大塚茂(Shigeru Ootsuka)
- 登場作品
- 声優:富田耕生
- 通称:大塚長官
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 年齢:42歳
- 所属:ICPO→コスモクラッシャー隊
- 役職:警部→防衛隊長官
- キャラクターデザイン:本橋秀之
コスモクラッシャー隊の隊長で、若き隊員を見守る父親的存在。明神タケルの育ての親である明神博士の親友でもある。
キャラクターのデザインは『六神合体ゴッドマーズ』の前番組である『太陽の使者 鉄人28号』の大塚警部そのもので、富田氏が続投して演じているなどスターシステム的な要素(放映当時のアニメ雑誌では大塚警部の後年の姿とする記事もある)が取り入れられている。衣装や設定などは『ゴッドマーズ』への登場に際し、新規に描き下ろされている。
登場作品と役柄
『ゴッドマーズ』と『鉄人28号』が同時参戦を果たした第2次Z再世篇では、両作における出演が完全に統合されるに至った。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- NPCキャラ。キャラクター事典には『鉄人28号』時代のフルネームである大塚茂名義で登録される。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 本作ではかつてICPOに所属していたなど『太陽の使者 鉄人28号』での警部時代の設定と統合され、物語後半では襲いかかってきた暗殺者やシルバー兵士を返り討ちにするという場面が見られる。
携帯機シリーズ
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 完全平和ルートにしか登場しない。マーチウィンドにコスモクラッシャー隊を出向させる。
人間関係
太陽の使者 鉄人28号
- 金田正太郎
- かつて彼と共に活躍していた。『第2次Z 再世篇』ではその設定が反映されている。
六神合体ゴッドマーズ
他作品との人間関係
スーパー系
- 城田志郎
- 第2次Zでは直属の部下。
- 田中司令
- 第2次Z 破界篇で彼の同意を得て、ドラゴンズハイヴをZEXISの拠点に据える。
- 兜甲児 (真マジンガー)
- クラッシャー隊への参加について当初は答えを保留していた彼が、編入の条件として提示した「くろがね屋」からの通勤を了承する。
- 錦織つばさ、兜シロー
- 第2次Z 破界篇終盤で「くろがね屋」へ赴き、彼女らと共にガイオウとの最終決戦に挑むZEXISの勝利を祈る。
- 竹尾ワッ太
- 第2次Zでは彼の父である竹尾道太郎と旧友同士という設定。それゆえ、物語開始以前から竹尾ゼネラルカンパニーを懇意にしていた。
- マリン・レイガン、ジャック・オリバー、北斗雷太
壇闘志也、ジュリィ野口、吉良謙作 - 第2次Z 破界篇EDで彼らを新クラッシャー隊に編入し、太陽系内の惑星探査任務に就かせる。
- 道那賀小百合
- 第2次Z 破界篇では直属の部下。連絡係として彼女をドラゴンズハイヴに派遣していた。
- イザベル・クロンカイト
- 第2次Z 破界篇終盤、彼女に朔哉がダンクーガノヴァのパイロットである事を明かした上で、対アロウズ作戦「ZEXIS・ムーブメント」のレポート役を依頼する。シルバー兵士の襲撃から彼女を守る見せ場も。
ガンダムシリーズ
- スメラギ・李・ノリエガ
- 実は以前からヴェーダに「大塚の行動力は要注意」と警告されていた事が第2次Z 再世篇で判明。大塚の武勇伝を聞かされ、彼が只者ではなかった事を確信する。
- アーバ・リント
- 第2次Z 再世篇序盤では彼からの要請でF.S.に引き合わせる段取りを取った。
バンプレストオリジナル
- クロウ・ブルースト
- 『第2次Z 破界篇』序盤の日本ルートで留置場にブチ込まれていた彼の身元引受人となり、その上でクラッシャー隊への協力を要請する。
- エルガン・ローディック
- 第2次Zでは直属の上司。彼の不審な行動の数々に疑念を抱きながらも立場上、部下達のようにはっきりと不信感を口にする事が出来なかった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「98万G!!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!さすがにそんな額は出せない!」 - 第2次Z 破界篇序盤、クロウから提示された桁外れの報酬額に愕然とするも、直後に200Gへと譲歩した事で彼の要求に応じる。
ちなみにこのエピソードは再世篇にて彼の口からエスターに語られる。 - 「…ワシがやったんだが」
- 第2次Z 再世篇終盤で大塚長官の存在を疎ましく思う組織(恐らくはアロウズ)から暗殺者を差し向けられるも返り討ちにしたと涼しい顔で告げた際、有能なボディガードの存在に感心する佐伯へ発した一言で、この発言に佐伯だけでなく事前にヴェーダから注意を払うよう警告されていたスメラギも驚愕する。
- 「おっと!イザベルさんには指一本、触れさせんぞ!」
「はっはっは!こっちは私に任せて、ZEXISはムゲ・ゾルバドスを!」 - 第2次Z 再世篇終盤の対ムゲ・ゾルバドス戦で、イザベルに襲い掛かるシルバー兵士を撃ち倒しての一言。大塚の意外な強さと頼もしさを目の当たりにして、ゲイナーや勝平が唖然とする一方で、正太郎は警部時代と変わらぬ活躍に喝采をあげた。