STAR DRIVER 輝きのタクト

2018年5月26日 (土) 18:40時点におけるみっちゃん (トーク | 投稿記録)による版 (→‎登場人物)

概要

「学園バトル&ロボットアニメ」という位置付けで、美少年と美少女による学園ドラマと恋愛要素を深めた意欲作。1話ごとにスポットのあたるキャラクターが変わる群像劇的な作劇も特徴。

2013年には総集編に新規映像を追加した劇場版『スタードライバー THE MOVIE』が公開された。

ストーリー

日本の離れ小島に存在する学園島『南十字島』。泳いで渡って来たツナシ・タクトは、南十字学園に入学。自ら「銀河美少年」と名乗り、学園の地下に存在するロボット「サイバディ」を駆り、「ゼロ時間」という謎の空間で「綺羅星十字団」との熾烈なバトルを演じる。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

南十字学園

ツナシ・タクト
主人公。「タウ」のシルシを持ち、タウバーンとアプリボワゼできる。別名「銀河美少年」
アゲマキ・ワコ
ヒロイン。サイバディの封印を司る四方(よも)の巫女の一人で、「皆水(みなみ)の巫女」。
シンドウ・スガタ
ワコの許嫁。南十字島の名家の跡取りで、『王』のサイバディ・ザメクとアプリボワゼできる。
エンドウ・サリナ
演劇部の部長。キツネのような動物を連れている。サイバディ等の事情について知っている。
スガタメ・タイガー
ヤマスガタ・ジャガー
ヨウ・ミズノ
マキナ・ルリ
副部長

綺羅星十字団

ミヤビ・レイジ / ヘッド
第2隊「バニシングエージ」の代表。
カタシロ・リョウスケ / 議長
ヨウ・マリノ / マンティコール
ボウ・ツキヒコ / スティックスター
タクミ・タケオ / ソードスター
リョウ・ギンタ / キャメルスター
ニチ・ケイト / イヴローニュ
第3隊「ブーゲンビリア」の代表。
ヤノ・マミ / オンディーヌ 
ワタナベ・カナコ / 頭取
第4隊「おとな銀行」の代表。
シモーヌ・アラゴン / セクレタリー
ダイ・タカシ / バンカー
アタリ・コウ / ニードルスター
ケイ・マドカ / ウィンドウスター
シナダ・ベニオ / スカーレットキス
第5隊「フィラメント」の代表。
ホンダ・ジョージ / レイジングブル
ゴウダ・テツヤ / スピードキッド
オカモト・ミドリ / プロフェッサー・グリーン
第6隊「科学ギルド」の代表。
シブヤ・ヒデキ / プロフェッサー・シルバー

その他

ヒョウ・マツリ / サカナちゃん
サイバディの封印を司る四方の巫女の一人で、「気多(きた)の巫女」。彼女の封印が破られた事で、サイバディが本格的に起動する。
アゲマキ・アゲハ

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

サイバディ

タウバーン

タウバーン
タウバーン・オーディナリー

綺羅星十字団

キング・ザメク
シンパシー
レシュバル
ギメロック
ラメドス
ザイナス
アインゴット
カフラット
ベトレーダ
ツァディクト
ダレトス
コフライト
ヘーゲント
ヘーゲント(オーバーフェーズモード)
ページェント
アレフィスト
テトリオート
ヨドック

巫女のサイバディ

ヌンナ
メムナ
ケトナ
ワウナ

楽曲

オープニングテーマ
「GRAVITY Ø」
作詞:太志,作曲・編曲:Aqua Timez, 歌手:Aqua Timez
「SHINING☆STAR」
作詞・作曲:網本ナオノブ,編曲:大西省吾,歌手:9nine
エンディングテーマ
「Cross Over」
作詞:前澤希,作曲:古川貴浩,編曲:釣俊輔,歌手:9nine
「Pride」
作詞:TOMOMI&Hidenori Tanaka,作曲:Hidenori Tanaka,編曲:Keita Kawaguchi,歌手:SCANDAL
挿入歌
本作には四方の巫女それぞれにキャラソンが設定されており、これらの曲が流れ出すのが戦闘開始の合図という演出がなされた。
「モノクローム」
作詞:こだまさおり,作曲:神前暁,編曲:高田龍一,歌:気多の巫女(戸松遥)
「木漏れ日のコンタクト」
作詞:こだまさおり,作曲:神前暁,編曲:神前暁、帆足圭吾,歌:アゲマキ・ワコ(早見沙織)
「イノセント・ブルー」
作詞:こだまさおり,作曲・編曲:神前暁,歌:ヨウ・ミズノ(日高里菜)
「秋色のアリア」
作詞:こだまさおり,作曲:神前暁,編曲:石濱翔、帆足圭吾,歌:ニチ・ケイト(小清水亜美)

登場作と扱われ方

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初参戦作品。ストーリーには第2章から登場し、様々な作品とのクロスオーバーが用意されている。どうやらタクトが島まで泳いで来る前に撃墜されたガンダムが流れてきたらしい
本作の参戦の障害となるゼロ時間については、現時点ではあまり関わらせない状態で扱っている。

用語

南十字学園
南十字島唯一の教育機関。
南十字島
日本列島の南に位置する小島。地下には古代銀河文明の遺跡があり、そこには「サイバディ」と呼ばれる人型の巨大兵器が安置されている。
サイバディ
古代銀河文明が残したオリハルコンで構成されている謎のロボット。
綺羅星十字団
サイバディに施されたゼロ時間の封印を破り、南十字島の外へ持ち出そうと画策している秘密結社。
四方の巫女
サイバディの悪用を防ぎ、キング・ザメクの封印が破られないように、封じる使命をその身に負う4人の女性。「気多(きた)」「日死(にし)」「ひが日死(ひがにし)」「皆水(みなみ)」の巫女がおり、巫女タイプのサイバディとアプリボワゼできる。巫女となった者は、自身の封印が破られない限り、一生南十字島から出られない。なお、封印を保持している状態で当代の巫女が死んだ場合は、封印は解除されない。ザメクのシルシを持つ者が生まれた年に、必ず島に4人の巫女が生まれるようになっている。
封印
サイバディの活動限界を決めるもの。巫女タイプのサイバディと四方の巫女の力により封印がされている。5つの段階(フェーズ)があり、巫女の封印が1つ破られるたびに1段階上昇する。巫女の封印が全て破られた第5フェーズになると、全てのサイバディがゼロ時間の外で活動できるようになる。
ゼロ時間
第2フェーズ以降にサイバディが起動すると発動する、サイバディ悪用を防ぐため古代人が遺した仕掛け。サイバディが動くための特殊空間が広がり、その空間内はサイバディとシルシを持つ者以外の全ての存在の時間の流れは完全に停止し、またサイバディは特殊空間の中でしか動かせない。この空間にはシルシを持つ者だけが入れる。なお、シルシを持つものは強制的に呼ばれるが、上級スタードライバーは拒否できる。
スパロボに参戦させる際、最大の障害になっている設定であり、初参戦となる『X-Ω』ではシルシの特殊な設定を利用している。
シルシ
サイバディとアプリボワゼする資格を持つ者の胸元に光り現れるフェニキア文字の刻印。代々受け継がれてきたものであり、戦士タイプのサイバディのシルシは先代が認めた者に譲る。巫女タイプと王のサイバディのシルシは新たな資格者が誕生した時に自動的に受け継がれる。しかし、綺羅星十字団員の中にはシルシが失われた家系の者もいる。戦士タイプとザメクのシルシは青(タクトとヘッドは後に赤)、巫女タイプのシルシはピンク色に光る。
アプリボワゼ
シルシを持つ者がサイバディと関係を形成する儀式。サイバディと一体となる事で手足のように動かすことが出来るが、戦士タイプのサイバディは封印が第3フェーズにならないと乗り込むことが出来ないため綺羅星十字団は「電気棺」という装置を介してアプリボワゼし、遠隔操縦している。なぜかタウバーンのみ第3フェーズにならずとも乗り込めている。アプリボワゼした者は「第1フェーズ」と呼ばれる特殊能力を得る。
スターソード
いくつかのサイバディが所有する光の剣。スタードライバーのリビドーを剣の形に変換するエネルギーソードで、それぞれに誕生石をフランス語読みした名前が付いている。劇中では12本が確認されている。裏設定ではキング・ザメクが有する時を越える13枚の光の翼だったが、サイバディ達に奪われたとされている。

各話リスト

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 銀河美少年 タウバーン
アレフィスト
ヌンナ
第2話 綺羅星十字団の挑戦 テトリオート
第3話 おとな銀行 ツァディクト
第4話 ワコの歌声 ヘーゲント
第5話 マンドラゴラの花言葉 ヨドック
第6話 王の柱
第7話 遠い世界 カフラット
第8話 いつだって流星のように ページェント
第9話 そんなミズノの初恋 ラメドス
第10話 そしてマリノの初恋 ザイナス
第11話 サイバディの私的活用術 ダレトス
第12話 ガラス越しのキス ベトレーダ
第13話 恋する紅い剣 ページェント
第14話 アインゴットの眼 アインゴット OP、ED変更
第15話 封印の巫女
第16話 タクトのシルシ タウバーン・オーディナリー
レシュバル
メムナ
第17話 バニシングエージ ヘーゲント
第18話 ケイトの朝と夜
第19話 三人の日曜日 コフライト
第20話 描かれたあの日の虹 ギメロック
第21話 リビドーなお年頃 ヘーゲント(オーバーフェーズモード)
第22話 神話前夜
第23話 エンペラー ギメロック
ラメドス
ザイナス
第24話 ひが日死の巫女 シンパシー
ケトナ
第25話 僕たちのアプリボワゼ キング・ザメク
ワウナ

主要スタッフ

製作
BONES
監督
五十嵐卓哉
シリーズ構成
榎戸洋司
キャラクターデザイン
伊藤嘉之
キャラクター原案
水屋美沙×水屋洋花
メカニックデザイン
コヤマシゲト(サイバディ)
音楽
神前暁、MONACA

商品情報

サウンドトラック

資料リンク

  • [1] 公式サイト