アストレイレッドフレームF

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MBF-P02 ガンダムアストレイ レッドフレーム フライトユニット(Gundam Astray Red Frame Flight Unit)

モルゲンレーテ社が開発した試作型モビルスーツレッドフレームに、オーブエリカ・シモンズから譲り受けたM1アストレイのバックパックの改良型を装備した状態。当初はM1のバックパックをほぼそのまま装備しただけだったが、後に燃料タンク兼用のウイングなどを取り付けるといった改良が加えられた。フライトユニットのみで単体飛行する事も可能だが、その場合は8によるサポートが必要となる。

ロウがマルキオ導師の所へ行く際に試験飛行を兼ねて使用し、その途中でキラ・ヤマトストライクアスラン・ザライージスの戦闘を目撃。イージスの自爆で重傷を負ったキラをマルキオ導師の元へと届けた。

勘違いしている人もいるが、バックパックはM1Aアストレイ用ではなく、M1アストレイ用の物である。その形状からもM1用と判別できる。エリカ・シモンズがロンドに報告する際に「M1の物を改良した」と言っている事からも明らかである(ガンダムエース版「SEED ASTRAY」2巻を参照)。Gジェネレーションポータブルのプロフィールでは「M1Aの物を改良した」となっているが、設定が変更された事を示す資料は存在しないため、恐らくは誤記であると思われる。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
オーブルートで換装パーツとして追加される。空が飛べるようになり、運動性も上がり、撃墜されてもノーマルのレッドフレームになるだけと長所が多い。ちなみに、この状態でブルーフレームセカンドと合体攻撃をすると、演出が豪華になる。全体的にバランスが良く、後半のパワーローダー及びパワードレッドが強力な武装はあるもののクセが強い機体なため、ゲーム終盤までこれのお世話になるプレイヤーも多い。

装備・機能

武装・必殺攻撃

射撃兵装

75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
頭部に2門内蔵された近接防御火器。連合のGAT-Xシリーズの物と同じ。原作でも使用機会は少ない。
ビームライフル
連合の技術を盗用して造った武装。そのため、性能も連合製の物と同じ。また、アストレイのものは手の平にあるコネクタをグリップの差込口に填めることで、本体から直接エネルギー供給される。同時に機体照合もしており、敵に奪われても使えないようになっている。

格闘兵装

ビームサーベル
バックパックに二本装備。こちらも連合の技術を盗用して造った武装。威力はあるがエネルギー消費が激しい。ゲーム上でもビームサーベルでは珍しくENを消費する。原作ではフライトユニット装備状態では使用できないのだがスパロボ等のゲームでは使用できる。
ガーベラ・ストレート
グレイブヤードに残されていた、MS用の巨大な日本刀。破損した状態で安置されていたものをロウが修復しレッドフレームで鍛え直した。エネルギーの消費が激しいビームサーベルに代わり、本機の主兵装となっている。ロウが蘊・奥から学んだ剣術と相まって、凄まじいほどの切れ味を誇る。
光雷球(光電球)
とあるアクシデントから使われるようになった攻撃方法(8曰く「新必殺技」)。本来ビームライフル用のコネクタからエネルギーを放出して球状に帯電させ、敵機に投擲したり、ぶつけたりして使用する。
バクゥヘッドビームサーベル
店頭プロモーション『機動戦士ガンダムSEED MSV ASTRAY』より(現在はSTARGAZERのセル版DVD・Blu-rayに収録)。SEED MSVに登場するバクゥ戦術偵察タイプの頭部ビームサーベルの事。頭部のみがオークションに出品されていた所、ザフト製であることに惹かれたロウが競り落とした。バクゥの頭部を手持ち式の武器として使い、攻撃してきたザフトのMSを撃退しているが、離脱の際に捨ててきてしまったことを嘆いていた。名称はGジェネレーションポータブルから。スパロボには登場していない。

合体攻撃

アストレイ・ダブル・ブレード
セカンドLセカンドL LLとの合体攻撃。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。
対ビームシールド
対ビームコーティング処理が施された実体盾。連合のストライク等の物と色違いの同一の装備。
分離
フライトユニットを分離する。
換装
ノーマル状態、パワーローダー、パワードレッドに換装する。

移動タイプ

飛行可能。

機体BGM

「ジャンク屋:赤い一撃」

対決・名場面など

シグー・ディープアームズ
店頭PVにて対峙。

関連機体

ガンダムアストレイ レッドフレーム
M1アストレイ
ガンダムアストレイ レッドフレーム レッドドラゴン
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R』(未参戦)で初登場した、ロウが自作した溶接用トーチ、ナイフ、カッター等を組み合わせた多目的ツール「カレトヴルッフ」三基と、カレトヴルッフとの連携を前提とした多機能頭部ユニット「ドライグヘッド」を組み合わせた形態。
カレトヴルッフはフライトユニット中央と左右に可動式の固定用アームを介して固定されており、ドライグヘッドと連動させコロイド粒子による制御でコントロールが可能であると同時に、コロイド粒子による機体制御を使用することで安定した飛行も可能となる。ドライグヘッドには武器としても転用可能なビームアンテナが装備されると同時に各種機能が内蔵されているが、製作したロウ本人も良く内容を把握していない。
レッドドラゴンという名称は装着されたカレトヴルッフが竜の翼のように見えることから来ている(カレトヴルッフの名称の由来であるウェールズの伝承である赤い竜より取られている)。

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