特殊技能の一種。精神コマンドの消費精神ポイントが80%になる。殆どの作品では技能Lvがないが、携帯機シリーズでは技能Lvが最大6まであり、高いほど消費SPが軽減(『K』と『L』以降では軽減率が異なる)。『OGs』や『OG外伝』のツイン精神コマンドの場合は、技能を所持する側のツイン精神が両者とも軽減対象となる。
元々の消費SPが大きい精神コマンドを多く持つキャラクターに、特に有効。逆に主要精神コマンドのSP消費量が軒並み低いキャラは習得の優先度が低いが、もちろん覚えさせれば役に立つことは間違いない。
同じSP系技能のSP回復やSPアップと組み合わせると、更に精神コマンドを多用しやすくなる。ただし技能枠を複数潰す事になるので、技能枠に限りのある作品では主にサポート系パイロットで行うことになるだろう。
技能の性質的にサブパイロットに覚えさせたいが、作品によってはサブパイロットに特殊技能自体を修得させられないことがあるので要注意。
採用作品
主にトーセ製作品や携帯機シリーズで採用されているが、初出はスーパーロボット大戦αである。
スキルコーディネイトシステム
シリーズ | クリアターン |
---|---|
COMPACT | 6ターン以内 |
COMPACT2 | |
IMPACT | 5ターン以内 |
パイロット養成
シリーズ | 消費PP |
---|---|
OG | 80 |
OG2 | |
MX | |
OGs | |
OG外伝 | |
COMPACT3 |
スキルパーツ(アイテム)
『集中力Lv+1』のスキルパーツ消費で修得する。
シリーズ | 上限Lv | 軽減率 | パーツ売却価格 |
---|---|---|---|
K | 6 | -(3×技能Lv+2)% (Lv1:95% ~ Lv6:80%) |
20000 |
L | -(技能Lv×5)% (Lv1:95% ~ Lv6:70%) |
売却不可 | |
UX | |||
BX |
スキルプログラム
『V』にて採用され、B.B.スタジオ製タイトルとしては初採用。生産に特定条件を要するスペシャル系スキル。
シリーズ | 上限Lv | 軽減率 | 消費TacP |
---|---|---|---|
V | 3 | Lv1:5% Lv2:10% Lv3:20% |
800 |
主なパイロット
集中力を採用する作品でデフォルト取得済みのパイロット。
- アヤ・コバヤシ
- OGシリーズの彼女は精神コマンドの消費SPが全体的にやや高めで、集中力込みで他キャラに並ぶようなイメージ。だが『OG2』以後のOGシリーズでは、エースボーナスはSPの最大値を増やすものなので、SPアップやSP回復と組み合わせて強力な精神タンクになれる。
- ヴィレッタ・バディム
- 精神コマンドの消費SPが低い為、上書きしてしまう場合もあるが、積極的に精神コマンドを使う場合は有効。彼女のエースボーナスもSPが増える為、熱血を積極的に使える。OGMDのエースボーナスはこの集中力がないと無意味なので絶対上書きしないこと。
- エルザム・V・ブランシュタイン(レーツェル・ファインシュメッカー)
- 精神コマンドの消費SPが全体的に低めの上、OGシリーズでは初めから集中力があるので積極的に精神コマンドを多用できる。『OGS』ではツイン精神コマンドがSP消費の大きい大激励なので、この技能が役に立つ。技能面でも優遇されているキャラクター。
- クスハ・ミズハ
- 『OG2』以降、龍虎王(虎龍王)やグルンガスト参式といった2人乗りの機体が搭乗機となる為、ブリットの精神コマンドと併せて、精神コマンドを積極的に使えるようになる。アヤ同様、OGシリーズでは素の消費SPが全体的にやや高めなのが残念。
- リン・マオ
- OGシリーズでは激励や再動などの強力なサポート系精神コマンドを持っている為、初めから集中力を持っているのは非常にありがたい。
- レオナ・ガーシュタイン
- 『α』ではデフォルト誕生日で習得する。
類似する効果を得られる要素
特殊技能
エース
- エースボーナス
- 『OG2』以降の一部作品では、一部キャラに特定の精神コマンドの消費SPを下げるものがある。
- 精神スキルエース
- 『GC』・『XO』に登場。精神コマンドを50回使用すると取得。消費SPが-10%される他、最大SP+10の効果が付随。
スキルパーツ
『K』以前の作品では『消費SP-○○%』のパーツがある。多くの作品では限界値が-30%。なお『GC』・『XO』ではメインパイロットに付けることで、能力値がなくスキルパーツが付けられないサブパイロットにも効果が及ぶ(サブパイロットでも能力値がある場合は影響しない)。
消費制の『W』では1つ使うごとに-5%ずつ軽減され、一人のパイロットに最大で6つまでという使用制限がある為、サブパイロットにも使用可能という点を除いて『L』以降の本技能とほぼ同様である。