レヱゼンカヰム
ヨーテンナイが搭乗する霊装機。名の意味は古代トロイア語で「神の寵愛」。ヨーテンナイが三邪神の力を降ろすために作り上げた専用機で、外観は正面に女性の上半身を象った本体を持ち、背面から6本のアームを伸ばす球体、といった異様な風情。背部にブースターを持つ。
アストラルエネルギーとヨーテンナイの力を利用した強力な攻撃を繰り出し、また幾度も再生を繰り返すなど耐久力も尋常ではない。
ヨーテンナイが搭乗し、初戦はその力でガッデスを除く3体の魔装機神を組み伏せ、かつネオ・グランゾンを圧倒した。しかし後の再戦では彼らに敗北。ヨーテンナイ自身は巨人の攻撃で消滅したが機体そのものは大破しながらも残り、巨人族の巫女として教化されたフィリスがディソルを脅迫してそれを修復、自身の乗機とした。しかし最後は巨人族討滅へ向かうアンティラス隊およびシュウ一行と交戦し敗北、今度こそ完全に破壊された。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 中盤の大ボスとしてヨーテンナイが搭乗。耐久力が尋常ではないレベルの高さを誇る。
装備・機能
武装・必殺武器
- 倶胝なる纏縛(くていなるてんばく)
- 突撃しながら本体側面からレーザーを発射する。フィリス搭乗時は「インフィニット・ラスト」と訳される。
- 綴られし神詠(つづしられししんえい)
- クローアームで相手を捕獲しつつ地面を引きずり、最後は抱き込むようにして破壊する。文字は本来口ヘンだが、機種依存であるため代替する。フィリス搭乗時は「ザ・カンティクルス」と訳される。
- 滂沱せしむ辰宴(ぼうだせしむしんえん)
- 四機のビットを飛ばしてそのエネルギーを集束、クローアームと本体の腕、合わせて8箇所にさらなるエネルギーを集約した後、ビットのエネルギーにぶつけて奔流として叩き落す。フィリス搭乗時は「ティアフル・セレモニー」と訳される。
戦闘BGM
- 「トロイアの呪縛」
- 「巨大な闇」
余談
教団の他の霊装機同様、名前の一部の文字が文語体。読み辛い技名なのも同じ。