ゴーマン大尉
ゴーマン | |
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外国語表記 | Goman |
登場作品 | |
声優 | 野田圭一 |
デザイン | 小松原一男 |
種族 | ベガ星人 |
性別 | 男 |
所属組織 | ベガ星連合軍 |
所属部隊 | 親衛隊 |
役職 | 隊員 |
軍階級 | 大尉 |
概要
第7話「たとえ我が命つきるとも」に登場。
ベガ星連合軍親衛隊に所属。ベガ大王から直々に派遣され、円盤獣ギンギンを駆ってグレンダイザーを追いつめたが、ゴーマンの活躍が気に入らなかったブラッキーの横槍が入った隙をつかれ、グレンダイザーのスペースサンダーに円盤獣ギンギンを破壊されて死亡した。
その名の通りの傲慢かつプライドの高い性格で、一般隊員を平然と見下し、選ばれた精鋭の身分をひけらかすことを憚らない。しかし、追い詰めたグレンダイザーに止めを刺さず、わざと逃がして熱線追跡装置でグレンダイザーの秘密基地を発見しようとするなど策士でもあり、その余裕ぶりから実力が伺い知れる。実際に戦闘では第7話冒頭で敵と間違えて襲ってきたフイフイを乗機ギンギンで一蹴。地球では二度もグレンダイザーとデューク・フリードをアクロバティックな戦闘方法で追い詰め、パイロットとしての優秀さを遺憾なく発揮していた。ブラッキーの横槍がなければグレンダイザーは敗退していたと思われる。
酒が好きなのか、出撃前にも関わらずマザーバーン内ではワインと思わしき物を飲んでいる。余談だが、その時のワイングラスは中々悪趣味なデザインである。
彼の登場話以降、コマンダーと呼ばれる階級の敵ゲストキャラクターが度々登場する事になる。
登場作品と役柄
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 第2部のみに登場。基本的にベガ星連合軍が敵のステージは彼がボスとなっている。そして三度も増援にくるロム・ストール一行。初登場話はマザーバーンで指揮を執っていたが、以降は原作通り円盤獣ギンギンに搭乗している。HP低下による撤退条件がある場合、撃破する際は高い防御のレベルがこちらを苦戦させる。また反応の能力がトップクラスに高く、クワトロ・バジーナ並。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- あしゅら男爵的ポジションになっていて、原作ほど強敵感がない。そのうえ乗機は円盤獣ギンギンではなく終始マザーバーン。能力自体は悪くなく、安定して高いレベルなのが逆に悲しい。あまり良い扱いではないものの、ロム登場時にDVEがある。ちなみに同じ声の剣鉄也とは戦闘可能。
単独作品
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- ベガ大王
- 主君。大王直々の命令を受け、地球にやってきた。
- ブラッキー隊長
- 横柄に接した為、反感を持たれる。彼をブン殴ったり、親衛隊の権限でマザーバーンの指揮権を剥奪したりと、名前の通りの傲慢な行動をとる。結局、彼の妨害によってゴーマンは死ぬ事となる。
- ガンダル司令
- 会話は少ないが、ゴーマンの着任には特に不満を持っていない。
- バレンドス親衛隊長
- おそらく上司に当たるが、現時点では原作及びSRWにて共演したことが無い。
- コマンダー・ジグラ
- 親衛隊のコマンダー。原作では共演していないが、COMPACT2とIMPACTの第3部では共同戦線を張っている。
- デューク・フリード
- 地球侵攻の障害である、彼を倒すためにベガ大王の命令を受けてやってきた。劇中デュークは非常に親衛隊を恐れており、ゴーマン大尉の強さも相まって説得力があった。
- 兜甲児
- 彼の乗るTFOをギンギンで圧倒し踏みつけ、デュークを呼べと脅していた。だがそんな事に屈する兜甲児ではなく、一思いに踏み潰してやろうと思った時デュークは現れた。
他作品との人間関係
スーパー系
- ズール皇帝
- 64における主君。
- ワール
- 64では彼の副官的なポジションとなっている。
- マーグ
- 唯一共演した64では彼の演技を見抜いた。高いパイロット能力だけでなく、切れ者としても描写されている場面。
- ロム・ストール
- COMPACT2におけるロムの初登場ステージが、ゴーマン大尉の初登場ステージでもある。ゴーマン大尉の登場ステージ4MAPの内、3MAPも何故かロムが援軍にやってくる等なにか因縁でもあるのだろうか。IMPACTでは彼とのDVEが発生する。
ガンダムシリーズ
名台詞
- 「俺はゴーマン大尉だ!」
- 無断でブラッキーのマザーバーンに接近し、迎撃に出てきた円盤獣フイフイを撃破してからの台詞。これが第一声なのだから凄い。SRWでも戦闘台詞になっている。
- 「ブラッキー! あんなレベルではいつになってもデューク・フリードを倒す事はできまい」
- ブラッキーの実力を確かめる為に敢えてミニフォーと円盤獣を蹴散らした事を説明した台詞。作中でのゴーマンの実力を考えれば説得力が感じられる。
- 「俺に歯向かうつもりか? 俺に歯向かう事はすなわちベガ大王に歯向かう事になるんだぞ、ブラッキー!」
- ブラッキーの指揮権を強引に奪った事で反発するブラッキーへの台詞。その名の通りの傲慢さが表れているが、逆に命取りとなる。
スパロボシリーズの名台詞
- 「マーグ、気の毒だがエネルギーは抜いてある。まさか貴様が、頭が弱いフリをしていたとはな。まんまとだまされたよ」
- 『スーパーロボット大戦64』より。演技をして銀河帝国軍のスパイをし、脱走を企てていたマーグの演技を見破った際の台詞。
- 「簡単に殺しはせん…奴らをおびき出す餌になってもらう! 胴体とコクピットが残っていれば充分だろう…かかれ!」
「抵抗するなら構わん! 両手両足をもぎ取ってやれい!」 - 『IMPACT』第2部宇宙激震篇第9話「Zの鼓動、再び」にて、包囲したΖガンダムに対する攻撃指令。残酷な表現の数々に、ルーは「レディに向かって何て事いうの!」と激怒する。
- 「クク…ハハハハハ! 気に入ったぞ、人の心がどうとか、そんなことに興味はない。俺はそのロボット、いたく気に入った!」
- 同上。Ζガンダムの力の源が「人々の心」と断言するルーの主張を一笑に付し、改めて彼女の殺害とΖの強奪を宣言する。
- 「なんだと!? どこだ! この俺をベガ星連合軍‥ベガ大王親衛隊大尉、ゴーマンと知っての台詞か!」
「ふざけたまねを‥何者だっ!」 - 同上。ロム登場時のリアクション。他作品のキャラを巻き込んだ初のDVEは意外にもゲストキャラのゴーマンだった。
- 「…クク、間抜けな連中だ。仲間同士で争うだけならいざ知らず、こんなチャンスをくれるとはな…フフ、フハハハハハ」
- ロンド・ベルとネオ・ジオンが繰り広げる人類同士の抗争を嘲笑いつつ、両軍が集結するソロモンへと出撃するが…。
- 「ここまで…地球人がここまでやるとは!」
「認めん! 俺は認めんぞ! 俺はベガ大王親衛隊…」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦編「ただ地球の平和のために」に於ける断末魔。自身の敗北を認める事無く散ったゴーマンの最期をデュークは冷ややかに見届け「これがその親衛隊の運命だ」と断じた。