概要
GGG作戦参謀。大河幸太郎長官とは旧知の仲であり、副隊長のような人物。ミレニアムモヒカンがトレードマークだが、その見た目からゴジラモヒカンと周りからは呼ばれている。
参謀部長という肩書きを持つが、じっとしていられない性格であり極端なまでの現場主義者。そのためガンマシンで前線に赴き直接指揮を執る事が多く、作戦立案などのデスクワークは余りやってないらしい。それらの参謀的な役割は、もっぱら獅子王麗雄博士や猿頭寺耕助などのGGG頭脳と参謀部スタッフが果たしている。
入隊する以前はアメリカ空軍に身を置き、生来の才能もあって参謀ではない一兵士としても優秀な能力を持っている。その身体能力を買われ、本編開始前の過去にはID5のシルバーピューマとして悪と戦っていた。また、これを生かしてGGG機動部隊の戦術顧問を務めており、獅子王凱や勇者ロボに格闘術を仕込んだのも彼である。その体力は人並外れており、ゴルディーマーグの超AIのモデルを務めた際も、翌日から平然と通常業務をこなしていた。これは本来、身体に多大な負担がかかるものであり、同じくマイク・サウンダース13世のモデルになったスタリオン・ホワイトは、この負担で激ヤセしている。
前線に赴く際は、メインオーダールームと連絡を取る為に何時も手に通信機を持っているのだが、必ずと言って良いほどの確率でそれを握りつぶしてしまい、ベストの内側に予備機を10個持っている。どうやら、熱くなると無意識のうちに力を込めてやってしまうらしい。これが彼を代表するシーンであり、SRWでも見る事が出来る。
対EI-15戦ではブーメランパンツ1丁でステルスガオーに搭乗し、ファイナル・フュージョンマニュアルを成功させている。
口癖は「体を鍛えておけ!」…という割には、あまり劇中で聞く事はない。
登場作品と役柄
SRWでは「基地にいる仲間」に分類される存在である為、出番が少ない。
αシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 生身の状態で2回程テッカマンと戦闘し結構いい勝負をした。結果はどちらもさすがに力負けしたようだが、生身で彼らとやりあったのに死亡どころか大きな負傷をした描写も無く、そのタフさには彼らも驚いていた。
- スーパーロボット大戦BX
人間関係
他作品との人間関係
- セレーナ・レシタール
- 『第3次α』では「チーム・ジェルバ」壊滅に至る経緯を淡々と話す彼女の姿に、相当の修羅場を括って来た事を察する。また、自身の前歴ゆえか特殊部隊の内情にも或る程度精通している様子。
- ブレスフィールド・アーディガン
- 『W』にて共演。ちょっとした因縁がある。
- ユウミ・アーディガン
- 『W』ではかつて彼女に惚れていた。
- レギュレイト
- ユウミに瓜二つなので、彼女にデレデレ。
- 相羽シンヤ、ゴダード
- 『W』にて彼らと生身で戦う。ゴダードには「人間にしてはやるもんだ」と評された。
- デュオ・マックスウェル
- 『W』では「シルバーピューマ」時代の武勇伝を彼にも知られていた。
名台詞
スパロボシリーズの名台詞
- 「そうはさせるかよ! 伊達や酔狂でこんなアタマをしてるんじゃねえぜ!! IDブーメランッ!!」
- 『W』第11話北米ルート「心求めて」より。この台詞と共に、強化スーツのモヒカン部分に仕込まれたブーメランを放つ。元ネタは『ウルトラセブン』のアイスラッガー……ではあるが、台詞を鑑みれば、完全に『魁!男塾』の卍丸であろう。オリジナル主人公にもいう人物はいるが。
余談
- 火麻役の江川央生氏は前作『勇者指令ダグオン』では、ドリルゲキこと黒岩激を演じており、2作連続で「激」の名と専用強化服持ちの主人公側メンバーを演じた。