ウォーカーマシン
2016年12月18日 (日) 20:34時点におけるバルバトス・ゲーティア (トーク | 投稿記録)による版
ウォーカーマシン(Walker Machine)
『戦闘メカ ザブングル』作中で惑星ゾラにおいて使用されている歩行メカ。WMと略される。
全てガソリンを燃料とし、一部例外はあるがステアリングで操縦するなど、現代の自動車のような特徴を備える。
大小様々なタイプがあり、殆どは二足歩行。中には六本脚のウォーカー・タンカーなども存在するが、一般的なWMのカテゴリーに含まれるか否かは不明。概ね最低限の整備だけで安定して長期間稼働し続けられるなど頑丈で、惑星ゾラの過酷な環境下での運用に大いに適している。長距離移動手段として使われることも多いためか、多くの機体に簡易的な居住設備が設けられており、小型のタイプでも簡易ベッド程度は備え付けられていることが多い。
当初はブルーストーン採掘でも使用する汎用作業機械という位置づけだったが、ザブングルやウォーカー・ギャリアは明らかに作業用というより番組タイトル通り「戦闘メカ」であり、物語が進むにつれて他にも戦闘用に特化したタイプが登場する。
スーパーロボット大戦における特徴
モビルスーツと比較すると運動性はやや低めで、パイロットも防御が高い傾向があるため、どちらかと言えば回避するよりも耐える方が得意。
一部に例外はあるものの概して陸以外の適応は低めで、特に宇宙で運用する場合強化パーツなどで補強する必要がある。
武器は実弾の射撃武器が主体。また一部の機体は格闘も強力で、割と距離を選ばない。
α外伝ではザブングルとギャリアのみ、合体前の機体に乗せる事で二人乗りが可能。Zでは、トラッド11とダッガーを除いた全機体で二人乗りが可能になった。
なお、原作を反映してか、戦闘アニメではコミカルで人間臭い動きをするものが多い。
余談
- 『戦闘メカ ザブングル』の監督である富野由悠季氏はウォーカーマシンが大のお気に入りらしく、角川が出したサンライズロボット資料集でのインタビューにて「ウォーカーマシン以外のプラモは組み立てたくないと思うくらい好き。道具という物はあああるべきだし、戦車を人型にしたらこうなるんだ、というのが一番似合ってるから。40cmぐらいあるウォーカーマシンのプラモがあったら欲しい(要約)」と述べている。
- 『リアルロボット戦線』では「安上がり」という改造費が他の機体より安くなる効果の特殊能力があり、同じ種類の機体は改造が連動するという仕様も相まって実際に安上がりに改造できる。
- またパイロットのパラメータとして「運転技術」が存在。ウォーカーマシンの操縦に係わる数値となっており、全パイロットに設定されているが、出典が『ザブングル』以外のパイロットにとっては無意味な数値である。