紅麗花は『創聖のアクエリオン』の登場人物。
紅麗花 | |
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読み | コウ・レイカ |
外国語表記 | HONG Lihua |
登場作品 | 創聖のアクエリオン |
声優 | 小林沙苗 |
デザイン |
金田榮路(原案) 藤川太(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Z |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(中国系) |
性別 | 女 |
年齢 | 15歳 |
所属 | ディーバ |
概要
自称「不幸」を呼ぶ女。霊感によるサイコメトリーの超能力を持ち、確率の高さから未来を予知できるが、大抵の場合それが不幸を引き起こす事件になるので、性格は暗い。
学歴はシリウスに次ぐ成績を残しているため、エレメントメンバーの中ではサブリーダーを務めることが多かった。
尚、OVAにて、1万2千年前にベクターマーズに搭乗した3人目のエレメント能力者で、アポロニアスを裏切り殺害した大罪人「スコルピオス」の転生体(過去世を持つ)であると判明している。性別は中性的で、男性か女性かは不明。
OVA版の物語における影響か、物語が改竄された設定となっている現代(原作)には、スコルピオスの名が「創聖の書」から名前を削られており、存在自体が伝わっていなかった。原作において、麗花が不幸な体質になっていたのも、OVA版の物語での「ある出来事」が、大きく起因している可能性が高い。
「不幸」から逃れられない運命を受け入れた彼女は、遂に不幸の力をアクエリオンの力へと同調して底知れぬ力を発揮する。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。「不幸を呼ぶ女」と自称する彼女だが、実害を被るのは登場マップにおいて「イベント発生まで命中率が1%でもあれば敵からの攻撃が絶対に命中する」ことぐらい。寧ろ「ZEUTH」の行く先々で起こる事件が「不幸」なのか……。なお、彼女を代表する迷必殺技の「不幸最底拳(不幸のどん底)」が乗り換えの仕様上採用されなかったのが残念。強攻型を手に入れれば十分一軍で活躍できる能力はある。
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇 / 再世篇)
- 破界篇ではソーラーの最強武器が固定になり、精神サポートに優れる上に麗花のエースボーナスが再攻撃向きなので麗花・ピエール組の重要性が増した。再世篇では太陽剣が来るので重要性が下がる。祝福がSP50で使えて養成できる数少ないパイロット。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SRサポートユニット。
パイロットステータス
能力値
能力的にはシリウスやシルヴィアと大差はないが、精神コマンドに攻撃系がなく、支援系である。激励、迅速が中心。アクエリオンメンバーでは、シリウスやシルヴィアが途中離脱するので、アポロの再攻撃を生かしたければ麗花の技量を上げることを薦める。強攻型アクエリオンのメインにもなるので、十分活かせる。
精神コマンド
特殊スキル
隊長効果
エースボーナス
- 技量+25
- 『第2次Z』で採用。エレメントシステムを活用しやすくなる。
サポートアビリティ
- ネガティヴ思考
- SR。攻撃力特大アップ、クリティカル発生率特大ダウン。
人間関係
- シリウス・ド・アリシア
- 同じ最古参のエレメントメンバー。彼の運命を予知しているのか、心配していた。そして、彼女の驚きと一瞬の拒絶が彼を絶望の淵へと追いやることになる。
- シルヴィア・ド・アリシア
- 同じエレメントメンバー。兄に対する健気な態度から、幾らか嫉妬している。
- アポロ
- 同じエレメントメンバー。彼女の不幸は全く意に介さない。
- ピエール・ヴィエラ
- 同じエレメントメンバー。麗花のことを「ちゃん」付けする。
- ジュン・リー
- 同じエレメントメンバー。原作ではあまり関わってないものの、再世篇で見せたであろうアイドルオタクぶりに呆れている。
- つぐみ・ローゼンマイヤー
- 同じエレメントメンバー。彼女からは「先輩」として憧れ以上の感情を以て慕われる。
- グレン・アンダーソン
- 同じ最古参のエレメントメンバーであり、シリウスと同じく付き合いは長い。自身のミスで彼に再起不能の重傷を負わせてしまい、それが後の悲劇に繋がってしまった。
- リーナ・ルーン
- 彼女の予知能力で、高確率で不幸を呼んでしまうが、それが堕天翅の行動予測にも繋がる。
- 不動GEN
- 上司。彼女の「不幸」を力に変えたのはやはり彼。
- 双翅
- 彼の「けがれなき悪戯」によって変な世界に飛ばされ、“みっともない姿”にされてしまった事も。しかも、同じ“みっともない姿”にされたシリウスを見て目を疑っていた。
- スコルピオス
- OVA版に登場した過去生。一万二千年前の戦いにおいて、追い詰められた人類が最後の砦としていた都市の領主の御曹司。アポロニアスやセリアンと共にアクエリオンに乗り込み堕天翅族と戦っていた。しかし、戦いの中で堕天翅族の強大な力に次第に魅了されていき、これを欲するが余り、戦いの最終局面でついにアポロニアスを裏切り殺害したとされる。このため、後世には裏切り者の大罪人として悪名が伝わっている。
他作品との人間関係
- セツコ・オハラ
- 本編中は特に絡まないが、ZSPDのバトルシアターでは「不幸断絶拳」をくらってダメージ0というネタがあった。アンソロジーコミックでは同類扱いされていた作品もあった。
- ジ・エーデル・ベルナル
- 彼の突き抜けた変態ぶりにドン引きしており、特殊戦闘台詞からそれが伺える。
スパロボシリーズの名台詞
- 「あ、あの男…生理的に駄目…!」
- ジ・エーデルとの特殊戦闘台詞。彼の度を越した変態性に当然我慢ならなかった。なお、女性陣のつぐみやシルヴィアもジ・エーデルの事を「気持ち悪い」と嫌悪していた。
- 「これ以上、世界に不幸を広げさせはしない…!」
- 『ZSPD』シークレット エピローグ第2話「執行者」より。ブラックオーバーマンが撤退する際に召喚した無人機軍団を見据え闘志を滾らせる。
- 「妹と妹タイプは、地球と月以上の開きがあるわよ」
- 『第2次Z破界篇』第46話「邪悪の化身」より。シリウスがアルトの恋人に妹タイプのランカを推した事を受け、我が事のように喜ぶシルヴィアへの一言。痛烈な麗花からのツッコミに、シルヴィアはぐうの音も出ずに絶句する。
- 「ランカ命のジュンに言われたくはないでしょうね」
- 第2次Z再世篇で、熱狂的なバサラファンとなったピエールに「す、すごいですね、ピエール先輩…」と漏らしたジュンへのツッコミ。
搭乗機体
余談
- 彼女の名前『紅麗花』を中国語読みすると、『ホン・リーファ』となる。