クラール・グライフは『スーパーロボット大戦L』の登場人物。
クラール・グライフ | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン | Chiyoko |
初登場SRW | スーパーロボット大戦L |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 老人 |
出身 | 日本・御崎町 |
役職 | 科学者 |
概要編集
悠凪・グライフの祖父にして、町内では子供たちに人気の発明家。性格は気前がよく明るいのだが、発明に関しては強いこだわりがあり、口を出されると機嫌を損ねる。彼の突拍子も無い発明は度々騒動を巻き起こしており、町の大人たちにとっては、彼の性格共々悩みの種になっているようだ。
その発想や技術力は飛び抜けており、作中世界の技術レベルを軽く二、三段階は飛び越したレベル。ほぼ有機体で構成されたアンドロイド「AL-3 アリス」や「HL-0 ハルノ」を独自開発している。また、ラッシュバードとストレイバードという二体の機動兵器を製作し、それらには次元エネルギーを自在に操るという画期的な機能が搭載されている。このように、その実体はスパロボオリジナルの登場人物の中でも屈指の天才科学者というべき人物だが、(ある意味では恐るべき事に)世間からはほとんど評価されていない。ただ一人、その天才を評価し資金援助を行ったのが、企業GreATの社長であるルド・グロリアだった。後にグロリアは自らの野望を実現する為にクラールを誘拐して彼の脳波を読み取り、最終兵器「ガルトデウス」を生み出してしまった。
ラッシュバードとストレイトバード、ガルトデウスの対決はまさにクラールの発明がぶつかり合った争いであったのだが、孫の悠凪と南雲一鷹の熱き絆がガルトデウスを打ち破った。結果的にクラールの発明は争いの種になったのだが、彼はそれにめげることなく以前と変わらず平和利用のための発明に没頭する日々を送るのだった。なお「ラッシュバードとストレイトバードの運用母艦」を開発すべく、壮大な計画を立てているらしい。
登場作品と役柄編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。プロフィール参照。
人間関係編集
第1話にして誘拐され、その後は最終話まで出番が無いので版権作品キャラとの交流は皆無である。
名台詞編集
- 「敵がいなくとも希望の象徴くらいにはなるわい。何より、ワシが作りたいから作るんじゃ」
- エンディングにおいて、ラッシュバード・ストレイバードの運用母艦を作ると聞いて「敵もいないのに何で?」と訊いた一鷹に対して。おそらく、ラッシュバードとストレイバードもこんな理由で作ったのだろう。周囲の反応など気にせず作りたいから作るという、マッドサイエンティスト的な思考ともいえる。
- と言っても、この母艦に乗ることで高蓋然性世界にも行けると語っており、戦争以外での実用目的も無いとは言えない。異世界に行けるということで、OGシリーズに参戦した際の伏線となるのだろうか?
- ちなみにスパロボ世界において並行世界間の次元転移は相当なレベルの前準備や専用の装置が必要になるのだが、この人の場合「何で作るのか」とは指摘されたが「本当にできるのか?」とは誰も言っていないあたりに頭脳のとんでもなさが伺える。