グルンガスト改
ここでは『OGシリーズ』に登場したグルンガスト改について説明する。
『αシリーズ』に登場したものについては「グルンガスト改 (α)」を参照。
グルンガスト改(Grungust Custom)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:改良型特機(グルンガストシリーズ)
- 全高:48.7m
- 重量:399.0t
- 動力:プラズマ・リアクター
- 装甲材質:VG合金
- 補助MMI:脳波制御装置、音声入力式武器選択装置
- 原型機:グルンガスト
- 開発:テスラ・ライヒ研究所
- 主なパイロット:イルムガルト・カザハラ
- メカニックデザイナー:宮武一貴
αからリデザインされた状態で参戦。イルムが搭乗していたグルンガスト壱式の改良型で、新たに「ラウンデル・ウィング」と呼ばれる飛行ユニットを背部に装着することで飛行可能。また、機体そのものも改良されている。ウィングガスト改・ガストランダー改への三段階変形も可能。
OGシリーズにおいてこのような機体外見が変わるほどの改装が行われる場合、必ず何らかの計画・指針に基づいて改造されるのが通例である。しかし本機は「いつの間にか改造されていた」というパターンで特にエピソードもない。これはビルトラプター・シュナーベルも同一。
全体的なフォルムはノーマルのグルンガストと変わらず、背部のウイング部分が追加された程度。
登場作品と操縦者
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 『スーパーロボット大戦α』で登場した改良型とは別デザインで登場。マサキルートを通ると最序盤の3話で加入する。最大射程が6まで伸び、またスーパー系が使いやすくなったゲームバランスも相まって、序盤から終盤まで主力として活躍してくれる。カイやカチーナ辺りを載せ替えればマキシマムブレイク発動役として申し分ない。
装備・機能
武装・必殺武器
グルンガスト改
- 6連ミサイル・ランチャー
- ラウンデル・ウィングからミサイルを放つ。攻撃力はそこそこだが、アルティメット・ビームが格闘属性の上に射程が全く同じ全体攻撃、と完全に上位互換のため、出番は僅少。一応ダブルアタック武器なので、その点では勝る。
- ハイパー・ブーストナックル
- 腕を発射する兵器。ブーストナックルの強化版。
- ダーク・ロック
- 投擲武器。投げつけた後接近、殴り飛ばす。旧シリーズのグルンガストが装備していた「ブレイククロス」のリファイン。タスクに使わせると「レアな武器」と言うのはこのため。
- アルティメット・ビーム
- 第2次OGではこちら。背部に装着した「ラウンデル・ウィング」のツイン・ビームキャノンとファイナルビームを共鳴させることで発射させる強力な広範囲ビーム。射程が6まで伸びた代わりにP属性がなくなっており、進撃戦ではやや不利になった。
- 計都羅喉剣
- グルンガストの主武器。「計都羅喉剣・暗剣殺」はこの武器を使用する必殺技。武装としては使用不可。
- 計都羅喉剣・暗剣殺
- 第2次OGではしっかりと所持。結果として計都羅喉剣と入れ替わる形になったと言える。トドメ演出でイルムも指摘しているように、「暗殺剣」ではないので間違えないように。……にも関わらず、改になる前から相変わらず、間違えるパイロットがいるようである。後述の技の追加に伴い、「セミファイナルモード」に降格。
- 計都羅喉剣・五黄殺
- 新技で、暗剣殺に代わる「ファイナルモード」。「ごおうさつ」と読む。暗剣殺が五黄土星のある方角であるのに対し、五黄殺とはその正反対の方向を指し、こちらも凶方位の名称である。真っ向から斬りかかった後跳び上がって斬り上げる。剣の軌跡からVの字斬りと呼ぶユーザーもいる。最大射程は2なので、以前のように超接近戦で援護に参加できない、ということはない。
ウイングガスト改
- ダブル・オメガレーザー
- オリジナルと同一。
- ビッグ・ミサイル
- オリジナルと同一。
- ツイン・ビームキャノン
- 射撃武装だが格闘属性。武器名を叫ぶだけとはいえ、ほぼ全員に新録台詞がある。
- スパイラル・ブレイカー
- フィールドを発生させ、回転しながら高空から突っ込む。
ガストランダー改
- ビッグ・ミサイル
- オリジナルと同一。
- オメガ・キャノン
- オリジナルと同一。
- ドリル・アタック
- オリジナルと同一。
- ガスト・バースト
- 全弾斉射の後、ドリル・アタックで突っ込む。
特殊能力
- 変形
移動タイプ
サイズ
- L
機体BGM
- 「TIME TO COME」