ジョゼフ・ヨット

ジョゼフ・ヨット(Joseph Yaht)

  • 登場作品∀ガンダム
  • 声優:佐藤せつじ
  • 種族:地球人(少数民族マバ族)
  • 性別:男
  • 年齢:23歳
  • 所属:民間人→イングレッサ・ミリシャ
  • 役職:ジャラピー部隊隊長
  • キャラクターデザイン:安田朗

シド爺さんの助手だったが、後にミリシャの機械人形乗りになる。鹵獲機体部隊であるジャラピー部隊を率い、ハイヒール(フラット)に搭乗した。

幼少期に両親をアデスカの民に殺され山に捨てられていた所を、シド爺さんに拾われ育てられたのが切っ掛けで、彼の助手を務めていた。その経験からか、地球人の中では知識豊富で機械が弄れる等とても頭が良く、カプルが発掘された後は、ミリシャに買われて機械人形の整備や教官を務め、最終的には正式なパイロットになる。

その出自から被差別意識と独立心が強くムーンレィスロランには密かに対抗意識を燃やしていた。一方で、同じムーンレィスのフラン・ドールには好意的に接し、後に恋仲となる。

最終決戦で見事なまでにアニメにおける死亡フラグを乱立させながらも(「恋人との間に子供」「恋人を主人公に託す」「不慣れな機体」「確認せずに仕留めたかのように口に出す」「敵に向かって自分の名前を主張する」など)見事生き延びた。

コミックボンボンやマガジンZの漫画版では、対抗意識がうかがえる台詞はあれど、ロランを嫌悪する描写はあまり無い。特にマガジンZ版では、ロランと共同で機械人形の運用を検討したり、フランを強硬に地球に留めたりと、穏健さと強引さが二つとも微妙に上昇している。

登場作品と役柄

現時点のSRWではフラットが未登場なので、デフォルトの乗機はボルジャーノンである。また原作中盤のアデスカのエピソードも再現されていないためシナリオ内でのクローズアップは少ない。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
ボルジャーノンのパイロットとして登場。集中ひらめきを覚えるが第一戦で使うのには決め手に欠ける。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
加速直撃を覚え、不屈もあるのでいざというときも安心な非常に優秀な小隊員向きパイロット。ブロッキングを習得させるとさらに安定感が増す。特殊技能闘争心はあまり役に立たないので上書きした方が良いと思われる。

パイロットステータスの傾向

精神コマンド

α外伝
集中加速ひらめき熱血必中補給
Z
加速集中不屈信頼直撃

特殊技能(特殊スキル)

α外伝
援護L3、シールド防御L4、切り払いL2
Z
底力L8、闘争心支援攻撃

小隊長能力(隊長効果)

マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1
Zでの効果。

人間関係

マヤリト
ジョゼフと同じ部族出身の少女。アデスカの王、クワウトルに忠義を尽くす。
ジョゼフからは家族として薄からぬ関心が寄ったが、マヤリトから応えずのまま、進展する機会もなくマヤリトはクワウトルの後を追って世から去ってしまう。
シド・ムンザ
幼少時に両親を亡くしていたところで拾われ、彼の助手になる。
フラン・ドール
ムーンレィス。後に恋人になる。
ロラン・セアック
対抗心を燃やし、衝突する。
マガジンZの漫画版ではそれほど険悪ではなく、機械人形の運用法を二人して検討していた。
ギム・ギンガナム
色々と突っ込みを入れられたり、ボコボコにされたりする。

他作品との人間関係

コウ・ウラキ桜野マリ
α外伝では、彼らに自分たちの世界の掟や黒歴史マウンテンサイクルなどについてシド爺さんと共に教えた。
アスラン・ザラ
Zではキラ達と接触した彼に不信感と警戒心を抱くようになる。

名台詞

「ハイヒールのジョゼフは接近戦をやる!」
赤く塗装したフラットでウォドムに立ち向かって。すぐに押し戻され、射撃戦を余儀なくされる。
「そこまで…そこまでやるのか!マヤリトは!」
アデスカの内紛の渦中、クワウトル王に付き添う形で命を投げ出すマヤリトに放つ無力の悲嘆。
「貴様達の整備のおかげで使いやすくしてくれてありがとう!」
日本語としては明らかにおかしいのだが、妙に語呂がいい。この後、御大将に「使いやすくしたぁ?」とツッコミを入れられる。
「やったぜ、フラン!」
ビームドライブユニットでターンXを攻撃し、撃墜を確認せずに一言。この後、御大将による死亡フラグ講座を受けた。
「俺はジョゼフ・ヨットだああああああああああ!!」
で上の台詞の直後、御大将に反撃されて。フェイキャラガリーでお馴染みの富野の名物死亡フラグ「敵に向かって自分の名を叫ぶ」なのだが、それでも彼らと違って生き残ってしまうのだから凄い。