フェリオ・ラドクリフ

フェリオ・ラドクリフ(Ferio Radcliffe)

ジョシュア・ラドクリフの父親であり、クリアーナ・リムスカヤの養父。

南極の遺跡の研究をしているリ・テクノロジスト。ジョッシュ曰く、典型的なリ・テク
序盤での容姿が年齢的に中年男性であったものの、最終話で主人公達と再会した時には、後述の事故で肉体に憑依していたペルフェクティオの力の影響で、ジョッシュと同じ年齢にまで若返った姿で登場した。ちなみに、若返った際の面構えはジョッシュによく似ておリ、このことからジョッシュの容姿は父親似であることが伺える。

リムの人格を二つにした張本人であり、その事が原因でジョッシュとの確執を生んでしまい、ジョッシュはリムを連れて南極を出て行ってしまった(しかし、それまではジョッシュもフェリオを慕っており、そんな父親への想いはエンディングで垣間見る事が出来る)。

その後、ファブラ・フォレースを発見しジョッシュらを呼び戻すものの、ファブラ・フォレースを開いてしまった彼は扉の向こうに居た破滅の王と呼ばれる存在(ペルフェクティオ)によって肉体を奪われてしまう。その際にフェリオ・ラドクリフとしての精神は完全に消滅してしまった。

フェリオ・ラドクリフとして本編中に登場したのはほんの僅かで、後は会話中で語られるか、ペルフェクティオに肉体を乗っ取られた状態のみであり、プレイヤーから見て実際にどのような人物であったかを窺い知ることは難しい。作中での会話などでは義理の娘であるリムを実験に利用する等、研究者としては手段を選ばない所もあるが、その一方でジョッシュとリムの会話から、彼らに対しては優しく接していたという事例も聞けるため、父親としての愛情は持ち合わせていたようである。

Dの事件の元凶だが、間接的にシャアアクシズ落としを防いだという点は何とも皮肉な物ではある。彼がいなければDはプロローグで終了していた。

OG2ndでもやはり似たような立ち位置。流石にアクシズ落としの様な物は無いが。 また、生前の彼の人物像に関してはペルフェクティオが絶望を煽る為に見せた記憶の中で語られており、不安定な二重人格になってしまったリムの事で悔やみながら改良策を模索したり、悪影響を懸念して悩んだ末に実験の中断を決定するなど、不健全且つ不器用な部分はあるとはいえ、彼なりにジョッシュ達を気にかけていた。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦D
最初の選択肢でネオ・ジオン(宇宙)ルートを選択した場合のみ、ほんの僅かだがフェリオ自身に会うことが出来る。が、リガ・ミリティア(地上)ルートを選んだ場合は最後まで顔を合わせることはない。
第二次スーパーロボット大戦OG
本人の出番は27話「南極の門」のみ。他はNVユニットに仕込まれていたメッセージと、ペルフェクティオが見せた記憶の映像のみ。また、エデッセサペレの演出でも彼の記憶の残滓が垣間見える。

人間関係

ジョシュア・ラドクリフ
息子。研究に没頭する父親に反発していたが、その心の内は…?
クリアーナ・リムスカヤ
養女。人格が増えるきっかけを作った張本人だが、彼女らは彼を慕っていた。
クリフォード・ガイギャクス
共に遺跡の研究をしている。
ペルフェクティオ
前述にある通り、彼に憑依されてしまう。
エリック・ワン
もしもの為にNVユニットとフォルテギガスの設計図を託していた。
アルテウル・シュタインベック
研究のスポンサーであり、システム改善の為の技術なども供出していた。だがそれが後に悲劇を生む事になる。

他作品との人間関係

早乙女博士
旧知の仲。

話題まとめ

資料リンク