グランディスタンク
グランディスタンクは『ふしぎの海のナディア』の登場メカ。
グランディスタンク | |
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登場作品 | ふしぎの海のナディア |
デザイン | 山下いくと |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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愛称 | グラタン |
分類 | 万能戦車 |
開発者 | ハンソン |
主な搭乗員 |
グランディス・グランバァ ハンソン サンソン |
概要編集
グランディス一味が搭乗する丸型の万能戦車。六輪の車輪と機体前後に装備された計4基のシリンダーが特徴的。
変形機構を持ち、シリンダーによる四足歩行、車輪による陸上走行、気球による飛行、シリンダー内蔵のスクリューによる水上航行など場所を選ばず活動できる。ナディア達も移動手段として搭乗しており愛着を持っている。
なお、愛称は上記の通り「グラタン」だが、グランディスはこの呼び名を酷く嫌っており度々「カトリィヌ」と訂正している。
登場作品と操縦者編集
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。名前は愛称の「グラタン」表記で、グランディスは頑なに「カトリィヌ」と呼ぶ。登場は3話から。
- 3人乗りかつ修理機能を持ち、カスタムボーナスで補給機能が搭載されるなどサポートユニットとしてはかなり優秀な部類。ただ支援精神はあまり充実していない。
- 武装面も良くも悪くもサポートユニットといったところだが、今回は火力だけなら強化パーツ「エクストラアームズ」で準主役級モビルスーツの5段階改造時辺りまでは引き上げられるので問題無いだろう。エクストラアームズによる補正を上回るのは15段階改造が解禁される3周目以後且つ基本性能の上がる中盤以降のため、運用方針次第では武器改造にはあえて手を出さないのも一つの手。
- 残念ながら陸上モード以外には変形できず、前述の通り本来は空陸海すべてに対応した機体ではあるが地形適応もゲームバランスを考慮してか陸のみ。移動補助にパーツは欲しい。
- 武器自体に追加こそ無いが、N-ノーチラス号の強化と並行して武器・機体性能の底上げが生じる。最終的には陸S宇宙Aになるため、機体性能の貧弱さも解決される晩成型である。
- 最大の魅力はパイロットのグランディスのエースボーナスである「獲得資金1.5倍」。あのジュドー・アーシタをも上回る補正であり、エース共通のボーナスと合わせれば幸運無しで獲得資金が1.65倍となる。また気合をSP10で使えるのでプラーナコンバーターもすぐに活用できる。つくづくマップ兵器がないのが悔やまれる。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
- 60mm榴弾砲
- グラタンの主砲となる短砲身の単装砲。
- 『X』にて「主砲」名義で採用。
- マジックハンド
- 伸縮式の腕で対象を捕まえることが可能。
- シリンダー
- 打突武器にもなるシリンダーを4本持つ。
必殺技編集
- 突撃
- シリンダーを射出した状態で猛スピードで突進して敵を吹き飛ばし、ジャンプして踏みつけて追撃、さらにメカキングを設置。後退した後にメカキングを自爆させる。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- S
カスタムボーナス編集
- 特殊能力「補給装置」を得る。全ての武器の攻撃力+200。
- 『X』にて。修理装置に加え補給装置が追加されることで、よりサポート向きとなる。
機体BGM編集
- 「ブルー・ウォーター」
- 『X』にて採用。
- 同じく『ナディア』出典の機体であるN-ノーチラス号のBGMは「万能戦艦N-ノーチラス号」であるため、実質ほぼ専用曲扱いである。
関連機体編集
- 最終決戦仕様
- アニメ最終盤において、N-ノーチラス号由来の科学技術と資材によって強化されたグラタン。60㎜榴弾砲が光線砲に換装され、シリンダー先端にはドリルを内蔵、更にはジェットエンジンの追加によって加速性の向上及び気球無しでの飛行モード移行が可能となっているなど、大幅な進化を遂げている。最後はバベルの塔を破壊せんとレッドノア中枢部に侵入。発射阻止のために突入ボルトの間に車体をねじ込み、自爆することで目的を達成した。
- SRW未登場だが、『X』第47話にてこれを意識したような性能の底上げが行われる。
- グラタン2号
- とある理由でグランディスタンクが盗まれた際、追跡のために作られた急造品。2号と称しているが、実態は丸鋸を装備した荷車を2頭の猪に引かせるというシロモノ。即ちメカですらない。サンソンの無茶ぶりによって作らされたものの、なんだかんだでハンソンは本機にも愛着を持っていた。
余談編集
- デザインモチーフは『タイムボカン』に登場する「タイムメカブトン」。
- TVアニメ『無責任艦長タイラー』に登場する97式艦載戦闘機「蜃竜」の脱出ポッドの形状がグラタンを意識したものになっている。
- なお、TV版『タイラー』の制作はタツノコプロが担当しているため、オマージュに対するオマージュ返しと呼べるかもしれない。