リーンの翼とは、「バイストン・ウェルシリーズ」に登場する概念。
概要編集
伝説の英雄に現れる光の翼。
『リーンの翼』未読・未視聴のプレイヤーには勘違いされ易いが、羽やそれを模したパーツなどではなく靴であり、原作小説の主人公サコミズ・シンジロウとその娘リュクス、およびOVA版の主人公であるエイサップ・鈴木が着用した。作中では「リーンの翼の沓」と呼ばれる。
見た目は何の変哲もない革製の靴に過ぎないが、着用者の感情に呼応して翼を発し、空を飛ぶ力を与える。反面、資格のない者が履くと途端に重くなり、一歩も動けなくなる(手に持ったりする分には無関係)。翼は基本的に靴から発生するが、オーラバトラーに乗った状態で発動するとオーラバトラーの背中から翼が延びる。
ただし原作小説では何の変哲もない唯のサンダルであり特に由緒はない。バイストン・ウェルの伝説上で最も古い「リーンの翼の英雄」ゼノラーは背中にリーンの翼が生えていたと伝えられている他、サコミズの死(原作では王となる前に暗殺されている)の直後にはサコミズの恋人・リンレイ女王のサンダルにリーンの翼が発現して裏切者を焼き殺している(サコミズのサンダルを履いたわけではない)。
登場作品編集
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 強化パーツとして登場。移動力-2、運動性-20、装甲-500、取得パイロットポイント2倍。
- 一つしか手に入らないレアな強化パーツである。修行あるいは伝授を使うと取得パイロットポイントが4倍になる。ただしバグにより、装備したままクイックセーブ後に全滅してインターミッションに戻ると強化パーツ欄から名前が消えてしまい使えなくなるので注意が必要である。
- 機体にパーツとして装着する形ではあるが、前述のとおり本来は人間が履く靴のことであるため、パイロットが着用しているのか、何らかの形で翼そのものをくっつけているのか、謎が残る強化パーツ。装備すると性能が下がるということは、ひょっとしたら履く資格がないので重くなってしまっているのかもしれない。