ゴーカイブルー

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ゴーカイブルーは『海賊戦隊ゴーカイジャー』の登場人物。

ゴーカイブルー
外国語表記 Gokai Blue
登場作品 海賊戦隊ゴーカイジャー
俳優 山田裕貴
押川善文(スーツアクター)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 サブパイロット
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プロフィール
本名 ジョー・ギブケン
種族 宇宙人
性別
所属 海賊戦隊ゴーカイジャー
役職 副船長
主な搭乗機 ゴーカイオー
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概要

ゴーカイガレオンの副船長、ジョー・ギブケンが豪快チェンジした姿。ザンギャックからかけられた懸賞金は100万ザギン→200万ザギン→400万ザギン→800万ザギン。

二刀流の剣士。元々はザンギャックの特殊部隊に所属していた。筋トレが趣味らしく、よく腕立て伏せを行っている他、意外と料理が得意な一面も見せる。

戦闘ではゴーカイグリーンと武器を交換してゴーカイサーベルの二刀流で戦い、基本的に銃は使用しない。全員のサーベルを借り「五刀流・ブルースラッシュ」なる技も披露している。

ゴーカイジャーが出演した範囲では、レッド同様に全戦隊にブルー戦士が存在するため豪快チェンジの際は、決まって歴代のブルー戦士に変身するが、女性戦士もそれなりにいるため、長身かつ筋肉質なジョーでは流石にハカセほどではないが違和感が強い。なお頑なにレッドのみに変身するマーベラスと異なり、カラー統一以外でも別カラーの戦士に変身する場面も存在する。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2019年4月のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」から登場。ゴーカイオーサブパイロット

人間関係

ゴーカイレッド / キャプテン・マーベラス
仲間。戦闘要員としては強く尊敬されている。
ゴーカイイエロー / ルカ・ミルフィ
仲間。彼女の守銭奴っぷりに度々呆れている。
ゴーカイグリーン / ドン・ドッゴイヤー
仲間。気弱な彼には頼りにされている。
ゴーカイピンク / アイム・ド・ファミーユ
仲間。流石のジョーも彼女には頭が上がらない。
ゴーカイシルバー / 伊狩鎧
仲間。他のゴーカイジャー同様強く尊敬されている。
バリゾーグ / シド・バミック
ザンギャックの幹部だが、その正体はかつての尊敬する先輩。その正体を知ってからは戸惑いを隠せなかったが…。改造前から「一刀流ソウルブレイド」という必殺技を持ち、後にジョーも習得している。
大科学者ザイエン
第30話に登場したザンギャック所属の科学者。シドをバリゾ―グに改造した張本人で、『バリゾーグ量産計画』の為にアスリートを拉致しようとする。ジョーにとってはシドとの友情を壊す事になった因縁の相手の一人。

レジェンド戦隊

イエローライオン / 大原丈
『超獣戦隊ライブマン』のイエロー。前述のザイエンが落としたコンピューターを拾いバリゾーグの解析を依頼され、元に戻す事が出来ない事に落ち込むジョーへ友の魂を救う事を伝えライブマンの大いなる力を渡す。
ちなみにアイムが「ジョーさん」と呼んだ際、丈も応えるという名前繫がりのネタも見られた。
シンケンレッド(姫) / 志波薫
『侍戦隊シンケンジャー』の番外戦士で女性レッド。シンケンジャーの力を取り戻すべく現れジョーと決闘を行う。その後、バリゾーグの正体を知り慌てる面を見せたが、仲間達の絆を見せたジョーにシンケンジャーの大いなる力を与える。
ゴセイブラック / アグリ
前年の戦隊『天装戦隊ゴセイジャー』のブラック。黒十字王との戦いで同じ武闘派同士、彼に興味を抱き、コンビプレーを発揮。
ゴセイブルー / ハイド
同じく『ゴセイジャー』のブルー。黒十字王によって実体化された一部のブルー戦士達をレンジャーキーの姿に戻す為に共闘する。

名(迷)台詞

「派手にいかせてもらう!」
ゴーカイジャーの決め台詞「派手にいくぜ!」のジョーバージョン。
「いや、油断も隙もあったぞ」
第2話。中学生の少年がモバイレーツを奪おうとした事に気付き「油断も隙もあったもんじゃねぇな」と漏らしたマーベラスに対して、しっかりレンジャーキーを奪われていた事でのツッコミ。
「食ってくれ」
アイム「ジョーさん…」
「見るな…とっとと食え」
第4話。仲間たちの助力を得て勝利したゾドマスとの戦いの後で感謝の気持ちを込めたケーキを振る舞う。
ジョーの義理人情の厚さと意外な一面を表した名場面。
「やはり…本気のルカには勝てそうにないな…」
第10話ラスト。仲間内でポーカーをしている中でルカが行動隊長ヨクバリードとのポーカー勝負の際にカードをすり替えていた事に気付いての一言。
「…ただいま」
「なんでもない。メシだメシ」
第12話ラスト。バリゾーグの正体がシドであった事を知り、一度はゴーカイジャーの元を離れるも説得は失敗。その後、マーベラスとの出会いを思い出し、4人の危機に駆け付ける。戦いが終わった後、4人に向けて小さく呟くのだった。
「ピンク信号は黙っていろ…!」
「なんだこの緑ヤロー!?」
第14話。レッドレーサーこと陣内恭介作の寸劇『戦う交通安全』リハーサル中の一コマ。
当初こそ面倒臭そうに棒読みで台詞を口にしていたジョーだが恭介の演技指導が効いたのか、上記台詞の辺りから巻き舌気味に感情を乗せてくる。
「興味が湧いた。使命とはいえ、誰に認められるわけでもなくそこまで戦う…お前の強さにな」
劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャー 199ヒーロー大決戦』にて、ゴセイブラック / アグリと共闘する中「お宝しか頭にないんじゃないのか?」と言われた際の返答。
護星天使と宇宙海賊、対照的な戦士たちが徐々に歩み寄っていく。
「まぁ、宇宙海賊だしな…」
黒十字王が実体化させた歴代33戦隊のレンジャーキーたちを見てゴセイイエロー / モネに「私たちが悪役みたいじゃん」という台詞に続いての台詞。一応、ゴーカイジャー以前にも正義の宇宙海賊がいるのだが…。
(もしも…もしも、シド先輩を取り戻すことができるのなら…)
第30話。ライブマンの大いなる力を探していた際、大科学者ザイエンとの戦いで落とした情報端末にバリゾーグの設計図が入れられていた。
偶然出会ったイエローライオン / 大原丈と共に科学アカデミアの研究室で端末を調べてもらうも…。
「馬鹿だな…戦うしかないのに…先輩はもういないとわかっていたはずなのに…一瞬でも…救えるかもしれないなんて…!」
表示された結果は『NO RETURN』。シドを元に戻す事は不可能と告げるものであった。
この結果に絶望するジョーだが、丈から「だったら…人間で無くなろうが敵になろうが、救えるもんなら救ってやりてえ…悩んで当たり前だろう…? あがいて当たり前だろう!?と自身の体験談を交えた叱咤激励を受ける。[1]
「ひとつ、聞いていいか……あんたライブマンだったのか?」
去り際に丈に対して尋ねる。この時ははぐらかされたが、重なった像は黄色い戦士のものであった。
「シド先輩…俺、もう少しあがいてみます。貴方の魂だけでも…救えるように…」
同話ラスト。ガレオンの外で一人佇み、シドの魂だけでも救う事を決意する。同じ頃、バリゾーグも一人佇み地球を見上げていた…。
「…お前はなんでもありだな…」
クリスマス回にて、ゴーカイレッドとゴーカイグリーンのレンジャーキーを融合させてゴーカイクリスマスに変身した鎧に対して。これまで何度も鎧のトンデモ変身を見てきたジョーももはやツッコミを諦めたらしい。
「この星を狙ったのが間違いだったんだ!」
最終回、他のメンバーと一緒に切った啖呵。そう、たかだか1宇宙海賊に苦戦されること無く負けた皇帝ごときが34ものスーパー戦隊がいる星を狙った事こそ大きな間違いだったのである。
「借りるぞ。」
映画『ゴセイジャーVSシンケンジャー』での先行登場場面の時、二刀流だったジョーが咄嗟に名無し連中(シンケンジャーの戦闘員)から自身が使った剣を奪い使った場面。これから初めてジョーが二刀流使いを思わせてくれる描写が判明する。なお、一見すると武器を奪うと言う描写は明らかに窃盗行為と思われるが、本編中にアラタ(ゴセイレッド)がナナシ連中から武器を奪って使う場面があり、戦隊シリーズのみならず他の特撮作品でも敵から武器を奪い使って戦う描写が多々ある。

搭乗機体

ゴーカイオー
5台のゴーカイマシンが合体した巨大ロボット。

余談

  • ゴーカイブルー / ジョー・ギブケンは演者である山田裕貴氏の俳優デビューキャラである。
  • 山田裕貴氏は『機動戦士ガンダム00』の主人公である刹那・F・セイエイのファンであり、「刹那をゴーカイブルーの役作りの参考にした」との事
    • ちなみに、ゴーカイブルー / ジョー・ギブケンと刹那・F・セイエイには「青」「クールな性格」「(複数の)剣を使った戦い方を得意とする」等の共通点が存在している。
  • 人物像のモデルは、プロ野球・中日ドラゴンズにて選手・監督として活躍した故・高木守道。シリーズ構成の荒川稔久曰く「(ゴーカイレッドとの関係は)長嶋茂雄に対する高木守道」。ジョー・ギブケンという名前も出身校である県岐阜商(岐阜県立岐阜商業高等学校)に由来する。
    • なお荒川氏は、出身地である愛知県のローカルネタやファンであるドラゴンズ要素を、作品の登場人物名や小ネタに盛り込むことで知られている。
    • これを意識したのか、第8話にてバットを持ち出してノックをするなど度々野球に関連した場面が見られている。

脚注 

  1. 『超獣戦隊ライブマン』の敵組織・武装頭脳軍ボルトの敵幹部たちはライブマンと同じ科学アカデミア出身の学生であり、その高すぎるプライドからボルトの首領である大教授ビアスのスカウトを受け地球を裏切り対立。最終的にドクター・オブラー / 尾村豪を除いて死亡するという末路を迎えている。