差分

61 バイト追加 、 2014年6月21日 (土) 15:49
編集の要約なし
1行目: 1行目:  
== 城崎天児(Amagathu Kizaki)==
 
== 城崎天児(Amagathu Kizaki)==
 
*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]]
 
*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]]
*声優:---
+
*声優:田中正彦
 
*種族:地球人(日本人)
 
*種族:地球人(日本人)
 
*性別:男
 
*性別:男
54行目: 54行目:  
:アニメ版準拠であるため、本人は未登場。久嵩や絵美からその存在が語られるにとどまっている。
 
:アニメ版準拠であるため、本人は未登場。久嵩や絵美からその存在が語られるにとどまっている。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:原作漫画版設定で登場。今回はちゃんとキャラクターとしても登場し、34話「始まりへの加速」では原作漫画版以上の無茶苦茶な暴れっぷりを見せてくれる他、後半では久嵩と再び対話する場面も。
+
:こちらは原作漫画版設定。ボイスは収録されていないものの、今回はちゃんとキャラクターとして登場。第34話「始まりへの加速」では原作漫画版以上の無茶苦茶な暴れっぷりを見せてくれる他、後半では久嵩と再び対話する場面も。
 
:終盤戦では[[リチャード・クルーガー|リチャード]]や[[エンネア]]と共に、UXを導く「意志」の一つとして何度か顔を見せる。
 
:終盤戦では[[リチャード・クルーガー|リチャード]]や[[エンネア]]と共に、UXを導く「意志」の一つとして何度か顔を見せる。
   87行目: 87行目:     
==名台詞==
 
==名台詞==
;「僕は 二番目に絶望した人間」<br/>「そして ナノマシンとマキナを生み出し人類を絶滅に導いた張本人―――」<br/>「僕が 城崎天児だ」
+
;「僕は二番目に絶望した人間」<br/>「そしてナノマシンとマキナを生み出し人類を絶滅に導いた張本人―――」<br/>「僕が城崎天児だ」
 
:「彼方からの接触」にて、ラインバレルの電脳世界に入り込んだ浩一の前に現れて。
 
:「彼方からの接触」にて、ラインバレルの電脳世界に入り込んだ浩一の前に現れて。
;「これが人類(あるじ)を失った 愚かしいほど健気な機械達の末路だ」
+
;「これが人類(あるじ)を失った、愚かしいほど健気な機械達の末路だ」
 
:同話の〆、マキナ同士の戦いを浩一に垣間見せて曰く。
 
:同話の〆、マキナ同士の戦いを浩一に垣間見せて曰く。
;「あ~~~~やっぱりめんどくさいな~~~~」
+
;「あ~~~~、やっぱりめんどくさいな~~~~」
 
:回想シーン、マキナに関する会議に向かう途中のボヤキ。素の天児は結構な面倒がりらしく、この時同行していた加藤は「少しはやる気になってください」と呆れていた。ちなみにこの前の場面でも久嵩に「大事な会議」と言われたのにもかからず「'''相手さん方にとって大事なのであって、僕には大事でもなんでもない'''」と言い返している。
 
:回想シーン、マキナに関する会議に向かう途中のボヤキ。素の天児は結構な面倒がりらしく、この時同行していた加藤は「少しはやる気になってください」と呆れていた。ちなみにこの前の場面でも久嵩に「大事な会議」と言われたのにもかからず「'''相手さん方にとって大事なのであって、僕には大事でもなんでもない'''」と言い返している。
;浩一「じゃあ城崎のお母さんも……」<br/>天児「そう 自殺だったよ」<br/>「この時には まだファクターの概念も存在していなかったからね……どちらにせよ『何もかもが手遅れ』でどうするコトも出来なかったんだ」
+
;浩一「じゃあ城崎のお母さんも……」<br/>天児「そう、自殺だったよ」<br/>「この時にはまだファクターの概念も存在していなかったからね……どちらにせよ『何もかもが手遅れ』でどうするコトも出来なかったんだ」
 
:妻・優子の死の場面にて。'''「何もかもが手遅れ」'''という言葉の意味は、後に浩一自身が明らかにしている。
 
:妻・優子の死の場面にて。'''「何もかもが手遅れ」'''という言葉の意味は、後に浩一自身が明らかにしている。
 
;「人を救うために生み出した僕の技術が愛する人間を死に追いやるなんて……全く想像もしていなかったよ」
 
;「人を救うために生み出した僕の技術が愛する人間を死に追いやるなんて……全く想像もしていなかったよ」
 
:その事態に曰く。全てを終わらせ、全てを始めたのは、一人の人間の想像力のなさだったのだ。
 
:その事態に曰く。全てを終わらせ、全てを始めたのは、一人の人間の想像力のなさだったのだ。
;加藤「無理です! やっぱりこんなコト  自分にはできません!!!」<br/>天児「頼む加藤君… こうするしかないんだ!!」<br/>加藤「……… ですが――」<br/>天児「何時 僕の中でスイッチが入るか分からない 現にこうしている今にも…… …だから固有ナノマシンの移植なんてしている時間は無い!」<br/>「僕が今ファクターになるには こうするしかないんだ!! …分かってくれ…」<br/>加藤「……」<br/>天児「君には残酷なコトを頼んでいるのは分かっている… 本当に申し訳ない…… でも こんなコト キミにしか頼めない」<br/>「僕にはもう絵美とキミしかいないんだ…」<br/>加藤「…… 先生…」<br/>天児「お願いだ加藤君 僕を――僕まで自殺なんかで終わらせないでくれ」<br/>加藤「先生…… 自分は… 自分は」<br/>天児「分かっているよ加藤君 僕ら家族もキミが居てくれたお陰で幸せな時間を過ごせたよ ――本当にありがとう」:加藤との最後の会話。プロトタイプ・ラインバレルの前で辺り一帯が炎に包まれており、足元の家族写真が灰になっていく様が印象的。この会話の直後、言われた通りに射殺するのだがその場面を絵美に見られてしまったコトから真の物語が始まる…。
+
;加藤「無理です! やっぱりこんなコト、自分にはできません!!!」<br/>天児「頼む加藤君…こうするしかないんだ!!」<br/>加藤「………ですが――」<br/>天児「何時、僕の中でスイッチが入るか分からない、現にこうしている今にも……」<br/>「…だから固有ナノマシンの移植なんてしている時間は無い!」<br/>「僕が今ファクターになるには、こうするしかないんだ!! …分かってくれ…」<br/>加藤「……」<br/>天児「君には残酷なコトを頼んでいるのは分かっている…本当に申し訳ない…… でもこんなコト、キミにしか頼めない」<br/>「僕にはもう絵美とキミしかいないんだ…」<br/>加藤「…… 先生…」<br/>天児「お願いだ加藤君 僕を――僕まで自殺なんかで終わらせないでくれ」<br/>加藤「先生……自分は…自分は」<br/>天児「分かっているよ加藤君。僕ら家族もキミが居てくれたお陰で幸せな時間を過ごせたよ。――本当にありがとう」:加藤との最後の会話。プロトタイプ・ラインバレルの前で辺り一帯が炎に包まれており、足元の家族写真が灰になっていく様が印象的。この会話の直後、言われた通りに射殺するのだがその場面を絵美に見られてしまったコトから真の物語が始まる…。
;「――――何故僕が ラインバレルのファクターになったか」<br/>「それは―――世界を 壊すためさ」
+
;「――――何故僕がラインバレルのファクターになったか」<br/>「それは―――世界を壊すためさ」
 
:「世界を壊した男」の締め括りにて。
 
:「世界を壊した男」の締め括りにて。
 
;「…やめろ…やめろォォォォ!!」
 
;「…やめろ…やめろォォォォ!!」
 
:ファクターを求め人の死体をコクピットに詰め込むマキナ達を見て。これを皮切りに、天児はたった一人、絶望的な戦いに身を投じることになる……。
 
:ファクターを求め人の死体をコクピットに詰め込むマキナ達を見て。これを皮切りに、天児はたった一人、絶望的な戦いに身を投じることになる……。
;「全く勘違いも甚だしいなぁ これは僕の戦いだ 君の戦いではない」
+
;「全く勘違いも甚だしいなぁ。これは僕の戦いだ、君の戦いではない」
 
:要領を得ない解答に詰めよる浩一に対して。
 
:要領を得ない解答に詰めよる浩一に対して。
;天児「僕が戦っていたあのマキナ達にファクターは存在しない」<br/>浩一「え? だってマキナには原則があって 人間には危害を加えられないハズじゃ……」<br/>天児「ヤツラは『[[ヒトマキナ|人間]]』だ」<br/>「抑制のために原則を課したがゆえ マキナ達は主を求め自らの存在意義をも求めた……結果マキナの一部が人間になり それこそが―――」<br/>「人類絶滅の真相であり マキナ殲滅の理由だ」
+
;天児「僕が戦っていたあのマキナ達にファクターは存在しない」<br/>浩一「え?だってマキナには原則があって、人間には危害を加えられないハズじゃ……」<br/>天児「ヤツラは『[[ヒトマキナ|人間]]』だ」<br/>「抑制のために原則を課したがゆえ、マキナ達は主を求め自らの存在意義をも求めた……結果マキナの一部が人間になり、それこそが―――」<br/>「人類絶滅の真相であり、マキナ殲滅の理由だ」
 
:マキナとの戦いについて曰く。後にこの話を浩一から聞いた森次は「マキナは機械であり、使ってくれる人間がいてこその存在。ゆえに、マキナの中から主たる人間を造り出そうとした」と推論しているが、「人類絶滅の真相」というフレーズについては未だ不明。人類絶滅とは、自滅スイッチによるものだけではなかったのだろうか……。
 
:マキナとの戦いについて曰く。後にこの話を浩一から聞いた森次は「マキナは機械であり、使ってくれる人間がいてこその存在。ゆえに、マキナの中から主たる人間を造り出そうとした」と推論しているが、「人類絶滅の真相」というフレーズについては未だ不明。人類絶滅とは、自滅スイッチによるものだけではなかったのだろうか……。
;「キミこそいい加減にしてくれ! 青臭い正論ばかり翳して…理想で世界は救えないんだ!!」
+
;「キミこそいい加減にしてくれ!青臭い正論ばかり翳して…理想で世界は救えないんだ!!」
:持論を曲げない浩一に対して。世界に絶望した男にしかし、「正義の味方」は言い返す。「'''理想がなくて世界が救えるか!!'''」
+
:世界に絶望した天児は浩一に対して正義を否定し反論する。しかし持論を曲げない「正義の味方」は言い返した。「'''理想がなくて世界が救えるか!!'''」
;「浩一クン 僕にも……キミが正義の味方であることを望ませてくれないか」<br/>「だから壊してくれ……マキナ達の造った世界を」<br/>「娘を…絵美をよろしく頼むよ」
+
;「浩一クン。僕にも……キミが正義の味方であることを望ませてくれないか」<br/>「だから壊してくれ……マキナ達の造った世界を」<br/>「娘を…絵美をよろしく頼むよ」
 
:浩一に全てを託して、加藤に対しての遺言を預けた後の別れ際……。
 
:浩一に全てを託して、加藤に対しての遺言を預けた後の別れ際……。
;天児「僕は本当に酷い人間だ……皆から沢山のモノを奪っただけでなく 最後に彼の未来まで奪ってしまった」<BR/>ナノ「そうねェ ラインバレルの真のファクターになるってコトがどういうコトか」<BR/>マシン「それを知らずに彼は博士から受け継いでしまったんだからね」
+
;天児「僕は本当に酷い人間だ……皆から沢山のモノを奪っただけでなく、最後に彼の未来まで奪ってしまった」<BR/>ナノ「そうねェ。ラインバレルの真のファクターになるってコトがどういうコトか」<BR/>マシン「それを知らずに彼は博士から受け継いでしまったんだからね」
 
:浩一を送り出した直後。「真のファクター」となったことで、浩一の未来は奪われたという。その意味は……。
 
:浩一を送り出した直後。「真のファクター」となったことで、浩一の未来は奪われたという。その意味は……。
;天児「本当に これで良かったのかな」<br/>優子「これで良かったんですよ」<br/>天児「優子…」<br/>優子「アナタは浩一君に――次の人類に可能性を与えたんですから」<br/>天児「可能性か…でも それは僕も彼から与えられたからだよ …絶望だけだったこんな僕にも彼は与えてくれたんだ」<br/>優子「そうですね」<br/>天児「僕ら大人が希望を持たなければ子どもたちに可能性は生まれない」<br/>「――可能性が失われた世界で人類が救えるワケがない …そんな単純なコトに気づかなかったとはね」<br/>優子「最後に気づかせて貰えたじゃないですか」<br/>天児「そうだね」<br/>優子「今まで本当にご苦労様でした」<br/>天児「うん」
+
;天児「本当に、これで良かったのかな」<br/>優子「これで良かったんですよ」<br/>天児「優子…」<br/>優子「アナタは浩一君に――次の人類に可能性を与えたんですから」<br/>天児「可能性か…でも、それは僕も彼から与えられたからだよ」<br/>「…絶望だけだったこんな僕にも彼は与えてくれたんだ」<br/>優子「そうですね」<br/>天児「僕ら大人が希望を持たなければ子どもたちに可能性は生まれない」<br/>「――可能性が失われた世界で人類が救えるワケがない。…そんな単純なコトに気づかなかったとはね」<br/>優子「最後に気づかせて貰えたじゃないですか」<br/>天児「そうだね」<br/>優子「今まで本当にご苦労様でした」<br/>天児「うん」
 
:浩一を現実に送り返し、朽ちていくアークの中で。絶望の中にようやく希望を見出した男は、妻に手を取られ、今度こそ永久に世界から姿を消した……。
 
:浩一を現実に送り返し、朽ちていくアークの中で。絶望の中にようやく希望を見出した男は、妻に手を取られ、今度こそ永久に世界から姿を消した……。
    
==スパロボシリーズの名台詞==
 
==スパロボシリーズの名台詞==
;「加藤君……」<br/>「ありがとう。君は僕の代わりに、たった一人で戦ってくれていたんだね……」<br/>「でも、もういいんだ。君はもう、十分に戦った」<br/>「忘れるな、加藤君。人は……何度だって、自らの運命を選ぶコトが出来る」<br/>「壊してくれ。マキナ達の造った、かりそめの未来を」<br/>「絵美や、浩一クン達と共に……」
+
;「加藤君…」<br/>「ありがとう。君は僕の代わりに、たった一人で戦ってくれていたんだね…」<br/>「でも、もういいんだ。君はもう、十分に戦った」<br/>「忘れるな、加藤君。人は…何度だって、自らの運命を選ぶコトが出来る」<br/>「壊してくれ。マキナ達の造った、かりそめの未来を」<br/>「絵美や、浩一クン達と共に…」
:43話「特異点」における久嵩との対話にて。[[刹那・F・セイエイ|革新者]]の導きによってかつての助手と再会を果たした男は、彼にもまた望む。かりそめの未来を壊す「正義の味方」であるコトを。
+
:第43話「特異点」における久嵩との対話にて。[[刹那・F・セイエイ|革新者]]の導きによってかつての助手と再会を果たした男は、彼にもまた望む。かりそめの未来を壊す「正義の味方」であるコトを。
 
:台詞の一部は原作で浩一に対して言ったもの。
 
:台詞の一部は原作で浩一に対して言ったもの。
  
匿名利用者