リオン・榊

2015年11月13日 (金) 06:39時点における153.221.96.178 (トーク)による版 (→‎名台詞)

リオン・榊(Reon Sakaki)

マクロス30』の主人公。かつては新統合軍に属し、惑星セフィーラの危機を救った英雄として知られている。

YF-25 プロフェシーを届ける任務で惑星ウロボロスを訪れた際に、所属不明機(YF-29B パーツィバル)の攻撃を受けて撃墜される。その後、S.M.Sウロボロス支社長のアイシャに拾われたことで物語が動き出す。

パイロットとしての腕は一級であり、ゲーム中ではVF-0からYF-29、そして自身の専用機であるYF-30に至るまであらゆる機体を乗りこなす。

他のマクロスシリーズの主人公同様「飛行機バカ」であり、空を飛ぶことに対して独自の信念を持っている。イサムが凄腕のバンキッシュ・レーサーと聞いたときは闘志を燃やすなど負けず嫌いな一面もある。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。参戦は第3話で、当初はプロフェシーに搭乗している。
しかし、プロフェシーは性能が地味で、同時参戦するアイシャエクスカリバーが器用万能である為か目立たない。クロノスに搭乗してからが本番。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

BX
集中直感加速闘志

特殊技能(特殊スキル)

BX
底力L7、援護攻撃L1、援護防御L1、全体攻撃L2

人間関係

ミア・榊
妹。セフィーラで発生したゼントラーディの暴動で命を落とす。
ロッド・バルトマー
新統合軍の特殊部隊ハーヴァマールに所属するパイロット。
幼馴染であったが、ミアの死が原因でロッドがリオンとの関係を一方的に断ち切ろうとするため、疎遠となっている。
ミーナ・フォルテ
遺跡で発見した謎の少女。記憶喪失になっているが、遺跡に関わっていくことで徐々に記憶を取り戻していく。
アイシャ・ブランシェット
S.M.Sウロボロス支社の支社長。撃墜された所を彼女に保護されると共に仮社員として雇われる。
早乙女アルト
30』のストーリー中最初に出会うシリーズキャラクターで、共通項(S.M.S所属でを飛ぶことが好き)があるからか、かなり仲が良い。
BXにおいてリオンは『30』のアルトとは既知の仲だが、BXに登場するアルトは、何故かリオンのことを知らない。そのため、色々とズレが発生するがこれは後々明らかになる。
シェリル・ノーム
リオン達が最初に会う歌姫で、ウロボロスに飛ばされてからアルトと共にバジュラを保護していた。
ウロボロスでも人気は上々で、バジュラへの情報量の違いからアルトと戦闘に入っていたリオン達を驚かせた。
『BX』において、意識不明の中リオンたちのことを『夢で見ていた』として覚醒したあとも懇意に接する。
イサム・ダイソン
第四章で会う伝説のパイロット。「過去から来た男」の噂を聞いてやってきたリオンとバンキッシュ・レースで対決する。
熱気バサラ
Fire Bomberのギタリスト。最終章で彼の助けを受ける。

他作品との人間関係

ロッド・バルボア
かつての幼馴染と名前がほとんど同じ。BXでは戦闘前会話でその辺を漏らす場面も。
ジラード・スプリガン
BXではルナベースでの対決時、大切な恋人を亡くした過去の哀しみを露に発狂し、Xラウンダー能力を暴走させる彼女に対し、同様に妹を失った哀しい過去を持つリオンは、過去を取り戻す事はできないと説く。なお、彼女を生存させるにはリオンとの戦闘前会話を見る事が必須

名台詞

「仕事はこなすさ。一応、プロだからな!」
クエスト完了時の台詞。『BX』では汎用台詞になっている。
「チッ、弾切れかよ」
ゲームの仕様上頻繁にマガジンが空になるためよく聞くことになる台詞。
「お前の言う事は正しいのかもしれねぇ…」
「だがな…、ミアの生き方を否定されて、そのまま黙ってるってわけにはいかねぇんだよ…。」
「お前の生き方に文句はねぇよ…。だが、ミアの生き方をバカにした事は許せねぇ! わりぃが、お前は落とさせてもらう!!」
ガネスの「他人を気にしてバカを見るのは大バカのすることで、そういうヤツから先に死ぬ」という発言に対して。
「ジークフリード1!バジュラとエンゲージ!」
第二章でバジュラと初交戦時に。このセリフの後、一通りバジュラを倒したリオンの前に、バジュラを守る騎士様が現れる。
『BX』でもバジュラとの戦闘台詞として使われている。
「あんたのエゴの為に世界を、俺達が生きてるこの世界を無かった事にするなんてさせられねぇんだよ!!」
「ミアと約束したんだ、未来の平和を守れってな!行くぜ藤堂!!」
「ド派手に幕を開けるぜ!!」
自身の自己満足のためにフォールド・エビルを使って過去の歴史を変えようとする藤堂と最終決戦時でのセリフ。

スパロボシリーズの名台詞

リオン「正直なところ戦争に参加するのは好きじゃないが、あんたひとりを行かせるほど薄情でもない。それに個人的な感情を言わせてもらえば、地球の空を戦いで汚されるのは飛行機乗りとして見過ごせないのさ」
アルト「同感だな」
BX第5話「始まりの鐘」より。
「どんな熟練のパイロットでも、何かの拍子に人の死で駄目になる事もある。危ないな…」
同話のシナリオエンドデモにて。
「少なくとも戦闘のプロって事だな。その点は信用できそうだ」
『BX』第10話「皇の浮上」より。海動真上を評しての発言。
「ああ、まさか自分の名前がロボットに付いてるとは思わねえよな」
『BX』第10話「巨神との出会い」より、騎士ガンダムについて。そういうリオンも別世界では……。
「あんな空力も考えられていないボディでどうしてあそこまで動けるんだか!物理法則ガン無視…!日頃設計に頭を悩ませてるアイシャなんざ、今頃憤慨してそうだぜ!」
『BX』第22話にて、ジャークサタンと対峙して。スーパーロボットの宿命ゆえ致し方ないか?
「ロッドね…っと、今は戦闘中だ!昔を思い出してる場合じゃなかったな!」
『BX』第35話「巨神と子供達」における、ロッドの戦闘前会話より。ロッド・バルトマーを思い出していたのだろうか。
「帰ってくるわきゃねえだろうが…!」
「あんたの気持ちが分かる…なんて、聖人みたいな事は言うつもりはない」
「だがな、過去に生きてる人間に、俺達が今生きているこの世界を無かった事にするなんて、させられねえんだよッ!!」
『BX』第39話にて、憎しみでXラウンダー能力を暴走させたジラードに対して。

スパロボシリーズの迷台詞

「『集中』して回避率が上がったって、当たる時には当たるんだよ!」
中断メッセージでのアイシャとのやり取りの一部より。集中を使ったリオンに「YF-30 クロノス」の組み合わせはそうそう当たるものでは無いが、それでもボス格の攻撃や連続ターゲット補正の前では回避率100%とはいかず、そもそも命中率一桁の敵の攻撃でも当たる時は当たるしによっては能力値が低すぎて集中かけても第1話から撃墜の危機がある主人公がいたり、プロローグから相手の能力が酷過ぎて集中かけてもセーブ&リセット必須の戦いを強いられる例とかもあったので過信しない様に。
なお、リオンは「直感」を持っているので、一度に限り完全に回避する事が可能である。

搭乗機体・関連機体

YF-25 プロフェシー
「YF-24 エボリューション」を原型とする「VF-25 メサイア」の試作機。
リオンが搭乗する機体は本機の030番機で、スカイブルーのカラーリングに白と黒のラインマーキングが入っている。
原作ゲームでは、墜落した際の損傷が激しかった(アイシャが解体した事を含め)ため、本編一周目で再び使うことはできなかった。
VF-0D
ゲーム版での初期機体。50年前の機体のレプリカ機で、反応エンジンを搭載している。
YF-25を失ったリオンにアイシャが貸し与えた。
YF-30 クロノス
S.M.Sウロボロス支社長のアイシャ・ブランシェット自らが設計・製作を手掛けた試作機。
原作ゲームでは中盤に一度搭乗できるが、すぐにエンジンのオーバーホールに出され、最終章でようやく使用できるようになる。