ギルトール
メサイア・ギルトール(Messiah Guiltorre)
ギガノス帝国の最高指導者。某国の将校であったが、地球の腐敗を憂い、月で反乱を起こしてギガノス帝国を建国した。地球全体の被害を考え、マスドライバーの全面攻撃には消極的だったが、故にドルチェノフにより暗殺された。
原作におけるギガノスのカリスマとしての象徴が強いのだが、その反面として地球を愛するロマンチストな面があり、本質的に軍人としての柄ではなかった(ゆえにプラクティーズも、ギルトールではなくマイヨを指導者として推していた)。
連合軍攻撃に焦るドルチェノフを一喝するシーンは自身の信念をぶつけたものだが、自身が撃たれ死ぬことは初めから覚悟の上だったと思われる。そう思うと根っからの軍人であるドルチェノフとウマが合わないのは当然であり、ギルトールもまたそのことを感じ取っていたのかもしれない。
フルネームのメサイア・ギルトールは小説版の設定であり、同小説には息子も登場している。
登場作品と役柄
人間関係
名台詞
- セリフ
- 説明
- 「その得体の知れない所があの男の魅力なのだ」
- マイヨに反発する軍幹部がマイヨの危険性を指摘する中でのマイヨ評。
- 「ワシはあの蒼い星が愛おしい。暗黒の宇宙の中で健気に命を育んでいる。あの星はワシの故郷だ。その美しい地球を破壊する気は毛頭無い。美しい星にはそれにふさわしい選ばれた人類が住むべきで、それが宇宙の法則だとワシは思っている。」
「故に!その不適格者を絶滅させたいだけだ!地球戦闘軍司令本部への攻撃を許可する!」 - 軍幹部らがマスドライバーによる地球への全面攻撃を主張する中で語った自らの理念で、結果的にはスカンジナビアの連合軍基地を破壊するだけに留まった。
- 「これはランブルフィッシュといってな。一つの水槽に一匹しか飼えんのだよ」
「仮に二匹にすればどちらかが死ぬまでとことん戦う。ワシがこの魚が好きなのはその闘争本能だ。狙った相手には命を落としても向かっていくそのひたむきさがワシをひきつける。魚とはいえ、それだけの闘争本能を備えている。」 - 14話で自らの飼っているランブルフィッシュの持つ闘争本能の話を持ち出し、D兵器追撃で失態を続けるマイヨに発破をかけた台詞。
- 「マスドライバー攻撃は…ならぬぞ…」
- ギルトールの最期の台詞。