ゴドム・タイナム

2018年2月24日 (土) 00:13時点における哪吒太子 (トーク | 投稿記録)による版
ゴドム・タイナム
外国語表記 Godom Tainam
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 真殿光昭
種族 地球人
性別
年齢 47歳
出身 火星
所属組織 ヴェイガン
所属部隊 ファントム3
役職 隊長
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概要

3人で構成されたヴェイガン特殊部隊「ファントム3」の隊長。豪胆な性格であり、部下への情が厚い。豊かな髪と顔の傷跡が特徴。

戦いを「狩り」と称するなど好戦的な性格だが、一方であらかじめ戦場に自動砲台を設置するなど用意周到で計算高い一面も持つ。ヴェイガン兵士標準装備の擬似Xラウンダー能力を発揮するヘルメット「サイコメット・ミューセル」を使用せずに機体性能を引き出すなど、パイロットとしての技量は折り紙つき。それゆえか、宇宙空間の戦闘においてもパイロットスーツは着用していない。

砂漠地帯にてゴメルや無人機による奇襲戦で連邦軍に打撃を与えていた。ディーヴァ一行と遭遇し、ゴメル3機による「デルタアタック」などでキオAGE-3を追い詰めるが、フォートレス形態になった彼に部下のデモンを倒され、撤退する。その後は宇宙のサルガッソー宙域でキオへ復讐戦を挑むが、キオが宇宙海賊ビシディアンと戦闘中だったため、彼を助けようと割り込んできたアッシュダークハウンドにもう一人の部下グラットを倒される。

連邦とヴェイガンの最終決戦では自分の機体が調整中だったために未完成機のグルドリンで出撃する。しかし、乗機の欠点をセリックに見抜かれ機体を大破される。それでも執念で相手を倒そうと足掻くが、最後は至近距離からクランシェカスタムの連続射撃を受けて今度こそ機体を撃墜され、戦死する。

なお、「ファントム3」とは連邦側が付けた名称で、ヴェイガンにおける本来の部隊名は不明。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。ゴメルがアイコンでしか登場しないため、序盤からダナジンに乗ってくる(原作で乗っていた紫色ではなく、緑色の一般機)。
部下のグラットとデモンは登場せず、名前のみが語られる(既に死亡済みらしい)。なので「ファントム3」ではなく最初から「ファントム1」になっている。
原作よりも好戦的な台詞が多いため、原作未見だと凶悪な表情の顔グラと相俟って、戦闘狂の危険人物のような印象を受ける。
最終的には原作同様にグルドリンを持ち出してくるものの、最後はディーヴァに特攻する所をセリックに撃ち落とされるも巻き添えにはできなかった(巻き添えは別の人物に奪われてしまった)。
なお、放置したまま進めると、シド登場時に撃墜される。
キャンペーンマップ「悪の華」では味方として使用できる。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

BX
不屈ド根性必中友情熱血
キャンペーンマップ「悪の華」にて使用可能。このメンバーの中では珍しい「友情」は劇中で描かれた仲間思いな面からか。

特殊技能(特殊スキル)

BX
底力L7、援護攻撃L3、全体攻撃L3、カウンター指揮L1

人間関係

地球連邦

キオ・アスノ
部下(デモン)の仇として、憎きガンダムパイロットとして付け狙う。
セリック・アビス
ラ・グラミス攻防戦でグルドリンの欠点を見抜かれ、彼に倒される。しかし、直後のグルドリンの巨大な爆発がセリックが戦死する遠因となった。

宇宙海賊ビシディアン

キャプテン・アッシュ
アッシュが意図したわけではないが、部下(グラット)の仇となる。

ヴェイガン

グラット・オットー
部下その1。武骨な風貌。
デモン・ラージ
部下その2。部隊では最年少。
ゼハート・ガレット
ファ・ザード乗艦後の上官。

他作品との人間関係

アレン・ブレディフェイ・チェンカ
BX』にて、奇襲をかけ彼らを葬った。

名台詞

「ハハハハ!さあ始めるぞ、狩りの時間だ!」
第31話より。準備を済ませ、意気揚々とディーヴァに襲い掛かる。
「行くぞ!デルタ・アタック!!」
同話より。3機のゴメルを砂中で高速潜行させることで竜巻を起こす必殺技「デルタアタック」を使い、極上の獲物たるガンダムを仕留めにかかる。
「安らかに眠れ、兄弟…」
同話より。激戦の末にデモンを失い、デモンの墓標に弔い酒をかけながら雪辱を誓う。
「咄嗟にガードしたのはさすがと誉めてやろう…だがいつまで持ちこたえられるかな?…グラットとデモンの仇だ!!」
第47話より。キオの乗るガンダムAGE-FXを発見し、突撃するグルドリン。グラットとデモンの仇(正確にはグラットを倒したのはキャプテン・アッシュ)を討とうとするが、セリックに邪魔されることに。
「こ…この俺が、ガンダムでもない機体などに!」
同話より。セリックに追い詰められていくゴドム。打倒ガンダムを目指していたが、部隊長としての自負、そして誇りから自身がガンダムでもないMSにやり込められていくのは理解したくなかったのだろう。
「ようやく捕まえたぞ…!ここまで虚仮にされてただではすまさん!このまま握りつぶしてくれる!」
同話より。既に大破寸前のグルドリンだが、腕部でクランシェカスタムの頭部を鷲掴みにし、せめて一矢報いようとする。しかし、直後にセリックの手で連続射撃を叩きこまれ、引導を渡されるのだった。この時の表情は血走った目などかなり壮絶なもので強いインパクトを持っていた。
(女房と息子夫婦をセカンドムーンからこちらに呼ぶことができたら、あのオアシスに家を持つのはいいな。小さな畑を作って、旨い酒を同胞たちに売って暮らすんだ。羊というやつを飼ってみるのもいい。オレのコールドスリープで、家族とは年齢が離れてしまったが、晩年くらいは一緒に過ごしてやりたいものだ)
小説版にて。TV版では見られなかった暢気な一面が垣間見える。

スパロボシリーズの名台詞

「意味分かんねえんだよぉ!」
BX』にて、「俺はフェイ・チェンカなんだぜ!!」と叫んだフェイに対しての反応。……富野節に対するスタッフのツッコミにしか見えないのは気のせいだろうか?

搭乗機体

ゴメル
砂漠地帯用の機体。
BX』ではユニットアイコンのみ登場。
ダナジン
宇宙戦にて、紫色のダナジンに搭乗。
グルドリン
ラ・グラミス攻防戦時にて搭乗。ゴドムがコンセプトを気に入り、独自に徴発していた機体。

資料リンク