統率(Command)

特殊技能の一つ。援護攻撃される際、自分の攻撃と同時に発動させ、クリティカル率を100%にする。 熱血との併用も可能なため、一発の威力が要求される場面では非常に有用な技能。特にIMPACTでは撤退するボスが多く、撤退条件も厳しい場合が多く、ボス撃破には欠かせないものとなっている。

第2次スーパーロボット大戦OGでは「マキシマムブレイク」発動に必要な技能として登場する。「マキシマムブレイク」自体は上記の統率と同様の効果があるが、相違点として他に参加パイロット全員の気力が140以上必要(合体攻撃での相方でのみ参加する機体は除く)支援武器(F武器)が使用可能であること同時攻撃の前に支援武器での命中率100%の一斉攻撃を行うという特徴がある。また上記のものと違い援護攻撃の技能は必要なく、クリティカルが100%発生するわけではない。

OGMDでは「MB発動」という養成可能な新スキルによって発動するように仕様変更された。このため、スキルさえ習得させれば戦艦以外の全ユニットで「マキシマムブレイク」を発動可能になった。

長所と短所

長所は言うまでもなく、一撃の破壊力である。安定して高いダメージを叩き込む事が出来るので、先述の通り、HPが一定値を切ると撤退する敵を撃墜するのに非常に有用だと言える。

一方、短所が無い訳ではない。例えば、援護攻撃を使って攻撃すると経験値にプラス補正がかかるMXでは、なるべく援護攻撃を使いたい。勿論、援護攻撃が発動せずに撃墜しても、援護攻撃を選択した時点で経験値にプラス補正がかかり、なおかつ、援護攻撃は発動していない……という状態になる。しかし、統率があると、援護攻撃無しで撃墜できる場合でも、勝手に援護攻撃が発動する。これにより、ENや弾薬、援護攻撃の使用回数を無駄に消費してしまう。結果として、経験値を稼ぐ妨げになる……という訳である。

もっとも、そういった欠点は微々たるものなので、どちらを優先するのかはプレイヤーに委ねられる。難易度的に厳しいIMPACTでは重宝されるが、難易度が低いMXではIMPACTほど重要ではないと考えていいだろう。

主なパイロット

自軍の中心となって、チームをまとめるような立場のパイロットが覚えることが多い。

アムロ・レイ
ブライト・ノア
サウス・バニング
シロー・アマダ
シュバルツ・ブルーダー
マスター・アジア
ミスマル・ユリカ
剣鉄也
デューク・フリード
破嵐万丈
ロム・ストール
ノリス・パッカード
条件次第で仲間になるせいか、敵パイロットの中では唯一覚えている。下手をすると1話目からいきなり同時攻撃が飛んでくることも。

OGシリーズで習得するパイロット

こちらも隊長格のパイロットが習得する。今回はHP一定値以下で撤退するボスの撃墜に重要なマキシマムブレイクの発動に必要な技能となっている為重要度が高い。なお、使用後に気力減少というデメリットもあるので、火力向上を兼ねて気力限界突破を養成するとさらに使い勝手が上がる。

ヴィレッタ・バディム
SRXチーム隊長。
アヤ・コバヤシ
SRXチームの実質なリーダー。
キョウスケ・ナンブ
ATXチーム隊長。以上3名は組み合わせ次第で同時に4発の合体攻撃を出すことが可能(他は自力で合体攻撃ができないため参加機体による3発止まりとなる)。
カイ・キタムラ
特殊戦技教導隊隊長。アタッカーを併せ持っているのでさらにダメージが上がる。
カチーナ・タラスク
オクトパス小隊隊長。以上2名は代わりに今作で貴重なで火力を補うことが出来る(統率を習得していない魂持ちはスポット参戦を除くとなんとリョウトただ一人)。あとはより火力が見込める機体に乗せ換えるのがよい。なおカチーナはダメージ量でカイに劣るものの、ツイン精神に気迫を持つので相方の気力も上げられる。よって発動準備が他の統率習得者より容易なメリットがある(特に魂を覚えるまでは有効)。以上が第2次OGにて習得しているパイロットである。
シュウ・シラカワ
OGDPでは彼専用の技能として所持する。同作ではいかにして彼を起点に発動させるかが重要となる。
イルムガルト・カザハラ
OGMDにて新生PTXチームを結成、隊長となったことで初期習得している。

関連する用語

援護
援護攻撃