ディーゴ・カムラッド

ディーゴ・カムラッド(Dihigo Comrade)

マルテナ社に所属する傭兵。典型的なサイバーパンクファッションに身を包んだ現代的な若者。

ネット上で『渾沌』と呼称される凄腕クラッカーとして活動し、エリアル王国内に拠点を構えプログラムの改竄等を行っていたが、エラン・ゼノサキスの情報提供により正体が判明することになる。シュテドニアスの『南北戦争』では、南部軍の裏方として情報戦で大いに貢献。敵対する北部とアンティラス隊を大いに苦しめた。

セニアとは電子戦でのライバル関係にある。その因縁は、2年前(新暦4957年)の神聖ラングラン王国情報局ハッキング事件まで遡る。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
中盤のシナリオ「エラン・ゼノサキス」、「もう一機のサイバスター」からの出演。操者能力は低い。しかし、エンバローズのカスタム数値は優秀であるため、彼に集中的に狙われ、かつ精霊の相性の悪いセニアは注意が必要。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
用語辞典に名前が登録される。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

総合数値はどのレベルでもセニアとほぼ互角におさまる。

精神コマンド

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
根性直感偵察分析加速熱血

特殊技能(特殊スキル)

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
幻影、気配察知

パイロットBGM

「終わりなき戦い」

人間関係

セニア・グラニア・ビルセイア
好敵手。
ジェン・デミン
協力者、相棒。正体がばらされたときあっさり認めた。
エラン・ゼノサキス
マルテナ社の同僚。彼に正体をばらされた。
ムデカ・ラーベンスマーガレット・ウォン
マルテナ社の同僚。交流はなくパーゼミュート社に流れてしまった。

名台詞

戦闘台詞

「ネットでの怨み、ここで晴らす!」
セニアとの対峙場面で。
「へっ、操者としちゃ下の下だな、姫さんよ」
「ぬあぁぁぁっ!?な、なんでだっ!?相手はセニアなんだぞ!?」
セニアとの戦闘で。ふたりが方々で戦わす互いの技量を巡る議論の応酬は一見の価値がある。

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD

「お蔭でこちとら肉体労働だ。俺は頭脳派だっての」
デミンの暗殺失敗への愚痴。言葉通り能力は低め。
(セニア)「あんた、魔装機操者には向いてないんじゃないの?」
「よく言うぜ。それはそっちも同じだろうが」
シナリオ「謎のオーガイン計画」にある戦闘前会話。セニアとの間で発生する。
「受け取りな!アポトーシスプログラムだ!」
セニアとの最後の戦いでの戦闘前会話。ナノマシンによる自動修復機能を逆転させるプログラムだったが、セニアはすでに対策を準備しており返されてしまった。このため、戦闘前会話でありながらディーゴは戦闘シーンに入る前に退場してしまう。

搭乗機体・関連機体

エンバローズ
マルテナ社仕様の機体。何か情報戦の装備があるわけではない。

余談

comradeには「仲間」という意味がある。根っからの悪者というわけではないのかもしれない。