クロキ・アンジュ

2022年7月22日 (金) 01:43時点におけるドラゴンフライ (トーク | 投稿記録)による版

クロキ・アンジュは『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』の登場人物。

クロキ・アンジュ
登場作品
声優 渡辺明乃
デザイン 平井久司
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(MJP計画第三世代
性別 不明
年齢 15歳
所属 グランツェーレ都市学園 → MJP機関特殊宇宙戦闘大隊第十二作戦中隊
軍階級 少尉
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概要

チームラビッツの追加メンバーで、ブラックシックスのパイロット。

普段はおとなしく控えめで、様々な物事をそつなく高水準にこなして見せる優等生。しかしアッシュに搭乗して戦闘を行うと性格が豹変して攻撃的になり、敵味方関係なく罵詈雑言を浴びせまくる。なお、アッシュに乗らなくても性格が豹変した場面が一度だけある。

チームに参加後、訓練としてチームラビッツの面々とそれぞれの得意分野(タマキとのランニング、アサギとの戦術シミュレーション、スルガとの射撃訓練、ケイとのケーキ作り対決、イズルとの模擬戦)で勝負を行い全勝しているが、単純に完全な上位互換という訳ではない。

戦闘においてはブラックシックスの特性を活かし、高機動戦から射撃まで遠近そつなくこなし、ブラックシックスはメンテナンス性も向上されているために整備も自分一人で行う。このため、アンジュには専属のピットクルーがいない。

中性的な外見で性別が分かる描写は意図的に避けられており、チームラビッツの面々及び視聴者は性別を知ることができない。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2016年11月の期間限定イベント「僕らのヒーロー」でシナリオNPCとして登場。
2018年11月の復刻参戦イベント「目覚めよ、ヒーロー!」ではユニットとして再登場。
スーパーロボット大戦30
音声初収録。サイドミッション「孤高のエース」より加入。
チームラビッツ全体の仕様として、戦闘時にチーム内での掛け合い台詞が存在する。サブパイロットや同乗している非戦闘員が掛け合うことは過去にもあるが、別々のパイロット同士が掛け合うというのはレアケースとなる。なお、艦内ミッションをチームラビッツの他メンバーで行った際、アンジュが加入前であっても掛け合いに参加してしまうこともある。
アンジュはこれに加えて、ミッション開始時はおとなしい台詞で、気力120に達すると攻撃的な台詞になる。一度120になると気力を下げても攻撃的なままになるので、初期気力を120以上にするとおとなしい台詞を聞けなくなる。なお掛け合い台詞などは攻撃的な台詞しかない。
AOSアップデートの食堂4段階目(+6)と医務室7段階目(+5)の+11・エースの+5で+16となるので、ダブルエース・トップエース・闘争心Lv2などの+5で合計+21となって初期気力120を超えてしまう。特に闘争心の取得はよく考えたほうが良い。
性別不明の原作設定を反映して、無性扱い。男・女に対して効果がある強化パーツやエースボーナスの効果を受けない。基本デメリットだが、リィリィ・ハッシーのエースボーナスを無視できる利点を持つ一人でもある。
DLCミッション「清く正しく美しく、そして強く」は女性限定ミッションだが参戦しており、「なあなあのまま連れてこられた」と戦闘前会話で触れられる。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
閃き直感感応
パイロットパーツ装備時
突撃闘志凶悪
30
集中必中閃き突撃熱血信頼
バランスの取れたラインナップだが、戦闘役としてもサポート役としても決め手に欠けるという感が否めない。
最後に覚えるのが『信頼』なのがその原因で、キャラクター性の再現の為に割りを食ってしまった形である。

特殊スキル

30
底力L6、気力+(ATK)気力+(DEF)ダッシュ

エースボーナス

気力120以上で移動力+1、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1。
『30』で採用。

人間関係

チームラビッツ

ヒタチ・イズル
チームリーダー。
アサギ・トシカズ
戦術シミュレーションで彼に勝利する。ただし、自軍の状況を整えてからの指揮を得意とするアサギと電撃戦に特化したアンジュとの相性の差も大きいと思われる。
クギミヤ・ケイ
ケーキ作りで勝負し、まともな甘さのケーキを作って勝つ。
イリエ・タマキ
ランニングで彼女以上の心肺機能を見せる。
スルガ・アタル
射撃訓練で勝利する。スルガの銃器の蘊蓄に対応できる知識も見せた。

チームドーベルマン

ラケシュ・チャンドラセカール
オペレーション・ヘブンズゲートでは彼と組んでチームラビッツを援護した。

ゴディニオンのクルー

スズカゼ・リン
母艦の艦長。チームラビッツの面倒を見る。
ルーラ・チャン、ナオミ
軍医と看護師。チームラビッツの健康管理を担う。

MJP司令部

シモン・ガトゥ
MJPの上官。

汎銀河統一帝国ウルガル

クレイン
彼から獲物と見定められる。

迷台詞

「豚の部下もみんな豚だっ! 編隊を組むのはみんな変態だっ!!  ウルガルめっ!! 滅亡しろっ!! 二度と現れるんじゃないぞっ!!」
第13話「孤高のエース」より、撤退するクレイン機と敵部隊に追い打ちをかけながらの台詞。
それまで「腐った脳ミソ」だの「豚野郎」だのクレインを罵ってからのこの発言である。あなたも編隊を組んで出撃してたんですが……。
ちなみに『30』の「豚の部下」は汎用戦闘台詞で、対クレイン隊以外の敵でも言う。
「ボケボケしてないで、あのデザートだかジェラートだかトメートだかポテートだかいうウルガル野郎を叩き潰してこぉーーい!!」
第24話「宇宙に散る花」より、チームラビッツの面々をイズルの元に向かわせた際の台詞。
チャンドラからすかさず「全部間違ってる」とツッコまれている。
因みに、トメートとポテートの部分は演じる渡辺明乃氏のアドリブとのこと。
ディオルナ(日本語字幕)「この程度か? ガッカリだ 地球人が皆お前以下なら、一人も生かしておく必要はなさそうだ」
アンジュ「何言ってるかわからないがやかましいわクソが! おい、覚悟しろよ! てめえなんか味噌汁の出汁にして飲まずに捨ててやる!!」
ディオルナ(日本語字幕)「何言ってるかわからないんだよ! ゲテモノ風情が! ゴミはゴミなりに言葉を学べ!」
アンジュ「うるせえ! クソムシ! アマべ! ボッカブリ! キガネムシ! トービーラー!!」
劇場版より、ディオルナと交戦しながらのやり取り。両者とも相手の言語が分からないまま罵り合う様子にスルガは困惑、タマキは感心、ケイは「どっちも何言ってるか分からない」とあきれていた。実はアンジュの言い返しは全てゴ○ブリなどの害虫を指す方言になっている。
『30』でもディオルナとの特殊戦闘台詞として「味噌汁の〜」の下りが採用された。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

30

戦闘台詞

対ウルガル以外敵ユニットの特殊台詞は気力120以上状態限定で、いずれも面白い(?)暴言となっている。

ベスパには殺虫剤を食わらせてやるぜ!」
対ザンスカール帝国勢の台詞の一つ。ベスパはスズメバチを意味する為。
「今日でてめえらは失業だぁ!」
対ジルクスタン系パイロット台詞の一つ、傭兵相手にある意味で酷いことを…ちなみに国王であるシャリオ相手にもこの台詞を言う、しかも「ゼロ再臨」の時点でも言う。
「何曜日だが知らねえが、永遠に日曜にしてやるぜ!」
オリジナル7。なお今作の日曜日は味方になれる。
「出たな、老害!ジジイは消えろ!」
カギ爪の男
「ヘビーメタルは実弾が大好物だったな!」
ヘビーメタルツインメリットコーティングのためにビーム兵器は効果が薄いことを皮肉った台詞。
ちなみにブラックシックスの武装はすべて実弾武器なので実際有効である。
「どうせなら、13人まとめてかかってきやがれよ!」
13人衆。13人衆とはいえ必ず13人いるわけではないのだが。なお、今回も全員登場出来なかった。
「終わりなんだよ、このアンチエイジング!」
オルドナ・ポセイダルの特殊戦闘台詞の一つ。確かに、若さを永遠に保つという意味では究極のアンチエイジングではあろうが…。
「てめえは男か女か、はっきりしやがれ!」
アサギ「耐えろ…ツッコんだら負けだ…!」
あしゅら男爵
「地獄の老人ホームに叩き込んでやるぜ!」
Dr.ヘルの特殊戦闘台詞の一つ。
「デザートだか、ジアートだか、ザガートだかいうクソムシは殺す!」
ザガート。上記の迷台詞をアレンジしたものであり、当人相手以外にはちゃんとジアートの名を言えている(しかも間違っている)点で台詞の面白味(?)が増している。
「勝手に繁殖してんじゃねえぞ、ゴキブリ野郎が!」
インベーダーの特殊戦闘台詞の一つ。確かに黒くて無尽蔵に繁殖するが…。

シナリオパート

「あのデザートだか、ジェラートだか、トメィトだか、ポティトだかいうウルガル野郎はやる気なんだぞ!」
キーミッション「オペレーション・ヘヴンズゲート」より。
上記の迷台詞を改変したもので、やっぱりチャンドラから「全部間違ってる」とツッコまれている。
余談だが、この台詞を更に簡略化した対最終戦ジアート用の特殊戦闘台詞版も用意されており、あちらにもチャンドラのボイス付きツッコミがある。

搭乗機体

ブラックシックス
専用機。次世代型汎用機の試作型であり、様々な状況に対応可能な万能機。重装甲・高機動かつ遠近両方に対応する武装を持ち、他のアッシュと異なり多くの装備が内蔵式になっている。

余談

  • アンジュという名前は「アンチ・ジュリア・システム」の意味で付けられたのではないかと推測されているが、真偽は不明。
  • アンジュ役の渡辺明乃氏も女性ながら自らを「僕(あるいは俺)」と呼ぶ声優である。