フジヤマ・ミドリ
フジヤマ・ミドリ(Midori Fujiyama)
- 登場作品:大空魔竜ガイキング
- 声優:小山まみ(現:小山茉美)、冬馬由美(代役『新』のみ)
- 種族:ピジョン星人
- 性別:女
- 所属:大空魔竜戦隊
- 役職:通信担当
- キャラクターデザイン:白土武、杉野昭夫(原案)
大空魔竜の通信担当。
実はピジョン星人という意外な正体を持っており、本名はグリーンという名前であるが、幼い頃にピジョン星がブラックホールに飲み込まれ、脱出したピジョン星人達が行くあても無い中で生き残りを図る為、各地の星へピジョン星人を送ったが、地球に一人送られて記憶を失っていたところを大文字博士に拾われて養女として育った。
16話ではピジョン星人の母親の通信によってその過去を知る事になり、一度は安住の星を見つけたピジョン星人の元に戻ろうとしたが、窮地に陥った大空魔竜を助ける為、二度とピジョン星人の元へ行く可能性が無いという事を知りつつも大空魔竜に戻り、大空魔竜の仲間と共に地球に残って暗黒ホラー軍団と戦う決意を固める。
大空魔竜戦隊の男性陣に人気があるが、特に気のある男性はいず、サンシローやヤマガタケ等、自身に気のある男性のあしらいに長けた一面も持つ(一説によるとピートが本命のようだが)。
登場作品と役柄
2009年現在における参戦作品では、彼女がピジョン星人だという設定は登場していない(図鑑には記載されている)。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 大空魔竜のサブパイロットで、加速や覚醒など有用な精神コマンドを覚える。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 第2次αと同じ。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 声は代役として冬馬由美が当てている。
精神コマンド
サポートキャラとしては何れも有益なものばかり揃えているが、消費率が高めなのがネック。但し、戦艦クルー共通で加速消費率は5と非常に使い勝手が良い。
人間関係
- 大文字洋三
- 養父。記憶を失ったミドリを引き取り、以後は実の父娘同然の関係を築いていた。
- ツワブキ・サンシロー
- 仲間。ミドリに気のある一人で、12話では割といい関係になっているが、サンシロー自体他の話で他の女性とのロマンスが描かれたのもあってか、その後の関係は最後まで進展していない。
- ピート・リチャードソン
- 仲間。互いに信頼関係のある仲間関係だが、一説にはピートがミドリの本命とも。
- ヤマガタケ
- 仲間。彼からは好意を持たれているが、男性として意識する事は皆無で、むしろわざとおだてて彼のやる気を引き出したりしている。
- ハヤミ・ブンタ
- 仲間。彼からも好意を寄せられている。
- ファン・リー
- 仲間。
- サコン・ゲン
- 仲間。
- ハチロー
- 姉弟同然の関係で、時には彼のやんちゃぶりに手を焼きつつも彼からは強く慕われている。
- 母親
- ミドリの実の母親で存命。16話で彼女に通信を送り、ミドリはピジョン星人である事を知る。
- ポール
- SRW未登場。ピジョン星人グリーンであった頃の幼馴染で、16話でミドリを迎えに来る。
- ペーラ
- SRW未登場。27話でピジョン星人の科学者であるダナオン博士が大空魔竜戦隊に託したロボット兵器。普段は心優しい美少年であり、ミドリとは姉弟同然に仲良くなるが、彼に内蔵されているハートサーキット回路で冷酷な戦闘兵器となり、その姿に一時ミドリは彼を拒絶する。しかし、窮地の大空魔竜を助ける為に暗黒怪獣ゴルゴーンに特攻する最期を迎え、ミドリも涙した。
名台詞
- 「ガイキングパート1、パート2、GO!」
「パート3、GO!」 - ガイキングのパーツを射出する際の台詞。
- 「ヤマガタケ君、みんなの言ってる事まともに考えてるの? あなたが居なかったらガイキングだって勝てやしないじゃない。」
「行って! 行ってあなたの本当の力を見せてちょうだい!」 - 5話で大空魔竜を窮地に陥らせてしまった事を後悔して落ち込むヤマガタケに対し、敢えて彼を励まして奮起させる為に言った台詞。
- 「ごめんなさい! あたしにはどうしてもみんなを見殺しにしていく事はできないわ!」
- 16話で大空魔竜の面々と別れた後、大空魔竜の窮地を知り、その窮地を救う為に乗っていた宇宙艇を分離させて大空魔竜に向かおうとした際の台詞。
- 「わかっているのポール! お母さんを頼むわ!」
- 上の台詞の後、地球と新ピジョン星との距離の関係上、もう二度と新ピジョン星に行けなくなる可能性の高さを突きつけてミドリを説得したポールへの台詞で、彼に対しガラス越しにキスをして宇宙艇を分離させる。
- 「兵器といっての欠陥が何だっていうの、みんなあの子を兵器として使うというの!?」
「あの子が…ダナオン博士を失ってどんなに苦しんでるかわからないの? みんな、そんなに冷たい人だったの!」 - 27話より。ダナオン博士がもたらしたロボット兵器の少年ペーラを兵器として捉える大空魔竜の面々に激怒しての台詞。
- 「あたしを助けたのはただの機械だったのよ。血の通わない冷たい機械だったのよ。あなたのあの時の顔恐ろしかったわ、もう二度と見たくない!」
- ペーラと姉弟同然の絆を築くものの、ミドリを助ける為に兵器としての本性をさらけだして暗黒鳥人を倒したペーラの残虐な姿を見た後の台詞。
- 「そうよ! おとなしくしていればつけあがって!」
- 32話で大空魔竜の面々を振り回すゲストキャラのポー船長に激怒して。他のキャラ同様にミドリもキャラクターが崩壊し、この時の顔もギャグ顔になっている。
- 「博士、みんなは言われなくても分かっているんですよ」
「ええ、自分達が一体何をしなければいけないのか、だって、私達の地球ですもの」 - 43話より。複数の暗黒怪獣出現の際、大文字博士の出動命令を前にそれぞれの判断で出撃した戦隊の面々の行動を大文字博士に説明した際の台詞。
- 「どうか… この平和が長く続きますように…」
- 最終話のラストシーンで流れ星が現れた際に願い事。しかし、この直後のヤマガタケとハチローの願い事でムードぶち壊しになる。