底力

2017年5月21日 (日) 18:55時点におけるCross (トーク | 投稿記録)による版 (→‎底力(特殊技能))

秘めたる力。特殊技能(特殊スキル)版と、精神コマンド版の二種が存在する。

特殊スキル版の場合は、上位スキルにガッツ(αシリーズのみ)が存在する。

底力(特殊技能

自機のHP残量率が減るほど、命中率・回避率・装甲クリティカル率に補正がかかる。初期は技能レベル制ではなく、ユニットの現在HPが50%・25%・8%以下の数値になる事でそれぞれ決められた補正が掛かっていた。補正対象の能力値は作品によって異なる。 現行作品では『スーパーロボット大戦64』から採用された技能レベル制が定着している。ただレベル制にはすぐ移行したわけではなく、αやα外伝では単純に過去作より底力の効果を高くするという調整となっている。

技能レベルが存在しない作品では、HPが規定値以下になれば必ず補正が掛かる。例えば、HP5000のユニットが50%の2500まで減った場合、まず装甲に補正が掛かる。25%の1250以下になった場合、装甲値の上昇に加えて命中率・回避率・クリティカル率にも補正が掛かる。単純な数値ではレベル制の底力L7~底力L9に劣ってしまうものの、序盤から利用できる技能しては高い補正値がメリット。命中率・回避率の補正は高レベルの底力に匹敵しながら、現在のHPの25%以下という比較的発動しやすいラインに設定されている点も見逃せない。一度、発動に成功すれば例え2軍パイロットだろうと、雑魚を掃討できる。上昇した装甲のお陰で撃墜される心配もあまりない。

レベル制では、技能レベルが高いほど発動に必要なHPの最低ラインが上昇し、同じHP減少率でもより強い補正を受けられる。低レベルの底力では補正値の低さや、発動条件のHPラインが低過ぎて殆ど役に立たず頻繁に撃墜される。パイロット養成システムが導入されており、補正値が低めの作品では別の技能で上書きした方が安定するだろう。

最高技能LvでHP10%未満だと瞠目に値する補正がかかる作品もある。

撃墜と隣り合わせの技能であるため、底力を発動しても耐えられないような状況ならば、素直にHPを回復させた方がいい。だが装甲や運動性が高いユニットで高レベルの底力が発動すると、殆どの攻撃を受け付けずクリティカルを立て続けに命中させる状態となり、いわゆる無双プレイの強力な手助けとなる。他の防御力や回避率を上げる特殊技能や特殊能力と併用すると、更に効果は増す。ただし連続ターゲット補正がある作品では、重装甲のユニットでないとそのような活用法は難しい。性質上、毎ターンHPを自動回復させるHP回復系の特殊能力とは相性が悪い。

発動条件にHPの減少率が関係する以上、味方ユニットの低めのHPでは折角の効果も生かし難く、結局落ちる時は落とされてしまう。逆に高いHPを持つ敵ユニットで真価を発揮し、HP回復能力と合わせて、しぶとく強い敵になり易い。味方の戦艦などは取り敢えずつけといて損はない。

敵に持たれると有利で自軍では活かしづらいこの仕様は中々改善されず、特殊技能の取得&上書きが出来る作品では「技能上書き候補」などと言われることもしばしばであったが、2008年の『スーパーロボット大戦A PORTABLE』や『スーパーロボット大戦Z』にて漸く補正値が見直された。装甲値の上昇率が倍近くに跳ね上がっており、最終的にはなんと2倍に近い1.9倍に装甲が強化される。このお陰で下手なリアル系ユニットが底力を持っていても高い防御力を出しやすくなり、撃墜される心配も減った。ただし、補正値が強化されたという事は敵に対しても例外ではなく、多くの大ボスクラスは信じられない装甲値に上昇する為、半端な攻撃では全くダメージを与えられなくなった。

一方で、2008年前のシリーズで底力を所持していた多くのリアル系のボスクラスのパイロット、シロッコハマーンギンガナムといったパイロットはゲームバランスとの兼ね合いから底力を所持しなくなったので、比較的楽に倒せるようになった。

また、近年の作品ではゲームバランスとの兼ね合いのほか、リボンズレナードのように、本性は著しく狭量であったり、小癪で根性が曲がっているなど、いわゆる「底の浅い」性格の再現で底力を所持していないと思われるキャラも出現している。そのようなキャラクターの場合には底力のかわりにガードを取得していることが多い。

底力補正表

第2次(PS版)・第3次EXFF完結編COMPACTCOMPACT2

第4次

  • HP1/8以下
    • クリティカル率+50%

魔装機神シリーズ

  • HP1/4以下
    • 常時クリティカルヒットになる

スーパーロボット大戦α

ユニットのHP残量(以下)
12.5% 25% 50%
命中率 30% 30% --
回避率 30% 30% --
クリティカル率 50% 50% --
装甲値 30% 20% 10%

スーパーロボット大戦α外伝

ユニットのHP残量(以下)
12.5% 25% 50%
命中率 30% 30% --
回避率 30% 30% --
クリティカル率 50% 50% --
装甲値 50% 25% 12.5%

スーパーロボット大戦リンクバトラー

スペシャルコマンドの一つ。次の攻撃時、攻撃力が1.5倍になる。熱血と効果は重複しない。

効果は熱血と同じで、1ターンに1度ノーコストで熱血が使えることと同義だが、その分修得レベルが非常に高いので、ストーリー攻略中は終盤の敵プレイヤーが使用するに留まることがある。

スーパーロボット大戦64

命中率・回避率・クリティカル率は表3。装甲値は上昇しない。

攻略本では命中率・回避率は表1のように表示されるが、バグにより表3の上昇となっている。

COMPACT3第2次α第3次αMX

命中率・回避率・装甲値は表1、クリティカル率は表2

スーパーロボット大戦A

命中率・回避率は表1、クリティカル率は表3

装甲

ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50%
30% 20% 15% 10% 5%

スーパーロボット大戦R

命中率・回避率は表1、クリティカル率は表3

装甲

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50%
1~3 20% 15% 10% 5% --
4~6 25% 20% 15% 10% 5%
7~9 30% 25% 20% 15% 10%

スーパーロボット大戦D

命中率・回避率・装甲値は表1、クリティカル率は表3

スーパーロボット大戦Z

命中率・回避率は表1、クリティカル率は表2、装甲値は表3

スーパーロボット大戦NEO

本作では防御・命中率・回避率に影響、クリティカルへの補正はない。なんと味方メインパイロットのほとんどが底力を持っている。その代わりに補正率は全て表4の通りと、他作品より効果は低くなっている。

スーパーロボット大戦Operation Extend

本作ではユニット能力画面で参照できるデータでは技能LV上昇により効果を発揮するHPの上限と、HP10%以下時の効果のみが表記されているが、実際には従来通り10%刻みで効果が変動する。

また『NEO』同様ほとんどのメインパイロットが所持する上で、通常の底力以外にバリエーションがつけられており、「攻撃」、「防御」、「回避」、「CT率」、「異能」が存在。バリエーションによって補正がかかる能力、能力ごとの補正率が異なる。

底力(補足なし)
防御・命中・回避・CT率がすべて表4
底力:回避
回避は表1、命中・CT率は表4、防御は表5
底力:防御
防御は表1、命中・CT率は表4、回避は表5
底力:攻撃
攻撃・CT率は表1、防御・回避は表5
底力:CT率
命中・CT率は表1、防御・回避は表5
底力:異能
攻撃・防御・命中・回避・CT率がすべて表6

この他、同系の技能として「ガッツ」と「獣人」が存在する。


表1

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 5% -- -- -- -- -- -- -- -- --
2 10% 5% -- -- -- -- -- -- -- --
3 15% 10% 5% -- -- -- -- -- -- --
4 20% 15% 10% 5% -- -- -- -- -- --
5 25% 20% 15% 10% 5% -- -- -- -- --
6 30% 25% 20% 15% 10% 5% -- -- -- --
7 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% -- -- --
8 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% -- --
9 45% 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% --
10 50% 45% 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5%

表2

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 8% -- -- -- -- -- -- -- -- --
2 16% 8% -- -- -- -- -- -- -- --
3 24% 16% 8% -- -- -- -- -- -- --
4 32% 24% 16% 8% -- -- -- -- -- --
5 40% 32% 24% 16% 8% -- -- -- -- --
6 48% 40% 32% 24% 16% 8% -- -- -- --
7 56% 48% 40% 32% 24% 16% 8% -- -- --
8 64% 56% 48% 40% 32% 24% 16% 8% -- --
9 72% 64% 56% 48% 40% 32% 24% 16% 8% --
10 80% 72% 64% 56% 48% 40% 32% 24% 16% 8%

表3

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 10% -- -- -- -- -- -- -- -- --
2 20% 10% -- -- -- -- -- -- -- --
3 30% 20% 10% -- -- -- -- -- -- --
4 40% 30% 20% 10% -- -- -- -- -- --
5 50% 40% 30% 20% 10% -- -- -- -- --
6 60% 50% 40% 30% 20% 10% -- -- -- --
7 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% -- -- --
8 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% -- --
9 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% --
10 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10%

表4

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 4% -- -- -- -- -- -- -- -- --
2 8% 4% -- -- -- -- -- -- -- --
3 12% 8% 4% -- -- -- -- -- -- --
4 16% 12% 8% 4% -- -- -- -- -- --
5 20% 16% 12% 8% 4% -- -- -- -- --
6 22% 20% 16% 12% 8% 4% -- -- -- --
7 24% 22% 20% 16% 12% 8% 4% -- -- --
8 26% 24% 22% 20% 16% 12% 8% 4% -- --
9 28% 26% 24% 22% 20% 16% 12% 8% 4% --

表5

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 4% -- -- -- -- -- -- -- -- --
2 6% 4% -- -- -- -- -- -- -- --
3 8% 6% 4% -- -- -- -- -- -- --
4 10% 8% 6% 4% -- -- -- -- -- --
5 12% 10% 8% 6% 4% -- -- -- -- --
6 14% 12% 10% 8% 6% 4% -- -- -- --
7 16% 14% 12% 10% 8% 6% 4% -- -- --
8 18% 16% 14% 12% 10% 8% 6% 4% -- --
9 20% 18% 16% 14% 12% 10% 8% 6% 4% --

表6

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 20% 10% -- -- -- -- -- -- -- --
2 30% 20% 10% -- -- -- -- -- -- --
3 40% 30% 20% 10% -- -- -- -- -- --
4 45% 40% 30% 20% 10% -- -- -- -- --
5 50% 45% 40% 30% 20% 10% -- -- -- --
6 55% 50% 45% 40% 30% 20% 10% -- -- --
7 60% 55% 50% 45% 40% 30% 20% 10% -- --
8 65% 60% 55% 50% 45% 40% 30% 20% 10% --
9 70% 65% 60% 55% 50% 45% 40% 30% 20% --

主なパイロット

主にスーパー系主役級が持つが、ヒイロ・ユイテッカマンブレード相良宗介などのリアル系主役級でニュータイプ等の先天系技能を持たないパイロットも持つようになり、底力発動時の回避率はエース級ニュータイプに劣らない。また、任天堂携帯機の主人公はほぼ毎回のように所持している。

逆に天空侍斗牙クライン・サンドマン(この両者は『第2次Z』で習得)、ロジャー・スミス(Zシリーズのみ)のように底力を持たないスーパー系も稀にいる。ガードシールド防御(要ブロッキング)で驚異的な硬さを誇るロジャーはともかく、斗牙やサンドマンは結構響く。ちなみに、ロジャーも底力さえあれば事足りる為、ガードとブロッキングの2つの技能枠が勿体無いなら、習得するのも一手である。

出展作品を持たない汎用系技能の代表とも言える技能であり、先天技能の補正とも効果は当然重複する。よって、高Lv底力を養成、発動させた後の上位ニュータイプSEED持ち等は、「必中」なしでは攻撃は掠りもしなくなる。敵側の場合も同様であり、両者を同時発動できる『第2次α』のシャアや、『Z』のオーバーデビルは、戦闘時には「ひらめき」が必須になる。

敵ボスが持っているケースも非常に多い。HPが10万を超えるようなボスの場合、補正の上昇速度が早い為、倒すのに非常に苦労する(たとえば、HP10万で底力レベルが9の場合、単純計算で残りHP1万を切ると既にレベル9の底力が発動している計算になる)。加えてバリアガードを併せ持っていたりすると更に厄介で、下手に高レベルの底力を持った敵を瀕死にしてしまうと、生半可な攻撃はおろかそれなりに強い攻撃ですら弾かれたり雀の涙になってしまうこともままあるため、瀕死状態にさせないようある程度削ったら強力な攻撃で一気に倒したり、精神コマンド等で攻撃力を高めた攻撃で手短に倒してしまいたい。

場合によっては精神コマンド「自爆」で割り合いダメージを与える手段を整えたい(『スーパーロボット大戦A』のドン・ザウサーが代表例)。

兜甲児
スーパー系、ひいては版権作品全般における代表的キャラクター。レベル制が初採用された『64』では、最大レベルの9まで上昇するのは彼とリンクバトラー限定キャラの神勝平だけ。
当然ながら、近時の装甲が伸びる底力の仕様の恩恵を最も受けたキャラでもあり、愛機のマジンガーは掠り傷を受けるのがやっとなレベルに堅くなる。
葵豹馬
版権作品における代表的キャラクターその2。愛機のコン・バトラーVはやや防御面に難があるので、最も発動させやすく、また、恩恵を受けやすいキャラとも言える。
ドン・ザウサー
敵側のボスキャラクターでは底力L9を体現。『AP』では補正が見直された底力L9を発揮。追い詰めると回避・装甲値が上昇し、当てられない、固すぎで倒せずクリアできないことがある。
獅子王凱
搭乗機であるガオガイガー及びその派生機はバリアを持つ為、底力が発動する事はあまり無いと思われるが、一度発動してしまえばバリアの恩恵がさらに上がる。
ヒイロ・ユイ
リアル系の代表的キャラクター。命中&回避&クリティカル率が上がるという点では、長射程を活かした反撃戦法を得意とする彼には有用なスキルである。
キリコ・キュービィー
『第2次Z』では仮にもリアル系パイロットであるにも関わらず、なんとレベル1の時点で底力が最大レベルの9(というより、『第2次Z』は底力Lvはレベルアップで上昇しない)。敵パイロットを除けば恐らくスパロボ史上初(敵としても登場するが)。特殊技能「?????」が発動すると、条件上、こちらも最大限の効果が発動しているのでますます手に負えない。彼の設定を考えれば、ある意味間違ってはいないのだが。
『OE』では最も効果が強力な「底力:異能」を、「異能の力」(キリコのみ後半の章で或るスキルに変化)と併せてバーコフ分隊の仲間ともども所持している。バーコフ分隊の中では最速でLV9まで成長する。
アムロ・レイ
ニュータイプ技能のおかげかシリーズ通して底力デフォルト取得には縁遠かった彼も、上述した仕様となった『OE』にてついに取得。初登場時に至ってはこれが唯一の技能である。クリティカル率への補正が高い「底力:CT率」であるため、ニュータイプ技能によるCTダメージ補正を生かすのに適している。
トビア・アロナクス
アムロ達同様に『第2次α』ではニュータイプ技能との兼ね合いゆえかデフォルト習得しなかったが、『V』では高レベルまで自力習得。「集中」ではなく「鉄壁」があるという従来と異なる精神コマンドのラインナップも相まって、「避けつつ耐える」といった運用が向くようになっている。ちなみに『第2次α』のキャラ辞典で「追い詰められてからが強い」と評されていた。
ジロン・アモス
荒野の世界をたくましく生き抜いてきたバイタリティ故に高LVの底力を持つ。『α外伝』では上位技能のガッツを所持し、『第2次Z再世篇』ではHPが30%以下で与ダメージが1.2倍というエースボーナスまで得られるため上手く使いこなせば非常に有用。『第2次Z』で共演するホランドもエースボーナスでHP減少時に攻撃力補正が得られるがこちらはデフォルトで底力を持っていない。
テンカワ・アキト
劇場版設定ではその執念の為せる業か、総じてTV版での参戦時よりも底力のレベルが高くなる傾向にあり(実際、『W』では第2部で劇場版設定に移行すると底力のレベルが向上する)、『V』ではキリコよろしくデフォルトでL9まで有している。
TV版設定の場合も『BX』ではガイと死に別れたのを受け止めていることもあるのか、十分高レベルまで伸びるようになっている。
赤木駿介
機体の貧弱さを気合と根性と勇気とチームワークで乗り切ってきたためか、初期から高LVの底力を所持。『第3次Z』では底力発動時に与ダメージ10%、移動力+1という、底力自体を強化するエースボーナスを覚える。
枢木スザク
本職の軍人だが、性根は優柔不断な一面を抱えていた。ところがゼロギアス「死ぬな」を掛けられたあと、死を迎える瞬間にギアスの力で底力を発揮して反撃してくる。本人も底力L9を持つが、『Zシリーズ』における「ギアスの呪い」は気力が上がると底力L9とダメージ1.1倍となる。

バンプレストオリジナル

マサキ・アンドー
一番有効に使えるであろう『α』では覚えないのが残念。
リュウセイ・ダテ
底力を高レベルまで習得するものの、念動力による回避能力の高さゆえ、あまりお世話になる事は無い。逆に言えば、発動してしまえば念動力と相まってさらに回避するようになる。『α』では底力の代わりに、上位スキルのガッツ+念動力を習得している反則パイロット。発動してしまえばもう誰にも止められない。
ランド・トラビス
Z』の主人公。作品中で最も早いスピードでレベル9に到達し、鉄壁の守りを誇る。ただし、ガンレオンに修理装置があり、HPが自動回復してしまうため積極的に活用するのは難しい。
ジョシュア・ラドクリフ
愛機のジェアン・シュヴァリアー及びフォルテギガスには分身もあるため、底力と併用すれば幾重にも亘る防御が可能。「分の悪い賭けをする気はない」がモットーの(一応)慎重派の彼らしい。
リシュウ・トウゴウ
OG外伝以来、底力L9を持ち、補正値が見直された第2次OGOGMDでも変わらず。グルンガスト零式で100%超えるクリティカルに、固い装甲を発揮する。

底力(精神コマンド

ファミコン版『第2次スーパーロボット大戦』では精神コマンドの1つ。

消費ポイント60でHPが完全回復するという、現在の「ド根性」と同じ効果であった。

余談

ヒーロー戦記』では「HPが低くなるとクリティカルが出やすい」という特殊技能版底力と似たようなシステムが存在する。ただし、『ヒーロー戦記』はHPが0になったキャラをその戦闘中に回復させる手段はないため、あまり有効なシステムではない。