アギャール

2019年10月19日 (土) 15:22時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版

アギャールは『勇者ライディーン』の登場人物。

アギャール
外国語表記 Agyarll
登場作品 勇者ライディーン
声優 相模太郎
デザイン 安彦良和
初登場SRW 新スーパーロボット大戦
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プロフィール
種族 悪魔人
性別
所属 妖魔帝国
役職 将軍
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概要

妖魔帝国の将軍にして初代戦闘指揮官

大魔竜ガンテを駆り、ドローメの大群を率いて最前線へと赴き化石獣を支援、ライディーンコープランダー隊を苦しめる。

人質作戦を得手とする卑劣漢だが、その実かなりのオッチョコチョイでもあり、メタボリック気味の体形と相まって何処か憎めない。回を重ねるごとに、妖魔帝国のギャグメーカー的ポジションへとシフトしていき、直属の上司であるプリンス・シャーキンからの評価は下降する一方であった。

ライディーンの事を訛って「ライデェン」と発音するのが特徴。

第18話で度重なる失敗の責任を問われ死刑を宣告されるが、一命を賭した作戦でひびき洸を罠に掛け、勝機を掴みかけるも結局は失敗し、散っていった。

登場作品と役柄

単独作品

新スーパーロボット大戦
NPC。原作通りシャーキンの部下として登場。理由は不明だがキャラクター事典に記載されない。

人間関係

プリンス・シャーキン
上司。彼が「砂場金吾」として人間世界に紛れ込む際には、中東諸国風の人物に変身して随伴している。
ベロスタン
妖魔帝国の祭祀長で階級的にはアギャールより上。自身の戦死の際には、彼から「名誉の死」と悼まれている。
ダルダン提督
アギャールの戦死直後に着任した2代目戦闘指揮官で、自身の葬儀を彼の戦略に利用される。SRW未登場。
妖魔兵士
妖魔帝国の雑兵だがアギャール配下の者はコミカルな言動が多く、特にガンテの司令室でアギャールを補佐する副官的存在の兵士とは阿吽の呼吸でコントじみた遣り取りを繰り広げる。
ひびき洸
仇敵。第18話では作戦上の芝居とはいえ「洸ちゃん」と彼に馴れ馴れしく擦り寄る。
桜野マリ
第18話では怯える演技として彼女に抱きついた為、怒りの膝蹴りを股間に喰らい悶絶する。

名台詞

「うぉ何だこの光は!?」
第1話でライディーンのゴッドアルファの光を見ての驚き。
「逃げる?逃げはせぬ!進め、基地に向かって進むのだ!」
「引き返すのではない!ただ、回れ右をするだけだ」
第5話で超音獣ビイラ(SRW未登場)を撃破され、部下から「逃げましょうか?」と訊ねられた事に対する返答。アギャールとしては戦略的撤退のつもりなのだろう…多分。
「死刑は構いませんが、地獄の道連れにライディーンを倒させて下さい!」
第18話で将軍職を解任されそうになり、必死にシャーキンへと述べた決意表明。その覚悟に、シャーキンも最後のチャンスを与える。
「くそぉー、差し違えだあああッ!」
タランチュに肉迫するゴッドバードを目前にして、最後の意地を見せるが…。
「大魔妖帝、バンザァァァァイッ…!!」
断末魔。バラオを賛美しつつ、アギャールは爆死した。

迷台詞

「エヘヘ、なに笑ってんの?」
「ワハハ…そーね、煙から抜け出せば済む事だ!」
第5話で撤退するブルーガーが放った笑気ガスに当てられ、部下ともども爆笑しながら発した珍言。この後、笑いが収まらないアギャールはガンテの口から落ちそうになり、腹を抱えながら救助を求めるという器用な事をやってのけた。
「結構イイ線いってると思ったのにな、ライデェンめ。アッカンベ~!ホントにもう…イーッ、だ!!」
第17話で破壊されたゴーレモンから脱出する際、ライディーンに向けて子供じみた悪態を吐きまくる。指揮官というか、悪魔としての威厳は…。
「頼む!地球上で頼れるのは洸ちゃんしかいない、お願い!!」
第18話で臨海学園の校長室に押し掛け、土下座して洸に救いを求める。作戦上の演技とはいえ、卑屈な台詞を連発する姿が笑いを誘う。

搭乗機体

ガンテ
同艦に乗船して最前線で指揮を執るが、予想以上のダメージを受けた際にはコントロールが利かなくなる事があり、シャーキンから操縦技術の拙さを一喝される一幕も。
ゴーレモン
第17話に登場した操縦タイプの化石獣。両肩に装備した無数のトマホークと怪力でライディーンを苦しめた。SRW未登場。
タランチュ
第18話に登場した操縦タイプの化石獣。この機体を無断で出撃させた事も、アギャールの将軍職解任へと繋がった。善戦虚しくコックピットを狙われ、アギャールはゴッドバードに直接斬り裂かれてしまう。SRW未登場。

余談

  • アギャールの戦死エピソードは、特撮作品『仮面ライダー』第79話「地獄大使!!恐怖の正体?」をリメイクしたものだが、地獄大使の演技を看破していた本郷猛=仮面ライダー1号と異なり、洸はアギャールの演技に完全に騙されてしまった。脚本は共に伊上勝が手掛けている。