推進派
推進派(Propulsion Clique)
『鉄のラインバレル』原作漫画版に登場した、加藤久嵩の手駒である活動家達。加藤機関と言うよりは久嵩個人にとっての切り札と言える存在。
その正体はシャングリラによって地球から脱出させられていた久嵩が、帰還後にヒトマキナによる再生世界へ干渉を行うため、持ち出していた細胞サンプルから作り上げた城崎天児のクローン体であり、複数存在する「推進派」達は全て天児そのものの姿をしている。
世界各国の政府機関に要人として潜り込んでおり、米軍の衛星兵器奪取や核ミサイル一斉発射の際にも裏で暗躍していた。
JUDAと加藤機関の破談後に本格的な活動を開始、日本の次期総理となるなど着々と包囲網を固めていったが、最終的にはヒトマキナ襲来に際して両組織が共闘する事となったため、以降はJUDAへの敵対関係は解除したものと思われる。
浩一がラインバレル諸共行方不明になっていた間には、彼の両親に浩一が陥っていた状況を伝えるなどしていた模様。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 第2部より登場。当初は久嵩の思惑の下に人類軍最大の後ろ盾となっていたが、最終的にはUXと加藤機関が手を結んだため彼ら側の支援者となる。
- 原作での創造の経緯が明かされる前だった為か、天児本人が加藤に残した遺産という設定になっている。
- なお、前大戦時に、リボンズが彼らに対してどう対処したのかは不明。まんまと久嵩に出し抜かれていた可能性もある…
人間関係
- 城崎天児
- 推進派達にとっての「オリジナル」。
- 加藤久嵩
- クリストファー・ルーベンス
- 大場真来梓
他作品との人間関係
名台詞
- 「黒幕としてのキャリアが違うのよ」
- 92話「13」にて、ルーベンス財団の妨害を受けてもなお平然として。
- 「ある程度の代わりはいるんでね」
- 21巻でルーベンス財団に現れた際に。この時財団の裏にいた「アメリカの天児」は既にルーベンスが射殺していたが、どうやらジュデッカ・ゴッツォよろしく記憶を引き継いだコピーが何人か存在する模様。