ぼくらの

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ぼくらの』はGONZO制作によるテレビアニメ作品。

ぼくらの
原作 鬼頭莫宏
監督 森田宏幸
脚本 川崎ヒロユキ 他
キャラクターデザイン 小西賢一
音楽 野見祐二
制作 GONZO
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2007年4月8日 -
2007年9月30日
(全24話)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
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概要

鬼頭莫宏原作の同名漫画を原作とする作品。

突如、巨大ロボットのパイロットとして選ばれた15人の少年少女たちが次々現れる敵と戦っていくSFロボット作品。最大の特徴はパイロットとなった子供は戦闘の勝敗に関わらず命を落とすというロボットアニメ史上最大の異質な設定であり、このためにSRWへの参戦は不可能と考えられていた。

物語は次のパイロットとなる子供を中心とし、次々と主人公が変化する群像劇として描かれている。それぞれに抱える家庭の事情や等身大の悩みと逃れられぬ運命にどう立ち向かっていくかが醍醐味であり、一人は絶望の中で死んでいき、一人は希望を守るために死んでいくなど、様々な生き様が描かれていく。

原作連載中にアニメ化されたため物語の結末は原作漫画版とアニメ版で若干異なる。

ストーリー

夏休みに自然学校に参加した15人の少年少女たちは、「ココペリ」と名乗る男と謎の存在「コエムシ」と出会い、彼らが作ったという「ゲーム」に参加することになる。

ココペリによるチュートリアルを終えた一行は、最初に選ばれたワクがパイロットとなり初戦に勝利するが、ワクはロボットの上から落ちて死亡してしまう。

実は彼らが参加したのは平行世界地球との戦いであり、しかもパイロットとして戦った者は勝敗に関わらず死んでしまうという絶望の運命だった。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

ぼくら

宇白順
物語全体を通しての実質的な主人公の少年。通称「ウシロ」。
宇白可奈
ウシロの妹。ウシロの嫌がらせで契約から外されるが…。
和久隆
最初に選ばれた少年。通称「ワク」。
加古功
チズに想いを抱く少年。通称「カコ」。
矢村大一
家族思いで正義感の強い少年。通称「ダイチ」。
小高勝
父親を尊敬する少年。通称「コダマ」。
吉川寛治
ウシロの数少ない友人の少年。通称「カンジ」。
門司邦彦
冷静沈着な少年で「ぼくら」の参謀。通称「モジ」。
切江洋介
内向的な少年。通称「キリエ」。
半井摩子
母親を助ける優等生の少女。通称「ナカマ」。
往住愛子
アイドルに憧れる少女。通称「アンコ」。
町洋子
そばかすが特徴の少女。通称「マチ」。
本田千鶴
現実的思考を持つお嬢様風の少女。通称「チズ」。
古茂田孝美
国防軍軍人の父を持つ少女。通称「コモ」。
阿野万記
男勝りな少女。通称「マキ」。
コエムシ
「ぼくら」の世話をする人形のような謎の存在。単独の存在ではなく、敵側にも別の「コエムシ」が存在する。

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

ジアース
「ぼくら」が乗り込む巨大ロボット。コエムシいわく「ヌイグルミ」。名前は地球の英語表記「The Earth」からマキが名付けた。

用語

平行世界
物語の重要な舞台。ジアースで行われる戦いは分岐し、増えすぎてしまった平行世界の生き残りを賭けたものであり、敗北した世界は消滅する。戦いの仕掛け人については不明。
なお、戦いの舞台はどちらかの世界がランダムで選ばれるため「アウェー」側に飛ばされてしまう場合もある。
国防軍
日本が有する軍隊。陸海空の三軍が存在する。ジアースの存在により諸外国からの突き上げや世間のバッシングに晒されるが、子供たちを守ろうとする大人たちも存在する。

楽曲

オープニングテーマ
「アンインストール」
作詞・作曲・歌 - 石川智晶 / 編曲 - 西田マサラ
『X-Ω』ではPVにて採用。
エンディングテーマ
「Little Bird」
作詞・作曲・歌 - 石川智晶 / 編曲 - 西田マサラ
「Vermillion」
作詞・作曲・歌 - 石川智晶 / 編曲 - 西田マサラ

登場作と扱われ方

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初参戦作品。期間限定参戦。『伝説巨神イデオン』と共演する。

余談

  • 本作はジョージ秋山の漫画『ザ・ムーン』に範をとっている。
    • 同作の内容を簡単に説明すると、魔魔男爵に選ばれた9人の少年少女が巨大ロボット「ザ・ムーン」を動かし、敵と戦っていくというもの。最後には悲劇的な結末を遂げるなど参考したと思われる要素が散見する。

商品情報

Blu-ray

原作