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| 世界の10年先を行くと言われる超高性能第三世代ASの[[M9 ガーンズバック]]の試作型をベースに、[[ラムダ・ドライバ]]を搭載した機体。 | | 世界の10年先を行くと言われる超高性能第三世代ASの[[M9 ガーンズバック]]の試作型をベースに、[[ラムダ・ドライバ]]を搭載した機体。 |
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− | ベースが[[M9 ガーンズバック|M9]]なので、武装等も同じものが使用でき、世界屈指の運動性能を誇る。しかしラムダ・ドライバという”余分”を搭載している為、M9よりも重量は0.3t増加し、最大作戦行動時間は50時間短いという弱点がある。だが逆に言えば、そうまでして搭載する価値がラムダ・ドライバにはあるという事である。 | + | ベースが[[M9 ガーンズバック|M9]]なので、武装等も同じものが使用でき、世界屈指の運動性能を誇る。しかしラムダ・ドライバという”余分”を搭載している為、M9よりも重量は0.3t増加し、最大作戦行動時間は50時間短いという弱点がある。<br/>また、機体の骨格に神経構造を模す物が存在し、最初に搭乗したオペレーターに最適化されるのであるが、開発者であるバニ・モラウタは既に死亡していた関係か、再生産はおろか予備のパーツの製造も不可能となり(一応、通常の部品であればM9と同様のものを流用できる)、設定の変更もできないので、宗介以外の人間ではラムダ・ドライバを駆動させる事もまた不可能である。 |
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| + | だが逆に言えば、そうまでして搭載する価値がラムダ・ドライバにはあるという事である。<br/> |
| ラムダ・ドライバ発動時に展開される排熱版が、背中と肩装甲に搭載されている。また、人でいう口の位置にハードポイントがあり、そこにナイフなどの武器を咥える事が可能になっている。 | | ラムダ・ドライバ発動時に展開される排熱版が、背中と肩装甲に搭載されている。また、人でいう口の位置にハードポイントがあり、そこにナイフなどの武器を咥える事が可能になっている。 |
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| 本機のメインカラーは白だが、原作で1度M9と同じ灰色に塗装されている。ただし、ラムダ・ドライバ発動後にはその熱の所為か塗装が剥げてしまい元の白色に戻ってしまった。 | | 本機のメインカラーは白だが、原作で1度M9と同じ灰色に塗装されている。ただし、ラムダ・ドライバ発動後にはその熱の所為か塗装が剥げてしまい元の白色に戻ってしまった。 |
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− | 原作長編第一巻、順安の事件に置いて窮地に陥った宗介達を助けるため射出され宗介が乗り込んだ。この際にラムダ・ドライバが宗介にあわせて初期化されたため、以降他の人間ではラムダ・ドライバを駆動させることができなくなった。<br />
| + | 順安の事件に置いて窮地に陥った宗介達を助けるため射出され宗介が乗り込み、この際にラムダ・ドライバが宗介にあわせて初期化されたためか[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]より宗介の専用機として預けられる事となった。<br/> |
− | 長編第二巻以降、[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]より宗介の専用機として預けられたが、ラムダ・ドライバ起動の呼吸がつかめない宗介はかなり苦しむ事となる。原作ではこの戦闘の際に左腕が損傷してしまう。<br />
| + | ラムダ・ドライバ起動の呼吸がつかめない宗介はラムダ・ドライバとそれを搭載したアーバレストに苛立ちと嫌悪を抱くこととなる。長編第五巻の[[香港]]にて、ようやくラムダ・ドライバを安定して発動させることに成功し、これまでと打って変わって愛着を抱くようになった。 |
− | 長編第三巻にて前巻で損傷した左腕は修復されたが本機の特殊性からか左腕の予備のパーツの在庫が切れたことが判明する。<br/>
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− | 長編第五巻の[[香港]]にて、ようやくラムダ・ドライバを安定して発動させることが出来るようになった。<br/>
| + | 長編第七巻にて、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]が搭乗するベリアルによりアーバレストは敗北、破壊されてしまった。しかしラムダ・ドライバ系の中枢と支援AIの「[[アル]]」は回収されており、後に修復され「'''ARX-8 レーバテイン'''」として復活を遂げる。<br /> |
− | 長編第七巻にて、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]によりアーバレストは破壊されてしまった。しかしラムダ・ドライバ系の中枢と支援AIの「[[アル]]」は回収されており、後に修復され「'''ARX-8 レーバテイン'''」として復活を遂げる。<br /> | |
| …のだが外伝となる『フルメタル・パニック!アナザー』にて回収仕切れなかった残骸は日本政府が回収していたことが判明している。 | | …のだが外伝となる『フルメタル・パニック!アナザー』にて回収仕切れなかった残骸は日本政府が回収していたことが判明している。 |
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| 本機のメカデザインは3度に渡り変更されている(原作初期版→アニメ一作目→アニメ三作目)。 | | 本機のメカデザインは3度に渡り変更されている(原作初期版→アニメ一作目→アニメ三作目)。 |
| 商品展開などではアニメ三作目のデザインで発売される事がほとんどだが、スパロボではJ、Wとアニメ一作目のメカデザインで参戦していた。この度第3次Z 時獄編でアニメ三作目のデザインでの参戦が決定した。 | | 商品展開などではアニメ三作目のデザインで発売される事がほとんどだが、スパロボではJ、Wとアニメ一作目のメカデザインで参戦していた。この度第3次Z 時獄編でアニメ三作目のデザインでの参戦が決定した。 |
− | ちなみにアニメ版デザインは主に細部と色程度で大きくシルエットに変遷は無い(最も形状が違うのはリアスカート部辺りであろうか)が原作初期版は大きくデザインが異なり、パワードスーツ的なボディラインをしている他、肩に左右二枚づつ着脱式コンデンサが搭載されているなどもはや別物である。
| + | ちなみにアニメ版デザインは主に細部と色程度で大きくシルエットに変遷は無い(最も形状が違うのはリアスカート部辺りであろうか)が原作初期版は大きくデザインが異なり、パワードスーツ的なボディラインをしている他、肩に左右二枚づつ着脱式コンデンサが搭載されているなどもはや別物である。 |
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| 余談ではあるが、アニメ版の主役機だったのにも関わらず、アニメ未登場の「'''ARX-8 レーバテイン'''」と比べ商品展開が小規模なため、作者やファンにネタにされる事が多々ある。 | | 余談ではあるが、アニメ版の主役機だったのにも関わらず、アニメ未登場の「'''ARX-8 レーバテイン'''」と比べ商品展開が小規模なため、作者やファンにネタにされる事が多々ある。 |
− | もっともこれには、アニメ放映時はキャラグッズ以外の展開自体が小規模であり、二期放映終了後(正確には地上波での放送中)に海洋堂から発売されたリボルテック「レーバテイン」の売れ行きが非常に良かったためにようやくロボ関連の商品展開に熱が入ったという背景がある。そのため火付け役であるレーバテインの方に力が入るのは致し方ないといえるかもしれない。
| + | もっともこれには、アニメ放映時はキャラグッズ以外の展開自体が小規模であり、二期放映終了後(正確には地上波での放送中)に海洋堂から発売されたリボルテック「レーバテイン」の売れ行きが非常に良かったためにようやくロボ関連の商品展開に熱が入ったという背景がある。そのため火付け役であるレーバテインの方に力が入るのは致し方ないといえるかもしれない。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |