ノノ

2015年4月11日 (土) 17:23時点におけるケニー (トーク | 投稿記録)による版 (→‎スパロボシリーズの名台詞:  元祖とは言えないのでは?)

ノノ(Nono)

トップをねらえ2!』の主人公兼ヒロイン。

ピンクのロングヘアーとアホ毛が特徴の少女でかなりの天然ボケ。また、長身でありスタイルも良いのだが、本人がいかんせん子供っぽいため色気に欠ける。

憧れの「ノノリリ」のような宇宙パイロットになるため、街へ出てレストランの住み込みバイトをしていた。

実はナノマシンで構成されたアンドロイド。食物をエネルギー源として摂取できる他、味覚も備えており、体温や肌の質感も人間に近いなど、人間と遜色が無いほど物凄く精巧に出来ている。また、アンドロイドであるため宇宙空間を生身で活動可能。

物語後半にて自身が地球帝国の遺産「バスターマシン7号」である事に目覚め、自ら戦いに赴いていく。なお、バスターマシン7号として活動するときは髪の色がオレンジに近い赤となる。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
初登場作品。OPムービーでもバスターマシン7号として登場。
その天真爛漫さは健在であり、小学生組には「大人の身体に子供の脳みそ」と言われる始末。
出撃時はEVO-4に搭乗しているが、EVO-4は全体的に性能が低くとても前衛で戦える能力では無い為基本は補給装置を活かしたスーパー系サブ向き。
中盤からは専用コマンド・「戦闘モード」が追加され、気力120を超えるとバスターマシン7号に「変身」出来るようになる。ここからが本番。
バスターマシン7号になると全体的に性能が上昇するものの、移動後攻撃が要気力130のイナズマキックしかない。「突撃」持ちと組みたいところ。
また解禁後も出撃時は引き続きEVO-4なので、気力が溜まるまで大人しく後衛でサポートに徹するか、闘争心と精神コマンド・気合を活かしたい。
実は下記の通り典型的なスーパー系の能力の持ち主である為、バスターマシン7号のスペックとは少々相性が悪い。加えて集中も不屈も無い為単騎特攻には不向き。

パイロットステータス設定の傾向

能力

主人公らしく高めだが、「お姉さま」と慕うラルクと比べると少々低め。
と言うより完全に典型的なスーパー系パイロットの能力を有している為か回避の数値が信じられないくらい低い。なまじバスターマシン7号は耐久が低い為不意の被弾が怖い。

精神コマンド

第3次Z天獄篇
努力根性直感気合+、熱血
トップ勢の主役なので「努力」と「根性」持ち。EVO-4ならともかく、7号時は一撃当たると致命傷なので「根性」の出番は難しい。

特殊技能(特殊スキル)

第3次Z天獄篇
戦闘モード、底力L5、戦意高揚
前述通り、戦闘モードは中盤終わり頃に解禁される。
武装全てにサイズ差補正無視が付いている為、養成で付けるのは非推奨(と言うより付けても終盤死に技能と化す)。
前述通り移動後攻撃と移動力が不安なのでヒット&アウェイ及びダッシュは欲しい。

固有エースボーナス

出撃時の気力+10、「努力」「根性」の消費SP-10
第3次Z天獄篇で採用。
闘争心と合わせて取得すれば、出撃直後から戦闘モードが発動出来るようになる。また「努力」が消費10で使えるようになるため、成長の遅れたパイロットを育てるにも役立つ。
問題はEVO-4が弱く、戦闘モードが解禁される前までに入手できる可能性が薄い事か。

装備・機能

武器

バスターミサイル
脚部から両足併せて8基のランチャーが露出してミサイルを撃つ。
バスタービーム
人差し指からビームを発射する。天獄篇ではトドメ演出でスラッシュになる。
バスタービーム・スラッシュ
両手の人差し指から発射したバスタービームで切り裂く技で、惑星サイズの物体をも真っ二つに出来る。
アドミラル・ホーン
頭部のアホ毛。アンテナであり、これでバスターマシン軍団をコントロールする。
バスターコレダー
召喚攻撃。空間にヒビを入れてバスターマシン軍団を呼び出して突撃させ、同時一斉のバスターコレダーで粉砕する。
イナズマキック
伝統の必殺技。使用時には脚部のブースターで加速する。
天獄篇では「ノノリリ直伝の必殺技」。

特殊能力

フィジカルリアクター
ノノの戦闘能力の根幹である、胸部と両手の甲に装備された物理法則変換システム。ヱルトリウムの思考推進機関の発展型。
第3次Zではバリア扱いで、全属性ダメージを3000軽減する。強力な分消費も20と重めだが、カスタムボーナスで大幅に消費を抑えられる。
バスターマシン7号はサイズと運動性の都合で簡単に被弾しない為保険としての意味合いが強いが、軽減数値が高いことを活かして援護防御に回すのも手。

移動タイプ

フィジカルリアクターの作用により単独で飛行可能。

サイズ

SS

カスタムボーナス

フィジカルリアクターの消費ENが5になる
第3次Z天獄篇で採用。

機体BGM

「バスターマシン7号」

人間関係

ラルク・メルク・マール
お姉さまと(一方的に)呼び慕う。
ノノリリ(タカヤノリコ)
ノノが憧れている人物。「伝説の宇宙パイロット」と呼ばれているが、実は伝わっているイメージは彼女本人とその「お姉さま」のものが混同されている。
そのためか、天獄篇では(すぐに打ち解けるものの)当初はノリコを一方的に敵視していた。

名台詞

「やりましたよお姉さま~!トップレスになりましたよ~!」
1話ラスト、宇宙怪獣にイナズマキックをお見舞いした後、ラルクに向けて。一方で当のラルクは唖然としていた(アンドロイドであることを知らなかったとはいえ、生身の少女が宇宙空間で宇宙怪獣を倒した事に驚かない方が無理ではある)。
ちなみに、このシーンのノノは本当の意味でトップレスである
「なぜならば!!」
随所で使用された決め台詞。単体で使用された事はなく、「〇〇○!なぜならば!!~~~だから!」という風に使われる。

スパロボシリーズの名台詞

「ノノリリ直伝!!イナズマァァァァァ!キィィィィィィィィック!」
イナズマキック使用時の戦闘台詞。「直伝」を呼称しているのが感慨深い。
ちなみにノリコと異なり、ラルク共々シャウトが凄まじく長い。
「そんなのが通るなら、並行世界の竜馬さんが爽やかな学生さんだっていうのだってありえちゃいます!」
ニコラに「ノリコは並行世界のノノリリではないか」という推測を聞かされた際の反論。ノノさん、ありえるどころかあるのである

関連機体

ガンバスター
2世代前の機体。ノノと比べた場合、武器の数が多い分、ガンバスターの方が戦闘力は僅かに上回るとのこと。
ダイバスター

余談

  • ノノ役の福井裕佳梨氏は『トップをねらえ2!』発表当時の月刊ニュータイプ誌において、スパロボで初めて『トップをねらえ!』という作品の存在を知ったとコメントしている。

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