ヒューゴ・メディオ
ヒューゴ・メディオ(Hugo Medio)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:高橋広樹
- 性別:男性
- 年齢:20歳
- 身長:---cm
- 体重:---kg
- 血液型:
- 所属:連邦軍特務部隊『クライ・ウルブズ』(現在は壊滅) ⇒ ツェントル・プロジェクト ⇒ マグネイト・テン(MX)
- 階級:少尉
- キャラクターデザイン:河野さち子
連邦軍特務部隊『クライ・ウルブズ』出身の人型機動兵器パイロット。連邦軍の特殊プロジェクト『ツェントル・プロジェクト』に参加し、オペレーターのアクア・ケントルムと共に試作機のテストパイロットを務める。
幼い頃から貧困と向き合ってきた事や、クライ・ウルブズ時代の隊長であり人生の師であるアルベロ・エストの教えから、『生』に対する執着心が非常に強く、泥をすする事も躊躇わないハングリー精神を持つ。
根は熱血漢だが、比較的高年齢ということもあって思考は安定している。OG外伝では戦場での功を焦りがちなフォリアの押さえ役に回ることがほとんどで、良く言えば模範的、悪く言えば平凡な発言が多い。フォリアからもその点について「優等生だな、お前は。出世するよ」と評されている。この聞き分けの良さは長所ではあるが、濃いメンバーに囲まれると個性が埋没してしまう原因にもなっており、MXでは主人公であるにも関わらず今一つ目立っていないという意見もよく聞かれる。
スーパーロボット大戦MX
本作において主人公として初登場する。
本編開始前のクライ・ウルブズ在籍時代、同隊はデビルガンダムとの戦闘において壊滅、戦友のフォリア・エストは戦死し、隊長のアルベロは行方不明となる。ヒューゴ自身も瀕死の重症を負い、ミタール・ザパト博士の手によって九死に一生を得るが、その際に身体の約半分を機械化され、定期的に専用の薬物を投与しなければ拒絶反応を起こすようになってしまった。その後、薬物の投与と引き換えにツェントル・プロジェクトのテストパイロットを引き受けさせられた彼は、何者かに強奪された試作5号機『メディウス・ロクス』奪還の任務に付くこととなり、その過程でネェル・アーガマ隊や特機部隊と合流。彼らと行動を共にし、様々な勢力と戦いを繰り広げながらメディウスを追うこととなる。
しかしこの強奪劇は、彼の搭乗機に搭載された『TEエンジン』、そしてメディウスに搭載された『ラズムナニウム』の実戦データ収集のためにザパトが仕組んだ陰謀であり、皮肉にもメディウスに搭乗していたのはかつての隊長アルベロと、パートナーであるアクアの恩師、エルデ・ミッテであった。エルデの手で異常進化を果たしたメディウスと、それを操るアルベロに一度は完全敗北を喫し、機体を大破させられてしまう。
しかし奇跡的に一命を取り留めた彼は、その治療の際に薬物投与を行わなくても問題のないように身体を調整される。もともとの彼は自身の体の真実を周囲に秘密にしており、そのためにアクアや仲間達が必要以上に自分の領域に踏み込んでくる事を嫌い、無愛想で近寄り難い雰囲気を醸し出していた。しかし、この出来事をきっかけとして秘密が公然のものとなり、また薬物という枷から解き放たれたことで大分雰囲気が明るくなり、良き兄貴分といった印象が強くなった。この後、アクアやマグネイト・テンの戦友達とも改めて打ち解けた彼は、受領した新型機と共に、戦乱の終結のため、また師であるアルベロを乗り越えるために、仲間達と共に更なる戦いへ身を投じて行くこととなった。
終戦後は、パーソナルトルーパー操縦の経験を生かし、後進を育てる教官としての道を選んだ。
MX PORTABLE
後継機登場イベントを中心にシナリオの変更がされている。 初期主人公機がメディウスに撃破された際に消息を絶ち(MIA認定、実際はプロジェクト側が回収)後に偵察任務中窮地に陥ったアクアたちの下に後継機に搭乗して駆けつける。
また、機械化された身体についても、拒絶を抑える薬が効きやすくはなったものの不要にはなっていない。 このため、ザパトがエルデに殺害された後は薬の供給が無くなり、ガルファとの決戦頃からは薬のストックが作戦中持つかどうかという非常に危険な状況になっていた。幸い後にエルデの凶行を逆に一蹴したアルベロにより薬の製法・素材のありかの情報がもたらされたため、事なきを得ている。
エンディングでは元の身体に戻るための手術を控えている状態。
スーパーロボット大戦OGシリーズ
OG外伝にて初登場。MX本編の前段階のクライ・ウルブズ隊の壊滅までが描かれている。クライ・ウルブズを壊滅させた敵がイェッツトレジセイアに変更されている。
第二次OGから本格的に登場。 カイなどを筆頭にクライ・ウルブズの顛末や身体の事情、ツェントル・プロジェクトの後ろ暗さなどを把握している人物が少なからずおり対人関係についてはMXよりも余裕がある印象を受ける。 反面、ツェントル・プロジェクトのスポンサーがガイアセイバーズなので、薬の供給は早々に無くなってしまう。加えて機械化された身体の一部にはラズムナニウムも用いられており、薬が尽きれば拒絶反応のほかにも内側から侵食されて死ぬ事になる、と身体面についてはMX以上に深刻な状況にあり、焦りを募らせていくことに。
大まかな流れはMXと同様だが、アクアとの関係が深く掘り下げられており自覚がないとはいえ熟年夫婦のような掛け合いを見せる。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 初出作品。固定の主人公として登場。選んだ機体によって能力値や最後に習得する精神コマンドが違い、ガルムレイド選択時だと『覚醒』、サーベラス選択時には『魂』を習得する。サーベラス時に射撃を鍛えると後で泣きを見る。なお扱いが微妙に悪めで、AI1戦において、主役級の中で唯一戦闘前会話がないというのがその最たるもの。ただし、全パイロット中唯一対エルデの特殊戦闘台詞が存在する。
- スーパーロボット大戦MX PORTABLE
- MXの移植作。一時、ヒューゴが行方不明になるエピソードが組まれている。
スーパーロボット大戦OG
- スーパーロボット大戦OG外伝
- OGシリーズでは本作で初登場。事前告知が一切ないサプライズ参戦(発売した週の雑誌にも載っていない徹底ぶり)。本作では時系列がクライ・ウルブズ所属時代のため、部隊に配備されている専用の量産型ゲシュペンストMk-IIに乗っている。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- サーベラスとガルムレイドの両方が登場。今回はアクアにPTの操縦をレクチャーするシーンがあり、教え上手な一面も描かれた。抑制剤が尽きることを知り、生き急ぐ面が目立つ。その後はMX通りに行くと既プレイヤーは見ていたが、その場面で何とAI1に取り込まれるという未曾有の事態に直面する。数話過ぎたあたりで復帰し、抑制剤の投薬が十分という環境になったため最後まで戦う。エピローグではまだ治っていない様子で、教導隊預かりになった。なお、一時離脱のタイミングで搭乗していた機体も一緒に一時離脱してしまうため、どちらか一方しか強化してない場合は強化していないほうを乗せるようにしよう。
- 仲間になった次のシナリオで、模擬戦闘のため一時的に敵キャラとなる。この際、直前に施したキャラ育成がそのまま適用されるため、強化するならそれ以降にすべき。特に2,3周した後に再攻撃習得+技量アップなどをしてしまうと、SRポイントの取得が困難になる(SRポイントの条件が「ジョッシュの攻撃に被弾しない」なので)。同じ理由で、命中や地形適応も上げてはいけない。
主な搭乗機
MX及び第2次OGではガルムレイドまたはサーベラス系列の機体に乗るが、OG外伝では量産型ゲシュペンストMk-II系列の機体に乗っている。MXでもクライ・ウルブズ時代の回想(夢)シーンではゲシュペンストに乗っているのが確認出来る。
- ガルムレイド
- ツェントル・プロジェクトの試作7号機。特機サイズで、至近距離での格闘戦に重点を置いた機体。サーベラスと違い、後継機でもヒューゴの役割担当はそのままなので、格闘戦に特化した養成が通用する。その為、序盤からPPを有効に使った養成が可能。
- ガルムレイド・ブレイズ(G)
- ガルムレイドのデータを元に開発された試作9号機。ガルムレイドの性能を強化して引き継ぐ。アクアがSフォーム時の操縦を担当する際は、サブパイロットに回る。
- サーベラス
- ツェントル・プロジェクトの試作6号機。PTサイズの遠距離砲戦用機体。射撃戦重視の機体だが、ヒューゴは後継機では格闘形態を担当するので、射撃にしか効果のない養成はしないように。SP回復や集中力あたりから養成していくと、PPを無駄なく使える。
- サーベラス・イグナイト(G)
- サーベラスの運用データを元に開発された試作8号機。射撃戦はアクアのSフォームが担当するようになった為、ヒューゴの分担は格闘戦用の形態に変更されている。
- 量産型ゲシュペンストMk-II
- 機体色は赤。後期量産機なのか、固定武装が増加している。
- 量産型ゲシュペンストMk-II改
- 同じく機体色は赤。ロールアウト直後の3号機を受領している。イェッツトレジセイア戦で大破し、自身も再起不能の重傷を負うが…
人間関係
- アクア・ケントルム
- ツェントル・プロジェクト移籍後のパートナー。初期のアクアはヒューゴをライバル視しており、彼自身も実戦経験のない彼女に信頼を寄せているとは言い難いものがあった。何かと衝突が絶えなかったが、様々な出来事を経て、やがては息が合った最良の関係を築いていく。第2次OGでは周囲の人間関係あってか、比較的早期から着実に関係の改善がされていく。
- アルベロ・エスト
- メディウス・ロクス強奪の実行者でありそのパイロット。クライ・ウルブズ時代の隊長で、ヒューゴにとっては恩師にあたる。メディウス奪還作戦で正体が判明してからは敵対するが、度重なる死闘を通じてヒューゴの成長を認めてもいく。MXの物語終盤では、同じ因縁の敵であるデビルガンダム戦や、世界の調律と補完を前に彼と共闘する場面もあるのだが…。ちなみに彼の影響で、ヒューゴは日本文化にも詳しい。
- フォリア・エスト
- 恩師の息子でヒューゴとはクライ・ウルブズ時代の戦友だったが、デビルガンダム(イェッツトレジセイア)との戦いで死別してしまう。彼の死はヒューゴに深いトラウマを残し、以後も長く彼を苦しめることになる。
- ミタール・ザパト
- 自らの目的のために、利用できるヒューゴを拾い『生かしている』。OGシリーズではクライ・ウルブズ壊滅を仕組んだ張本人であり、ヒューゴ自身もそれを察しているため、明確な憎しみを抱いている。
- エルデ・ミッテ
- アルベロと共にメディウスへ同乗し、同機に搭載された人工知能『AI1』の完成に偏愛を注ぐ科学者。当初はさして接点を持っていなかったが、彼女の存在と正体が明らかになってからは敵対関係となる。
- ジョシュア・ラドクリフ
- 第2次OGでは同時期に教導隊預かりになる。プロジェクトの都合に振り回されるという点でも似たもの同士。ルイーナの出現に悩むジョッシュを諭したりと気にかける場面が多い。ジョッシュにとっては戦友兼兄貴分といったところで、ヒューゴに気を遣うことも多い。
版権作品との人間関係
- ドモン・カッシュ
- デビルガンダム関連における自らの不幸から初対面の際はデビルガンダムを早急に討てなかった彼に怒りを抱いたが、ドモン自身が最もデビルガンダムに振り回された被害者である事を思い起こしてその怒りを鎮めた。それ以上はわだかまりを示す事も無く、対等な戦友といった関係に。
- リィナ・アーシタ
- 物語序盤から常にヒューゴの体調を心配しており、彼女から幾度と無く精密検査を受けるよう勧められるが、その度に申し訳無く思いつつも断り続けていた。
- ケーン・ワカバ
- 軍属の先輩として、また、頼りになる兄貴分として彼から慕われている。グン・ジェム隊の罠に嵌りDチームと共に孤立した際には、自分と同じ運命を辿らせたくない一心で、イキがって玉砕上等を叫ぶ彼を一喝し、自制を促した。
- 葛城ミサト
- 彼女からの報告で、エルデの手に掛かりザパト博士が殺された事を知る。同時に、エルデがMAGI開発に携わった外部関係者である事から、現在もNERV及びゼーレと何らかの接点を持っている可能性を示唆された。
パイロットBGM
- 「Burning Red」
- ヒューゴのテーマ。デフォルトBGM。
- 「The Watchdog of Hell」
- サーベラス・イグナイト搭乗後のBGM。『地獄の番犬』の直訳。
- 「Let's IGNITION!」
- ガルムレイド・ブレイズ搭乗後のBGM。
名台詞
戦闘台詞
- 「多少の無茶は、承知の上だ!」
- ヒューゴが戦闘時にしばしば発する口癖。いくつか台詞のバリエーションがあり、アクアとの信頼関係が強化された後には「多少の無茶は…」「承知の上よ!!」と掛け合う事がある。また、MXのエンディングでも「多少の無茶は、承知の上さ」と発言している(MXPでは会話の流れ上カットされてしまった。)。特徴的な口癖を持つバンプレストオリジナルキャラの中でも、彼は比較的口癖の使用頻度が高い。オリジナルの敵および対する専用台詞が少なく、汎用の割合が高いためだろう。
- 「イグニション!!」
- ガルムレイドのバーニング・ブレイカーや、ガルムレイド・ブレイズ(G)のエグゼキューション・レイドなど、スーパー系専用機体で最強武器を使用した時のみ聞ける。ヒューゴの代表的な叫びとして定着しており、非常に決まっている為、この台詞の為にガルムレイドを選ぶプレイヤーも少なくはない。なおアクア・ケントルムもブレイズ(S)のマシン・アニマリートレイドやトリニティ・デッドエンド使用時に、アルベロ・エストはメディウス・ロクス (第2形態)でヘブン・アクセレレイション発動時に叫ぶ。
- 「ディスチャージ!!」
- サーベラスのターミナス・キャノンや、量産型ゲシュペンストMk-II改のフォールティング・ツーウェイ・キャノンなどリアル系専用機体で最強武器を使用したときや、ガルムレイド・ブレイズ(G)でターミナス・ブラスターやエグゼキューション・レイドを使用した際に聞ける。此方もヒューゴの代表的な叫びとして定着。アルベロもまた、量産型ゲシュペンストMk-II改搭乗時にもフォールティング・ツーウェイ・キャノン使用時に叫ぶ。
MX
- 「男であの格好は勘弁してくれ」
- MX序盤で、アクアのDFCスーツに関する話題の煽りを受け、話が自分のコスチュームにも及んだ時の反応。ヒューゴの言葉に男子一同、納得する。
- 「チッ…。また同じ夢を見るようになっちまった」
- かつてデビルガンダムとの戦いでクライ・ウルブズが壊滅した悪夢を見、目が覚めた時に口にした台詞。元ネタはアムロのそれだろうか。
- 「それとな、のぞきはやめておけ。中尉にバレたらタダではすまんぞ」
- 甲児とケーンが女風呂の覗きを企んでいた事をたしなめる。この、やんわりだが説得力のあるたしなめ方は流石に20代というところか。
- 「ああ、そうだ!銀河と北斗は俺達の仲間だ…」
「俺は目の前で仲間が失われるのを見るのは、もうたくさんなんだ!」 - 電童救出作戦での対アルテア戦闘前会話。かつてのクライ・ウルブズ壊滅の経験から、仲間を守るためには全ての力を尽くす。
- 「ああ、あれはやめとけ。腹を壊すぐらいじゃ済まないぞ」
- ゲテモノ料理体験談を語った際、「部屋に生えてるキノコも食べたの?」と訊ねてきたアクアへの返答…食ったらしい。
- 「壊れたパーツは交換すれば済む…要はモビルスーツや特機と同じさ」
- メディウス・ロクスに敗れた事で、身体の秘密を知られたアクアへ自嘲気味に語る。
- 「ヘビは頭を潰せば終わる!こいつの場合、本当の頭は腹にあるようだ!」
- ドラゴノザウルスとの戦闘前会話。原作では弁慶が看破した弱点に関する台詞を、アレンジして言い放つ。蛇の頭云々は、前述のゲテモノ料理体験談で語ったサバイバル訓練時に得た知識だろうか。
- 「ああ、下らないだろうさ。あんたにとってはな」
「だが…貴様の理論が正しいなら、何故俺達はここにいる?」
「何故、メディウス・ロクスは倒された?」
「貴様とAI1はその下らないものを理解していない…!」
「戦いの勝敗を決するもの、それは生き抜こうとする意思だ…!」
「自分自身の力で生き抜こうとする決意だ…!」
「己の身をも引きかえに、結果のみを求めようとする貴様に俺たちを排除することなど出来ない!」
「多くの人が生きていこうとするこの世界を終わらせることなど出来ない!」 - 最終ステージ、AI1登場~戦闘開始までの会話から。『機動兵器の性能を引き出すのは人間である』と言う理論を認めた(少しは信じる気になった)と言いつつ、その本質をまるで理解していないエルデを痛烈に否定した台詞。
- 「貴様などに世界の行く末を決めさせはしない!!」
「エルデ!そしてAI1!貴様らの身体に…」
「俺たちや隊長の生き様を!俺達の生きる意志を刻み込んでやる!!」 - 同じく、AI1登場時イベントの締めくくりの台詞。こうして戦闘開始前に思い切り啖呵を切ってしまうためか、彼にはAI1との戦闘前台詞が存在しない。
第2次OG
- 「み、皆さん……自分のことで大変なご迷惑とご心配をお掛けしました。依然として予断を許さぬ状況でありますが、今後も……」
- 生還後、記念パーティーという大仰な事態になってしまい、一言求められて。対する周囲の反応は「真面目」「硬い」「カイ少佐かっつーの」で、「ただいまとでも言えと?」と当惑しながら返すことに。
- (そうか……隊長……)
(そうなのか……!)
(それが……あなたの最後の命令なのか……!) - 境界空間(ファブラ・フォレース)での死闘の最中、アルベロの声を聞いて。幻のようなその言葉が、彼のクライ・ウルブズ隊長としての最後の命令であることを悟り、操縦桿を握りしめる。
- 「いや、AI1は隊長の肉体を取り込めても、その意思を封じ込めることはできない!」
「死中に活を見出し、倒すべき敵を倒す! それが本当の……クライウルブズ最後のミッションだ!!」 - 第2次OGにて、AI1に起こった不調に意を課さないエルデに「全てを同化しても強い意思を封じれない」告げる。そして、鋼龍戦隊にいるヒューゴのやるべきことは一つ、アルベロを初めとする多くの人間を利用し、AI1ですべてを飲み込まんとするエルデを倒すことだった。
- 「違う! お前が見るのはお前自身の死! そして、俺たちの勝利だ!!」
- 直後、「どうしようもない馬鹿」と徹底的に嘲笑したエルデに対して、最後に残った狼が勝利へ向かって咆哮する。この台詞と共にBGM『VICTORY』が奏でられる。
- 「アルベロ隊長…」
「ミッション・コンプリート…」 - AI1を打ち倒した後、エルデを道連れに去りゆくアルベロに告げるかのようにこう呟いた。
余談
- 電撃PSのMX攻略本での寺田氏インタビューによると、当初は『イグニス』と言う名前になる予定だったらしい。しかし発売済みのスパロボDで同名のキャラクターが既にいたため、没になった。
- MXにおいて彼は主役を務めているものの、同作にはドモン・カッシュやロム・ストールなどといった非常に熱く、そして濃いメンバーが大挙して参戦しているため、彼の存在感はかなり薄かった。そのせいか、ファンの間では「MXに主人公っていたっけ?」「ヒョーゴさんだろ」「いやニャーゴだろ」などと名前をわざと間違え、名前を覚えてもらえていない影の薄い主人公として扱うネタがよく見受けられる。ある意味、愛されてると言えなくもないのだが。
- なお、ポータブル版では彼とアクアの復活劇が追加シナリオになっているが、肝心のシリアスなシーンでヒューゴゴと名前を誤植されてしまっている。無論、上記の名前ネタとは関係無いのだが……。