田神悠宇(Yu Tagami)

巨神ゴーグ』の主人公オウストラル島の秘密を研究していた田神博士の一子。13歳の中学一年生。

何事にもまっすぐに取り組む真面目な性格で、知的好奇心が旺盛で行動力に富んでいる。父の遺した手紙を頼りに単身ニューヨークドクター・ウェイブを訪問した際に、オウストラル島の秘密を狙う国際企業GAILにドクター・ウェイブ共々その身を狙われるようになる。

ゴーグに対しては亡き父親に代わる絶対的な信頼を寄せると同時に、機械でありながらも友人として扱い、時にはゴーグの人智を超えた力を借りて仲間たちの危機を救った。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。ゴーグのサブパイロットとして登録される。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

BX
集中てかげんひらめき順応勇気

人間関係

ドクター田神
父。
ドリス・ウェイブ
トム・ウェイブ
父の教え子。彼と共にオウストラル島へ訪れることとなる。
船長
ウェイブの頼みで一行をオウストラル島に連れて行った。
アルゴス
ウェイブ家のペット。ドリス以外には懐かなかったが、悠宇とは次第に心を許すようになる。
ロッド・バルボア
アロイ
当初はゴーグと意思疎通ができる悠宇に対して嫉妬心を抱いていたが、のちに悠宇の勇気を認めて親友となる。
マノン
ゼノン
マシウス・デ・ル・マドゥ
先祖。

他作品との人間関係

騎士ガンダム
『BX』ではオウストラル島に流れ着いた際、彼に助けられる。
騎士アレックスリディ・マーセナス
『BX』では惑星アーストに転移した直後、マーダル軍を相手に共に立ち向かう。
ジョルディ・ボーダー
『BX』では惑星アーストに飛ばされた際に彼と出会い、星を越えた友人となる。ゴーグとガリアンの心暖まる関係もあり、関わる場面は非常に多い。
沙慈・クロスロード
『BX』では彼ともヒイラギ骨董店を通じた間柄。デストルークの襲撃の中、自宅まで同行してくれるが、共に父の亡骸を見てしまうことになる。
ヨウタ・ヒイラギ
『BX』では母マリの経営する骨董品店の常連客で互いに顔なじみ。

名台詞

「あんた達って…ひ、卑怯だ…人間としてだって?そんな事言う資格なんて、あんたないよ!」
「僕の話を全然聞こうとしなかったじゃないか…!あんなに…あんなにマノンさんに謝ってくれって言ったのに、ゴーグに、ゴーグにあんな、あんなひどい事してさ!」
第22話。マノンがガーディアンを差し向け、窮地に陥ったロッドからゴーグと共に戦ってほしいと言われた際の返答。激しい慟哭と共にロッドへ怒りをぶつけた。そして…
ロッド「乗ってくれるのか、ゴーグに」
「あんたの頼みなんか誰が聞いてやるもんか。誰がGAILの為になんか戦うもんか…!僕が戦うのは、ドリスやウェイブさんやアロイやサラやトメニクさんや島の人達、僕の好きなみんなのためだ!覚えとけっ!」
ひとしきり怒りをぶつけた悠宇は決意の表情と共に歩き出す。今まで出会った大切な人々のために。
『BX』ではロッドの台詞を含めてDVEで再現された。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「ここから・・・出ていけぇぇぇっ!!」
『BX』戦闘台詞。 第2弾PVでも使用。BXで共演しているガンダムパイロットのような台詞である。
「力だけがゴーグの全てなもんか!」
『BX』対バルギアス特殊戦闘台詞。こちらは今回出演していないガンダムパイロットのような台詞。
「なんていうか王道って感じで、面白くて、カッコ良かったですよ」
『BX』第1話「動き出す運命」より。元ネタは田中氏が演じた『魔神英雄伝ワタル』シリーズ(SRW未参戦)の主人公・戦部ワタルの名台詞「おもしろカッコイイぜ!」である(ちなみに、悠宇とワタルは『サンライズ英雄譚2』で共演を果たしている)。
「い、異世界?ガンダム族?中に人が入ってるんじゃないの?」
『BX』第11話「巨神との出会い」より。騎士ガンダムの話を聞いて。
悠宇「ゴーグ、リディ少尉はきっと何か悪い病気にかかったんだ!バナージさん達と戦わせちゃいけない!」
『BX』第32話「対の獣と光」より、彼もしくはジョジョがリディと戦闘した時のセリフ。もう少し他に言い方というものがあるだろうに。
「遠くから何食わぬ顔で好き勝手する大人達め…!ここにはマノンさんの仲間が眠ってるんだ!諦めてたまるもんかっ…!」
『BX』第36話「光る島」シナリオエンドデモより、オウストラル島を消滅させようとする黒幕に憤慨して。