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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = あしゅら
 
| タイトル = あしゅら
| 外国語表記 = [[外国語表記::Ashura]]
   
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|マジンガーZ (TV)|マジンガーZ}}
 
*{{登場作品 (人物)|マジンガーZ (TV)|マジンガーZ}}
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: {{声優 (登場作品別)|石飛幸治|真マジンガー 衝撃! Z編|SRW=Y}}(男)<br />{{声優 (登場作品別)|山像かおり|真マジンガー 衝撃! Z編|SRW=Y}}(女)
 
: {{声優 (登場作品別)|石飛幸治|真マジンガー 衝撃! Z編|SRW=Y}}(男)<br />{{声優 (登場作品別)|山像かおり|真マジンガー 衝撃! Z編|SRW=Y}}(女)
 
; INFINITY
 
; INFINITY
: [[声優:宮迫博之|宮迫博之]](男)<br />{{代役 (登場作品別)|竹内良太|宮迫博之|劇場版 マジンガーZ / INFINITY|オリジナル声優SRWシリーズ音声収録=Y}}(男・SRW[[代役]])<br />{{声優 (登場作品別)|朴璐美|劇場版 マジンガーZ / INFINITY|SRW=Y}}(女)
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: [[声優:宮迫博之|宮迫博之]](男)<br />{{代役 (登場作品別)|竹内良太|宮迫博之|劇場版 マジンガーZ / INFINITY|オリジナル声優SRWシリーズ音声収録=Y}}(男・[[スーパーロボット大戦30|30]]以降[[代役]])<br />{{声優 (登場作品別)|朴璐美|劇場版 マジンガーZ / INFINITY|SRW=Y}}(女)
 
| 初登場SRW =  
 
| 初登場SRW =  
 
; 旧作版
 
; 旧作版
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=== 『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』 ===
 
=== 『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』 ===
[[ミケーネ帝国|ミケーネ人]]の夫婦であった神官[[トリスタン (マジンガー)|トリスタン]]と巫女・[[イゾルデ]]の腐った半身を取り除き、結合された姿という設定になっている。ミケーネの謎を知る者として最後まで物語上非常に重要なポジションに位置するキャラであり、'''もう一人の[[主人公|主役]]'''といっても過言ではない。[[生身ユニット|生身]]でマジンガーに立ち向かう姿など最初から最後まで、かつてない'''「かっこいいあしゅら男爵」'''の姿を視聴者に見せ付けた。
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[[ミケーネ帝国|ミケーネ人]]の夫婦であった神官[[トリスタン (マジンガー)|トリスタン]]と巫女・[[イゾルデ]]の腐った半身を取り除き、結合された姿という設定になっている。ミケーネの謎を知る者として最後まで物語上非常に重要なポジションに位置するキャラであり、'''もう一人の[[主人公|主役]]'''といっても過言ではない<ref>時系列上の結末は序盤で明かされてしまい、「あしゅらの死によるミケーネの神々降臨」によって作品としての最終回が終了するため、ある意味『衝撃!Z編』はあしゅら男爵の物語であったとも言える。</ref>。[[生身ユニット|生身]]でマジンガーに立ち向かう姿など最初から最後まで、かつてない'''「かっこいいあしゅら男爵」'''の姿を視聴者に見せ付けた。
    
終盤で明かされた真相は、眠っていたトリスタンとイゾルデの半身をDr.ヘルが薬品で腐らせ、後からやって来た[[錦織つばさ|つばさ]]に治療を命じてあしゅらが作り出された、というものだった。真相を知ったことでDr.ヘルに反逆する。その真の狙いは、蘇生時にかけられた「命を絶てない」という暗示を逃れ、ミケーネの神々を呼び出す儀式のために自害することである。最終的にDr.ヘルの死によって、ヘルの用意したミケーネへの対抗策 ([[地獄王ゴードン]]) を無効化したうえで儀式を完遂し、彼 (彼女) の本懐は果たされることになる。
 
終盤で明かされた真相は、眠っていたトリスタンとイゾルデの半身をDr.ヘルが薬品で腐らせ、後からやって来た[[錦織つばさ|つばさ]]に治療を命じてあしゅらが作り出された、というものだった。真相を知ったことでDr.ヘルに反逆する。その真の狙いは、蘇生時にかけられた「命を絶てない」という暗示を逃れ、ミケーネの神々を呼び出す儀式のために自害することである。最終的にDr.ヘルの死によって、ヘルの用意したミケーネへの対抗策 ([[地獄王ゴードン]]) を無効化したうえで儀式を完遂し、彼 (彼女) の本懐は果たされることになる。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
スパロボにおいても存在感と出番はあれど、主人公達に対し連戦連敗失敗続きの無能な敵幹部(連戦連敗なのは、あしゅら男爵に限った話では無いのだが)の代表格として扱われることが多かった。[[マジンガーZ (TV)|TV版]]における壮絶な最期が再現されずあっけなく死ぬ描写も多いが、[[α]]でようやくTV版の最期が再現された。もっとも、東映版での参戦は『[[IMPACT]]』が最後となった(『[[X-Ω]]』は変則的な設定での参戦となっているため)。
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スパロボにおいても存在感と出番はあれど、主人公達に対し連戦連敗失敗続きの無能な敵幹部(連戦連敗なのは、あしゅら男爵に限った話では無いのだが)の代表格として扱われることが多かった。[[マジンガーZ (TV)|TV版]]における壮絶な最期が再現されずあっけなく死ぬ描写も多いが、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でようやくTV版の最期が再現された。もっとも、東映版での参戦は『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』が最後となった(『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』は変則的な設定での参戦となっているため)。
    
一方で[[マジンカイザー (OVA)|OVA版]]設定の場合は、格闘や防御などスーパー系パイロットに要求される能力値が高めに設定されており、[[あしゅらマジンガー]]や[[地獄王ゴードン]]など搭乗機にも恵まれているため強敵となっている。
 
一方で[[マジンカイザー (OVA)|OVA版]]設定の場合は、格闘や防御などスーパー系パイロットに要求される能力値が高めに設定されており、[[あしゅらマジンガー]]や[[地獄王ゴードン]]など搭乗機にも恵まれているため強敵となっている。
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::しかしシナリオ「あしゅら男爵の最期」では、3人共[[加速]]を持たず、乗機の[[移動力]]も低いため、会話を見たうえでシナリオをクリアするのは難しい。
 
::しかしシナリオ「あしゅら男爵の最期」では、3人共[[加速]]を持たず、乗機の[[移動力]]も低いため、会話を見たうえでシナリオをクリアするのは難しい。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
:DC地上軍所属。なんと、スーパー系第1話で'''[[ゲッタードラゴン]]に乗って登場する'''。操縦に難儀している様子だが、あしゅら本人はそこそこ高い[[格闘 (能力)|格闘]]値がある為ゲッタードラゴンとの相性は良好。舐めてかかるといくらマジンガーZと甲児でもやられてしまう。
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:DC地上軍所属。なんと、スーパー系第1話で'''[[ゲッタードラゴン]]に乗って登場する'''。操縦に難儀している様子だが、あしゅら本人は[[格闘 (能力)|格闘]]値がそこそこある上、腐ってもボスキラーの一発を持つゲッタードラゴンなので第1話にあるまじき強さを誇る。舐めてかかるとマジンガーZでもゲッタービームで葬られてしまう。
 
:それ以降はずっとグールに乗り、[[デビルガンダム]]再生のために雑用もとい暗躍する。『第4次』同様出番が多いが、グール含め引き連れて来るユニットがほとんど大した強さではないので、本作の[[ポセイダル軍|ポセイダル]]=[[ゲスト]]軍が厄介なのもあって「癒し」にさえ思える程に戦いやすい相手。
 
:それ以降はずっとグールに乗り、[[デビルガンダム]]再生のために雑用もとい暗躍する。『第4次』同様出番が多いが、グール含め引き連れて来るユニットがほとんど大した強さではないので、本作の[[ポセイダル軍|ポセイダル]]=[[ゲスト]]軍が厄介なのもあって「癒し」にさえ思える程に戦いやすい相手。
 
:強さという点ではゲッタードラゴンに乗る'''第1話がピーク'''である。
 
:強さという点ではゲッタードラゴンに乗る'''第1話がピーク'''である。
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:[[ブロッケン伯爵]]よりも長生きするが、散り際は至って普通。本作ではスーパー系限定シナリオと地上編でしか出番がない為、選択次第では最期どころか顔すら拝めない。
 
:[[ブロッケン伯爵]]よりも長生きするが、散り際は至って普通。本作ではスーパー系限定シナリオと地上編でしか出番がない為、選択次第では最期どころか顔すら拝めない。
 
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
 
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
:DISK2の「バーチャルスタジアム」で使用できるデフォルトチームのいくつかにメンバー入りしているが、そのうちの一つが妙齢の女性パイロットたちを集めた'''「お姉さんチーム」'''。……確かに半分はお姉さんだが、それでいいのかあしゅら男爵。
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:DISC 2の「バーチャルスタジアム」で使用できるデフォルトチームのいくつかにメンバー入りしているが、そのうちの一つが妙齢の女性パイロットたちを集めた'''「お姉さんチーム」'''。……確かに半分はお姉さんだが、それでいいのかあしゅら男爵。
    
==== [[αシリーズ]] ====
 
==== [[αシリーズ]] ====
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
:スーパー系ルート第1話より登場。パイルダーしかない甲児を殺そうとしたり、すぐ後の話では[[マ・クベ]]と何か取引したりと暗躍(ルートによっては、ここで受け取った物が[[ドラゴノザウルス]]と判明する)。しかし、最後は原作通り脱走し[[ロンド・ベル]]に決戦を挑み戦死する。
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:スーパー系ルート第1話より登場。パイルダーしかない甲児を殺そうとしたり、すぐ後の話では[[マ・クベ]]と何か取引したりと暗躍(南アタリア島ルートでは、ここで受け取った物が[[ドラゴノザウルス]]と判明する)。しかし、最後は原作通り脱走し[[ロンド・ベル]]に決戦を挑み戦死する。
 
:今作では主人公機の乗り換えイベント時に版権の壁を越えて、一度だけ[[無敵戦艦ダイ]]に搭乗する。原作(TV版)冒頭でのあしゅら男爵の台詞を再現するなど、比較的最期を忠実に再現している作品となった。
 
:今作では主人公機の乗り換えイベント時に版権の壁を越えて、一度だけ[[無敵戦艦ダイ]]に搭乗する。原作(TV版)冒頭でのあしゅら男爵の台詞を再現するなど、比較的最期を忠実に再現している作品となった。
 
:なお、彼&彼女の間抜けぶりはスーパー系第1話から再現されており、撃墜すると時間的に間に合わないと思ったのか作戦内容を勝手に全て喋る。これさえ言わなければ、甲児が急いで[[光子力研究所]]に戻らなかった。しかも、状況的に喋らなければ光子力研究所を破壊できていた可能性は充分にあった。
 
:なお、彼&彼女の間抜けぶりはスーパー系第1話から再現されており、撃墜すると時間的に間に合わないと思ったのか作戦内容を勝手に全て喋る。これさえ言わなければ、甲児が急いで[[光子力研究所]]に戻らなかった。しかも、状況的に喋らなければ光子力研究所を破壊できていた可能性は充分にあった。
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==== VXT三部作 ====
 
==== VXT三部作 ====
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
:『INFINITY』設定で初登場。男側キャストの宮迫博之氏は本作がスパロボ初出演。中盤より度々甲児達[[T3]]の前に立ちはだかる。
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:『INFINITY』設定で初登場。本作のみ男側キャストが原作の宮迫博之氏になっている。同氏は本作がスパロボ初出演。中盤より度々甲児達[[T3]]の前に立ちはだかる。
    
==== 単独作品 ====
 
==== 単独作品 ====
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::フリーバトルに登場。
 
::フリーバトルに登場。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
:『INFINITY』設定。男性側キャストが[[代役]]の竹内良太氏に変更された。
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:『INFINITY』設定。宮迫氏の音声が諸事情で使えなくなったためか、本作から男性側キャストが[[代役]]の竹内良太氏に変更された。
 
:本作ではその存在が「Dr.ヘルによる恐怖の象徴」として世間一般に認知されていた設定で、子供の戒めにも名前が持ち出されていた事が[[友永勇太|勇太]]、[[獅堂光|光]]、[[龍咲海|海]]、[[鳳凰寺風|風]]、[[紅月カレン|カレン]]の口から語られている。
 
:本作ではその存在が「Dr.ヘルによる恐怖の象徴」として世間一般に認知されていた設定で、子供の戒めにも名前が持ち出されていた事が[[友永勇太|勇太]]、[[獅堂光|光]]、[[龍咲海|海]]、[[鳳凰寺風|風]]、[[紅月カレン|カレン]]の口から語られている。
 +
:今回は『T』と比べるとあっさりした決着となっているが、マジンカイザー加入シナリオ「怒りの魔神」において別の次元から召喚されたあしゅら男爵がマジンガーZと真ゲッタードラゴンを奪取する見せ場が存在する。
    
=== マジンカイザー版設定 ===
 
=== マジンカイザー版設定 ===
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==== 単独作品 ====
 
==== 単独作品 ====
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
:OVA版設定で初登場。音声も久々の新規収録。[[あしゅらマジンガー]]や[[地獄王ゴードン]]も登場した。
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:OVA版設定で初登場。音声も久々に新規収録された。[[あしゅらマジンガー]]や[[地獄王ゴードン]]も登場した。[[飛行要塞グール]]での被弾時には「このままでは沈没してしまう!」など、本作では未実装の[[海底要塞ブード]]用と思わしき台詞も出ることがある。
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:女性側キャストの北浜晴子氏は2023年11月2日に逝去されたため、本作がスパロボシリーズ最後の収録となった。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}
 
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:序章ワールド1に登場するエネミーユニット。柴田・北浜ボイスのあしゅら男爵は『XO』以来13年ぶりの登場となる。リリース当初はキャラクター図鑑に声優が記載されていなかったが、Ver.1.1.0にて修正された。
 
:序章ワールド1に登場するエネミーユニット。柴田・北浜ボイスのあしゅら男爵は『XO』以来13年ぶりの登場となる。リリース当初はキャラクター図鑑に声優が記載されていなかったが、Ver.1.1.0にて修正された。
 
:基本は[[飛行要塞グール]]に乗るが、1章Part3では鹵獲した[[グレートマジンガー]]に搭乗する。倒すとまたグールに乗り換える。また1章Part10では鹵獲した[[マジンガーZ]]に搭乗するが、倒すと飛び降りて逃げていく(そのためマジンガーはあしゅらマジンガーには改造されずに自軍に戻ってくる)。ダブルマジンガーに搭乗する珍しいケースとなった。
 
:基本は[[飛行要塞グール]]に乗るが、1章Part3では鹵獲した[[グレートマジンガー]]に搭乗する。倒すとまたグールに乗り換える。また1章Part10では鹵獲した[[マジンガーZ]]に搭乗するが、倒すと飛び降りて逃げていく(そのためマジンガーはあしゅらマジンガーには改造されずに自軍に戻ってくる)。ダブルマジンガーに搭乗する珍しいケースとなった。
:2章Part2での地下帝国との最終決戦では自ら志願して[[地獄王ゴードン]]の生体パーツとなり、自軍を圧倒するが…?
+
:2章Part2での地下帝国との最終決戦では自ら志願して[[地獄王ゴードン]]の生体パーツとなり、自軍を圧倒するが[[マジンカイザー]]のリミッターを解除し能力を向上させた甲児の猛攻に敗れた。
 +
:その後Part11にて[[ヒミカ]]によって黄泉から呼び戻されるが、相互に牽制している間柄になっている。同じく黄泉から舞い戻った地獄王ゴードンの生体パーツに再びなり、マジンカイザーがオーバーホールされている途中の[[光子力研究所]]を襲撃。所謂再生怪人だが、ゴードンの持つ稲妻剣に宿る機械獣の怨念がヒミカにより強化されたため以前より手ごわくなっており、一度はグレートを鉄也共々叩きのめし、マジンガーZに搭乗する甲児を後一歩まで追い詰めた。
 +
:3章Part2ではヒミカにはDr.ヘルを蘇らせることが出来ないと悟り、[[ディバイン・ドゥアーズ]]の邪魔大王国突入に便乗して参戦。一時的に共闘する形となり、ゴードンを[[スポット参戦]]機体として操作できる。
    
=== 真マジンガー版設定 ===
 
=== 真マジンガー版設定 ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
:中盤から登場。今作のマジンガーの[[マジンガーZERO|真の力]]に気付いているような節が見られる。
 
:中盤から登場。今作のマジンガーの[[マジンガーZERO|真の力]]に気付いているような節が見られる。
:地上ルート37話で自害してミケーネの神々を復活させるも、直後に[[ハーデス神|ハーデス]]によって復活する。[[ミケーネ神]]らと同じ[[機械神]]の体を得ることも可能であったものの、敢えて自分自身の怒りと戦いを忘れないためにあしゅらの姿として復活し、ハーデスやミケーネ神らにも『あしゅら』と呼ぶように頼んでいる。
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:地上ルート37話で自害してミケーネの神々を復活させるも、直後に[[ハーデス神|ハーデス]]によって復活する。[[ミケーネ神]]らと同じ[[機械神 (マジンガー)|機械神]]の体を得ることも可能であったものの、敢えて自分自身の怒りと戦いを忘れないためにあしゅらの姿として復活し、ハーデスやミケーネ神らにも『あしゅら』と呼ぶように頼んでいる。
 
:その後、[[ナデシコC|ナデシコ]]ルート45話で改めて倒されるものの、困難ルートの場合は51話で[[闇の帝王]]によって再び復活する。
 
:その後、[[ナデシコC|ナデシコ]]ルート45話で改めて倒されるものの、困難ルートの場合は51話で[[闇の帝王]]によって再び復活する。
 
;[[スーパーロボット大戦X]]
 
;[[スーパーロボット大戦X]]
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:;パイロットパーツ装備時
 
:;パイロットパーツ装備時
 
::'''[[ド根性]]、[[覚醒]]、[[決意]]'''
 
::'''[[ド根性]]、[[覚醒]]、[[決意]]'''
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;[[DD]]
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:'''[[信頼]]'''
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:3章Part2で[[スポット参戦]]した際のもの。
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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;[[ゴーゴン大公]]
 
;[[ゴーゴン大公]]
 
:最期の決戦前にDr.ヘルの元を脱走してきたあしゅら男爵に対し、[[妖機械獣]]を「盗んでいけ」と言って与えている。
 
:最期の決戦前にDr.ヘルの元を脱走してきたあしゅら男爵に対し、[[妖機械獣]]を「盗んでいけ」と言って与えている。
:[[α]]では途中で援軍(数体の[[戦闘獣]])を送っている。
+
:[[スーパーロボット大戦α|α]]では途中で援軍(数体の[[戦闘獣]])を送っている。
 
;[[鉄仮面]]
 
;[[鉄仮面]]
 
:あしゅらの直属の部下。
 
:あしゅらの直属の部下。
 
;[[ローレライ]]
 
;[[ローレライ]]
 
:「父の仇」として怨まれる。
 
:「父の仇」として怨まれる。
:[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|CB版]][[第2次]]では[[ディバイン・クルセイダーズ]]における部下。特に怨みは買っていない様子。
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:[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|CB版]][[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]では[[ディバイン・クルセイダーズ]]における部下。特に怨みは買っていない様子。
 
;[[兜甲児]]([[兜甲児|TV版]]・[[兜甲児 (OVA)|OVA版]]・[[兜甲児 (真マジンガー)|真マジンガー版]]・[[兜甲児 (真マジンガーZERO)|真マジンガーZERO版]])
 
;[[兜甲児]]([[兜甲児|TV版]]・[[兜甲児 (OVA)|OVA版]]・[[兜甲児 (真マジンガー)|真マジンガー版]]・[[兜甲児 (真マジンガーZERO)|真マジンガーZERO版]])
 
:宿敵。彼によって毎回作戦を破られ、Dr.ヘルの前で土下座させられるハメになる。
 
:宿敵。彼によって毎回作戦を破られ、Dr.ヘルの前で土下座させられるハメになる。
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;[[早乙女博士 (OVA)]]、[[ミマシ]]
 
;[[早乙女博士 (OVA)]]、[[ミマシ]]
 
:『[[DD|スーパーロボット大戦DD]]』期間限定イベント「三つの魂」で一時共闘した。
 
:『[[DD|スーパーロボット大戦DD]]』期間限定イベント「三つの魂」で一時共闘した。
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;[[ヒミカ]]
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:『DD』では戦死したあしゅらを蘇生し、使い捨ての駒にしようとしていた。あしゅらもDr.ヘルの復活をかけて彼女と共闘はしていたが、彼女に復活ができないと悟り反旗を翻す。
 
;[[キバ]]
 
;[[キバ]]
 
:『BX』では協力者であり、ミケーネの同胞。
 
:『BX』では協力者であり、ミケーネの同胞。
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:『X-Ω』では協力関係にあったが、彼が本性を露にした際には甲児やタクト達[[H.I.A.W.D]]の面々とも一時休戦・共闘し彼の野望を叩き潰すべく立ち向かった。本作においてあしゅらが最も強い怒りを向けた相手でもある。
 
:『X-Ω』では協力関係にあったが、彼が本性を露にした際には甲児やタクト達[[H.I.A.W.D]]の面々とも一時休戦・共闘し彼の野望を叩き潰すべく立ち向かった。本作においてあしゅらが最も強い怒りを向けた相手でもある。
 
;[[野原しんのすけ]]
 
;[[野原しんのすけ]]
:『X-Ω』のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」で共演。綺羅星十字団に交じってケツだけ星人を披露する彼の姿に唖然とし、更に彼の冗談を真に受けて作戦がバレたりと、早々に彼のペースに振り回された。端的な例として、名前を'''「ゴリラ男爵」'''と間違えられ、『[[クレヨンしんちゃん]]』お約束のツッコミを入れたりする(後述)。
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:『X-Ω』のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」で共演。同作でのあしゅらギャグキャラ化の元凶の1人。
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:綺羅星十字団に交じってケツだけ星人を披露する彼の姿に唖然とし、更に彼の冗談を真に受けて作戦がバレたりと、早々に彼のペースに振り回された。端的な例として、名前を'''「ゴリラ男爵」'''と間違えられ、『[[クレヨンしんちゃん]]』お約束のツッコミを入れたりする(後述)。
 
;[[パープル]]
 
;[[パープル]]
 
:『V』ではミケーネ召喚の儀式において、[[アトラスMk-II]]を送り込んで支援した。
 
:『V』ではミケーネ召喚の儀式において、[[アトラスMk-II]]を送り込んで支援した。
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;[[シャア・アズナブル]]
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
:旧シリーズでは、同じ[[ディバイン・クルセイダーズ]]所属の同僚だった。ちなみに、彼も[[仮面キャラ|鉄仮面]]をつけている。
 
:旧シリーズでは、同じ[[ディバイン・クルセイダーズ]]所属の同僚だった。ちなみに、彼も[[仮面キャラ|鉄仮面]]をつけている。
:『[[新]]』では「バルマー帝国に屈した地球人」同士。[[スペースコロニー]]を占拠していたが、このことをシャアがどう思っていたかは不明。基本的に仲はあまり良くない。
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:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では「バルマー帝国に屈した地球人」同士。[[スペースコロニー]]を占拠していたが、このことをシャアがどう思っていたかは不明。基本的に仲はあまり良くない。
 
;[[ドズル・ザビ]]
 
;[[ドズル・ザビ]]
 
:旧シリーズでは同僚。FC版『[[第2次]]』では怒鳴りつけていたが、『第3次』や『第2次G』ではドズルの方が格上になる。
 
:旧シリーズでは同僚。FC版『[[第2次]]』では怒鳴りつけていたが、『第3次』や『第2次G』ではドズルの方が格上になる。
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:更にあしゅらは何故か名前を覚えられず「ゾン太くん」「ドン太くん」などと発言して、部下の[[鉄仮面]]に突っ込みを受けている。しかも、律儀に「くん」付けしている。
 
:更にあしゅらは何故か名前を覚えられず「ゾン太くん」「ドン太くん」などと発言して、部下の[[鉄仮面]]に突っ込みを受けている。しかも、律儀に「くん」付けしている。
 
;[[ミルフィーユ・桜葉]]
 
;[[ミルフィーユ・桜葉]]
:『X-Ω』のイベント「ギャラクシーフルコース」にて共演。ロストテクノロジーを探しに地球を訪れた彼女にロストテクノロジー扱いされ連れ去られる等、散々振り回される事になるが、紆余曲折を経てブロッケン伯爵を相手にギャラクシーエンジェル隊とも共闘し、最終的には彼女からも「とってもいい人」と信頼されるようになった。
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:『X-Ω』のイベント「ギャラクシーフルコース」にて共演。上記のしんのすけ共々、同作でのあしゅらギャグキャラ化の元凶の1人。
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:ロストテクノロジーを探しに地球を訪れた彼女にロストテクノロジー扱いされ連れ去られる等、散々振り回される事になるが、紆余曲折を経てブロッケン伯爵を相手にギャラクシーエンジェル隊とも共闘し、最終的には彼女からも「とってもいい人」と信頼されるようになった。
 +
;[[ミント・ブラマンシュ]]
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:『X-Ω』のイベント「ギャラクシーフルコース」にて、ブロッケン伯爵との繋がりを彼女達に知られた結果、特に彼女によって酷い目に遭う。
    
=== その他の版権作品 ===
 
=== その他の版権作品 ===
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:『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』全体で初の台詞。
 
:『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』全体で初の台詞。
 
:配下の[[鉄仮面]]とのやり取りで、横からのアングルがふりむきざまに女と男が切り替わり、最後に全体を見せることで、あしゅらの特徴を一通り表現している。
 
:配下の[[鉄仮面]]とのやり取りで、横からのアングルがふりむきざまに女と男が切り替わり、最後に全体を見せることで、あしゅらの特徴を一通り表現している。
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;「皆さん、この町の荒らされ方を見て下さい。どうして罪もない私たちがこんな目に合わなくてはならないんでしょう。それもこれも、あんな光子力研究所があるからです! 弓弦之助の名声は上がるかも知れない。けれど、我々市民はいつもその犠牲になっているではありませんか! もう我慢ができません! 直ちに光子力研究所は閉鎖して、研究は中止してもらうべきです!」
 +
:第7話より、破壊された街で普通の女性に化けて市民を焚きつけて。自作自演もいい所だが効果は絶大であり、弓教授は暴徒と化した民衆の投石で負傷。査問委員会からも研究所閉鎖を促されてしまい、さやかと甲児も危うく闘志を失ってしまう所であった。
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:[[無敵超人ザンボット3|「侵略者襲来の責任を問われ守るべき民衆から迫害される主役サイド」]]というネタがこの時点で早くも扱われているのも特徴。
 
;「ふふふふふ、あはははは。やいDr.ヘル。よくも今までこの俺様をこき使いやがったな。俺も人に少しは恐れられたあしゅら男爵だ。そういつまでもお前の言いなりにはならんぞ! こうしてくれる!」
 
;「ふふふふふ、あはははは。やいDr.ヘル。よくも今までこの俺様をこき使いやがったな。俺も人に少しは恐れられたあしゅら男爵だ。そういつまでもお前の言いなりにはならんぞ! こうしてくれる!」
 
:第12話。事前説明もなしに巨人製造銃で巨大化させられ、感想を求められた際の返答。調子に乗って下剋上をしようとするもあっさり縮小化で元に戻され、「巨大化で気が大きくなって心にもないことを」と平謝りする羽目になった。
 
:第12話。事前説明もなしに巨人製造銃で巨大化させられ、感想を求められた際の返答。調子に乗って下剋上をしようとするもあっさり縮小化で元に戻され、「巨大化で気が大きくなって心にもないことを」と平謝りする羽目になった。
 
;「お許しください、Dr.ヘル」
 
;「お許しください、Dr.ヘル」
:[[Dr.ヘル]]からお仕置きを受けた際によく言う。撃墜された時にもよく言う。あしゅら男爵を代表する有名な名(迷)台詞。初出は同・第12話で巨人状態から等身大へと戻され、土下座で許しを請うた際の一節より。
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:[[Dr.ヘル]]からお仕置きを受けた際によく口にする、あしゅら男爵を代表する有名な名(迷)台詞。初出は同・第12話で巨人状態から等身大へと戻され、土下座で許しを請うた際の一節より。スパロボでも当然、撃墜時の戦闘台詞として採用されている。
 
;「いい加減にせんか!幾ら巨大に成ったとて、ブタがマジンガーZにどうやって戦えると言うのだ!?ふざけている場合では無いわ!!」
 
;「いい加減にせんか!幾ら巨大に成ったとて、ブタがマジンガーZにどうやって戦えると言うのだ!?ふざけている場合では無いわ!!」
:同・第12話で「巨人製造銃」の実験対象と成る獲物を求め街中を徘徊していた際、トラックの荷台に詰まれた豚を薦めてくる鉄仮面運転手へ放った叱責。それ以前に「トカゲ」だの「野良犬」だの薦めてくる鉄仮面のお茶目振りも然る事ながら、彼の発言を受け逐一脳内で巨大化した生物とZとの戦闘シミュレートを行なうあしゅらの律儀さも光るコミカルな一幕。
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:同・第12話で「巨人製造銃」の実験対象と成る獲物を求めて自動車に乗って街中を徘徊していた際、運転手をしていた[[鉄仮面]]が「あれなんかどうです?」とトラックの荷台に詰まれた豚を薦めてくる鉄仮面運転手へ放った叱責。それ以前に「トカゲ」だの「野良犬」だの薦めてくる鉄仮面のお茶目振りも然る事ながら、彼の発言を受け逐一脳内で巨大化した生物とZとの戦闘シミュレートを行なうあしゅらの律儀さも光るコミカルな一幕。
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;「お、お許しくださいDr.ヘル!何故私がこのような刑罰を…!」
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:第28話より。あしゅら男爵が嵐の中あしゅら男爵より屈強な大男にムチでしばかれているというインパクト抜群な展開で番組が始まる。全くジャパニウム鉱石を奪取できないDr.ヘルの堪忍袋の緒が切れ、能無しと罵られ長時間罰を与えられてしまう。
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;「おのれマジンガーZ…兜甲児…!命に代えても貴様を倒して見せるぞ!」
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:その後悔しかったら作戦を考えて見せよと命じられ、落雷を前に再起を誓うのだが…
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;「できません…どうしても。ドクター・ヘル、再び私に罰を…」
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:どうにもできないとDr.ヘルに謝罪し土下座するのであった。上の再起を誓うシーンから出撃もないどころかたった1分しかたっておらず、マジンガーに負け続けよほど滅入ってしまっていたようである。
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:Dr.ヘルも流石にこれは重症であると判断したのか、先ほどとは打って変わって'''「もうよい」'''と労う様に優しい言葉をかけている。悪役にも悪役の悩みや苦悩があると描写されているシーン。
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;「おのれブロッケンの化け物めが。誰が手柄をお前如きに譲るものか!今に見ておれ!」
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:第47話より。Dr.ヘルの命令による両面作戦でマジンガーを足止めしつつ痛めつけ、[[ブロッケン伯爵]]も光子力研究所を陥落寸前まで追い詰めるものの、ブロッケンに手柄を取られるのを嫌がったあしゅらは途中でマジンガーを放置して機械獣をブロッケンの邪魔に向かわせてしまう。結局この仲間割れで作戦は失敗してしまい、ブロッケン共々Dr.ヘルの激しい叱責を受ける羽目に。
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;「大口を叩きながらこのザマはなんだ。お前は死刑に値しようぞブロッケン伯爵」
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:第55話「富士山大直滑降作戦」の終盤より。せっかくDr.ヘルから自信作と思われる機械獣[[ブローグンG3]]をマジンガーZに撃破され、自身もコックピット兼脱出ポッドでそのまま飛んで逃げようとするも、逃がすまいとロケットパンチで脱出ポッドを破壊され、雪原に首が転がるブロッケン伯爵。そこへ(ロケットかジェットなのかはわからないがその推進式の)キャタピラ付きの雪上車であしゅらがやって来て、ブロッケンの頭部を持ち上げてこの言葉を浴びせ、'''[[ブライト・ノア|2発も平手打ちを見舞う]]のだった。'''すぐさまブロッケンからは「何をする!無礼な真似は許さん!」と抗議されるも、あしゅらは「助けてもらって文句を言うな!バカめ!」と一蹴して雪上車で帰るのだった'''…が、その後に取り残されたブロッケンの体が[[帝王ゴール|「待ってくれ、置いてかないでくれ~!」]]'''とばかりに、追いかけていくという、コミカルなシーンになるのだった。
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;「フッハッハッハッハ! その内Dr.ヘルの機械獣にしてやるわ!」
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:第57話「Dr.ヘル 日本占領!!」にて。ヘルの立てた作戦とブロッケンのグールからの実行でマジンガーZと甲児を捕らえ、ブードの格納庫内で腕組みをする甲児と同じく胡坐をかいて腕組みをするマジンガーZを前に、男の声であしゅらが告げた一言。
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:これが後のOVA版での[[あしゅらマジンガー]]への伏線や予言となってしまった…。
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;「ようし鉄仮面、我々も光子力研究所攻略作戦に参加するのだ!」<br />鉄仮面「しかし、Dr.ヘルからの指令はまだ何も…」<br />「構わん。この記念すべき勝利の時に我々だけが海の底にじっとしている法は無い。全員上陸だ!」
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:同第57話より。マジンガーを罠にかけてブードに捕らえ、その間にヘルとブロッケンが研究所を占領する…という作戦のはずが、またしても功名心の先走ったあしゅらは捕らえたマジンガーを放置して研究所攻略に参加。この後はお約束通り手薄になった所をマジンガーに脱出され、自身も含めた攻略チームは[[アフロダイA]]と[[ボスボロット]]に叩きのめされるという大失態を晒してしまう。これにはヘルも相当頭に来たようで翌第58話のあしゅらは海没する牢屋に幽閉されており、(結局は再チャンスを与えたものの)一度は処刑宣告を出されるほどの不興を買ってしまった。
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;「兜甲児!お前も男ならバリアの中に隠れていないで、堂々と勝負をつけに来たらどうだ!」
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:第66話「姿なき殺し屋ジェノバM9」より。マジンガーZが出撃出来ない状態で光子力研究所に総攻撃をかけるも、光子力バリアの内側に籠城された際に放った台詞。元はと言えばあしゅら率いるジェノバM9の完全な狙撃(不意打ち)でマジンガーZが故障してしまったので堂々をお前が言うなである。
 
;「Dr.ヘル、なんと醜悪な顔でございましょう」
 
;「Dr.ヘル、なんと醜悪な顔でございましょう」
 
:劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』で、復活したデーモン族を一瞥して漏らした感想。あしゅらの口からこの台詞を吐かせる確信犯的なスタッフのお遊びである。
 
:劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』で、復活したデーモン族を一瞥して漏らした感想。あしゅらの口からこの台詞を吐かせる確信犯的なスタッフのお遊びである。
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=== マジンカイザー ===
 
=== マジンカイザー ===
 
;「マジンガーはマジンガーに葬られるのが相応しい!」
 
;「マジンガーはマジンガーに葬られるのが相応しい!」
:OVA1巻、[[あしゅらマジンガー]][[グレートマジンガー (試作型)]]を痛めつけて。ボロボロのグレートを前に勝ち誇るあしゅらだが、この後自分の台詞通りあしゅらマジンガーも[[マジンカイザー|別のマジンガー]]に葬られることに。
+
:OVA1巻、強奪した[[マジンガーZ]]を改造した[[あしゅらマジンガー]]で、[[グレートマジンガー (試作型)]]を痛めつけた際の台詞。
;男「ぐぅぅぅぅっ...無念なり!!」
+
:ボロボロのグレートを前に勝ち誇るあしゅらだが、この後この台詞通りあしゅらマジンガーも[[マジンカイザー|別のマジンガー]]に葬られることに。
; 女「あしゅら男爵......ここに死す...!!」
+
;あしゅら「遂に手に入れたぞ!マジンカイザーを!」
 +
;鉄仮面「しかし、Dr.ヘルのご命令は、捕獲ではなく破壊だったはずでは...(バードスの杖を突き出される)ああっ!」
 +
;あしゅら女「愚か者。マジンカイザーは、Dr.ヘルの目の前で叩き潰すッ!わかったかッ!」
 +
;(甲児・さやか・ボスが脱走する。)
 +
;あしゅら「兜甲児め。逃がしはせんッ!」
 +
;あしゅら男「クロコダイバーO1を出せ!」
 +
;鉄仮面「あしゅら男爵、それでは[[海底要塞ブード|ブード]]の格納庫が...!」
 +
;あしゅら男「構わんッ!」
 +
;あしゅら「逃がしてなるものか。必ず破壊してやるぞマジンカイザー...!」
 +
:OVA4巻にて、[[ビューナスA (さやか)|ビューナスA]]がクロコダイバーO1に捕まり、さやかを人質に甲児とマジンカイザー(と[[ボスボロット]]の頭部と[[ボス]])の捕獲に成功したあしゅら男爵。
 +
:しかしそこで「Dr.ヘルの目の前で叩き潰す」という理由でマジンカイザーをすぐに破壊しないという、随分余裕を見せた行動を取ってしまう。
 +
:結局甲児達には逃げられ、ようやく余裕がなくなったあしゅら男爵は、格納庫の損害を顧みずにクロコダイバーO1を出しマジンカイザーを破壊に向かうという、さっきとは打って変わって急な危機感を見せる。
 +
:勿論マジンカイザーが勝利し、その煽りとついでで[[海底要塞ブード]]も破壊。あしゅら男爵と鉄仮面複数名は脱出した。
 +
:地獄城に帰還した際は「全く。お詫びの言葉もございません。(中略)一体、何と謝れば良いのか...!」と言うがそれで[[Dr.ヘル]]が許すはずがなく、装置の放電でお仕置きを受け、あしゅら定番の台詞はその後に出た。
 +
:なお、東映版でもマジンガーZの捕獲に成功しながらも[[海底要塞サルード]]内で処刑しようとした結果、脱出され逆にサルードを失うという失態をやらかしている。
 +
;あしゅら男「おいっ!Dr.ヘルはどちらだ!?」
 +
;鉄仮面「さあ...存じ上げませんが...!」
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;あしゅら男「いーっ!この役立たず!!」
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:OVA5巻、開始早々からDr.ヘルが見当たらず、地獄城内を彷徨うあしゅら男爵。
 +
:食堂に向かうと1人の鉄仮面がおり、そこで胸ぐらをつかみながら話しかけた台詞が上記で、行方を知らなかった鉄仮面は放り投げられてしまう。理不尽である。
 +
:ちなみにあしゅら男爵は鉄仮面を放り投げているが、物語中でもバック宙で後ろに飛んだり、並外れた身体能力を持つ[[兜甲児 (OVA)|甲児]](リンク先参照)をドロップキックで簡単に吹っ飛ばしたり、爆弾の爆発を受けても吹っ飛ぶだけだったりと(3つとも同じく5巻)、雌雄同体ながら生身の身体能力は並の男以上にあると思われる。
 +
;「フハハハハハハハハ!見よ!光子力研究所の最期を!」
 +
:同じくOVA5巻、[[弓弦之助|弓教授]]が乗る車を崖から転落させ、教授に化けて[[光子力研究所]]に潜入したあしゅら男爵。
 +
:同日は奇しくも教授の誕生日だったが、あしゅらは誕生日の祝いに無縁であり、ケーキを運んできたアシスタントロボ(3博士作)に怪しまれたりと色々と散々な目に合う。
 +
:それに怒ったあしゅらはその場から去って、目的であった研究所の破壊のために研究所の動力炉に爆弾を多数仕掛け、研究所から出た。
 +
:だが爆弾を起動しようとした地点で甲児達には既に偽物だとバレており、弓教授本人が現れたことで諦めて正体を明かす。
 +
:それで再度爆弾を起動しようとした際に発したのが上記台詞で、起動スイッチを押す。この際も流石に弓教授も「いかん!」と焦りを見せた。
 +
:しかしそこで現れたのは3博士によってアシスタントロボを改造した爆弾回収ロボットであり、動力炉に多数あった爆弾を事前に全て回収。
 +
:更にそれをあしゅらに全て投げつけ、あしゅらの元で起爆。'''自分で起動させて爆発を受ける'''という、マヌケかつ視聴者にカタルシスを与えてくれる展開になった。
 +
;あしゅら男「ぐぅぅぅぅっ...無念なり!!」
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;あしゅら女「あしゅら男爵......ここに死す...!!」
 
;あしゅら「お許しください、Dr.ヘル!!」
 
;あしゅら「お許しください、Dr.ヘル!!」
:最終巻で地獄王ゴードンと一体化しマジンカイザーとの一騎討ちに敗れた時の断末魔。度重なる失敗からの謹慎から無理を承知でDr.ヘルに直談判して地獄王ゴードンと一体化した経緯もあり、その忠誠心は本物であった。
+
:最終巻で地獄王ゴードンと一体化しマジンカイザーとの一騎討ちに敗れた時の断末魔。度重なる失敗からの謹慎から無理を承知でDr.ヘルに直談判して地獄王ゴードンと一体化した経緯もあり、その忠誠心は本物であった。歴代で最も迫力に満ちた「お許し下さい」であり、凄絶な最期であった。
:GC(XO)でもDVEで再現されている。
+
:GC(XO)でもDVEでこの断末魔を発する。
    
=== 真マジンガー 衝撃! Z編 ===
 
=== 真マジンガー 衝撃! Z編 ===
440行目: 503行目:  
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
=== マジンガーZ ===
 
=== マジンガーZ ===
;「ドズルよ しっかりと捕まえておけ 今から回収する」
+
;「ドズルよ、しっかり捕まえておけ 今から回収する」
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』第5話「裏切りの荒野」にて[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を[[グール]]でさらう際の台詞。先述の通り本作の時点では[[ドズル・ザビ|ドズル]]とは同格であったため、乱暴な言葉づかいをしている。ドズルがスーパー系の敵幹部のような容姿をしていることもあり意外に違和感はないが、『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』ではドズルが格上の立場となったため、「ドズル閣下! ここはひとまずお下がりください」「サイコガンダムと共にグールで回収いたします!」と丁寧な口調になった。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』第5話「裏切りの荒野」にて[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を[[グール]]でさらう際の台詞。先述の通り本作の時点では[[ドズル・ザビ|ドズル]]とは同格であったため、乱暴な言葉づかいをしている。ドズルがスーパー系の敵幹部のような容姿をしていることもあり意外に違和感はないが、『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』ではドズルが格上の立場となったため、「ドズル閣下! ここは ひとまず おさがりください」「サイコガンダムと ともに グールで かいしゅういたします!」と丁寧な口調になった。
 
;「フン、宇宙人どもが。貴様を利用しているのは我々の方だ」
 
;「フン、宇宙人どもが。貴様を利用しているのは我々の方だ」
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』(スーパー系ルート)第4話「ジオン再臨」にて[[マ・クベ]]が撤退した直後の台詞。あしゅら男爵も「[[スペースノイド]]=[[宇宙人]]」という思考であるようだ。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』(スーパー系ルート)第4話「ジオン再臨」にて[[マ・クベ]]が撤退した直後の台詞。あしゅら男爵も「[[スペースノイド]]=[[宇宙人]]」という思考であるようだ。
453行目: 516行目:  
:『X-Ω』のストーリークエスト第12章第6話「大いなる意思」より。腐りきった醜悪な本性と野望を剥き出しにし、[[綺羅星十字団]]の面々をも侮辱し嘲笑したヘッドに対し静かに怒りを露わにする。「仲間」達を自身の野望の為の捨て駒として扱っただけでなく、これまでの彼等の生き様や奮闘ぶりをも嘲笑ったヘッドは、綺羅星十字団の面々と苦楽を共にしてきたあしゅら男爵にとって絶対に許せない相手であり、静かな怒りを以って的確に彼への非難を浴びせ、トドメに敢えて彼の台詞に準えた言葉で彼を痛罵する。
 
:『X-Ω』のストーリークエスト第12章第6話「大いなる意思」より。腐りきった醜悪な本性と野望を剥き出しにし、[[綺羅星十字団]]の面々をも侮辱し嘲笑したヘッドに対し静かに怒りを露わにする。「仲間」達を自身の野望の為の捨て駒として扱っただけでなく、これまでの彼等の生き様や奮闘ぶりをも嘲笑ったヘッドは、綺羅星十字団の面々と苦楽を共にしてきたあしゅら男爵にとって絶対に許せない相手であり、静かな怒りを以って的確に彼への非難を浴びせ、トドメに敢えて彼の台詞に準えた言葉で彼を痛罵する。
 
;ヘッド「この俺とザメクを相手に本当に勝てるとでも思っているのか?」<br />「当たり前だ、お前に本当の地獄を見せてやる」
 
;ヘッド「この俺とザメクを相手に本当に勝てるとでも思っているのか?」<br />「当たり前だ、お前に本当の地獄を見せてやる」
:同上。乗っ取った[[キング・ザメク]]の力に胡坐をかくヘッドに対し切った啖呵。
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:同上。乗っ取った[[キング・ザメク]]の力に胡坐をかくヘッドに対し切った啖呵。マジンガーで地獄と言えば[[海動剣|地獄]][[真上遼|コンビ]]が真っ先に彷彿させられるが、あしゅら男爵もまた、[[Dr.ヘル|地獄]]から現れた者であった。
 
+
;「フフフ…。お前にはやはりマジンガーZが似合う」
==== 「フフフ…。お前にはやはりマジンガーZが似合う」 ====
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:『[[30]]』サイドミッション「復活の黒鉄の城」より。マジンガーZの復活を目の当たりにして、あしゅらの口から漏れた言葉は、怒りでも悔しみでも皮肉でもない、歓喜のそれだった。そして改めて甲児とマジンガーZの打倒に闘志を燃やすその姿は、あしゅらもDr.ヘルと並ぶ、甲児の宿敵にして好敵手であるという事を、改めて深く実感させてくれる。
:『[[30]]』サブミッション「復活の黒鉄の城」より。マジンガーZの復活を目の当たりにして、あしゅらの口から漏れた言葉は、怒りでも悔しみでも皮肉でもない、歓喜のそれだった。そして改めて甲児とマジンガーZの打倒に闘志を燃やすその姿は、あしゅらもDr.ヘルと並ぶ、甲児の宿敵にして好敵手であるという事を、改めて深く実感させてくれる。
      
=== マジンカイザー ===
 
=== マジンカイザー ===
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:第33話「魔神降臨」に於ける[[赤月秋水|秋水]]or[[赤月光珠|光珠]]との戦闘前会話。泥棒扱いされた時の反論。
 
:第33話「魔神降臨」に於ける[[赤月秋水|秋水]]or[[赤月光珠|光珠]]との戦闘前会話。泥棒扱いされた時の反論。
 
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''
;(この女だ! 何も考えていないようなしゃべり方、能天気と紙一重の底抜けの笑い顔…)<br />(この女を艦長に選べばナデシコは無力化するはずだ)
  −
:第2部第12話「『艦長』は誰だ!『教授』は誰だ!」より。[[弓弦之助|弓教授]]に化けた状態で[[ナデシコ]]の艦長を決める水着コンテストに参加させられた時、[[ミスマル・ユリカ|最も艦長として役に立たなそうな人物]]を見つけた時の台詞で、心中で会心の笑みを浮かべるように自身の策略の成功を確信する。……彼女こそがナデシコの艦長であると夢にも思わずに。
  −
:'''そして、弓教授に化けたあしゅら男爵の投票が決め手で、ユリカは引き続きナデシコの艦長となった'''。
   
;「言われなくても、そうさせてもらう! …そして、私がまず倒すべき者…それは貴様らガルラだ!!」<br />「貴様らの魂胆は読めている! ヘル様を利用しようとした罪、その身で償え!!」
 
;「言われなくても、そうさせてもらう! …そして、私がまず倒すべき者…それは貴様らガルラだ!!」<br />「貴様らの魂胆は読めている! ヘル様を利用しようとした罪、その身で償え!!」
:第1部第19話「激突! 魔神VS地獄王」より。自身を解放した上で自分達を利用しようとした[[サダック]]を粛正する際の台詞。
+
:第19話「激突! 魔神VS地獄王」より。自身を解放した上で自分達を利用しようとした[[サダック]]を粛正する際の台詞。
 
;「問答無用! 言い訳なら地獄で聞くわ!! 食らえっ!!」
 
;「問答無用! 言い訳なら地獄で聞くわ!! 食らえっ!!」
 
:同じく第19話より。敗色濃厚と知るや自分だけ脱出しようとした[[ホネルバ]]に対しての台詞。その後[[地獄王ゴードン]]の攻撃でホネルバの戦闘機を撃墜する。なお、脱出した描写こそ無かったもののホネルバは生きていた。
 
:同じく第19話より。敗色濃厚と知るや自分だけ脱出しようとした[[ホネルバ]]に対しての台詞。その後[[地獄王ゴードン]]の攻撃でホネルバの戦闘機を撃墜する。なお、脱出した描写こそ無かったもののホネルバは生きていた。
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;(この女だ! 何も考えていないようなしゃべり方、能天気と紙一重の底抜けの笑い顔…)<br />(この女を艦長に選べばナデシコは無力化するはずだ!)
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:2周目第12話「『艦長』は君だ!『教授』は誰だ!」より。[[弓弦之助|弓教授]]に化けた状態で[[ナデシコ]]の艦長を決める水着コンテストに参加させられた時、[[ミスマル・ユリカ|最も艦長として役に立たなそうな人物]]を見つけた時の台詞で、心中で会心の笑みを浮かべるように自身の策略の成功を確信する。……彼女こそがナデシコの艦長であると夢にも思わずに。
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:'''そして、弓教授に化けたあしゅら男爵の投票が決め手で、ユリカは引き続きナデシコの艦長となった'''。
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'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''
 +
;「[[ディバイン・ドゥアーズ]]への復讐は望むところ。だが、[[邪魔大王国]]の軍門に下るつもりはない。我が主はDr.ヘル、ただ1人だ」
 +
:2章Part11「強襲! 甦ったあしゅら男爵!」にて、[[ヒミカ]]の大呪術によって現世に蘇った後、彼女に復讐を持ち掛けられた際の返答。
 +
;(私を甦らせるほどの力を持っているのなら、意のままに操ることも出来たはず)<br />(それがこの時点で不可能ならば、私に対する強力な枷…精神操作の疑いはないと見て良かろう…)<br />~中略~<br />(ふん、いずれは使い捨てにするつもりだろうが…)
 +
:上記の続きで、あしゅらの内心部分。この時点で既にヒミカの内心を見抜いているが、あくまでDr.ヘルへの忠義、そして怨敵への復讐に殉じて邪魔大王国との共闘に踏み切る。
    
=== 真マジンガー 衝撃! Z編 ===
 
=== 真マジンガー 衝撃! Z編 ===
507行目: 574行目:  
;[[DC兵士]]「はあ、あしゅら男爵閣下でありますが…」
 
;[[DC兵士]]「はあ、あしゅら男爵閣下でありますが…」
 
;「む…ええい、何をぐずぐずしておる! さっさと迎撃体制をとらんか!!」
 
;「む…ええい、何をぐずぐずしておる! さっさと迎撃体制をとらんか!!」
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』スーパー系シナリオ「発端」より。マジンガーZの出現に気付かなかった部下を叱咤し、原因を問い詰めた際のやり取り。ミノフスキー粒子が濃い為に発見できなかった、という部下からの言い訳だったのだが…今作ではこのようなやり取りが多く、出番が増えた事もあってコミカルなシーンが目立つ。
+
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』スーパー系シナリオ「発端」より。
 +
:マジンガーZの出現に気付かなかった部下を叱咤し、原因を問い詰めた際のやり取り。
 +
:ミノフスキー粒子が濃い為に発見できなかった、という部下からの言い訳だったのだが…今作ではこのようなやり取りが多く、出番が増えたこともあってコミカルなシーンが目立つ。
 
;「とうとうここまできおったか…だが、それもここまでだ! 私の意地にかけても、この基地は守りぬいてみせる!! これまでの[[ジェリド・メサ|汚名を挽回]]するのだ!」
 
;「とうとうここまできおったか…だが、それもここまでだ! 私の意地にかけても、この基地は守りぬいてみせる!! これまでの[[ジェリド・メサ|汚名を挽回]]するのだ!」
 
:『第4次(S)』第19話(『S』では第20話)「あしゅら男爵の最期」より。
 
:『第4次(S)』第19話(『S』では第20話)「あしゅら男爵の最期」より。
:このシナリオで死亡するあしゅら男爵なりの悲壮な決意である筈なのだが、[[破嵐万丈|万丈]]に「汚名は返上するものだ」と突っ込まれる。
+
:このシナリオで死亡するあしゅら男爵なりの悲壮な決意である筈なのだが…[[破嵐万丈|万丈]]に「汚名は返上するものだ」と突っ込まれる。
 
:前述のとおり、万丈の指摘も実際は微妙なものである。
 
:前述のとおり、万丈の指摘も実際は微妙なものである。
;「おのれ、ゾンタくんめえ!!」
+
;「ええい! ぬいぐるみのクマ一匹に何ができるというのだ!」<br />「おのれ…おのれ、ドン太くん! よくも…よくも!!」<br />「おのれ、ゾンダくんめ…! この恨み、必ず忘れんぞ!」
:ボン太くんに襲撃されての台詞。あしゅら男爵にはボン太くんの名前が中々覚えられず、[[ゾンダー|某機械生命体]]のような名前になってしまった。
+
:『W』1周目第12話「放送不可のウォークライ」より。
 +
:[[陣代高校]]の文化祭を襲撃したところ、[[ボン太くん]]に迎撃されての台詞の数々。
 +
:あしゅら男爵にはボン太くんの名前が中々覚えられず、幾度となく部下に突っ込まれているが、最終的に[[ゾンダー|某機械生命体]]のような名前になってしまった。
 
;「お、おのれえ! なぜ、学校にあのような爆発物が設置されている!? どうなっているんだ、[[日本]]の教育は!?」
 
;「お、おのれえ! なぜ、学校にあのような爆発物が設置されている!? どうなっているんだ、[[日本]]の教育は!?」
:上記のコンテストの最中、[[機械獣]]軍団を出撃させ、会場である[[陣代高校]]を襲おうとしたが、校庭に仕掛けられていた地雷によって爆破されてしまった時の台詞。
+
:『W』2周目第12話「『艦長』は君だ!『教授』は誰だ!」より。
 +
:上記のコンテストの最中、[[機械獣]]軍団を出撃させ、会場である陣代高校を襲おうとしたが、校庭に仕掛けられていた地雷によって第一陣が爆破されてしまった時の台詞。
 +
:あしゅらはこの時まだ[[弓弦之助|弓教授]]に化けたままであり、機械獣襲撃のどさくさに紛れてコンテストを脱しようとしたのだが、学校の警備としてはあまりにも過剰すぎる装備に思わず素を出して驚愕する。
 
:悪役とは思えぬような正論ではあるが、かの戦争ボケ男たる[[相良宗介]]には通用するはずもなかった。
 
:悪役とは思えぬような正論ではあるが、かの戦争ボケ男たる[[相良宗介]]には通用するはずもなかった。
;「もしそうだとしても学校にマジンガーを持ってくるとは非常識にもほどがある!!」
+
;「聞いとらんわ、そんな話!」<br />「もしそうだとしても学校にマジンガーを持ってくるとは非常識にも程がある!!」
:同じく、コンテスト中のセリフ。これまた正論であるが、カイザーと真ゲッターを防衛に使おうとする[[林水敦信|会長]]がいる学校ではこれもまた通用するはずも無い。
+
:その後、後続の機械獣の侵攻に対して校内から[[マジンカイザー]]と[[真ゲッター1]]が登場したことに驚愕、それに対して[[テンカワ・アキト]]から「甲児達が安全保障問題担当補佐になった」と言われた際のツッコミ。
 +
:これまた正論であるが、カイザーと真ゲッターを防衛に使おうとする[[林水敦信|会長]]がいる学校ではこれもまた通用するはずも無い。
 +
:そしてここまで最早弓教授に化けていることをすっかり忘れていた。
 +
;「ええい! バレたか! だが、もういまさら弓の姿に化ける必要もない!」
 +
:同話より。
 +
:ガミアQをけしかけている最中に漸く[[ヴェルター]]に変装がばれた際のリアクション。
 +
:上記の通り幾度となく素を出していたのだが、よくここまで現地の人間にはバレなかったものである(本隊にはとっくにバレており、本物の教授は救助されている)。
 
;「綺羅星!」
 
;「綺羅星!」
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』第2章第5話「それぞれの道」エピソード2より。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』第2章第5話「それぞれの道」エピソード2より。
 
:[[綺羅星十字団]]と手を組んだあしゅらであったが、'''右手でVサインをした状態で更に親指を立て、左へ約90度傾け、Vサインが右目の部分に来るようにかざし、「綺羅星!」と宣言する挨拶の作法を早速やらされている。'''
 
:[[綺羅星十字団]]と手を組んだあしゅらであったが、'''右手でVサインをした状態で更に親指を立て、左へ約90度傾け、Vサインが右目の部分に来るようにかざし、「綺羅星!」と宣言する挨拶の作法を早速やらされている。'''
 
;タクト「この声は、まさか…!」<br/>しんのすけ「ゴリラ男爵!」<br/>「あしゅら男爵だ!」<br/>しんのすけ「そうともいう~」<br/>「そうとしか言わん!」
 
;タクト「この声は、まさか…!」<br/>しんのすけ「ゴリラ男爵!」<br/>「あしゅら男爵だ!」<br/>しんのすけ「そうともいう~」<br/>「そうとしか言わん!」
:『X-Ω』期間限定イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」第4話にて、タクトのピンチを救い、一時共闘となった際、しんのすけに名前を間違えられて。完全に『クレヨンしんちゃん』の空気に飲まれている。
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:『X-Ω』期間限定イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」第4話にて。
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:タクトのピンチを救い、一時共闘となった際、しんのすけに名前を間違えられた。
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:完全に『クレヨンしんちゃん』の空気に飲まれてしまっている。
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;ミント「わたくしたちとしては、これもロストテクノロジーなのではないかと思っているのですが」<br/>あしゅら男爵「誰がこれだ!」<br/>スカーレットキス「これは、ただの化け物だ」<br/>あしゅら男爵「誰が化け物だ!」
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:『X-Ω』期間限定イベント「ギャラクシーフルコース」第2話。
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:地球を訪れたエンジェル隊にあしゅらがロストテクノロジーではないかと疑われての2連ツッコミ。
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:最早ギャグイベントのツッコミ役が完全に板についている。
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;「とんでもない連中に、秘密を握られてしまった気がする…」
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:同イベント第7話。
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:エンジェル隊の[[ミント・ブラマンシュ]]らにブロッケン伯爵との繋がりを知られた際、交換条件で仲間として盾になれとミントに突き付けられた際のぼやき。
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:実際、後にあしゅらの偽物が出現した際偽物共々ボコられたり、後述するが本当に盾にされたりと、本当にロクな目に遭っていない。
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;「この基地が吹き飛ぶ威力なんだぞ!? 私の後ろに隠れても無駄だ!」<br/>スカーレットキス「それでも、直撃するよりはマシだ!」
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:同イベント最終話。ブロッケン伯爵の仕掛けた大量の時限爆弾が爆発する数十秒前になった際、ミントがあしゅらを盾にしようとしたことに対するツッコミ。
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:そして'''どさくさに紛れて[[シナダ・ベニオ|スカーレットキス]]まで便乗してあしゅらを盾にしようとしている'''。
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:結局、時限爆弾は落とし物と勘違いして[[ミルフィーユ・桜葉|ミルフィー]]が全部拾ってきており、全部ブロッケンに返礼したため事なきを得たのだった。
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;Zちゃん「こっちはいきなりこんなことになって、訳わかんないことになってんだ!」<br/>Zちゃん「それなのに、どうしてお前みたいなあしゅら男爵のパチモンにディスられなきゃならねぇんだ!」<br/>「パ…パチモン…!?」
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:『X-Ω』期間限定イベント「集結!ロボットガールズ」第1話「戦慄!ロボットガールズ、登場」より。
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:[[兜甲児|甲児]]・[[剣鉄也|鉄也]]・[[流竜馬|竜馬]]・[[デューク・フリード|デューク]]を平行世界の存在であるロボットガールズと入れ替えたのは良かったのだが…ロボットガールズの1人、[[Zちゃん]]に「'''[[あしゅら男爵 (ロボットガールズZ)|あしゅら男爵]]のパチモン'''」呼ばわりされてしまった。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==