アン・アーレス(An ares)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:ワンオフモデル
- 全高:24.2 m
- 重量:不明
- 動力 :スフィア「怨嗟の魔蠍」
- 開発者:不明
- 所属:サイデリアル「アンタレス」
- 操縦者:バルビエル・ザ・ニードル
- メカニックデザイン:
バルビエルの乗るサイデリアルの特殊部隊「アンタレス」の隊長機。赤い人型の本体の背中に、ダンゴムシにも似た巨大ユニット「ブランダイ」を接続している異形の姿が特徴。左目の部分からは緑の結晶体がツノのように伸びているが、これはスフィアによる有機化が原因。
武装はブランダイの制御するナノマシンと、左腕に装備された「クルス・シックル」のみとシンプル。また、ブランダイのサイズから受ける印象とは裏腹に機動力に富み、ナノマシンと合わせて相手を幻惑する。さらに事象制御により、細身の外見に反してパワーと耐久力も地球の特機に引けを取らない。
本体の外見は、結晶体を除いて表現すれば、いわば「赤いボルフォッグ」とでも言うべきシンプル極まりないもので、各部にはパーツの接続部と思しきソケットが散見され、元は別の姿だったと思われるが詳細は不明。
各所に見られる人体を意識した造形や表情を表す顔面部など、いわゆる「バリメカ」を意識してデザインされているのも特徴。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
- 天獄篇よりも一足先に顔見世で登場。事実上のラスボス機だがそんなに強くはない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- バルビエルが搭乗し、最速で8話から登場。MAP兵器が凶悪過ぎる上、バルビエルの「天才」と高い運動性のおかげでとにかく当たらない。射程は短いのでアウトレンジ攻撃自体は簡単。
装備・機能
武装・必殺武器
- ノキサス・ブロッサム
- 自機中心型のMAP兵器。ナノマシンを広域散布して敵を蝕む。隣接マスが穴だが、最大射程が異様に長く、通常武器の射程をこれで補っている。
- クルス・シックル
- 連獄篇でクラヴィアが搭乗している時に使用。左手の爪を振り回して射出、ズタズタに切り裂く。
- スキャフォード・エッジ
- バルビエルが搭乗している時に使用。クルス・シックルで切り裂いた後背後から突き刺して動きを止め、サソリの紋章を召喚して飲み込み、その裏側で回転する歯車に巻き込んで機体をバラバラに解体する。
特殊能力
- HP回復(中)
- スフィアの力によって機体が再生する。
- EN回復(大)
- スフィアの力によってエネルギーが回復する。
- 対精神攻撃
- バルビエルは精神耐性を持っていないため、「脱力」を駆使すれば気力を50まで下げられる。
- スフィア・アクト(怨嗟の魔蠍)
- 気力140以上でスフィアの力が発動し、10マス以内のPCユニットに対し、EPごとに装甲ダウンの効果を与える。ここにノキサス・ブロッサムでも食らった日には撃墜が普通にありえるので、絶対に発動させないように。
移動タイプ
サイズ
- M
- サイズは割と標準。尸逝天やプレイアデス・タウラに比べればダメージは通しやすいが、まず当てるのが大変。
- ちなみに、搭載機の中では2番目に小さい。
機体BGM
- 「怨嗟のサバト」
- 専用曲。ダークな雰囲気を醸し出すスピードロック。ちなみに「サバト」とは魔女の宴を意味する。
対決・名場面
関連機体
- シャウラス
- データを元にした汎用量産機。