ニンテンドーDS

2012年8月30日 (木) 00:27時点における123.223.33.97 (トーク)による版 (→‎商品情報)

ニンテンドーDS(NintendoDS)

2004年に任天堂が発売した携帯型ゲーム機。上下2画面やタッチパネル、マイクによる音声入力などのユーザーインターフェースが特徴。
ニンテンドーWi-Fiコネクションに初めて対応した機種で、手軽なインターネットへの接続を実現した。

現在までに初期型のニンテンドーDS、ニンテンドーDS Lite、ニンテンドーDSi、ニンテンドーDSi LLの4つのバリエーションが存在する。
シリーズ総合の一般的な略称は『DS』や『NDS』等。

ゲームソフトの供給媒体は小型のDSカードで、セーブデータはカード本体に保存する。DSiではダウンロード購入する『DSiウェア』も追加された。

初代DSとDSLiteはGBAスロットを備えており、ゲームボーイアドバンスのソフトも遊べるが、GBAと違いゲームボーイゲームボーイカラー用ソフトは接続できない。ソフト同士が対応している場合、GBAソフトとDSソフトのデータ連動が可能。スパロボシリーズでは『Wスロットシステム』という形で採用されており、GBA版スパロボをセットしてDS版スパロボをプレイすると様々なボーナスが得られる。 なお、このWスロット対応のソフトは対応していないGBAソフトをSLOT2にセットしていた場合にはGBAソフトのセーブデータが破損するケースがある為、Wスロットの必要の無い場合はSLOT2に何もセットしない事。 容量が増加したことで、GBAとは異なりDS用ソフトにはボイス付きの作品も存在しているが、スパロボシリーズではRPG作品の『無限のフロンティア』シリーズやリメイク前と同じ演出方法をとった『魔装機神』を除いて、GBAに引き続き音声の収録は行われていない。その代わりに音声収録の難しいキャラへの配慮が不要なことや制作費の低減などメリットもある。

バッテリーは専用ACアダプタによる充電式。初期バージョンではACアダプタがゲームボーイアドバンスSPと共用可能だったが、DSLite以降は各機種専用のものを使用するようになった。

ニンテンドーDSのバリエーション

ニンテンドーDS Lite
機能的にはほぼ変わらないが、軽量化され画面の輝度調整が可能になるなど、細部の仕様が見直された。
現在最も普及しているタイプ。ハード単体を指す一般的な略称は『DSLite』。この機種のみACアダプタに互換性があるものがない為、他の機種のACアダプタとの使い回しができないので故障の際は注意が必要である。

ニンテンドーDSの上位機種

ニンテンドーDSi
画面の大型化、カメラ追加、専用のDSiウェアダウンロード可能、SDメモリーカードスロット搭載、Wi-Fi通信の暗号方式の追加によるセキュリティの強化、本体アップデート機能などDSLite以上に変更・強化点が多い。だがGBAスロットの廃止により、Wスロットシステムが利用不可能になってしまった。GBA版スパロボを持っているユーザーにとっては痛い変更点である(任天堂はDS Liteの販売を継続することで対応している)。ハード単体の一般的な略称は『DSi』。DSi専用・DSi共用のソフトがあり、前者はDSi以降の機種でないと遊べない。後者はDSi以前の機種でも遊べるが、一部機能が制限される。見分け方はパッケージにDSi専用もしくは共通と記されているが、ソフトのラベルに記されたコードが通常の『NTR-』で始まるのでなく『TWL-』で始まるソフトにはDSi以降でのみ使用できる要素がある。
ニンテンドーDSi LL
DSiの更なる改良型で、画面サイズが初代DS・DS Liteの面積比で約2倍である4.2インチに拡大され、視野角も拡がった。その分重量は314gと1.5倍になり、ライバルハード・PSPが小型化を進めているのとは対照的である。ハード単体の一般的な略称は『DSi LL』又は『LL』。LLという名称は実は日本でしか普及しておらず(服のサイズなどが元)、海外ではXLという名称で販売されている。DSiからはACアダプタに互換性があるものがあり、ニンテンドーWi-Fiアダプタ・ニンテンドーDSi(LL)・ニンテンドー3DSのものが共通して使える。

後継機種

ニンテンドー3DS
任天堂が2011年2月26日に発売した次世代携帯ゲーム機。詳細については任天堂ホームページを参照のこと。また、既存のDSシリーズのソフトウェアとは互換性を持つため、DS専用ソフトウェアは3DSでも使用できる(この場合、DSモードはDSiと同等)。2012年現在この機種でスパロボシリーズそのものは発売されていない。

商品情報

資料リンク