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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Astonaige Medoz]]
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| 外国語表記 =  
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
基本的に死亡することはない。[[ブライト・ノア]]が自軍部隊の[[まとめ役]]になるので、必然的に'''メカニックのまとめ役'''を務めることが多い。「チーム・アーガマ」とでも呼ぶべきブライト乗艦常連クルーの一角だが、[[トーレス]]や[[サエグサ]]らと異なり『逆襲のシャア』でも重要なキャストだった影響もあり、参戦作数は段違いに多い。[[サブパイロット]]扱いすら一度も無い[[NPC]]の立場を貫きつつ、存在感と注目度では格が違うと言って過言でない。
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基本的に死亡することはない。[[ブライト・ノア]]が自軍部隊の[[まとめ役]]になるので、必然的に'''メカニックのまとめ役'''を務めることが多い。「チーム・アーガマ」とでも呼ぶべきブライト乗艦常連クルーの一角だが、[[トーレス]]や[[サエグサ]]らと異なり『逆襲のシャア』でも重要なキャストだった影響もあり参戦作数は段違いに多く、更に近年は『逆シャア』後の設定でもしれっと[[ラー・カイラム]]にいる姿が目立つ。[[サブパイロット]]扱いすら一度も無い[[NPC]]の立場を貫きつつ、存在感と注目度では格が違うと言って過言でない。
    
特に旧シリーズのアストナージの能力は天井知らずの[[スパロボ補正]]がかかっており、[[宇宙世紀]]の[[ガンダムシリーズ]]は勿論、他系列の[[モビルスーツ]]も[[修理]]・[[改造]]に取り掛かるほか、さらに、[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]や[[マジンカイザー]]を筆頭にした未知の動力を扱った[[スーパーロボット]]まで、機体でありさえすれば[[サイズ]]もお構いなしに面倒を見る。というか味方ユニットなら([[ボスボロット]]も当然ながら一応は)全て見てくれる。しかも一切の妥協をしないという仕事っぷり。整備に当たっては一応各種作品のブレーン役やメカニック担当の手も借りているようであるが、主に手を加えているのはこの人。某動画サイトにてスパロボ参戦希望作品の動画が作られると、必ずと言って良いぐらいアストナージ関連タグ(例:アストナージが過労死する)が張られるが、それぐらい凄い扱いを受けている。また、凄腕のモデリング技術を披露する動画には「野生のアストナージ」タグが張られたりと、その界隈ではスパロボにおけるアストナージのイメージのほうが一般化しているとも言える。
 
特に旧シリーズのアストナージの能力は天井知らずの[[スパロボ補正]]がかかっており、[[宇宙世紀]]の[[ガンダムシリーズ]]は勿論、他系列の[[モビルスーツ]]も[[修理]]・[[改造]]に取り掛かるほか、さらに、[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]や[[マジンカイザー]]を筆頭にした未知の動力を扱った[[スーパーロボット]]まで、機体でありさえすれば[[サイズ]]もお構いなしに面倒を見る。というか味方ユニットなら([[ボスボロット]]も当然ながら一応は)全て見てくれる。しかも一切の妥協をしないという仕事っぷり。整備に当たっては一応各種作品のブレーン役やメカニック担当の手も借りているようであるが、主に手を加えているのはこの人。某動画サイトにてスパロボ参戦希望作品の動画が作られると、必ずと言って良いぐらいアストナージ関連タグ(例:アストナージが過労死する)が張られるが、それぐらい凄い扱いを受けている。また、凄腕のモデリング技術を披露する動画には「野生のアストナージ」タグが張られたりと、その界隈ではスパロボにおけるアストナージのイメージのほうが一般化しているとも言える。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
:途中から合流。原作で関係の無い[[シーブック・アノー|シーブック]]とは面識が無かったという設定。
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:初登場作品。途中から合流。原作で関係の無い[[シーブック・アノー|シーブック]]とは面識が無かったという設定。
 
:[[プレイステーション]]版では、味方に入ると『F完結編』同様[[改造]]段階が大幅に跳ね上がる。
 
:[[プレイステーション]]版では、味方に入ると『F完結編』同様[[改造]]段階が大幅に跳ね上がる。
 
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
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:過去の[[キャラクター事典]]で、何度も口うるささの喩えに伏字で使われていた[[コトセット・メムマ|コトセット]]と初共演を果たす。
 
:過去の[[キャラクター事典]]で、何度も口うるささの喩えに伏字で使われていた[[コトセット・メムマ|コトセット]]と初共演を果たす。
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:本作のキャラ事典100%達成における一番の問題児。[[主人公]]を'''[[アイビス・ダグラス|アイビス]]'''にして、中盤に「'''[[アクシズ]]'''」ルートを選択すると一瞬だけ登場。シナリオライターに存在を忘れられていたのかもしれない。なお主人公アイビスで彼の登場しない「[[月]]」ルートを選んだ場合はイベントで「メガネをかけた[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]」が登場する(本作では少女イルイはキャラ事典には登録されないため、この姿を見られるタイミングはここだけ)。
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:本作のキャラクター事典100%達成における一番の問題児。[[主人公]]を'''[[アイビス・ダグラス|アイビス]]'''にして、中盤に「'''[[アクシズ]]'''」ルートを選択すると一瞬だけ登場。シナリオライターに存在を忘れられていたのかもしれない。なお主人公アイビスで彼の登場しない「[[月]]」ルートを選んだ場合はイベントで「メガネをかけた[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]」が登場する(本作では少女イルイはキャラクター事典には登録されないため、この姿を見られるタイミングはここだけ)。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}}
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
:今回は前作とは違い普通に登場する。今作では、今までにない凄まじいエネルギーを持ったロボットたちの面倒を見ることになる。新規参入した『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の整備士[[コジロー・マードック]]に劇中で「'''伝説のメカニック'''」と呼ばれる一幕も。
 
:今回は前作とは違い普通に登場する。今作では、今までにない凄まじいエネルギーを持ったロボットたちの面倒を見ることになる。新規参入した『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の整備士[[コジロー・マードック]]に劇中で「'''伝説のメカニック'''」と呼ばれる一幕も。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
:相変わらず[[ロンド・ベル]]のメカニックとして出演。リアル系の場合、主人公の機体を解析しようとするが、結局大したことは分からなかった。が、それでも[[主人公]]機を整備するあたりはさすがである。
+
:相変わらず[[ロンド・ベル]]のメカニックとして出演。[[Gファイター|Gアーマー]]or[[フルアーマーガンダム]]入手時には機体の出自を説明をしてくれるシーンがある。メカニック仲間に恵まれたのもあって出番が多い他、本作ではアムロともとても親しい。
:[[Gファイター|Gアーマー]]or[[フルアーマーガンダム]]入手時には機体の出自を説明をしてくれるシーンがある。なお、本作ではアムロともとても親しい。
+
:またリアル系の場合、[[主人公]]の機体を解析しようとするが、結局大したことは分からなかった。それでも主人公機を整備したり、自爆装置の存在とその凶悪性を把握していたあたり、メカマンとして優秀な描写が目立つ。[[ボス]]にボロットの改造を懇願されるシーンでも悉く却下しているが、条件を満たすと寧ろこの場面では超メカニックとしての腕を揮ってくれる(後述)。
:主人公機の件に加え、[[ボス]]にボロットをパワーアップしてくれと頼まれるもあれもこれも無理だと却下するなど、旧シリーズと違って「'''万能ではない'''」と強調する描写が目立っており、この辺りが彼の扱いの岐路ともいえる。
+
:旧シリーズと違って万能ではない描写こそ目立ち、一見してアストナージの扱いの岐路に見えるが、以上のように本作のアストナージは有能な場面が多く、正確には「'''万能ではないが、極めて優秀'''」な扱いと言える。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
:ブライト同様、戦死イベントがある……が、[[タイムスリップ]]による歴史改編でこの戦死はリセットされる事に。今のところ(一応とは言えども)スパロボで唯一死亡シーンがある作品である。[[ミズホ・サイキ]]の出番の関係で、メカニックキャラの出番は結構ある。
+
:ブライト同様序盤で戦死するが、[[タイムスリップ]]による歴史改編により結果として戦死はなかったことになる。今のところ(一応とは言えども)スパロボで唯一死亡シーンがある作品である。[[ミズホ・サイキ]]の出番の関係で、メカニックキャラの出番は結構ある。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}
 
:序盤の宇宙ルートでチェーンと共に[[ネオ・ジオン]]に参加。[[エンジェル・ハイロゥ]]での決戦時には[[V2アサルトバスターガンダム]]に[[換装]]して[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]を出撃させた。
 
:序盤の宇宙ルートでチェーンと共に[[ネオ・ジオン]]に参加。[[エンジェル・ハイロゥ]]での決戦時には[[V2アサルトバスターガンダム]]に[[換装]]して[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]を出撃させた。
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:中盤から登場。[[マジンガーZ]]に[[マジンパワー]]を装備する場面などで出番がある。
 
:中盤から登場。[[マジンガーZ]]に[[マジンパワー]]を装備する場面などで出番がある。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
:やはりブライト艦で整備をしている。中々忙しそうにしており、[[レラ]]や[[チボデーギャルズ]]と共にあれこれと縁の下を支えてくれている。レラのことはメカニックの筋が良いと誉めていた。
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:やはりブライト艦で整備をしている。中々忙しそうにしており、[[レラ]]やチボデーギャルズと共にあれこれと縁の下を支えてくれている。レラのことはメカニックの筋が良いと誉めていた。
:宇宙に出る際に[[ガンダムEz-8|Ez-8]]とボロットの改修に頭を痛める場面もあり、『A』を前にしてこの時点でも超メカニック振りが鳴りを潜めている。
+
:宇宙に出る際に[[ガンダムEz-8|Ez-8]]とボロットの改修に頭を痛める場面もあり、旧シリーズのような超メカニック振りが鳴りを潜めており<ref>本作ではボスボロットは宇宙「C」、Ez-8に至っては宇宙「-」(システム上は「E」扱い)の為、彼の腕をもってしても改修できなかった可能性がある</ref>、『A』に先駆け本作がアストナージの扱いの岐路になったといえる。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:イベント「アクシズの攻防」にて『逆シャア』設定で初登場。[[死亡フラグ|ケーラとの絡みが原作以上に描かれている]]が故に今後が心配だったが、杞憂に終わった。
 
:イベント「アクシズの攻防」にて『逆シャア』設定で初登場。[[死亡フラグ|ケーラとの絡みが原作以上に描かれている]]が故に今後が心配だったが、杞憂に終わった。
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:1章Part13では『逆襲のシャア』シナリオが展開されるが、チェーン共々生存している。
 
:1章Part13では『逆襲のシャア』シナリオが展開されるが、チェーン共々生存している。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
:ミッション「新たな物語」より登場。本作も出典作品が『Ζガンダム』になっているが、キャラクター辞典では『逆襲のシャア』の内容も書かれている。
+
:ミッション「新たな物語」より登場。本作も出典作品が『Ζガンダム』扱いだが、キャラクター事典には『逆襲のシャア』の内容も書かれており、本編でも登場早々に[[νガンダム]]の話題を振っている。
 +
:サポーターコマンド要員としても登場しており、パッシブ・使用のどちらもHP回復効果。サポーターに求められる支援としては効果も数字も弱く、出番は作りにくい。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
! 名称 !! 作品 !! 使用時 !! パッシブ
+
! 名称
 +
! style="width: 50px;" | 作品
 +
! 名義
 +
! style="width: 50px;" | S-SP
 +
! 使用時
 +
! パッシブ
 
|-
 
|-
! rowspan="5"|応急処置
+
! rowspan="3"|応急処置
! colspan="3"|アストナージ
+
| rowspan="2" style="text-align: center;" | [[スーパーロボット大戦T|T]]
 +
| アストナージ
 +
| rowspan="2" style="text-align: center;" | 40
 +
| 全味方ユニットのHPを1500回復する。
 +
| -
 
|-
 
|-
| [[スーパーロボット大戦T|T]]
+
| アストナージ&[[ミリィ・チルダー|ミリィ]]
| 全味方ユニットのHPを1500回復する。
+
| 全味方ユニットのHPを2000回復、ENを30回復する。
 
| -
 
| -
 
|-
 
|-
| [[スーパーロボット大戦30|30]]
+
| style="text-align: center;" | [[スーパーロボット大戦30|30]]
 +
| アストナージ
 +
| style="text-align: center;" | 40
 
| 全味方ユニットのHPを2000回復する。
 
| 全味方ユニットのHPを2000回復する。
 
| 個別コマンド「[[修理]]」によるHP回復量を1.5倍にする。
 
| 個別コマンド「[[修理]]」によるHP回復量を1.5倍にする。
|-
  −
! colspan="3"|アストナージ&[[ミリィ・チルダー|ミリィ]]
  −
|-
  −
| T
  −
| 全味方ユニットのHPを2000回復、ENを30回復する。
  −
|
   
|-
 
|-
 
|}
 
|}
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
 
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]
+
;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ / シャア・アズナブル]]
 
:上官。[[アナハイム・エレクトロニクス]]と関係を持っていた頃に、彼にメカニックとしての才能を見出された。
 
:上官。[[アナハイム・エレクトロニクス]]と関係を持っていた頃に、彼にメカニックとしての才能を見出された。
 
:しかし、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]では、[[ネオ・ジオン]]の総帥となり「'''逆襲'''」してきた彼と敵対する事に。
 
:しかし、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]では、[[ネオ・ジオン]]の総帥となり「'''逆襲'''」してきた彼と敵対する事に。
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:彼の設計者としての腕前を評価。この図案をアナハイムに提出し、[[Ζガンダム]]という傑作機を生み出す。
 
:彼の設計者としての腕前を評価。この図案をアナハイムに提出し、[[Ζガンダム]]という傑作機を生み出す。
 
;フランクリン・ビダン(SRW未登場)
 
;フランクリン・ビダン(SRW未登場)
:カミーユの父親。第5話で彼から脅迫され、眼前で[[リック・ディアス (クワトロ専用)|クワトロのリック・ディアス]]を奪われた上に宇宙空間に放り出され、危うく死にかけた。監督が監督なだけに、運が悪ければここで退場していてもおかしくなかったのかもしれない。
+
:カミーユの父親。第5話で彼から脅迫され、眼前でクワトロの[[リック・ディアス]]を奪われた上に宇宙空間に放り出され、危うく死にかけた。監督が監督なだけに、運が悪ければここで退場していてもおかしくなかったのかもしれない。
    
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
169行目: 175行目:  
;[[モーラ・バシット]]
 
;[[モーラ・バシット]]
 
:スパロボにおいては部下。
 
:スパロボにおいては部下。
;[[ロメロ・マラベル]]、[[オーティス・アーキンズ]]
+
;[[ニナ・パープルトン]]
 +
:『A』ではメカニックとしての絡みがある。
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;[[ロメロ・マラバル]]、[[オーティス・アーキンズ]]
 
:『α』では旧知の仲らしく、彼らの「V計画」についても把握していた模様。[[熟練度]]次第では、彼らから20000の活動資金を提供される事に。
 
:『α』では旧知の仲らしく、彼らの「V計画」についても把握していた模様。[[熟練度]]次第では、彼らから20000の活動資金を提供される事に。
 
;[[クッフ・サロモン]]、[[ストライカー・イーグル]]
 
;[[クッフ・サロモン]]、[[ストライカー・イーグル]]
194行目: 202行目:  
:『F完結編』にて、[[ヘビーメタル]]に搭乗・操縦しながらも'''更に僚機として[[バッシュ]]4機を操る'''彼女の技術を見込み、電子系メカニックをやってみないかと声をかける。
 
:『F完結編』にて、[[ヘビーメタル]]に搭乗・操縦しながらも'''更に僚機として[[バッシュ]]4機を操る'''彼女の技術を見込み、電子系メカニックをやってみないかと声をかける。
 
;[[ウリバタケ・セイヤ]]
 
;[[ウリバタケ・セイヤ]]
:メカニック仲間。
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:メカニック仲間。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では[[アーガマ]]航行不能から[[ネェル・アーガマ]]受領まで一時的に[[ナデシコ]]に乗艦した際、すし詰め状態の地獄のような格納庫を共に捌き切った。
 
;[[金竜]]
 
;[[金竜]]
 
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』にて彼をメッセンジャーボーイにした。
 
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』にて彼をメッセンジャーボーイにした。
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=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[ボス]]
 
;[[ボス]]
:彼の愛機である[[ボスボロット]]の扱いには流石に苦労しているようで、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では宇宙仕様にするのに悩み、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では強力な武装をつけて欲しいという要望を拒否してボスを怒らせてしまっている。それでもアストナージなりに頑張ったのか、フラグ次第では「ボロットプレッシャーパンチ」を取り付けてくれる。
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:彼の愛機である[[ボスボロット]]の扱いには流石に苦労しているようで、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では宇宙仕様にするのに悩み、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では強力な武装をつけて欲しいという要望を拒否してボスを怒らせてしまっている。ところがフラグ次第では…(後述)。
 
;[[浪花十三]]
 
;[[浪花十三]]
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、[[サイバスター]]のコクピットの中を調べていたところ、彼から「おっさん」呼ばわりされ激怒した。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、[[サイバスター]]のコクピットの中を調べていたところ、彼から「おっさん」呼ばわりされ激怒した。
 
;[[大山トチロー]]、[[厚井鉄男]]、[[ジョシュア・ラングレン]]
 
;[[大山トチロー]]、[[厚井鉄男]]、[[ジョシュア・ラングレン]]
 
:『[[T]]』におけるメカニック仲間で、物語終盤にて彼らと共に[[ダン・オブ・サーズデイ|ダン]]の修理に取り掛かる。
 
:『[[T]]』におけるメカニック仲間で、物語終盤にて彼らと共に[[ダン・オブ・サーズデイ|ダン]]の修理に取り掛かる。
 +
;[[凱]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』におけるメカニック後輩。彼からは慕われている。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
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;「ケーラ、取って置きのサラダ、作っとくからな」
 
;「ケーラ、取って置きのサラダ、作っとくからな」
 
:[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]が出撃するときに言ったセリフ。この後ケーラだけでなく、彼も死亡してしまう。これで[[死亡フラグ|サラダフラグ]]が有名に…
 
:[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]が出撃するときに言ったセリフ。この後ケーラだけでなく、彼も死亡してしまう。これで[[死亡フラグ|サラダフラグ]]が有名に…
;「サラダを一緒に・・・食べるんじゃなかったのか…!?」
+
;「サラダを一緒に…食べるんじゃなかったのか…!?」
 
:[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]の[[ヤクト・ドーガ]]に握り潰されたケーラの遺体を目の当たりにして。恋人の変わり果てた姿にアストナージはただ慟哭するしかなかった。
 
:[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]の[[ヤクト・ドーガ]]に握り潰されたケーラの遺体を目の当たりにして。恋人の変わり果てた姿にアストナージはただ慟哭するしかなかった。
;「チェーン!やめろーっ!!」
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;「チェーン! やめろーっ!!」
 
:最期の台詞。甲板に繋ぎ止めていた[[リ・ガズィ]]で出撃しようとする[[チェーン・アギ|チェーン]]を引き止めようとするが叶わず、コックピットから離れたところ、眼前に敵弾が命中。そのまま爆発に巻き込まれて命を落としてしまう。直後のデッキ内を腹部に大きな破片が突き刺さった彼の遺体が流れている。
 
:最期の台詞。甲板に繋ぎ止めていた[[リ・ガズィ]]で出撃しようとする[[チェーン・アギ|チェーン]]を引き止めようとするが叶わず、コックピットから離れたところ、眼前に敵弾が命中。そのまま爆発に巻き込まれて命を落としてしまう。直後のデッキ内を腹部に大きな破片が突き刺さった彼の遺体が流れている。
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::ジャブロールート第10話「アムロ再び」のシナリオデモにて。[[浪花十三|十三]]から「'''アストナージのおっさん'''」と呼ばれて。
 
::ジャブロールート第10話「アムロ再び」のシナリオデモにて。[[浪花十三|十三]]から「'''アストナージのおっさん'''」と呼ばれて。
 
::実年齢は不明で外見から見てお世辞にも若いとは言えないが、おっさん呼ばわりされる事を嫌がるところを見ると、見かけほど歳はいっていないようである。
 
::実年齢は不明で外見から見てお世辞にも若いとは言えないが、おっさん呼ばわりされる事を嫌がるところを見ると、見かけほど歳はいっていないようである。
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;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
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:;「お、ありがとよ。みんな!一段落したら昼メシ食っていいぞ!」
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::アクシズルート第35話「魂、重力に引かれて-前編-」のシナリオデモにて。
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::何てことのない日常的な台詞であるが、先述の通り主人公アイビスかつアクシズルート選択時しか見られない'''第2次αにおけるアストナージ唯一の台詞'''である。
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;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]
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:;「お手上げに近いですね、あのベルグバウってやつは。装甲材質、動力源、武装…不明な点が多すぎます」<br/>アムロ「地球製の機体ではないのか?」<br/>「微妙ですね。操縦系や手持ちの武器なんかはモビルスーツやパーソナルトルーパーに似ていますが…動力源はどうみてもEOTです」<br/>(中略)<br/>カツ「ということは…ベルグバウは異星人の兵器なんですか?」<br/>「その可能性は高い。使われている技術は、エアロゲイターのものと似ていたりするしな」
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::[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]編第1話「虚空からの転生」にて。[[ベルグバウ]]の調査をした際の会話。「お手上げに近い」とアストナージにしては珍しい台詞だが、この後「[[アストラナガン|地球で作ったか、地球製のものを改良したと思われる部分もある]]」とその根幹に迫る部分まで明らかにしている。流石は伝説のメカニックである。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
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:;ニナ「この技術、次のガンダムに取り入れられないかしら?」<br/>「気を付けてくれよ。自爆装置らしきものもある」<br/>レイン「自爆装置!?」<br/>コウ「何のために!?」<br/>「わからん、どれくらいの威力があるのか、どういう理由でついているのか…」<br/>「…ま、あいつの記憶が戻れば、わかるかもしれないがな」(アクセル)<br/>「そういうところも含めて、あいつは謎めいた女だってことさ」(ラミア)
 +
::第7話「熱砂の攻防戦」or「デザート・ストーム」にて主人公機についてエンジニア仲間と話している際の一幕。後述の25話での件の[[伏線]]である。
 +
:;アストナージ「…おいおい、無茶言うなよ。機体の方がもたないぞ」<br/>ボス「そんな事言わずにさ。天才アストナージ様。ほら、[[マジンガーZ]]みたいに[[ロケットパンチ]]とか」<br/>アストナージ「ロケットパンチ? 反動でボロットの肩がもげるぞ」<br/>ボス「じゃあ、ブレストファイヤーは?」<br/>アストナージ「放熱に耐えられず、ボロット自身が溶けてしまう」<br/>ボス「じゃあ、[[ダイモス]]みたいにダブルブリザード! ってのは?」<br/>アストナージ「フィンの回転速度を知ってるのか? ボロットが分解しちまうぞ」<br/>ボス「なら、[[ガンダム]]とかが使っている[[ビームライフル]]や[[ビームサーベル]]を持たせてくれよ…それなら大丈夫だろ?」<br/>アストナージ「ボロットの指を見ろよ。あんな太くて短い指でライフルやサーベルを扱うのは無理だよ」
 +
::宇宙ルート第10話「勝利者などいない戦い」or「ザ・ウィナー」。[[ボスボロット]]を強化してほしいとあれこれ懇願する[[ボス]]の言葉を技術者目線で徹底的に却下する<ref>この発言の元ネタは完成前のボロットにボスがマジンガーZの装備をつけてくれと懇願された[[もりもり博士]]の返しから。</ref>。これに癇癪を起こしたボスは[[アーガマ]]を飛び出してしまう。一見すると、本作のアストナージが万能ではないことを表すようなイベントだが、ボスの[[隠し要素/A|撃墜数を稼いでおくと]]後の場面の台詞が変わり…。
 +
:;アストナージ「せっかくボロットの腕を補強して、ドリルプレッシャーパンチをつけてやったってのにな」<br/>甲児「ええ!? …すげえっ!」<br/>甲児「アストナージさん、今度マジンガーZにもつけてくれよ」<br/>アストナージ「ダメダメ、ボロットは単純な構造だからできたんだ」<br/>アストナージ「マジンガーZは複雑すぎて無理だ。第一、アイアンカッターはどうするんだよ」
 +
::'''こうなる。'''ボスが飛び出したまま戻ってこない数日間で、[[グレートマジンガー]]のドリルプレッシャーパンチを本当に移植してしまった。一応[[兜甲児|甲児]]に懇願されたマジンガーへの実装は断っているものの、ボロットにはロケットパンチの実装を否定したにも関わらず、その上位武装を実装してしまうのは本物の天才アストナージ様である。しかもこの時、グレートはロンド・ベルにまだ合流していない。…撃つとボロットは黒焦げにはなるが。
 +
:;「大変だな。ネェル・アーガマが破壊でもされたらことだぜ」
 +
::第14話「平和解放軍」or「天才科学者アイザムの挑戦」。アーガマ航行不能により、[[ナデシコ]]1艦に部隊の全機を収容することになったせいで出撃の際に大混乱が起き、それを漸く捌き切った際、共に苦労したメカニック仲間の[[ウリバタケ・セイヤ|ウリバタケ]]に対してのぼやき。幸い、同話のエンドデモで守り切ったネェル・アーガマに乗り換えとなり、この台詞自体は杞憂に終わった。
 +
:;ブライト「ガンダムファイターはガンダムを呼べるんじゃなかったのか!?」<br/>アストナージ「ムチャ言わないでくれ! 整備中だったんだ! ここで呼ばれたら、アーガマぶち抜いちまう!」
 +
::第18話「鍛えよ、勝つために」or「ネオホンコン、炎上」。補給中に[[グン・ジェム隊]]の急襲を受けた際、[[アルゴ・ガルスキー]]の[[ボルトガンダム]]が出撃可能の意思を示した際のブライトの台詞に対するツッコミ。確かに整備中の機体が急に飛んで行ったら戦艦ごと大惨事である。
 
:;「ハッチ開けろっ! 竜騎兵が出るぞぉっ!」
 
:;「ハッチ開けろっ! 竜騎兵が出るぞぉっ!」
::第21話、ドラグナーチームが復帰、出撃する際に。
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::第21話「決められた道をただ歩くよりも」or「ボソン・ジャンプ」にて、[[ドラグナー]]チームが復帰、カスタムドラグナーが初出撃する際に。
:;アクセル(ラミア)「アストナージ・メドッソ。ハッタリだと思うか? ・・・整備していたあんた(お前)には、わかるはずだぞ」<br/>「・・・・・・」
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::余談だが、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』ではこの台詞をドラグナー[[ラング・プラート|開発者当人]]がオマージュしたような発言が存在する。
::第25話で[[アクセル・アルマー|アクセル]]or[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]に主人公機の[[自爆]]装置の存在について名指しで聞かれた時の反応。青ざめて言葉も出なかった。メカニック仲間の[[ウリバタケ・セイヤ|ウリバタケ]]に「冗談で青くなるか。相当ヤバいもんらしい」とフォローされる。
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:;アクセル(ラミア)「アストナージ・メドッソ。ハッタリだと思うか? …整備していたあんた(お前)には、わかるはずだぞ」<br/>アストナージ「……」
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::第25話「星明りの小夜曲」or「スターライト・セレナーデ」で[[アクセル・アルマー|アクセル]]or[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]に主人公機の[[自爆]]装置の存在について名指しで聞かれた時の反応。青ざめて言葉も出なかった。ウリバタケに「冗談で青くなるか。相当ヤバいもんらしい」とフォローされる。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:;「ダンバインを直に見た事がないんで、断言は出来ませんが…設計概念や機体構造はそっくりですね」<br/>「こっちのガンダムとヒイロや刹那達のガンダムと違って、あれは同じ世界で作られたオーラ・バトラーだと言っていいですぜ」<br/>「もっとも、システムはビルバインの方が洗練されていますから、サーバインはあれやダンバインより前の機体かも知れませんが…」
 
:;「ダンバインを直に見た事がないんで、断言は出来ませんが…設計概念や機体構造はそっくりですね」<br/>「こっちのガンダムとヒイロや刹那達のガンダムと違って、あれは同じ世界で作られたオーラ・バトラーだと言っていいですぜ」<br/>「もっとも、システムはビルバインの方が洗練されていますから、サーバインはあれやダンバインより前の機体かも知れませんが…」
::第61話(1章Part8)「バランバランの秘宝」における[[サーバイン]]の調査報告。これを聞いてアムロは「[[ガンダム|プロトタイプガンダム]]が別の世界からやって来たような感じか」と例える。
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::1章Part8「バランバランの秘宝」における[[サーバイン]]の調査報告。これを聞いてアムロは「[[ガンダム|プロトタイプガンダム]]が別の世界からやって来たような感じか」と例える。
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:;「だから、待てと言ってるんだ。普段使ってないコックピットに乗るなら、最低限の調整が必要だろうが」<br/>「上には俺から説明しておいてやる。だから、調整が終わるまで待ってろ。それと、必ず戻って来るんだぞ」
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::2章Part10「三つの心が一つになれば」。[[ブラックゲッター]]のコックピットに乗り込もうとする[[渓]]に続こうとした[[凱]]を制止して。当初は凱の参戦自体を止めようとしたのだが、凱が無理を通して出ようとするのを見かねての台詞。普段一人乗りのブラックゲッターは、イーグル号以外のコックピット自体は残っていても未整備状態。アストナージはそれを通すわけにはいかなかった。凱の意思を汲みつつ、メカニックとしての矜持を貫いた台詞である。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
;[[Ζガンダム]]
 
;[[Ζガンダム]]
 
:『ΖΖ』でジュドーに反発して、一度だけ搭乗。しかし、メカニックとしては優秀だがパイロットではない彼がまともに戦闘などできるはずもなく泣く泣く撤退する事に。
 
:『ΖΖ』でジュドーに反発して、一度だけ搭乗。しかし、メカニックとしては優秀だがパイロットではない彼がまともに戦闘などできるはずもなく泣く泣く撤退する事に。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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