フェアリ・ファイアフライ

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概要

最上重工の社長である赤月瑞雲の秘書であり、その子供である赤月秋水赤月光珠)のお目付け役を務め、更に彼らが乗る機体のサブパイロットも務める。理知的かつ生真面目な性格で、融通が利かない所もあるが、秋水・光珠からは姉の様に慕われており、信頼関係は強い。

表向きはイギリスからの留学生であることになっているが、実は異星人ガディソードの一員で、指導者であるヘルルーガの陰謀に気づき、試作型のC.U.B.E.エンジン(『XO』ではX.E.N.O.N.エンジン)を搭載したソウルランサーで単身地球へと逃亡、そこで偶然、瑞雲と川西陣風によって助けられ、現在に至っている。そのため彼女の正体を知る人物は瑞雲と陣風しかおらず、秋水(光珠)にも内密にされていたが、ジーク・アルトリートサリー・エーミルの出現で周知の事実となる。だが、その後も秋水や光珠を始めとした周囲の信頼は変わることはなかった。

名前の由来はイギリスの「フェアリー社」の戦闘機、「ファイアフライ」からだと思われる。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
主人公機のサブパイロットを務める。スーパー系の場合セイバーブースターのパイロットにもなるので能力値とスキルパーツスロットが付く。今作では使用頻度の強い狙撃を早い段階で覚えてくれるが、乱発は出来ない。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
苗字を「クリビア」に改名変更(ファイアフライ姓自体は偽名として名乗る)。マルム・クイスード頭領長の護衛官だったが、弟の不審な死をきっかけにヘルルーガに疑念を抱き、彼が開発した「ジーベ・ドライブ」を搭載したアリアードを奪取し地球に逃れるが、事故で記憶喪失になってしまう。後にヘルルーガと戦うためにセイバーブースターのパイロットとなる。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

スーパー系にのみ能力値が設定されるが、命中回避が上がりやすい傾向にある。

精神コマンド

GCXO
信頼加速突撃)、狙撃祝福献身補給

特殊技能(特殊スキル)

GCXO
底力L6、援護L3
スーパー系のみ。

人間関係

赤月秋水 / 赤月光珠
お互い強い信頼関係で結ばれており、彼(女)のサポートをする。
赤月瑞雲川西陣風
命の恩人にして、地球上で彼女の素性を知っている数少ない人物。
ジーク・アルトリートサリー・エーミル
ガディソード時代の知人。同じ街に住んでいた幼馴染で、深い親交があった。
ヴォート・ニコラウス
ガディソード時代の恋人。後に悲しい形で再会を果たす事となる。
レジアーネ・ヨゼフィーヌ
ガディソードの幹部。
フィーオ・クリビア
『OGMD』で判明した実弟。アキミに似ているらしい。ヘルルーガの陰謀を知ってしまったがために排除された。

版権作品との人間関係

ラング・プラート
学会で知り合った仲で、自らの論文を評価してくれている。
ゴル
初対面時、彼からプロポーズされてしまう。フェアリはただただうろたえているばかりであったが…。

名(迷)台詞

「そういえば、きちんとした訓練を最近は行なっていませんでしたね? 私達も久しぶりにやりますか?」
「ほら! 新しいシミュレーション、作ったんですよ?」
GCXO)』第5話サブ「大気圏突入準備」より。ケーン達がシローに訓練を申し出たことを聞き、主人公にシミュレーションを薦める。二言目は笑顔で迫りよっており、少し怖い。
「…あら、残念。すごく面白いのに…」
同上。フェアリの剣幕に主人公が逃げ出した後の台詞。どう面白いのだろう。
「え!?いえ…あの、それはちょっと…」
『XO』第13話「灼熱のベルファスト」にて追加された主人公との戦闘前会話より、ゴルからのプロポーズの言葉に、ひたすら狼狽して。
「…どうやら敵にも弓教授と同じコンセプトで機体を設計する人がいるようですね」
『XO』第46話「ゴワハンド星SOS」において、クイーンアテナスを見ての反応。さり気無く弓教授をディスってませんか?
「ソウルランサーのフォルムをあのように改装するという提案なら却下ですからね」
同上。光珠の提案を先回りしてのダメ出し。
「私の愛したヴォートは…あなたではない!」
『GC(XO)』第57話「巨烈燃ゆ」より。ヴォートに止めを刺す際の発言。
「はい、アキミ様」
『OGMD』中断メッセージ「昔の癖?」より。アキミに「休憩かい?」と聞かれて。
本作ではアキミの設定が変わっており、出演作の『GC(XO)』を意識したネタである。

搭乗機体

ソウルセイバースーパーソウルセイバーソウルガンナーソウルランサー
いずれの機体でもコ・パイを務める。

脚注