フェアリ・ファイアフライ(Fairy Firefly)/ フェアリ・クリビア(Fairy Kuribia)
最上重工の社長である赤月瑞雲の秘書であり、その子供である赤月秋水(赤月光珠)のお目付け役を務め、更に彼らが乗る機体のサブパイロットも務める。理知的かつ生真面目な性格で、融通が利かない所もあるが、秋水・光珠からは姉の様に慕われており、信頼関係は強い。
表向きはイギリスからの留学生であることになっているが、実は異星人ガディソードの一員で、指導者であるヘルルーガの陰謀に気づき、試作型のC.U.B.E.エンジン(『XO』ではX.E.N.O.N.エンジン)を搭載したソウルランサーで単身地球へと逃亡、そこで偶然、瑞雲と川西陣風によって助けられ、現在に至っている。そのため彼女の正体を知る人物は瑞雲と陣風しかおらず、秋水(光珠)にも内密にされていたが、ジーク・アルトリートとサリー・エーミルの出現で周知の事実となる。だが、その後も秋水や光珠を始めとした周囲の信頼は変わることはなかった。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 主人公機のサブパイロットを務める。スーパー系の場合セイバーブースターのパイロットにもなるので能力値とスキルパーツスロットが付く。今作では使用頻度の強い狙撃を早い段階で覚えてくれるが、乱発は出来ない。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 苗字を「クリビア」に改名変更。ソウルセイバーがアキミとアケミの二人乗りになったのに対し、PVに一切登場しないなど長らく扱いが不透明な状態だったが、2016年6月21日の公式ツイッターにてPV2の後半で乗っていた謎の飛行船のパイロット[1]のCVはかかずゆみ氏である事が発表され、その後「アキミとアケミ達とフェアリの出会い方が『GC(XO)』とは異なっている」と発表される形で明確に登場が判明した。同じかかずゆみ氏が演じているゼオラ・シュバイツァーとの共演が期待される。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
スーパー系にのみ能力値が設定されるが、命中・回避が上がりやすい傾向にある。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 赤月秋水 / 赤月光珠
- お互い強い信頼関係で結ばれており、彼(女)のサポートをする。
- 赤月瑞雲、川西陣風
- 命の恩人にして、地球上で彼女の素性を知っている数少ない人物。
- ジーク・アルトリート、サリー・エーミル
- ガディソード時代の知人。深い親交があったようである。
- ヴォート・ニコラウス
- ガディソード時代の恋人。後に悲しい形で再会を果たす事となる。
- レジアーネ・ヨゼフィーヌ
- ゼオラ・シュバイツァー
- 同じかかずゆみ氏が演じており、『OGMD』で初共演。
版権作品との人間関係
名(迷)台詞
- 「そういえば、きちんとした訓練を最近は行なっていませんでしたね? 私達も久しぶりにやりますか?」
「ほら! 新しいシミュレーション、作ったんですよ?」 - 『GC(XO)』第5話サブ「大気圏突入準備」より。ケーン達がシローに訓練を申し出たことを聞き、主人公にシミュレーションを薦める。二言目は笑顔で迫りよっており、少し怖い。
- 「…あら、残念。すごく面白いのに…」
- 同上。フェアリの剣幕に主人公が逃げ出した後の台詞。どう面白いのだろう。
- 「え!?いえ…あの、それはちょっと…」
- 『XO』第13話「灼熱のベルファスト」にて追加された主人公との戦闘前会話より、ゴルからのプロポーズの言葉に、ひたすら狼狽して。
- 「…どうやら敵にも弓教授と同じコンセプトで機体を設計する人がいるようですね」
- 『XO』第46話「ゴワハンド星SOS」において、クイーンアテナスを見ての反応。さり気無く弓教授をディスってませんか?
- 「ソウルランサーのフォルムをあのように改装するという提案なら却下ですからね」
- 同上。光珠の提案を先回りしてのダメ出し。
- 「私の愛したヴォートは…あなたではない!」
- 『GC(XO)』第57話「巨烈燃ゆ」より。ヴォートに止めを刺す際の発言。
- 「はい、アキミ様」
- 『OGMD』中断メッセージ「昔の癖?」より。アキミに「休憩かい?」と聞かれて。
- 本作ではアキミの設定が変わっており、出演作のGC(XO)を意識したネタである。
搭乗機体
- ソウルセイバー、スーパーソウルセイバー、ソウルガンナー、ソウルランサー
- いずれの機体でもコ・パイを務める。
- ↑ ただし、「乗っていました」と過去形で記述されており、これが何を意味するのかは現状不明。飛行船の戦闘シーンはないので、おそらくギリアム、レイカー、サカエが会話している場面の背景に登場しているのが該当機と思われる。