える。また声を担当する岡本寛志氏の熱演も光る。 |
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| ;[[スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE]] | | ;[[スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE]] |
| :アッシュに搭乗した状態で登場。 | | :アッシュに搭乗した状態で登場。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] |
| + | :自ら命名した「イング・ウィッシュ」を名乗る。 |
| + | :PTXチームが最初期から登場するだけあり、作中でも活躍期間が長い。 |
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| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
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| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] |
− | :[[集中]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[強襲]](ツイン) | + | :'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[強襲]](ツイン)''' |
| :リアル系の手本のような構成。スタンダードに強力なものが揃っており、しかも消費は最大40。<br>これだけでも十分強いのだがツイン精神が「強襲」。「加速」「突撃」「直撃」の効果を一度に得られる上に消費はたったの20。[[エグゼクスバイン]]に乗り換えると本領を発揮する。 | | :リアル系の手本のような構成。スタンダードに強力なものが揃っており、しかも消費は最大40。<br>これだけでも十分強いのだがツイン精神が「強襲」。「加速」「突撃」「直撃」の効果を一度に得られる上に消費はたったの20。[[エグゼクスバイン]]に乗り換えると本領を発揮する。 |
| | | |
| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] |
− | :[[念動力]]L9、[[底力]]L6、[[見切り]]、[[連続行動]] | + | :'''[[念動力]]L9、[[底力]]L6、[[見切り]]、[[連続行動]]''' |
− | :人造マシアフだけのことはあり、念動力が最大まで伸びる。初期習得の連続行動のお陰で、成長速度も速く、他のパイロットの追随を許さない。まずは気力を130まで上げるのが先決。突っ込んで避けまくるタイプなので「[[気力+ (回避)]]」があるといい。とは言え、難易度による気力変動の補正が無い事に加えて、イング自身も性格により、回避・命中で気力が上がりやすい事から、必要性は薄い。念動力は26話までは「?????」表記で封印状態。乗り換え後を見越して[[Bセーブ]]か[[Eセーブ]]が欲しい。[[アッシュ]]・[[エグゼクスバイン]]は共に反撃で敵を殲滅する戦闘スタイルも得意とするので、[[リベンジ]]を習得させると尚良い。この辺りもクォヴレーと似ている。初期で習得している底力L6の効果も高く、念動フィールドSが数値以上の効力を発揮する。PPに余裕があれば、L9まで上昇させても良いが、底力の補正値がZシリーズと同じになり強化され、L6でも十分な効果を得られるのでL9は趣味の領域。むしろ、改造状態+集中によってはほとんど当たらないので、底力自体不要な可能性も。OGシリーズのマシンナリーチルドレン標準スキルの[[天才]]が無いのが実に残念。もし、天才もあったら、念動力+見切りの相乗効果で凄い事になったであろうが、そこまで無くても十分避けまくり当てまくる。 | + | :人造マシアフだけのことはあり、念動力が最大まで伸びる。初期習得の連続行動のお陰で、成長速度も速く、他のパイロットの追随を許さない。まずは気力を130まで上げるのが先決。突っ込んで避けまくるタイプなので「[[気力+ (回避)]]」があるといい。とは言え、難易度による気力変動の補正が無い事に加えて、イング自身も性格により、回避・命中で気力が上がりやすい事から、必要性は薄い。念動力は26話までは「?????」表記で封印状態。乗り換え後を見越して[[Bセーブ]]か[[Eセーブ]]が欲しい。[[アッシュ (OG)|アッシュ]]・[[エグゼクスバイン]]は共に反撃で敵を殲滅する戦闘スタイルも得意とするので、[[リベンジ]]を習得させると尚良い。この辺りもクォヴレーと似ている。初期で習得している底力L6の効果も高く、念動フィールドSが数値以上の効力を発揮する。PPに余裕があれば、L9まで上昇させても良いが、底力の補正値がZシリーズと同じになり強化され、L6でも十分な効果を得られるのでL9は趣味の領域。むしろ、改造状態+集中によってはほとんど当たらないので、底力自体不要な可能性も。OGシリーズのマシンナリーチルドレン標準スキルの[[天才]]が無いのが実に残念。もし、天才もあったら、念動力+見切りの相乗効果で凄い事になったであろうが、そこまで無くても十分避けまくり当てまくる。 |
| | | |
| === [[エースボーナス]] === | | === [[エースボーナス]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] |
− | :射撃武器の与える、最終ダメージ+10% | + | :'''射撃武器の与える、最終ダメージ+10%''' |
− | :エグゼクスバインに乗り換えてから威力を発揮し出す。アッシュの間は最強武器が格闘なので実感できないかもしれない。通常攻撃・全体攻撃・MAP兵器・援護(再攻撃)等の全ての攻撃が与ダメージ増加の対象となる非常に優秀なボーナス。熱血や魂との重複も可能で、ボス撃破に有効な一手となる事は間違いないだろう。 | + | :全ての攻撃が与ダメージ増加の対象となる非常に優秀なボーナス。熱血や魂との重複も可能で、ボス撃破に有効な一手となる事は間違いないだろう。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]] |
| + | :'''連続ターゲット補正無効''' |
| + | :かの[[クワトロ・バジーナ|赤い彗星]]と同様の、反則級のエースボーナス。ALL武器が充実したエグゼクスバインと共に前線に立たせておけば、反撃で一気に敵を刈り取ってくれる。 |
| | | |
− | == パイロット[[BGM]] == | + | == パイロットBGM == |
| ;「RAIL TO THE DANGERZONE」 | | ;「RAIL TO THE DANGERZONE」 |
− | :[[アルブレード・カスタム]]搭乗時のBGM。PVでもネタバレ防止のためかこの曲が使われていた。実はデータ上これがデフォルト(『OGs』のアラドの「ACE ATTACKER (Ver.W)」、『OG外伝』のタスクの「GAN!GAN!GIGAN!」と同じ)なので、「システム⇒BGM設定」で「全パイロットをデフォルト曲に戻す」をやるとこの曲になってしまう。乗り換え後にこの曲がかかると白けるので、忘れずに設定しなおすこと。 | + | :[[アルブレード・カスタム]]搭乗時の[[BGM]]。PVでもネタバレ防止のためかこの曲が使われていた。実はデータ上これがデフォルト(『OGs』のアラドの「ACE ATTACKER (Ver.W)」、『OG外伝』のタスクの「GAN!GAN!GIGAN!」と同じ)なので、「システム⇒BGM設定」で「全パイロットをデフォルト曲に戻す」をやるとこの曲になってしまう。乗り換え後にこの曲がかかると白けるので、忘れずに設定しなおすこと。 |
| ;「22nd CHILD」 | | ;「22nd CHILD」 |
| :アッシュ搭乗後のBGM。「地球の後継者」のアップテンポアレンジ。イントロに「VANISHING TROOPER」、終盤に「TIME DIVER」のメロディが組み込まれている。 | | :アッシュ搭乗後のBGM。「地球の後継者」のアップテンポアレンジ。イントロに「VANISHING TROOPER」、終盤に「TIME DIVER」のメロディが組み込まれている。 |
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| ;ジュラ | | ;ジュラ |
| :初出作品『ロスト・チルドレン』のヒロイン(表紙イラストでイングに寄り添っている桃色の髪の少女がそれ。髪型がアーマラにそっくり)。『ロスト・チルドレン』は、イングが彼女と共にアースクレイドルを目指す道中を描くはずだったのだが、導入部分で打ち切りになったため、彼女もまた未登場(ただ、イングにベルゲルミルを奪取される素顔が解らない女性タイプのマシンナリーチルドレンが登場しており、それが彼女であったとも解釈できる)。 | | :初出作品『ロスト・チルドレン』のヒロイン(表紙イラストでイングに寄り添っている桃色の髪の少女がそれ。髪型がアーマラにそっくり)。『ロスト・チルドレン』は、イングが彼女と共にアースクレイドルを目指す道中を描くはずだったのだが、導入部分で打ち切りになったため、彼女もまた未登場(ただ、イングにベルゲルミルを奪取される素顔が解らない女性タイプのマシンナリーチルドレンが登場しており、それが彼女であったとも解釈できる)。 |
− | ;[[メイガス]]
| |
− | :[[アンセスター]]のメインコンピュータ。マシンセルの機能を掌握している。OGでは既に破壊されているため特にかかわりはない。
| |
| ;[[イーグレット・フェフ]] | | ;[[イーグレット・フェフ]] |
− | :生みの親。回想シーンのみの登場。αでは自身にマシンセルを注入し、新人類へと進化を果たそうとしたが、ゼンガーに殺害される。OGシリーズでも生みの親であることに変わりはないが…? | + | :生みの親。 |
− | ;[[イーグレット・ウルズ]] / エグレッタ・ウーノ | + | ;[[イーグレット・ウルズ]] |
− | :マシンナリー・チルドレンとしてのオリジナル体。イング本人は彼を見たことがない。彼とイングの関係は、第3次αにおけるキャリコとクォヴレーのそれに近い。 | + | :マシンナリー・チルドレンとしてのオリジナル体。OGにおける彼とイングの関係は、第3次αにおけるキャリコとクォヴレーのそれに近い。 |
| ;[[イーグレット・アンサズ]] / [[イーグレット・スリサズ]] / イーグレット・アルギズ | | ;[[イーグレット・アンサズ]] / [[イーグレット・スリサズ]] / イーグレット・アルギズ |
| :彼らバリエーションタイプを元にしたアッパーバージョンとして生まれた。 | | :彼らバリエーションタイプを元にしたアッパーバージョンとして生まれた。 |
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| ;[[アーマラ・バートン]] | | ;[[アーマラ・バートン]] |
| :執拗に付け狙って来る相手であり、一応のライバル。そして、ある意味で姉弟とも呼べる存在。 | | :執拗に付け狙って来る相手であり、一応のライバル。そして、ある意味で姉弟とも呼べる存在。 |
− | ;[[アルテウル・シュタインベック]]([[ユーゼス・ゴッツォ]]) | + | ;[[アルテウル・シュタインベック]] |
| :真の創造主であると共に最大の敵。 | | :真の創造主であると共に最大の敵。 |
| ;[[アリエイル・オーグ]] | | ;[[アリエイル・オーグ]] |
| :冒頭で接点があるが、彼女ですらその素性は詳しくは知らない。 | | :冒頭で接点があるが、彼女ですらその素性は詳しくは知らない。 |
− | ;[[クォヴレー・ゴードン]] / [[イングラム・プリスケン]] | + | ;[[クォヴレー・ゴードン]]、[[イングラム・プリスケン]] |
| :色々な点で彼らと似ている。 | | :色々な点で彼らと似ている。 |
| ;[[ヴィレッタ・バディム]] | | ;[[ヴィレッタ・バディム]] |
− | :序盤、自軍の戦力不足からイングを出撃させる。ちなみに、上記2人ほどではないが類似点が存在する。 | + | :OG2nd序盤、自軍の戦力不足からイングを出撃させる。ちなみに、上記2人ほどではないが類似点が存在する。 |
| ;[[イルムガルト・カザハラ]] | | ;[[イルムガルト・カザハラ]] |
− | :第2次OGのEDにて、彼を隊長とした新しいチームに勧誘され、これを受け入れた(リョウト、リオも同じチームメイトになった)。次回作で明かされるであろうチーム名が気になるところ。勧誘された理由の一つはにはイング以外にはエグゼクスバインが使えないからという事もある。 | + | :第2次OGのEDにて、彼を隊長としたPTXチームに勧誘され、これを受け入れた。勧誘された理由の一つはにはイング以外にはエグゼクスバインが使えないからという事もある。 |
| ;[[イルイ・ガンエデン]] | | ;[[イルイ・ガンエデン]] |
| :同一、かつ対極の存在。決戦では彼女に助けられ生還した。 | | :同一、かつ対極の存在。決戦では彼女に助けられ生還した。 |
| + | ;[[アイン・バルシェム]] |
| + | :OGMDでは謎の邂逅を遂げることとなった。 |
| | | |
| == 版権作品との人間関係 == | | == 版権作品との人間関係 == |
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| :ブラックホール・バスターキャノン使用時の台詞。 | | :ブラックホール・バスターキャノン使用時の台詞。 |
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− | === 戦闘マップ === | + | === 第2次OG === |
| ;「こ、殺される……このまま……過去を思い出せないまま……殺さ……れる……!?」 | | ;「こ、殺される……このまま……過去を思い出せないまま……殺さ……れる……!?」 |
| :第2次OG第26話「ミクスト・トルーパーズ」にて、アーマラの猛攻を受けて。死を眼前に見た、その時……。 | | :第2次OG第26話「ミクスト・トルーパーズ」にて、アーマラの猛攻を受けて。死を眼前に見た、その時……。 |
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| ;「……フィッティングデータ、ロード。スペック、FCS、T-LINKダイレクト。ラーニング・スタート」<br />「モーション誤差、サーボモーター限界値、RT修正。過負荷部分はフィールド・コート。リスタート、オミット。オプティマイゼーション」 | | ;「……フィッティングデータ、ロード。スペック、FCS、T-LINKダイレクト。ラーニング・スタート」<br />「モーション誤差、サーボモーター限界値、RT修正。過負荷部分はフィールド・コート。リスタート、オミット。オプティマイゼーション」 |
| :呼び寄せたパーツを装着したアッシュを動かすため、即座にセッティングを開始。 | | :呼び寄せたパーツを装着したアッシュを動かすため、即座にセッティングを開始。 |
− | :台詞の内容を訳すと「パーツ装着時のデータ取得。必要スペックの参照・火器管制への反映はT-LINKシステムで直接出入力。搭乗者への学習転写開始。構造および出力の変化によるモーションのズレ、サーボモーターの稼働範囲限界はリアルタイムで修正。それにより発生する過負荷は念動フィールドにより緩和。更新作業における再起動はスキップ。最適化開始」となる。完全に組み上げた後に入念な整備をもって行われるはずだったが、イングはこれを'''機体の中から念動力のみでやってのけた'''。しかも接合当時、アッシュはアーマーとクロークを失い、本体のエクスバイン部分も少なからぬ損傷を受けており、イング自身も人事不省寸前だった。危機に際して念動力が異常な力を発揮するのは周知とされてきたが、こればかりは別の何かが介在しているとしか思えない、異様なシーンである。 | + | :台詞の内容を訳すと「パーツ装着時のデータ取得。必要スペックの参照・火器管制への反映はT-LINKシステムで直接出入力。搭乗者への学習転写開始。構造および出力の変化によるモーションのズレ、サーボモーターの稼働範囲限界はリアルタイムで修正。それにより発生する過負荷は念動フィールドにより緩和。更新作業における再起動はスキップ。最適化開始」となる。 |
| + | :完全に組み上げた後に入念な整備をもって行われるはずだったが、イングはこれを'''機体の中から念動力のみでやってのけた'''。しかも接合当時、アッシュはアーマーとクロークを失い、本体のエクスバイン部分も少なからぬ損傷を受けており、イング自身も人事不省寸前だった。危機に際して念動力が異常な力を発揮するのは周知とされてきたが、こればかりは別の何かが介在しているとしか思えない、異様なシーンである。 |
| ;「……凶鳥は二度死に、その血はエクスバイン・アッシュに受け継がれた」<br />「そして、アッシュは死を乗り越え、灰の中から甦生する……EXエクスバイン……エグゼクスバインとしてな!」 | | ;「……凶鳥は二度死に、その血はエクスバイン・アッシュに受け継がれた」<br />「そして、アッシュは死を乗り越え、灰の中から甦生する……EXエクスバイン……エグゼクスバインとしてな!」 |
| :エグゼクスバインの最適化を終え、エグレッタに向けて断言する。死した凶鳥は、その血を継ぐ不死鳥となって甦り、再び戦場に降り立ったのだ。 | | :エグゼクスバインの最適化を終え、エグレッタに向けて断言する。死した凶鳥は、その血を継ぐ不死鳥となって甦り、再び戦場に降り立ったのだ。 |
176行目: |
185行目: |
| :ユーゼスの計画が不完全であることを指摘。後者の台詞は戦闘台詞にも採用。 | | :ユーゼスの計画が不完全であることを指摘。後者の台詞は戦闘台詞にも採用。 |
| ;「ユーゼス・ゴッツォ。お前の過去生に僕は存在していたか?」<br/>「存在していなければ、僕こそがお前の新たな運命変動因子だ!!お前の運命を決めるのは、お前じゃない!! 僕達なんだ!!」 | | ;「ユーゼス・ゴッツォ。お前の過去生に僕は存在していたか?」<br/>「存在していなければ、僕こそがお前の新たな運命変動因子だ!!お前の運命を決めるのは、お前じゃない!! 僕達なんだ!!」 |
− | :末路からの解脱を目指して様々な因果を再現したユーゼスだったが、これが決定的になりユーゼスはまたも敗北を喫することになる。そのユーゼス敗北時の会話はユーゼスの項目を参照のこと。最後の台詞はユーゼスという男の運命を的確に表している。 | + | :末路からの解脱を目指して様々な因果を再現したユーゼスだったが、これが決定的になりユーゼスはまたも敗北を喫することになる。最後の台詞はユーゼスという男の運命を的確に表している。 |
| + | === OGMD === |
| + | ;(以前のアーマラからは想像できない反応だ…) |
| + | :第39話「捧げられた負念体」にて、[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]に冗談を言われて困惑するアーマラに対して。記憶を失う前の彼女を知っていればこう思うのも当然だろう。 |
| | | |
| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
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| == 搭乗機体・関連機体 == | | == 搭乗機体・関連機体 == |
| ;[[量産型ヒュッケバインMk-II]] | | ;[[量産型ヒュッケバインMk-II]] |
− | :αシリーズなのでガンダム顔の方。この機体で謎の一団と交戦することになるが、常識的に考えれば限りなく詰みに近い局面。しかし、起死回生の一手によって機体を中破程度の損傷で逃亡に成功。その後はイングと共に海を漂流し、乗り捨てられた。 | + | :この機体で謎の一団と交戦することになるが、常識的に考えれば限りなく詰みに近い局面。しかし、起死回生の一手によって機体を中破程度の損傷で逃亡に成功。その後はイングと共に海を漂流し、乗り捨てられた。 |
| ;[[ベルゲルミル]] | | ;[[ベルゲルミル]] |
| :女性型のマシンナリーチルドレンから強奪し、搭乗する。この時の機体には背面にシックス・スレイブのユニットが装備されていなかった。機体の冷却装置を用いた思いもよらぬ戦法を披露する。戦闘後、乗り捨てられる。 | | :女性型のマシンナリーチルドレンから強奪し、搭乗する。この時の機体には背面にシックス・スレイブのユニットが装備されていなかった。機体の冷却装置を用いた思いもよらぬ戦法を披露する。戦闘後、乗り捨てられる。 |
192行目: |
204行目: |
| :『第2次OG』プロローグにて搭乗。上記の量産型Mk-IIの役割を担う形となったため、正式運用は不可。 | | :『第2次OG』プロローグにて搭乗。上記の量産型Mk-IIの役割を担う形となったため、正式運用は不可。 |
| ;[[アルブレード・カスタム]] | | ;[[アルブレード・カスタム]] |
− | :『第2次OG』序盤での搭乗機。ラ・ギアス編ではこの機体で最後まで戦うことになる。 | + | :『第2次OG』序盤での搭乗機。 |
| ;[[アッシュ (OG)|エクスバイン・アッシュ]] | | ;[[アッシュ (OG)|エクスバイン・アッシュ]] |
| :大破した[[エクスバイン]]の改造機。『第2次OG』でのメイン乗機。 | | :大破した[[エクスバイン]]の改造機。『第2次OG』でのメイン乗機。 |
| ;[[エグゼクスバイン]] | | ;[[エグゼクスバイン]] |
− | :アッシュの改装機。劇中でのイベントやBGM、性能から非常にインパクトが強い。イングの念動力で無理矢理安定稼働をさせている状態であり、完全なイング専用機になっている。 | + | :アッシュの改装機。『第2次OG』で登場した時点ではイングの念動力で無理矢理安定稼働をさせている状態であり、完全なイング専用機になっている。『OGMD』では調整されて汎用PTとして運用が可能となった。 |
| ;[[アダマトロン]] | | ;[[アダマトロン]] |
| :マシアフとして取り込まれたが、[[リー・リンジュン|リー]]とイルイのおかげで脱出に成功する。 | | :マシアフとして取り込まれたが、[[リー・リンジュン|リー]]とイルイのおかげで脱出に成功する。 |
202行目: |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]でフェフが会話の中でイングシリーズのことを口にしていて、また[[イーグレット・ウルズ|ウルズ]]も[[イーグレット・アンサズ|アンサズ]]や[[イーグレット・スリサズ|スリサズ]]が倒された後に「まだ数多くの兄弟達がいる」と語っており、後に[[第2次スーパーロボット大戦OG]]にて登場した。 | | *[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]でフェフが会話の中でイングシリーズのことを口にしていて、また[[イーグレット・ウルズ|ウルズ]]も[[イーグレット・アンサズ|アンサズ]]や[[イーグレット・スリサズ|スリサズ]]が倒された後に「まだ数多くの兄弟達がいる」と語っており、後に[[第2次スーパーロボット大戦OG]]にて登場した。 |
| + | *当初は'''作成段階で[[木原マサキ|ユーゼス]][[秋津マサト|の全人格と記憶をインプットされている]]という背景が存在していた'''。 |
| + | **初期案では、ユーゼス自身は第57話「紅の聖誕祭(後篇)」で死亡し、その後インプットされた人格に乗っ取られたイングがラスボスとなる(その時点でのイングのステータスを引き継いでボス化する)予定であったが、これをやってしまうと次の周回からイングが使われなくなる恐れが濃厚であったため、見送られると同時にこの設定も消滅、現在の背景に落ち着いた。 |
| + | **第2次OGで2回ある乗り換えイベントでは、いずれも人格変移が発生しているが、その時の口調・性格は本来このボス化イベントの伏線として使われる予定だったらしい。 |
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