シュロウガ・シン

2016年7月21日 (木) 17:46時点における117.109.29.220 (トーク)による版

概要

シュロウガの新たなる姿。「シン」は「罪」を表す「Sin」で、「罪を重ねたもの」という意味を表している。

天獄戦争において、ヘリオースの攻撃を受けたアサキムがその力を自らにフィードバックさせることで、取り込んだスフィアと一体化、持ちえた感情によってスフィア・リアクターとなったことにより、変貌を起こしてこの姿となった。

全身にクリスタルが鏤められ、より人間に近い姿となっている。変貌前に比べると角の配置が変わって額になっており、ウイングにもクリスタル状のスラスターが追加され、さらにフェイスカバーがなくなって素顔を露出しているなど、より悪魔染みた姿をしている。全長・重量ともノーマルを上回るが、機動性と攻撃力はさらに上回り、その一撃は因果律をも切断する。

スフィアを完全に取り込んだことによって本来持ち得た因果律制御システムとしての力のほとんどを取り戻し、人知を越える圧倒的な力を見せた。なお、4つのスフィアは両肩と両脛の翠のクリスタルに封入されており、それを胸部のオレンジ色のクリスタルが統括制御している。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
初登場は第55話「死闘の銀河」とかなり遅め。初登場時のみ味方機としてスポット参戦する。
この時点でも味方機としてはかなりの高性能だが、敵対時はさらに尋常ではないレベルでスペックが上がる(難易度Hardだと基礎スペックがさらに上がる)。
おまけにアサキムが3回行動+極+ABで自動「集中」ととにかく速くて熾烈な攻撃を仕掛けてくる。「必中」はほぼ必須。
幸いこちらは真化融合済での相対となる為当てればダメージを狙える。スフィアの効果なのかHP回復が付いているので取り囲んで必中込みの必殺武器で早急に撃墜すべし。
但し決戦となる第60話ではHPが半分を切ると2回全回復・3回目は精神コマンド使用の上に大量のシュロウガも相手にしなければならない為注意。
余談だが撃墜時の演出は4つのスフィアが抜け出し、シュロウガ・シンが爆発した後吸い込まれるようにスフィアが転移消失するというもの。

装備・機能

武装・必殺武器

エンブラス・ジ・インフェルノ
シン化前と同じMAP兵器の「獄炎の抱擁」。変異前と同じくP属性が消滅し、4発しか撃てなくなったので弾切れに追い込むのは容易。
インテグラル・ディスキャリバー
ディスキャリバーのシン化バージョンの「罪深き魔王の剣」。右手に召喚したディスキャリバーを抜き取ると同時に大剣型に変貌させ、真向から袈裟切り、トドメ演出は斬り裂いた際に敵機体の上半身を掴みそのまま下半身に投げつけると言うもの。名称、形状ともに、レイブレードの「インテグラルキャリバー」に似ており、手持ちの剣を大剣に変化させるという点はサイバスターのバニティリッパーにも近い。代償として取り回しが悪く切り払いができない。ちなみに斬りかかる前の構えが見事なサンライズパース。
「インテグラル」とは「不可欠の」「完全な」という意味。
トラジック・カーネイジャー
「トラジック・ジェノサイダー」のシン化バージョンの「黒天の獄鳥」。敵の周囲に二つの魔方陣を展開し、無数のトラジック・ジェノサイダーを呼び寄せ収束させる全体攻撃。更に上下にも魔方陣を展開する事で逃げ場の無くなった敵を爆砕して〆る。モチーフはワームスマッシャーを収束用にアレンジした「ディストリオンブレイク」と思われる。
「カーネイジャー」は「無差別大量殺戮者」のこと。ジェノサイダー(大量虐殺者)と違い、思想も目的も関係ないのが違い。
ジェノシック・ノヴァ
「レイ・バスター」のシン化バージョンの「破界と再世の一撃」。4つのスフィアの力を開放し、敵の眼前に転移して蹴り飛ばす。そこから機体を鳥型の高速巡航モードに「転神」させ、時獄・連獄・天獄を表す三つの魔法陣を突き抜けてエネルギーを解放。6つの闇の奔流を射出しつつ突撃し、跡形もなく消滅させる。サイバスターの「アカシック・ノヴァ」のオマージュにあたる必殺攻撃。レイ・バスターとは違い単体攻撃。

特殊能力

HP回復(中~大)
無限輪廻によって機体が再生する。
EN回復(中~大)
同上
オールキャンセラー
あらゆる特殊効果を無力化する。直撃でも貫通できない。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

関連機体

シュロウガ
サイバスター
モチーフ元であり、「シン」化はサイバスターの「ポゼッション」に相当するが、ポゼッションとの繋がりは皆無(守護精霊と一体化しないため)。

余談