祗鎗(ぎそう /Giso)
- 登場作品:冥王計画ゼオライマー
- 声優:玄田哲章
- 種族:地球人(試験管ベビー)
- 性別:男
- 所属:鉄甲龍
- 階級:八卦衆
- 年齢:20歳代(推定)
- キャラクターデザイン:菊池通隆
八卦衆の1人で山のバーストンのパイロット。
物静かな巨躯の男で、密かにロクフェルを愛しているが、決して口には出さない。それだけに彼女が密かに思いを寄せている塞臥を敵視している。任務に忠実な典型的な武人であり、幽羅帝を敬っている。
塞臥の謀反の気配を感じつつ監視しているものの、ロクフェルの気持ちを考えて、幽羅帝に言い出せないでいる。
塞臥に裏切りを持ちかけられ、バーストンの核ミサイルで相打ちを試みるが、塞臥をかばうロクフェルに引き金を引くことが出来ず、メイオウの攻撃で消滅した。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦MX
- ロクフェルと組んで都市攻撃のために出現。初登場時はロクフェルが途中で撤退するため、最終的には彼を撃破することになる。MAP兵器の核ミサイルは撃てないため密集しても問題ない。29話では3人で登場するが、イベントでマサキに撃破される運命。ちなみに初登場時に無理して祗鎗を先に撃墜し、その後ロクフェルを撤退させると、バーストンを撃墜したコンテナから喋りだすというシュールな光景が見られる(撤退させても普通に会話するので、撃墜を想定していなかったと見られる)。
- スーパーロボット大戦J
- バーストンの核ミサイルに通常兵器版が追加され、火力が上がった。常に3人で登場するため、本人よりその事実の方が厄介。鉄甲龍との決戦では3人の関係を表現したのか、ロクフェルが倒されると彼に、塞臥を倒すとロクフェルに複数の精神コマンドがかかるが、彼が倒されても誰にも精神コマンドはかからないという、少々哀れな展開となる。精神コマンド封じのため彼を真っ先に撃破し、次いでロクフェル→塞臥の順で片づけるのがセオリー。
パイロットステータスの傾向
能力値
バーストンの機体性能と相まって射撃・防御が高いが、命中・回避は低く、スーパー系のような能力値となっている。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
名台詞
- 「シュート!」
- ミサイルを発射する際の台詞。演ずる玄田哲章氏の気合の入った叫びもあって妙に耳に残る。というか、ほとんど「シュー!!」にしか聞こえない。実際、スパロボでは「シューーーーッ!!」と表示される。
- 「おお、塞臥にタウ、アエン、それにロクフェルも。鉄甲龍温泉は今日も万客だな」
- ドラマCD『大冥界』における祗鎗の第一声。劇中とは異なる温厚な声の響きが特徴的だが、そんなことより真っ先に突っ込みたくなるのは『鉄甲龍温泉』であろう。なんて安直なネーミング…
- 「そうだ。ちょうどよい塞臥、頼みがある。後で私と、背中の流しっこをせんか?」
- 同じく『大冥界』より。恋敵にもこのフレンドリーさである。
- 「まぁまぁまぁ、そう言うな。俺はお前のそういうところが好・き・だ♪」
- 上の続き。フレンドリーを通り越したような雰囲気になっている。玄田ボイスで炸裂する『好・き・だ♪』とその直後のSEの破壊力はある意味メイオウである。
- 「この鍛え抜かれた拳を一発受ければ、ぐっすり眠れます!」
- 同じく『大冥界』より。会談の途中、マサキが現れ、幽羅帝に「マサキを眠らせろ」といわれた際の台詞。流石の剣幕にマサキも逃げ出すしかなかった。またこの時の唸り声を上げて、部屋を破壊していた。