兜シロー
兜シロー(Shiroh Kabuto)
- 登場作品:マジンガーシリーズ
- 声優
- 沢田和子(現:沢田和猫・TV)
- 相田さやか(OVA)
- 藤村歩(真マジンガー)
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 所属:光子力研究所→科学要塞研究所
- 職業:小学生
- 年齢:11歳
- キャラクターデザイン
- 永井豪(原案)、羽根章悦(TV版前半)
- 森下圭介(TV版中盤~グレートマジンガー)
明るく快活な性格の持ち主だが、一方で兄の甲児に対し甲斐甲斐しく世話を焼いたり、時には意見する事も有るなど、しっかり物としての側面も垣間見せる。
劇中では子供らしい好奇心の強さが仇となり、窮地に陥るケースが目立った。また、物語後半から反抗期に突入した様子で、初期の天真爛漫さからは想像もつかないナーバスな言動や態度をとる事が多くなる。
続編『グレートマジンガー』では甲児の海外留学や父・剣造との邂逅など、周囲の環境が劇的に変化した事もあり、前作後半から引きずっていたナーバスな側面が更に深刻化するが、剣造との蟠りが氷解した事もあって、最終的には以前のような明るさを取り戻す。物語中盤からロボットJr.に乗り、戦闘に参加するようになった。
『真マジンガー』では漫画版『マジンガーZ』に近い性格であり、かなりやんちゃな一面を見せている。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- ゲームオーバー時に台詞あり。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ゲーム本編で初登場。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 今作エンディングで父と正式に再会する事になる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- αナンバーズがピンチに陥った時にグッドサンダーを通じて応援する。
- 第3次スーパーロボット大戦α
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 『真マジンガー』設定で登場。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- スーパーロボット大戦R
- スーパーロボット大戦D
- 初めてパイロット登録される。防御用の精神コマンドが何もないので防御が不安。長射程のボロットホームランで射程外から攻撃を心がけるか…。
- スーパーロボット大戦J
- OVA版。非戦闘キャラだが、ボロットホームランがボスボロット単体の武装になったので、その都度ロボットJr.で呼び出される。
- スーパーロボット大戦W
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- さやか&ボスの会話のみに登場。甲児が宇宙科学研究所に出向している間、マジンガーZ用のパイロットスーツを毎日念入りに磨いていたらしい。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 兜甲児
- 兄。
- 兜剣造
- 父。再会した『グレート』においては当初は父という事を知らず、先生と呼んで慕っていた。26話で実の父親である事を知った際は今までの寂しさからこれまで姿を見せず父と名乗らなかった剣造に反発したが、同話で和解する。
- 兜十蔵
- 祖父。
- 剣鉄也
- 実兄の甲児と同様に仲がよい。
- 炎ジュン
- 鉄也と同様に仲が良く、姉弟同然の関係。
- ボス
- 『Z』、『グレート』通じて共に行動する事が多く、もう一人の兄貴分とも言える存在。
- ヌケ、ムチャ
- ボスと同じく兄貴分とも言える存在。
- 暗黒寺闇太郎、イタチの安
- 『真マジンガー』では彼らと仲が良く、何かとつるんで行動する。
- ローレライ
- 偶然出会い、友達になるが…
- 白鳥ハルナ
- SRW未登場。『グレート』でのガールフレンド。
- 森山優子
- SRW未登場。『グレート』50話に登場した担任の先生で、母親のように感じていた。
他作品との人間関係
名台詞
- 「バカ! お父さんのバカ! お父さんはサイボーグだからそんな冷たい事が言えるんだろ!」
- 50話で担任の森山先生が戦闘獣マリゲラの中に閉じ込められた際、攻撃を躊躇した鉄也に攻撃を命じた剣造への反発。この時のシローはかなり感情的になっており、その後の剣造との関係から見ても心からそう言っている訳ではないが、剣造自身はかなりのショックを受ける事になる。
- 「甲児兄ちゃんの兄貴は鉄也お兄ちゃんじゃないか、僕達みんな兄弟みたいなもんじゃないか。ねえ、何をそんなに怒ってんだよ!」
- 55話で甲児がピンチになった際、甲児へのわだかまりからただ険しい顔で沈黙を続ける鉄也への怒り。このシローの言葉と剣造の言葉が鉄也の心を動かす事になる。
- 「ははは、このピストル信じないから撃ってみせたのさ」
「見てみてプラモデルとラジコンこんなに持ってきた」 - 桜多吾作版『グレートマジンガー』より。
- 「なんだこいつ、顔がおかしいぞ」
- 『真マジンガー』より、あしゅら男爵を見た感想。当然ながらあしゅらのコンプレックスを思いっきり刺激してしまったため、激怒されることに(しかもよりによって、あしゅらにとっては憎きゼウスを思い起こさせるマジンガーZの中で言ってしまった)。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
- 「アニキ…俺、待ってるよ。アニキが帰ってくるのを」
「そして、次に会う時には俺もアニキや鉄也さんみたいな一人前の男になってみせるよ」 - 第3次αEDでテスラ・ライヒ研究所へ留学する事になった甲児へ、淋しさを堪えながら「男の約束」を誓う。