古代火星人

2015年8月19日 (水) 04:15時点におけるWeisskaiser (トーク | 投稿記録)による版

古代火星人(Ancient Martians)

機動戦艦ナデシコ』に登場する異性人。

正確には火星人ではなく太陽系外種族である。作中では火星極冠遺跡木連が発見・使用している木星軌道上にある無人艦隊製造工場の本来の持ち主。

テレビ版で語られる予定だった遺跡とアイがアキトに託したプレートの正体は最終的に、尺が足りないという理由で削られたが、そのシナリオの一部はセガサターンのゲーム「機動戦艦ナデシコ The blank of 3 years」に再利用された(なお、ゲームのこのシナリオの担当はテレビ版のSF考証担当である堺三保)。 b3yではアイのプレートは古代火星人の記録媒体であり、極冠遺跡にある装置で再生すると古代火星人は正確には火星人ではなく、ボソンジャンプで宇宙を渡る太陽系外種族であり、火星の施設は彼らの新しい移住地への旅の途中にある中継地点であることが判明した。また、木連が発見し使用している無人艦隊の製造工場もまた彼らの遺物であり、無人艦隊は本来、彼らのジャンプに先駆けてボソンジャンプの制御装置の建設など、目的地を開発する役割を担っている(その準備には百年単位の膨大な時間がいるが、古代火星人はボソンジャンプで環境が整った未来に跳ぶ)。

テレビ版および劇場版では謎の多い設定のみの存在であるが、b3yでは記録装置で正体が明かされた後に実際に登場(過去から現在にボソンジャンプ)し、「跳躍門」を開放し銀河系内にある全門へのジャンプを可能としたのち、銀河系内には危険な知的生命体が多いと人類に警告して新天地へ向けてジャンプして去った。(なお、この際に、イツキ・カザマをはじめとする以前ボソンジャンプ事故で時空の狭間に囚われていた人間も救出し返している)。

関連する用語

火星極冠遺跡
ボソンジャンプの中継ステーション。
ボソンジャンプ
新天地へ向けての移動手段。
木星蜥蜴
その正体は木連に再利用された古代火星人の建設・開拓用無人艦隊。