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:そんなマリューをムウは「君だけの責任じゃない。俺も同じだ」と慰めたのだった。
 
:そんなマリューをムウは「君だけの責任じゃない。俺も同じだ」と慰めたのだった。
 
;「ノイマン少尉! 一度でいい、アークエンジェルをバレルロールさせて!」<br />「ゴットフリートの射線を取る。一度で当ててよナタル!」
 
;「ノイマン少尉! 一度でいい、アークエンジェルをバレルロールさせて!」<br />「ゴットフリートの射線を取る。一度で当ててよナタル!」
:第23話。[[マルコ・モラシム]]率いる水中用MS部隊への対抗策として打ち出した戦法は、'''重力下にもかかわらず航行中の戦艦を戦闘機のバレルロールのように一回転させ、上下を逆にすることで水中部隊へのゴットフリートの射線を取る'''という荒唐無稽な奇策であった。重力下であったために当然艦内は大変なことになったが、死角のはずであった艦下に位置取っていた[[グーン]]を捉えることに成功した。
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:第23話「運命の出会い」より。
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:[[マルコ・モラシム]]率いる水中用MS部隊への対抗策として打ち出した戦法は、'''重力下にもかかわらず航行中の戦艦を戦闘機のバレルロールのように一回転させ、上下を逆にすることで水中部隊へのゴットフリートの射線を取る'''という荒唐無稽な奇策であった。重力下であったために当然艦内は大変なことになったが、死角のはずであった艦下に位置取っていた[[グーン]]を捉えることに成功した。
 
;「自分が器じゃないことは、よく解ってるつもりよ」
 
;「自分が器じゃないことは、よく解ってるつもりよ」
 
;「大丈夫よ。解ってるわ。ナタル。いろいろあったけど、貴方にはほんと、感謝してる。貴方なら、きっと良い艦長になるわね」
 
;「大丈夫よ。解ってるわ。ナタル。いろいろあったけど、貴方にはほんと、感謝してる。貴方なら、きっと良い艦長になるわね」
:第33話。軍のあるべき姿を力説した[[ナタル・バジルール|ナタル]]に対してのマリューなりの賛辞であるのだが、この言葉とは裏腹にナタルは[[ドミニオン]]の艦長となってからはマリューの言う「良い艦長」らしき場面は殆どなかった(クルーに身勝手な命令ばかりする[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]がいたり、クルーもアークエンジェルの時は状況が状況とはいえ対応が同じ経験の浅い下士官はおろか学生にも劣る素人同然だったため周りの環境が最悪だったことも原因だが)。
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:第33話。
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:軍のあるべき姿を力説した[[ナタル・バジルール|ナタル]]に対してのマリューなりの賛辞であるのだが…この言葉とは裏腹にナタルは[[ドミニオン]]の艦長となってからはマリューの言う「良い艦長」らしき場面は殆どなかった(クルーに身勝手な命令ばかりする[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]がいたり、クルーもアークエンジェルの時は状況が状況とはいえ対応が同じ経験の浅い下士官はおろか学生にも劣る素人同然だったため周りの環境が最悪だったことも原因だが)。
 
:尤も、ナタル自身も果たして自分が「よい艦長」だったかも疑念を抱いていた。『DESTINY』でも彼女が存命ならば、『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』で実現したように副長としてマリューをサポートしていただろう。
 
:尤も、ナタル自身も果たして自分が「よい艦長」だったかも疑念を抱いていた。『DESTINY』でも彼女が存命ならば、『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』で実現したように副長としてマリューをサポートしていただろう。
 
;「…ザフト軍を誘い込むのが、この戦闘の目的だと言うのなら、本艦は既にその任を果たしたものと判断致します! 尚これは、アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスの独断であり、乗員には一切この判断に責任はありません!」
 
;「…ザフト軍を誘い込むのが、この戦闘の目的だと言うのなら、本艦は既にその任を果たしたものと判断致します! 尚これは、アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスの独断であり、乗員には一切この判断に責任はありません!」
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:『第3次α』ではこの直後にブライトが代わりとなり離脱命令を発した。
 
:『第3次α』ではこの直後にブライトが代わりとなり離脱命令を発した。
 
;「本部の地下に、サイクロプスがあって、私達は…囮にっ…!」<br />「作戦なの!知らなかったのよ!」<br />「だからここでは退艦出来ないわ!もっと基地から離れなくては!」
 
;「本部の地下に、サイクロプスがあって、私達は…囮にっ…!」<br />「作戦なの!知らなかったのよ!」<br />「だからここでは退艦出来ないわ!もっと基地から離れなくては!」
:同話において、絶対絶命の窮地だったアークエンジェルを救ったフリーダムガンダムのパイロット、キラに退艦するように言われたマリューはアラスカ基地の地下にサイクロプスがあるため、基地から脱出しなくてはならないことを訴えた。
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:同話において、絶対絶命の窮地だったアークエンジェルを救った[[フリーダムガンダム]]のパイロット、キラに退艦するように言われたマリューはアラスカ基地の地下にサイクロプスがあるため、基地から脱出しなくてはならないことを訴えた。
 
;「現在アークエンジェルは脱走艦であり、我々自身の立場も定かでない状況にあります。オーブのこの事態に際し、我々はどうするべきなのか、命ずる者もなく、また私もあなた方に対し、その権限を持ち得ません。回避不能となれば、明後日0900、戦闘は開始されます。オーブを守るべく、これと戦うべきなのか、そうではないのか。我々は皆、自信で判断せねばなりません。よってこれを機に艦を離れようと思う者は、今より速やかに退艦し、オーブ政府の指示に従って、避難して下さい。私のような頼りない艦長に、ここまで付いてきてくれて…ありがとう」
 
;「現在アークエンジェルは脱走艦であり、我々自身の立場も定かでない状況にあります。オーブのこの事態に際し、我々はどうするべきなのか、命ずる者もなく、また私もあなた方に対し、その権限を持ち得ません。回避不能となれば、明後日0900、戦闘は開始されます。オーブを守るべく、これと戦うべきなのか、そうではないのか。我々は皆、自信で判断せねばなりません。よってこれを機に艦を離れようと思う者は、今より速やかに退艦し、オーブ政府の指示に従って、避難して下さい。私のような頼りない艦長に、ここまで付いてきてくれて…ありがとう」
 
:第38話。オーブ攻撃前にクルーたちへ向けて退艦の指示と感謝の言葉をかける。部下に向かって頭を下げるという艦長にあるまじき姿だが、それこそが彼女が信頼を勝ち得た証拠でもある。
 
:第38話。オーブ攻撃前にクルーたちへ向けて退艦の指示と感謝の言葉をかける。部下に向かって頭を下げるという艦長にあるまじき姿だが、それこそが彼女が信頼を勝ち得た証拠でもある。
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