グラディオンは『電脳冒険記ウェブダイバー』の主役メカ。
グラディオン | |
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外国語表記 | GLaDION[1] |
登場作品 | 電脳冒険記ウェブダイバー |
声優 | 杉田智和 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
概要
コンピュータネットワーク「ワールドリンク」の中において、マジカルゲートを守護する存在「ウェブナイト[2]」のリーダーであり、デリトロスの洗脳を免れた唯一のウェブナイト。『ウェブダイバー』におけるもう一人の主人公とも呼べる存在。
正々堂々とした性格であり、悪に屈しない強い心を持つ。
各形態
- ビークルモード
- 移動用形態。蒸気機関車型。
- ファイターモード
- 戦闘用形態。グラディオンの場合は騎士型となる。本形態ではマスクの開閉ギミックを有しており、人間の顔のような意匠の顔面を覆い隠すことができる。また、気合を入れる時等に、瞳孔が人間同様のものから猫と同様の縦に長いものに変形する演出がある。
- ビクトリーグラディオン
- ファイターモードのグラディオンの背部に、ワイバリオンのウイングモードが合体した形態。
- 大多数のウェブナイトは前面から合体するのだが、ワイバリオンのみ背部からの合体となる。SRW未登場。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。2023年1月のショートシナリオイベント「静かなる刻を共に感じて」にて期間限定参戦。パートナーである結城ケントがシナリオ上未登場のため、グラディオン当人がパイロットも兼任する。
- ファイターモードで、かつ基本的にマスクを閉じた状態でユニット化。SSRユニットパーツ「ブレイク・ザーン」の演出では作中通りマスクが解放された素顔を見ることができる。
装備・機能
武装・必殺武器
基本武装
- グランバルカン
- 両肩に内蔵された連射可能な射撃武器。
- 『DD』ではグランマグナムの演出内で使用。
- グランブラスター
- 右腕に装備された2連装ビーム砲。
- 『DD』ではR必殺技として採用。
- グランブレード
- メインウェポンとなる実体剣。変形機能を持つ。
- 『DD』では通常攻撃、および演出を流用したR必殺技として採用。
- グランマグナム
- グランブレードが変形した非実体弾の射撃武器。
- 『DD』ではSR必殺技として採用。
- グランシールド
- 盾。ビークルモードの正面部が分離・変形したもの。グランブレードの懸架が可能。
必殺技
- ブレイク・ザーン
- グランブレードから放つ必殺の斬撃。
- デリトロスに洗脳されたウェブナイトをこの必殺技で倒すことで、洗脳から解放することができる。
- 『DD』ではSSR必殺技として採用。使用時には原作ほぼそのままの武装選択画面が映る。そして原作の要素を切り貼りした結果、原作を大きく上回る程によく動いている。
- ブレイク・シュート
- グランマグナムから放つ必殺の射撃。ブレイク・ザーンと同様の機能を持つが、使用頻度は少ない。SRW未採用。
他、解放したウェブナイトのアタックモードと合体することで、ウェブナイトを武装として扱うことができる。いずれもSRW未採用。
人間関係
- 結城ケント
- グラディオンのパートナーとなった少年。SRW未登場。
名台詞
- 「テレビを見るときは、部屋をあかるくしてはなれて見てくれ!」
- OPの開幕で流れる注意書き。『ウェブダイバー』ではグラディオン自身が視聴者の子供達に注意喚起を願う形となる。この台詞のタイミングではCGのグラディオンが登場するが、後期OPではカメラワークの回転と共に描かれ方が2Dに切り替わり、OPが始まる。
- 「ケント…ケント!」
「気を付けろケント…マジカルゲートは…狙われている…!」 - DIVE01「Web騎士(ナイト)!グラディオン」。作業中のケントにPCを通じて呼びかけるファーストコンタクトの台詞。デリトロスによる本格的な侵略の前に、既にそれを把握していた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ゲームを遊ぶときは、部屋をあかるくして遊んでくれ!」
- 『DD』参戦PVの開幕で流れる注意書き。PV開始早々に原作再現が行われ、一切勿体ぶることなく開幕から参戦機体を明かしていく姿は視聴者を驚愕させた。
関連機体
- ダークグラディオン
- デリトロスが作り出したグラディオンのコピー機体。SRW未登場。
余談
- アニメと連動して販売されたグラディオンの玩具は「プラグイット機能」を備えており、テレビに接続することでテレビゲームを遊ぶことが可能。グラディオン単独では内蔵武装しか使用できないが、別売りのグランブレードを使うことで主武装が解禁され、「DXウェブナイトシリーズ」に属する他のウェブナイト達を合体させることでグラディオンの各形態をゲーム中に反映させることが可能。
- 連動玩具の大多数は赤外線通信によってグラディオンと連携する。合体形態の多くが前面に偏っているのは、この赤外線通信機能による制約ではないかと推測される。
- 作中の現実世界でも、玩具としてのグラディオンは、ケントがワールドリンク内にアクセスするためのロボット型のコントローラー「プラグコントローラー」として自作、第1話で完成させたという形で登場している。ファイターモードにおけるゲーム内容はデリトロスの尖兵ウェブソルジャーとの戦いであり、第1話の戦闘を再現できる。
- グラディオン達ウェブナイツのデザインは、原型をスポンサーであるタカラ(現タカラトミー)が起こし、そこからアニメスタッフとタカラ間で意見交換をしあって完成させている[3]。
- ファイターモードにおける瞳孔の演出は、戦闘時はフェイスガードが出て口が見えないから表情がわかりづらいことから加えられたもの[3]。
- 名称が誤字されやすいが、グラヴィオンではない。ブラディオンでもない。
脚注
- ↑ 本編第1話アイキャッチより。
- ↑ 総称して複数形の「ウェブナイツ」とも。
- ↑ 3.0 3.1 『電脳冒険記ウェブダイバー』20thアニバーサリーSpecial Talk(前編)