卯都木命

2016年10月29日 (土) 11:19時点における223.134.147.48 (トーク)による版 (→‎人間関係)

概要

GGG機動部隊オペレーター。獅子王凱のサポートを主任務とし、ファイナルフュージョンのプログラムドライブ、ゴルディオンハンマーのセーフティーデバイス解除も担当。

凱とは高校時代からの付き合いであり、相思相愛の間柄。サイボーグとなったその身を案じ、戦いの度に傷ついていく凱を後方から涙と共にサポートすることも少なくなかった。だが、その献身的な支えは最も大切な勝利の鍵となっている。

物語開始2年前のEI-01の飛来によって両親を失い、その際に自身の身体にもゾンダーとは異なる機界生命体の種子を受け付けられてしまっている。そして、Zマスターが滅んだ後にその種子が覚醒。機界新種ゾヌーダ」へと変貌した。 最終回において、凱、護との3人での浄解により救出された。機界新種化とその浄解により、中枢神経が発達したセミ・エヴォリュダーとなっており、レプリ地球でのパレッス粒子の汚染からいち早く復帰。ジェネシックドライブの際には生身で宇宙に出ている等、肉体もある程度強化されているようである。(但しジェネシックドライブ後、劇中では最後まで昏倒状態であり、声援を送るシーンでも命の姿はイメージ体と生死をぼかされている演出となっている。)

ウサ耳型のヘアスタイルは静電気を応用したものであり、獅子王麗雄博士の発明によるものである。また、命が子供時代のアルバムを閲覧しているシーンがあるが、その写真は声優の半場友恵氏の子供のときの写真である。

登場作品と役柄

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
初出演作品。半場友恵氏はスパロボ初参加となる。ガオガイガー関連の武装やDVEが盛りだくさん。更に中断メッセージスターガオガイガーの存在を示唆する。
第3次スーパーロボット大戦α
今回もガオガイガーイベントでは出番が多い。DVEも歴代最多かと思われる。一連の告白イベントは全てDVEという徹底ぶり。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
『ガオガイガー』のストーリーも全編通して本作のシナリオの中核を担っていることもあり、出番は多い。
スーパーロボット大戦BX
ゾヌーダから元に戻れた直後、ジャークドリームにより凱の夢の中で凱を傷つける発言をしてしまうという、ブラックなイベントが見られた。

人間関係

獅子王凱
高校時代からの恋人。家族を亡くした命にとって凱は生きる支えでもあり、公私ともにサポートする。
天海護
良きお姉ちゃんであり、大事な子。
大河幸太郎
GGGの長官であり、上司。一連のガオガイガーのプロテクト解除を一任されている。
獅子王麗雄
凱の父親。息子とそのガールフレンドの命を見守っている。
スワン・ホワイト
立場上はスワンはチーフオペレーターであり、命の直接の上司であるが、友人として付き合っている。
ルネ・カーディフ・獅子王
ブラックジョークを受けたが、後にその真摯さを認められて友情を結ぶ。
パスダー
両親の仇。しかも、機界の種子を埋め込まれ、ゾヌーダ化に繋がってしまう。
命の両親
パスダーの飛来時に起きた火災で亡くなる。劇中での登場はNumber.45での写真内のみ。
鰐淵シュウ
高校時代の同級生。バイオネットの一員となった彼に捕らえられてしまうも、それにより、シュウが心までバイオネットになっていないことや凱と決着を付けるためだけにバイオネットの一員になったことを知る。
犬吠埼実
本編開始の1年前を描いたドラマCD『勇者王ガオガイガー スペシャルドラマ1 サイボーグ誕生』では、彼が退職前に残したミスのせいで生じたトラブルにより、昏睡状態の凱と一緒に危うく死にかけた。

他作品との人間関係

ベラ・ロナセシリー・フェアチャイルド
第2次α』で行方不明のキンケドゥの生存を絶望視する彼女を、自身の経験も交えて励まし奮起させた。
イルイ・ガンエデン
『第2次α』アイビスルートでは、命と凱のペンダントに纏わるエピソードが、彼女にも多大な影響を与える。
黄金旭銀貴黒鋼勇青銅強錫石宏
W』では彼らが凱と同じ富士宇宙学校の出身な為、彼らは後輩にあたる。

名台詞

「了解!ファイナルフュージョン、プログラム・ドラァァァーイブ!!」
大河(FINAL(3話まで)では八木沼)の承認を受け、毎回保護カバーを叩き割ってボタンを押す。初期は合体失敗のリスクを聞かされた事で躊躇したり、ある回では叩き疲れたのか一呼吸おいてから押すなどのバリエーションがある。18話では命不在時にスワンがこの台詞を言った。
「ゴルディオン・ハンマー、セーフティーディバイス、リリーブ!」
ゴルディオンハンマー発動の際、命はカードを使いセーフティを外す。
「やっちゃえっ!凱ッ!!」
「ジェネシック・ドラァァァーイブ!!」
「なに残念そうな顔してんの?」
「してますよーッ! もおッ!」
PSソフト『勇者王ガオガイガー BLOCLKADED NUMBERS』より。後輩の風祭スミレにアイドルと言われ、自分のことが「好き」と思っていたのか、残念そうな顔をした凱に嫉妬した際の台詞。直後に凱の頬をつねる。相思相愛ゆえに浮気は許せないようだ。
「地球に帰ってから言ってあげる。リミピッド・チャンネルで言っちゃったらもったいないもんね!」
小説版『FINAL』での命最後のセリフ。命が言おうとしたこととはなんだったのか?それは、ここまで凱と彼女の軌跡を見てきた視聴者なら想像するのは難しくはないだろう。大河長官と火麻参謀との掛け合い、太陽系帰還後の護と戒道との会話と、小説版ではいくらか明るく、救いのあるシーンが多い。

余談

  • KONAMIのパワプロシリーズの一作『実況パワフルプロ野球98』に、「宇都宮真琴」という容姿といい名前といい、命を意識して(髪の色こそ違うがその特徴的なヘアスタイルもほぼそのまま)作られたと思われるキャラクターが登場している。

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