キャプテンハーロックは『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』の主人公

ハーロック
外国語表記 Captain Herlock
登場作品 わが青春のアルカディア 無限軌道SSX
声優 井上真樹夫
デザイン 小松原一男
初登場SRW スーパーロボット大戦T
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 不明[1]
所属 宇宙海賊
役職 艦長
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概要

海賊戦艦アルカディア号の艦長。眼帯と頬に傷がある姿が特徴。地球を侵略した異星人のイルミダスによって指名手配され、コードナンバー(S-00999)を付けられている。誇り高く義に厚い性格で、誇り高き戦士に対しては敵であっても敬意を払い、時には救いの手を差し伸べる。逆に卑劣な行いをする者は味方であっても軽蔑する。また、漫画版『キャプテンハーロック』にて、マゾーンが幻影のエメラルダスで彼を誘惑しようとしたときには、激怒し、誘惑された地である要塞小惑星を爆破するなど、思い出を汚そうとする者には激しい怒りを見せる一面もある。大山トチローら同志達と共に、宇宙にあるという理想郷「アルカディア」を目指す。腰には銃撃や刺突が可能な重力サーベルを携帯している。

イルミダスの攻撃を幾度も退け、ライバルとなるフェーダー・ゾーンとの戦いも、窮地に陥る場面もあったものの、策を用いて乗り切って行く。理想郷アルカディア到達後、黄金の女神から聖ワルキューレの火を受け取り、ゾーンとの決戦に勝利する。イルミダスの母星が女神の手で滅んだ後は、物野正に火を託し、再び宇宙へと旅立って行った。

登場作品と役柄

VXT三部作

スーパーロボット大戦T
初登場作品。この世界で最高額の賞金首で、アウトローを一挙に集め、己に律したルールに基づき皆を引っ張っていく。原作ストーリーの再現こそ少ないものの出番は非常に多く圧倒的な存在感を放っており、T3の精神的な支柱の一人となっている。
ネモに続き「決意」を習得する艦長。前作で強力すぎた為か習得Lvは48と遅いが、本作の激闘ルートは最終話前半戦以外は全てターン制限があるので、やはり彼の決意が勝利のカギを握る。SPアップはL9まで習得しておき、SP回復パーツも用意しておきたい。
担当声優の井上真樹夫氏は『A PORTABLE』から11年ぶりのシリーズ出演及び音声収録となった。なお2019年11月29日に鬼籍に入られたため、このハーロック役がスパロボでの最後の収録となり、井上氏自身にとっても遺作となった[2]

パイロットステータス

能力

伝説の宇宙海賊だけあり、技量を中心に高い数値が揃う。海賊だからか、艦長としては珍しく格闘が高いが、アルカディア号には射撃武器しかない。また、最大SPも高め。

全体的に見て、近時の戦艦枠の艦長である沖田十三ネモの中間というべき内容である。無論、それは最高水準で優秀であることを意味するわけだが。

精神コマンド

T
不屈必中加速気迫決意
前作『X』のネモと酷似するラインナップ。やはり、「決意とそれ以外」という評価は覆らないだろう。
とはいえ、決意の習得がLv48と遅れ気味の部類であるため、Lv26で習得の「気迫」とプラーナコンバーターを併用して稼ぎ役となる選択肢もある。

特殊スキル

T
宇宙海賊底力L6、闘争心L2、気力+(ATK)
宇宙海賊の肩書を持つキャラクターの元祖ともいえるべき存在の為か、彼はそれが特殊技能になっている。
宇宙海賊は専用の特殊スキルで、敵ユニット撃墜時の獲得資金・TacP1.2倍と自機よりHPの高い敵ユニットに対する与ダメージ1.2倍の効果を持つ。
戦艦乗りでありながら指揮官を持たないのが難点。コマンダーターミナルで補いたい。

エースボーナス

自身に精神コマンド「突撃」が掛かっている場合、与ダメージ1.3倍、被ダメージ0.7倍
T』で採用。
特殊コマンド「海賊戦法」と噛み合う強力なボーナスではあるが、ハーロック及びトチロー、ラ・ミーメは突撃を単体で覚えず、『T』では特殊スキル「先制攻撃」から突撃が除外されているため、海賊戦法以外の方法で効果を付与するにはトチローの勇気、正のサポートスキルを利用するしかない。
どれも複数回使用できるものではないが、魂や熱血などと組み合わせた一撃を与えたり、敢えて攻撃せずにいることで被ダメージを抑えたり、援護攻撃のダメージ増加に利用したりなど、癖が強いように見えて意外と使い勝手は良い。

人間関係

SSX

大山トチロー
親友。アルカディア号の設計・開発者。
エメラルダス
宇宙海賊。トチローの恋人。
ラ・ミーメ
オペレーターを務める異星人。母星のアロザウルス星はイルミダスに滅ぼされた。
有紀螢
移動新聞星の編集長の娘。彼女もアルカディア号の乗員となる。
物野正
アルカディア号の乗員になった少年。ハーロックが正を誘う所から本作の物語は始まる。
レビ
強盗団に襲われた船から救助され、アルカディア号の乗員になった少女。
ドクター蛮
レビと共に救助された医者。
ドスコイ機関長
アルカディア号の機関士。
トリさん
ハーロックの肩にとまっている鳥。
フェーダー・ゾーン
宿敵。彼の開発した宇宙船を「性能は優秀だが、乗り込む人間の安全を考慮しない失敗作」と酷評した事で逆恨みされる。
ベンツェル
イルミダスに雇われたデスシャドウ号の艦長。
黄金の女神
理想郷アルカディアの女神。聖ワルキューレの火を託される。

松本零士作品

ファントム・F・ハーロック
松本零士氏の短編集『ザ・コクピット』に集録された「スタンレーの魔女」に登場する先祖。
ファントム・F・ハーロック二世
『ザ・コクピット』に集録された「わが青春のアルカディア」に登場する先祖で、前述のファントムの息子。第二次大戦のドイツ空軍パイロットで、トチローの先祖と親友となった。
ゾル
原作および『わが青春のアルカディア』に登場。イルミダスに征服された惑星トカーガの戦士。ハーロックと友情が結ばれ、トカーガの危機をハーロックに伝える。処刑されそうになったエメラルダス達を救出する為に蜂起するが、乱戦の最中に射殺されてしまう。
その後、ハーロックはトカーガの救援に向かうが、イルミダスの手でトカーガは破壊され、僅かに救出したトカーガ人達もアルカディア号を宇宙の難所から脱出させる為に自らの命を断っていった[3]。トカーガの悲惨な最期はハーロック達にイルミダスへの怒りを新たにさせた。
原作でもほぼ同様の役回りとなっているが、こちらではマゾーンの尖兵としてハーロックに挑むも敗れ、捕虜となる。その際にハーロックと友情を結ぶが、己の行動のケジメとして自決する。
マーヤ
『わが青春のアルカディア』に登場。ただ一人愛した女性。ハーロックの服装とドクロの旗は彼女が作ったものである。地球で「自由アルカディアの放送」という地下ラジオを放映していたが、蜂起を促す放送をした事でイルミダスに捕縛され、処刑されそうになる。ゾルが蜂起した事で救われるも、乱戦の中で銃撃されて重症となり、最期はハーロックの腕の中で息を引き取った。
彼女の死後、エメラルダスは自身の旗をマーヤの血で染め上げ、遺体はゾルと共に宇宙葬にされた。
『T』には登場していないが、アキトとハーロックの会話の中でハーロックもかつて愛する者を失った事が示唆されるという形で彼女の存在が示唆されている。
ゼーダ
『わが青春のアルカディア』に登場。イルミダス軍の地球占領軍司令官。他のイルミダス人と異なり、地球人を見下す事なく公平に扱っている。己の思い通りに生きるハーロックには嫉妬にも似た思いを抱き、自身の乗艦「スターザット号」でアルカディア号に戦艦同士の決闘を挑む。
激戦の末に敗北し、部下を脱出させると自身は艦と運命を共にした。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

キンケドゥ・ナウアルゴ・ガルスキートビア・アロナクス
T』での宇宙海賊仲間。特にトビアには期待をかけている。
チボデー・クロケットサイ・サイシージョルジュ・ド・サンド
『T』では上記のアルゴも含めて、迷いの中にあった彼らをアルカディア号へ迎え入れる。
ブライト・ノア
『T』における旧友。方や一年戦争終結の立役者たるホワイトベースの艦長、方や宇宙軍の鼻つまみ者と立場も真逆ではあったが、艦に対する考え方が似ていたことで意気投合する。軍を抜けた今でも強い絆で結ばれており、対等の立場で接し合う。
カミーユ・ビダン
『T』では彼の心意気に大きな感銘を受け、彼の成長にも大きな期待を寄せており、トチローと共に彼を「アルカディア号に乗る資格のある人間」とも認めている。

リアル系

スパイク・スピーゲル
『T』では史上最高額の賞金首である為に彼に命を狙われるが、逆に説得(というより『取れるものならとってみろ。絶対に取られないがな』と暗に語っている)し、彼を根負けさせて仲間としてT3で共に戦っていく。
テンカワ・アキト
『T』では行くあてのない彼をアルカディア号に誘う。奪われた者を取り戻さんと足掻く彼の心意を察し、手を貸す。同時に彼のに対し敵意を燃やし、「理不尽に奪った者は絶対に許さない」と断じる。

スーパー系

オオタコウイチロウ
『T』では共に外宇宙に夢を馳せる者同士親交を結ぶ。そして、彼もトチローと似た宿命を持つ人物である。
ミハエル・ギャレット
『T』ではT3をカギ爪の男の同志に勧誘する彼に対し、トチローやT3の仲間と共にカギ爪の男の歪んだ思想とその計画を悉く論破して完全に否定し、彼を激昂させる。
ファサリナ
『T』では彼女にカギ爪の男と決別しアルカディア号に来るよう彼女を誘い、彼女もハーロックの人間性に好感と敬意を抱くと共にその誘いに心のどこかで喜びを感じてはいたが、自身の弱さから抜け出せずハーロックの誘いを受け入れる事が出来なかった。出会う順番を間違えなければと思わずにはいられない悲哀がある。

名台詞

「物野正、お前は背中から撃たなかった。足は震えていたが正面から堂々と立ち向かってきた。どうだ、俺の艦に乗らないか」
第1話。賞金を稼ぐためハーロックに一騎打ちを挑んできた正を自分の艦へ勧誘する。
「これが海賊のやり方だ!」
同話より。アンカーチューブで敵艦の艦橋に乗り込んだハーロックは、指揮官を討ち取った。
「かまわん、SOSに答えるのは船乗りの義務だ」
第3話。艦の位置がイルミダスに知られるかもとトチローから忠告されるも、強盗団に襲われた貨物船を助けに向かう。
「馬鹿な奴。恥の上塗りをしただけだ」
第7話。エメラルダスとの一騎打ちに敗れたグリンに対し吐き捨てたセリフ。
「人の心を裏切る奴は、俺は許せん!」
第8話。金を受け取っておきながら壊れたロケットをあてがい、ハーロック達をイルミダスに売ったブローカーを粛正する。
「偽物が偽物に引っかかるとはな」
第9話。ラ・ミーメのスパイ騒動を解決するため、策を用いてイルミダスのスパイの正体を暴いた。
「いや、俺がやる。これは俺自身との戦いだ」
第10話。デスシャドウ号と二度目の戦闘。トチローから自分が指揮を執ろうかと告げられて。
「俺は彼らを犬死にさせたくなかっただけだ。それが叶うなら、喜んで汚名を着る」
第11話。ミストラル星にて、イルミダス軍に命を賭けて立ち向かおうとするレック大尉を撃って負傷させ、彼ら若者の出撃を止めさせた。
「戦闘システム、航法システム、全てフェーダー・ゾーンのコンピューターの方が上だ…!」
第12話。Mr.ゾーンが操る光子戦闘艦との戦いで苦戦を強いられる。
「フェーダー・ゾーン!お前をあえて撃つこともあるまい。お前は屈辱という弾で胸を撃ち抜かれたのだ」
「いずれイルミダスの救助船が来るだろう。それまで隕石の一つになって漂うがいい。さらばだ」
同話より。アルカディア号との勝負に敗北して項垂れるゾーンに通信を繋ぐ。
「トチロー、ありがとう」
トチロー「ん?」
「アルカディア号は本当に素晴らしい艦だ。改めて、礼を言うよ」
同話より。トチローに対し感謝の意を示す。
「アンカーチューブで奴を救出する!」
正「そんなキャプテン!」
「敵だからこそ犬死にはさせられん!」
第13話。正に反対されるも、崩壊するレスト星に取り残されそうになったゾーンを助けようとするが・・・。
「トチロー、あの光のことだが、あれは一種の警報かもしれんぞ」
トチロー「警報?光の女神のか?」
「うむ。イルミダスにしろ、俺達にしろ、区別なく狙われた」
「ということは、女神達の勢力圏に足を踏み入れたからだ。そうとしか思えん」
トチロー「そうかあ。光の女神、つまり超高等生命体はやはり存在しているんだ」
第14話。黄金の女神(光の女神)の実在を確信する。 
「それから螢、ドクターに頼んで、猫に仕掛けられたマイクロメカを取り出して貰え」
螢「それじゃあ、ペットにしてもいいと?」
「いくらイルミダスでも、大人があんな酷いことをするなどと、レビに思わせたくない」
「ここで子猫を死なすようでは、我々の負けだ」
第16話。猫のミーくんに埋め込まれたイルミダスの発信器を蛮に手術で取り出させる。
正「だけど、どうしてあんな無茶を。いくらエメラルダスが好きでも、死んだら元も子もないのに」
「男は信ずる者のためなら、命を懸けられるものだ」
第18話。エメラルダスを救うために決死の行動をしたトチローに対しての言葉。
「各砲塔砲撃準備!目標、マイコン惑星!」
正「キャプテン!ほっとけばいいですよ!」
「そうはいかん。敵であっても我々と同じ船乗りだ。見捨てるわけにはいかん」
第19話。マイコン惑星が原因で操縦不能になるイルミダス艦を助けようと行動を起こす。
「アルカディアを見つけ出すのが我々の目的です。その目的を果たすまでは、我々の旅に終わりはありません!」
第21話。女神の問いに答えて。
「俺達が苦労して旅を続けてきたのは何のためだ。何のために血を流してきたんだ。誰もが自由に、平和に暮らせる土地を見つけるためじゃあなかったのか!?」
「正やレビ達が味わった戦争の悲劇が、二度とない土地。アルカディアを、全人類のために見つけることこそ、俺達の真の目的ではなかったのか!?どうなんだ!!」
同話より。正やラ・ミーメから女神の警告を受けて戻ろうと言われ、強く反論する。
「すまなかった、トチロー。無理をさせて…!」
「この俺がお前を死なせたようなものだ。許してくれ…!」
同話より。宇宙病で死期を悟ったトチローだが、アルカディア号のコンピューターへ意識を転送する。
トチロー「ハーロック!奴らは聖ワルキューレの火を、兵器に使ってるぞ!」
正「キャプテン!こっちも使いましょう!」
「いや、あの火は平和のために使うものだ。俺達はあくまで俺達のこの、体と心で戦おう!」
最終話。ゾーンとの戦いで苦戦するも、あくまでも火の力は使わないことを宣言する。
「お前も俺と同じ地球人だからだ」
「お前も俺も、あの美しい地球の大地で生まれ育った」
「言ってみれば、血を分けた兄弟同様の存在なのだ!」
ゾーン「…!」
「俺も今度の戦いで、かけがえのない友を、トチローを失った!」
「もうこれ以上尊い血は流したくない!」
「ゾーン!全てのことを水に流し、共に手を携えて進もうではないか!」
ゾーン「…!ハーロック…」
同話より。ゾーンとの決戦に勝利し、「何故自分を殺さないのか」と言われて。彼を許して共に手を取り合おうと説得するが、直後にゾーンは目の前で命を落としてしまうのだった…。
「正、この火を地球再建のために役立ててくれ」
同話より。正に地球に残るよう促し、聖ワルキューレの火を託す。
「泣くな正。人生には必ず出会いと別れがある」
「その悲しみを乗り越えて、若者はみんな大人になっていくんだ」
「後ろを振り向くな。ただ前を向いて進め。それが若者の特権なのだ」
「いいか正、お前のアルカディアを作れ」
同話より。ハーロックとアルカディア号は再び宇宙へと旅立って行った。

スパロボシリーズの名台詞

「一匹たりとも通すな!奴らは宇宙の悪魔だ!」
宇宙怪獣の特殊戦闘台詞。
「Mr.ゾーンの艦が来るか…!」
「フェーダー・ゾーン…。お前は愚かな男だ!」
「悪魔に魂を売った男には情けは無用だ…!」
フェーダー・ゾーンの特殊戦闘台詞。
「奴の言葉に耳を貸すな」
「もっとも、このアルカディア号に心を惑わされる者など一人もいないだろうがな」
トチロー「ハーロックの言う通りだ! 人の心を支配しようとするあいつは自由の敵だ!」
「アルカディア号、攻撃開始! 総力を挙げて、ヴァンを援護しろ!」
Tの第51話A「タキシードは明日に舞う」および第51話B「夢と復讐の果て 」におけるカギ爪の男との戦闘前会話。己のエゴの為に人の心を支配しようとする「自由の敵」を断罪し、人々の自由とヴァンの悲願成就の為に全力でヴァンを援護するよう号令を下す。二行目の台詞はトチローと同じく笑顔を浮かべての台詞であり、ハーロック達の大器ぶりと頼もしさを強く感じさせてくれる。
「聞いての通りだ。この艦に乗る者は皆、自由を愛し、己の意志を貫いて生きている」
「キャプテンである俺でも彼等を止める事は出来ん」
「では、ダイマ・ゴードウィン。お前に俺達の戦いを見せてやろう」
「自由を奪う者とは生命を懸けて戦う…!」
「これが宇宙海賊の…俺達、アルカディア号の戦いだ!」
Tの最終話B「船は往く、希望の大海へ」におけるダイマとの戦闘前会話。自由を愛し宇宙の海の彼方まで旅する事を望む伝説の宇宙海賊は、宇宙に戦火を撒き散らそうとする愚者を止めるべく、黎明戦争最後の戦いに臨む。この会話シーンでも二行目の台詞は笑顔で言っており、ハーロックの仲間達への強い信頼がこの一言に込められている。

搭乗機体

アルカディア号
艦長を務める。
デスシャドウ号
以前の乗艦。
スペースウルフ
アルカディア号の艦載機で、これに乗り込んでの空中戦も得意としていた。デザインモチーフは、第二次大戦時のドイツ軍戦闘機フォッケウルフFw190である。

余談

  • 「ハーロック」の名を持つキャラクターは松本零士氏の関わった作品では『銀河鉄道999』等をはじめとしてちょくちょく登場しており、さながら一種のスターシステムに近い扱いとなっている。
    • 『宇宙戦艦ヤマト』の石津嵐(現:磐紀一郎)氏による小説版では、「ハーロックは古代守と同一人物にして沖田十三の実子である」という衝撃的な役割が用意された事も。
    • 上記の役割を反映してか、ゲーム版では、ハーロックのような稲妻様の傷を顔に負った守が、トチローとともにイスカンダルに帰る、というファンサービスがあった。
  • 『劇場版 銀河鉄道999』での「男なら、危険をかえりみず、死ぬと分かっていても行動しなくてはならない時がある。負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある…」は、外部出演時の台詞ながらハーロックの生き様を象徴する名言である。
    • ちなみに『SSX』の企画段階では、『さよなら銀河鉄道999』に登場した鉄郎の父・黒騎士ファウストとの友情が描かれる予定だった。
  • 松本零士氏自身が監修した別冊宝島『松本零士 大宇宙ファンタジー』によれば、ハーロックの名の由来は少年時代の松本氏が歩行時に発していた掛け声だという。
    • 掛け声に特に意味は無かったのだが、ある時に新聞で見たニュースにハーロック氏という人物がいたのを見て人名として使える事を知り、自分のキャラクターの名前として採用した。

脚注

  1. 『宇宙海賊キャプテンハーロック』での年齢は28歳(推定)。
  2. 追悼 井上真樹夫さん
  3. この集団自決は、トカーガ人最後の女性であるゾルの妹・ミラが衰弱死したことで「種族」としてのトカーガ滅亡が確定してしまったのも一因。